2016/03/27 - 2016/03/29
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しんちゃんさん
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倉敷川沿いにたたずむ蔵屋敷。
このようなたたずまいは、江戸時代に入って、幕府直轄地である天領として栄えた頃といわれています。
代官支配を受けて、新田開発による農地の増加、綿花の栽培による商工業の発展により、周辺から多くの人々が流入するようになり、やがて陸路、水路を通じて集荷、搬出が盛んになり倉敷川畔には、富を得た商人たちの蔵屋敷や土蔵が建ち並びました。
明治になると紡績業で再興が図られ、1889年(明治22年)代官所跡に倉敷紡績所が建設され紡績産業が繁栄しました。
そして時は流れ、1973年(昭和48年)には、倉敷紡績工場を改修して観光施設・倉敷アイビースクエアに生まれ変わりました。
今回、散策に便利な倉敷アイビースクエアに宿泊して、江戸時代から明治時代を主とし一部昭和初期にかけての町並みが残っている倉敷美観地区をゆっくり気の向くまま歩いてみました。
一部が適度に観光地化される一方、未だに多くの人々が暮らし自然で魅力的な町並みが顕在していました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
後楽園、岡山城観光を終え、JR岡山駅から電車で約20分のJR倉敷駅で下車。
目指す美観地区は、駅からは南へ徒歩約10分の場所に在ります。
ここは 倉敷美観地区へ通じるアーケード通りのえびす通。
昭和の雰囲気が漂う商店街です。 -
えびす商店街を抜け3分も歩けば、
もうそこは、広範囲にわたって古い商家や民家が残る倉敷美観地区。
1979年に伝統的建造物群保存地区に指定された場所。
特に有名な場所が倉敷川を挟んだこの通りです。
美しい町並みと、川舟流しの情緒ある風景です☆☆☆ -
倉敷川に架かる今橋に佇めば、左手にオレンジ壁の有隣荘が見えます。
白壁の町並みの中にひときわ目立つこの建物は、1928(昭和3)年築で現在の倉敷紡績株式会社(クラボウ)創業者大原孫三郎が別邸として建てたものです。 -
倉敷川を挟んで対側地に見える洋館は、楽しみにしていた大原美術館です。
景観に見惚れ時間を忘れ、気が付けばもう4時になっていました(@_@・小走りで大原美術館へ。 -
大原美術館の開館時間は、まさかの午後5時迄でした。おまけに、明日の月曜日は定休日(-"-)
ゆっくりと鑑賞する予定のはずが鑑賞時間はたったの1時間しかありませんが、少しでも鑑賞できれば良いと思い、共通券を買い入口で荷物を預け、まず本館へ大急ぎ。
※本館 / 分館 / 工芸・東洋館の共通券1300円 -
まるで神殿のような大原美術館本館です。
大原美術館は、昭和5年倉敷の実業家・大原孫三郎が設立したもので、西洋美術、近代美術を展示する私立美術館としては日本最初のものです。
本館展示物は、はるか昔?学生の頃、美術教科書に載っていた見覚えのあるミレーやモネ、セザンヌ、ゴーギャンなど世界画壇の巨匠作品が多数展示されていました。
時計とにらめっこしながら、瞬く間に40分が過ぎました。 -
続いて・・・ 大原美術館・分館へ。
分館は、日本の近代・現代美術を集めた館で、日本洋画家や彫刻などが展示されています。
時間が無くて本館と同じく分館展示品をさらりと見ただけで、じっくり見るには全く時間が足りませんでした。(=_=) -
また、別館には、日本美術や骨董品、中国やオリエントの考古物などが展示されていたようですが、残念ながらここも見る時間が有りませんでした。
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閉館時間午後5時の案内放送があり、心残りで歩み重く分館を出ました。
分館前に、新渓園という感じの良い庭がありました。
作品を見た後の休憩場所に良さそう。 -
大原美術館を出て、再び今橋から眺めます。
1番賑わう通りです。5時を過ぎ2時間前と比べると観光客は少し減って来ましたが、まだにぎわいを見せる美観地区。
今橋に目をやると、美しい菊と龍の彫刻が彫られていました。 -
今橋から川沿いの風景を見ながら、2・3分も行くと、倉敷川に架かる中橋が見えて来ました。
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やがて一艘の小舟が観光客を乗せて近づいてきました。
5時を過ぎこれが最終便のよう。
倉敷川は江戸時代には年貢米を、明治時代には繊維製品を運搬する重要な運河として利用されていましたが、現在運ぶのは観光客となっています。 -
この辺は、広範囲にわたって古い商家や民家が残っています。
住む人の息づかいも聞こえてくるような気がする町並み。 -
さらに進むと、倉敷川沿い白壁の町家をそのままを活かしたギャラリーや喫茶店、土産物店などがあり、観光客が土産を買い求めている姿を目にします。
船着き場には営業を終えた川舟が停泊しています。
夕暮れ時が近づいて来たので散策は明朝ゆっくりする事にして、倉敷川通りの道を左折し宿へ向かいます。 -
pm6:20 今宵の宿、倉敷アイビー・スクエアに到着。西門から入ります。
倉敷紡績の工場だった場所に、1973年(昭和48年)に改修されて、記念館、工房、ミュージアムなどを集積した複合観光施設となっています。
「近代化産業遺産」に認定されています。 -
ホテルは明治から昭和にかけ紡績機が稼動していたノコギリ屋根の工場8棟を上下に分けて2階建てとし、それぞれを仕切ってツインの部屋から4人用のデラックスな部屋まであわせて161室をつくりだし、ホテルとして生まれ変わりました。
こちらのフロントロビーで、チェックイン手続きします。 -
今宵のツインの部屋です。
日本旅行のJR+宿のセットプランをネットで予約。倉敷美観地区にありながらお手頃価格だったので、見ての通り部屋はすごく狭い。
しかし 24時まで入れる人工温泉(準天然光明石温泉)の大浴場があったので良かったです。
夕方、寝る前、朝の計3回利用し旅の疲れを癒しました。 -
夕闇に包まれた倉敷アイビースクエア
敷地のほぼ中央に位置する中庭広場です。 -
西門から出て、美観地区の夜景を見にちょっとお散歩。
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観光客が減り、しずかな美観地区の夜景。とてもキレイ
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明るい昼間とは又違った趣があります。
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AM7:00
倉敷アイビースクエアに宿泊したのは、ゆっくり、じっくり美観地区を散策したいためで、早速散歩に出かけます。
アイビースクエアの正門玄関から出ます。 -
広い敷地の中央にある中庭広場。美しい赤レンガは見応えあります。
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代官所跡に建つ倉敷アイビースクエア。
記念碑や井戸など数々の物が歴史を今に伝えています。 -
ツタ(=アイビー)のからまる壁。
蔦が萌え出ようと待ち構える4月の情景です。
赤レンガを覆うこの蔦は、紡績工場であった頃、工場内部の温度調節の為に植えられたようです。 -
では、アイビースクエアを出てこれから、
美観地区を散策。
まだ街が目覚めていない時間に散歩するのは気持ちが良いものです。 -
開店前ですが、何のお店でしょうか?
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人通りのない、路地を歩いてみます。
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路地に入ると、両側とも白壁土蔵のなまこ壁に格子窓。
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しずかな裏通りは、風情がちがいます。
これぞ美観地区って感じですね。 -
この辺は、道幅が狭く車は入れそうに無い細い路地になっています。
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路地を出て広い通りに出てきました。ここは倉敷物語館です。
東大橋家住宅を整備し、倉敷美観地区の新しい観光・文化交流拠点として多目的ホールや展示室、休憩室など設けられている施設です。無料のようです。 -
この建物は、大原美術館の前、倉敷川に架かる今橋を渡ったところにある、大原家住宅です。
江戸時代後期のこの地方の代表的な町屋の一つで、国の重要文化財に指定されています。 -
大原家住宅から見る、大原美術館。
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左の建物は、倉敷館です。
1916(大正5)年築で、国登録有形文化財になっています。 -
倉敷館
旧・倉敷町役場で 現在は観光案内所、休憩所として使われています。 -
倉敷川にかかる中橋。石造りの太鼓橋になっていて、その下を船が通れるように作られています。
明治10年にできたもの。 -
中橋からの美しい風景。
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振り返り、倉敷考古館がある方を撮影します。
倉敷川に架かる橋の中で、中橋から記念撮影をする人がたくさんいます。 -
倉敷考古館
江戸時代の米蔵を改築して誕生した博物館。吉備地方の出土品など展示しています。 -
明治時代に作られた土蔵を改装して開館した、倉敷民藝館。
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川面に映る柳並木
柳の葉はまだ出始めです。 -
美観地区のメインストリート
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備前焼の店
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星野仙一記念館
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倉敷市の児島地区は、デニム生地の生産が盛んなようです。
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水門がある高砂橋。
賑やかなのは高砂橋辺りまでで、倉敷川の両側を歩いて一周しても、さほど時間は掛りません。 -
さらに倉敷美観地区をぶらぶら歩いていると、トンネルが見えてきました。
後で分かったのですがトンネルの上に見えているのは、鶴形山の鐘楼だったようです。
左横にお寺があるようなので、行ってみます。 -
やや急な階段をのぼると、観龍寺というお寺に到着。
右側に少し見えるのが鶴形山の鐘楼です。
左側の鴨居に槍の突きあとがあり、案内板に 倉敷騒動史蹟のことが記されています。 -
倉敷騒動史蹟
慶応2年4月10日立石孫一郎の率いた長州からの一隊は代官所を襲撃、観龍寺に陣屋を設けて物資を調達した。
山門左側小門の鴨居にある槍の突きあとはその史蹟として現存している。 -
観龍寺・鐘楼
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観龍寺を過ぎ、禁門鳥居をくぐり、西参道より阿智神社を目指します。
美観地区の背景となっている鶴形山は、標高約35mの小高い丘で 公園として整備されています。木々が生い茂り散歩するには最適な場所です。 -
阿智神社・隋身門
阿智神社に登る石段には、それぞれ縁起の良い名前が付けられています。
隋身門の33段の厄除け段下から撮影。 -
阿智神社・本殿
1620年頃(元和年間)に建てられた本殿。 -
天津磐境(あまついわさか)
本殿西側にある、鶴組石と亀組石が配置された磐境です。
神社庭園としては日本最古の遺構とされている古代庭園です。
説明文・・・応神朝に朝鮮半島より渡ってきた漢の霊帝の曾孫、阿知一族は「石」「鉄」「織」等の先進文化を担う技術集団として吉備国の繁栄の礎を築き、 当時島(亀島)であったこの場所へ神々の天降られる斎場として 日本最古の蓬來様式(ほうらいようしき)の古代庭園を造ったと伝えられています。 -
注連縄
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阿智神社・絵馬殿
拝殿向かって左手にある絵馬殿。
ここから市内を一望でき、撮影スポットになっているようです。 -
鶴形山の山頂にある、阿智神社のご朱印を頂く。
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観龍寺を過ぎ、西参道より阿智神社の方へ歩きましたが、東参道から阿智神社へ行くには、この88段ある米寿坂から上ります。
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本通り商店街にある、中国銀行倉敷本町支店
1922(大正11)年築で、大原美術館と同じく、薬師寺主計の設計のルネッサンス風の円柱やドーム型のステンドグラスが印象的で、現在も営業中です。
国登録文化財です。 -
かつてこの一帯が船着場であったなごりの石段が残されており、その上には神様が祀られています。
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倉敷川に面した場所以外も、広範囲にわたって古い町並みが残っています。
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一部が適度に観光地化される一方、未だに多くの人々が暮らしているのが自然で魅力を感じます。
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「和」と「洋」「レトロ」と「モダン」が絶妙に融合し、独特な落ち着きを見せる美観地区をあっちこっちウロウロして、アイビースクエアに戻って来ました。
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倉敷アイビースクエア内も結構広い。
ホテルのほか、近代絵画を展示する「アイビー学館」、倉敷紡績の歩みを紹介する「倉紡記念館」工房、ミュージアムなどを集積した複合観光施設。
では、倉敷アイビースクエア内を周ってみます。 -
アイビースクエア内にある、チャペル。
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南庭から見えるのが幹周り3mを越すメタセコイヤの木。
これも工場とともに残された貴重な遺産で、秋には蔦とともに美しい黄色に紅葉するそうです。 -
倉紡記念館に入ります。
1969年(昭和44年)にクラボウ創立80周年の記念事業として設立されました。
元々は社員の教育の一環として設立された記念館ですが、1971年(昭和46年)から一般公開されるようになりました。 -
わが国で古くから使われていた手織機(てばた)が展示。
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棟方志功が昭和19年、工場の礼法室の襖に描いた書画です。
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消防用蒸気ポンプと消防器具。
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初代社長・大原考四朗。
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クライトン・・・混綿工程の一部。イギリスプラット社製(1906年)
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児島虎次郎記念館は休館日でした。
大原孫三郎の援助で絵画の買い付けにいっただけでなく、画家としての顔もある児島虎次郎の作品が展示されていましたが残念。 -
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倉敷アイビースクエアのシンボルでもある赤レンガと蔦は、紡績工場であった当時、 大原孫三郎の「自然と調和しながら健康的な労働環境を」という信念の基に植えられたそうです。
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夏は赤レンガに覆い茂り暑さから守り、冬は落葉して赤レンガに外気を当て、 内部の温度調節を蔦が見事に果たしています。
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桜も春の目覚め
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中庭広場にある睡蓮の池の前を通り、部屋に戻ります。
フランス・ジヴェルニーにあるモネの日本庭園から株分けされた水連の池というので、見ましたが葉も見られませんでした。
歩き疲れたので部屋で足を休め、9時頃チェックアウト。 -
軽く何か食べようと、駅前商店街にある「ふるいち」でぶっかけうどんを食べました。
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小さな店内に入ると1席だけ空いているだけで混んでいました。後から来た人は2階席に案内されていました。
冷たいぶっかけうどんを注文。
麺にコシがあり美味しかったです。
食べ終えてから倉敷駅前まで歩き、その後バスに乗り倉敷郊外にある瀬戸大橋温泉へ向かいました。
***続きは、倉敷の瀬戸大橋温泉で食・観・湯を楽しむ☆☆〈4〉2泊3日岡山の旅です。
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