漆黒の天守＊岡山城☆☆☆〈2〉　2泊3日岡山の旅　

2016/03/27 - 2016/03/29

岡山城は天下人となった豊臣秀吉に身内並みに可愛がられた宇喜多秀家が、8年の歳月を費やし、慶長２年（１５９７）に完成した名城。
天守閣の壁に黒漆塗りの下見板を取付けているのが特徴で、後の時代には「烏城」とも呼ばれたという。
しかし、宇喜多秀家は関ヶ原の戦いで敗れ流罪。その後小早川秀秋が城主となり拡張が行われた。秀秋の急死後は池田家が藩主として明治維新に至るまで岡山の町を治めた。
三層六階建ての望楼形天守閣で、昭和２０年の空襲で国宝であった天守閣は焼失、昭和４１年に再建されています。

＊＊＊＊＊では、後楽園に続いて岡山城を巡ります。

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

旭川に架かる月見橋を渡ってすぐ岡山城への入口になる門の
『廊下門』が見えてきました。
戦災に遭ったため、昭和４１年鉄筋コンクリート造りで再建された建物です。

『月見櫓』
岡山城には、かつて天守のほか34基の櫓があったが、現在では二基の櫓が残っているだけです。
もうひとつは、旧内山下小学校内の西の丸「西手櫓」
いずれも重要文化財。

廊下門をくぐり先を進みます。
天守閣が昭和４１年に鉄筋コンクリート造りで再建されたため、礎石だけを移動して、
元の通りの配置で展示されています。

宇喜多秀家時代の石垣が地下から発見され、一部展示されています。
江戸時代に改造した時に埋められてしまったそうです。
石垣は野面積みだったようです。

不明門（あかずのもん）
本段には藩主が日常生活を営む御殿があり、入ることができるのは限られた身分の人でだけでした。門は閉ざされている事が多く、そのために付いた名前です。

不明門を通り抜け、石段を上りきった天守閣のある「本段」に行く通路を進みます。

本段にある、六十一雁木上門。

青い空に漆黒が映えて、毅然たる美しさを誇る岡山城です☆☆☆

岡山城は、三層六階の堂々たる望楼形の天守閣で、織田信長の安土城天主閣を模して築かれたと伝えられ、全国的にも珍しい不等辺五角形の天守台をしています。

天守閣を建てるための天守台は、岡山城では石垣で造られています。

なので、天守閣入口の石垣部分が地階になります。

イベントが行われています。

着付け体験が無料で出来るようです。

地階にある入り口で入場料300円を支払い入城します。

では、階段ではなく楽なエレベーターで５階へ。
５階からは後楽園と岡山市街を360度一望できます。

金鯱の写真を撮るなら、後楽園と旭川をバックに5階からがオススメです。

また、本丸の北面〜東面を旭川の流れを変えて巡らせお堀の役割を持たせた様子がよく分かります。

眼下に見える、旭川に架かる月見橋。

５階の展示は、戦国乱世の備前を武力統一した実力者・宇喜多直家の歩みを紹介していました。
また、１階は備前焼工房や土産物屋、２階は城の歩み池田時代の資料、３階は宇喜多、小早川時代の歴史資料などを展示しています。

午後２時になりお腹も空いたので岡山城を出ます。
後楽園から月見橋を通り岡山城へ向いましたが、帰りは月見橋を渡らずに真っ直ぐに旭川に沿って進みます。

川沿いのハナモモが満開です。

岡山城から徒歩１８分。
調べておいたやまと食堂にやって来ました。
何度か訪れたという人に聞くと、いつも１時間待ちは当たり前。だとか・・
時間をずらしたのが良かったのか、２０分待ちだけで店内に入られました。

午後2時。やまと食堂は、デミかつ丼で有名な店と言う事で、ほとんどの人が食べていた、半デミかつ丼と半ラーメンを注文。遅い昼食です。

食事を終えて、路面電車で岡山駅まで戻り、その先は電車に乗り倉敷まで行きました。そして美観地区にあるアイビースクエアに宿泊します。

＊＊＊この続きは
時代を越えて伝えられる風景に出会える町：倉敷美観地区☆〈3〉　2泊3日岡山の旅です。最後までご覧いただき有難うございます。