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吉備の国が備前、備中、備後、美作の国に別けられて以来、吉備津彦神社は備前の一宮(岡山市一宮)、吉備津神社は備中の一宮(岡山市吉備津)として現在にいたっています。<br />どちらも吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀っています。<br />吉備津彦命とは孝霊天皇の第三皇子で、当時吉備地方を支配していた豪族温羅(うら)一族を攻め滅ぼした人物・・この討伐の伝承が桃太郎の元になったとも言われています。<br />****<br />吉備津神社へお参りした時に見た、「一方の神社だけにお参りするのは‘かた参り’として、両宮にお参りする習わしがあったともいわれています」という文章が目に止まり、帰宅するまで時間の余裕が有るので、JR吉備津駅から1駅の一宮駅で下車し、吉備津彦神社を訪ねました。<br />吉備津神社とは1字違いの神社ですが、行ってみると雰囲気が随分違いました。<br />   ***では、ご覧いただければ嬉しく思います。<br /><br />

備前の一宮*吉備津彦神社も参拝して‘両宮参り’〈6〉 2泊3日岡山の旅

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2016/03/27 - 2016/03/29

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しんちゃん

しんちゃんさん

吉備の国が備前、備中、備後、美作の国に別けられて以来、吉備津彦神社は備前の一宮(岡山市一宮)、吉備津神社は備中の一宮(岡山市吉備津)として現在にいたっています。
どちらも吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀っています。
吉備津彦命とは孝霊天皇の第三皇子で、当時吉備地方を支配していた豪族温羅(うら)一族を攻め滅ぼした人物・・この討伐の伝承が桃太郎の元になったとも言われています。
****
吉備津神社へお参りした時に見た、「一方の神社だけにお参りするのは‘かた参り’として、両宮にお参りする習わしがあったともいわれています」という文章が目に止まり、帰宅するまで時間の余裕が有るので、JR吉備津駅から1駅の一宮駅で下車し、吉備津彦神社を訪ねました。
吉備津神社とは1字違いの神社ですが、行ってみると雰囲気が随分違いました。
   ***では、ご覧いただければ嬉しく思います。

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • JR吉備線の吉備津駅から1駅、備前一宮駅で下車。<br />吉備津彦神社を訪ねます。<br />徒歩3分で大鳥居と参道が見えてきました。<br /><br />所在地は岡山市北区一宮1043

    JR吉備線の吉備津駅から1駅、備前一宮駅で下車。
    吉備津彦神社を訪ねます。
    徒歩3分で大鳥居と参道が見えてきました。

    所在地は岡山市北区一宮1043

  •  日本一の唐獅子です。

    日本一の唐獅子です。

  • 吉備津彦神社は、夏至の日に鳥居の真正面から太陽が昇り、神殿の鏡に日の光が入ることから、別名『朝日の宮』と呼ばれるパワフルな神社です。<br />

    吉備津彦神社は、夏至の日に鳥居の真正面から太陽が昇り、神殿の鏡に日の光が入ることから、別名『朝日の宮』と呼ばれるパワフルな神社です。

  • 鳥居をくぐり、参道を進むと、左右に亀島・鶴島神社がある。

    鳥居をくぐり、参道を進むと、左右に亀島・鶴島神社がある。

  • 亀島神社(かめしまじんじゃ)<br />神池に浮かぶ亀島に鎮座する水の女神様です。<br />御祭神 は 市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)<br />

    亀島神社(かめしまじんじゃ)
    神池に浮かぶ亀島に鎮座する水の女神様です。
    御祭神 は 市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)

  • 亀島周囲にはその名の通りたくさんの亀が生息しています。

    亀島周囲にはその名の通りたくさんの亀が生息しています。

  • 大燈籠<br />神門脇には、高さ11.5m.、笠石8畳の日本一大きな燈籠があります。<br />

    大燈籠
    神門脇には、高さ11.5m.、笠石8畳の日本一大きな燈籠があります。

  • 文政13年(1830年)から安政4年(1857年)の27年にも渡り寄付がよせられ、安政6年(1859年)に天下泰平を祈願して建立されたものです。<br />6段づくりの石段には1670余名の奉納者名が刻まれています。

    文政13年(1830年)から安政4年(1857年)の27年にも渡り寄付がよせられ、安政6年(1859年)に天下泰平を祈願して建立されたものです。
    6段づくりの石段には1670余名の奉納者名が刻まれています。

  • さざれ石

    さざれ石

  • 天満宮<br />学問の神さま菅原道真は、901年太宰府に赴かれる道中立ち寄ったという由縁があり、古くから境内に天満神社が建てられている。

    天満宮
    学問の神さま菅原道真は、901年太宰府に赴かれる道中立ち寄ったという由縁があり、古くから境内に天満神社が建てられている。

  • 随神門(ずいじんもん)<br />元禄10年(1697年)池田綱政公が造営したもので二柱の門番の神様がお祀りされています。

    随神門(ずいじんもん)
    元禄10年(1697年)池田綱政公が造営したもので二柱の門番の神様がお祀りされています。

  • 平安杉<br />この大杉に龍の宿る・・・という伝承があり、吉備津彦神社のシンボルです。

    平安杉
    この大杉に龍の宿る・・・という伝承があり、吉備津彦神社のシンボルです。

  • 樹齢千年以上の古木。

    樹齢千年以上の古木。

  • 階段を上ると社殿。<br />社殿は、拝殿・祭文殿・渡殿と並び、後方には、御垣で囲まれた広い場所があり、<br />その中央に瑞垣に囲まれた本殿がある。

    階段を上ると社殿。
    社殿は、拝殿・祭文殿・渡殿と並び、後方には、御垣で囲まれた広い場所があり、
    その中央に瑞垣に囲まれた本殿がある。

  • 拝殿<br />

    拝殿

  • 拝殿の額には、一品一宮(いっぽんいちのみや)と書かれている。

    拝殿の額には、一品一宮(いっぽんいちのみや)と書かれている。

  • 拝殿<br />御祭神は吉備津神社と同じく、大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)

    拝殿
    御祭神は吉備津神社と同じく、大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)

  • 拝殿

    拝殿

  • 現存の本殿は寛文8年(1668年)岡山藩主、池田光政公が造営に着手し<br />その子、綱政公の元禄10年(1697年)に完成した。・・と書かれています。<br />拝殿の奥に配置されています。

    現存の本殿は寛文8年(1668年)岡山藩主、池田光政公が造営に着手し
    その子、綱政公の元禄10年(1697年)に完成した。・・と書かれています。
    拝殿の奥に配置されています。

  • 祭文殿(さいもんでん)<br />祭典や御祈祷を行う御殿。<br /><br /><br /><br /><br />

    祭文殿(さいもんでん)
    祭典や御祈祷を行う御殿。




  • かわいらしい絵馬。<br />さすが岡山だけあり、桃がモチーフです。<br />

    かわいらしい絵馬。
    さすが岡山だけあり、桃がモチーフです。

  • 後ろに吉備の中山が見えます。

    後ろに吉備の中山が見えます。

  • 15:30<br />参拝を終え備前一宮駅へ向いJR吉備津線で岡山駅まで。<br />岡山駅から新幹線に乗り新大阪駅へ。その先新快速で最寄駅まで乗り帰宅。<br /><br />初めての岡山の旅、天候に恵まれ、また1つ想い出深い旅が出来ました。<br />次回は美作三湯の名湯でゆっくり寛いでみたいものです。<br />   ****最後までご覧いただき有難うございました。<br />

    15:30
    参拝を終え備前一宮駅へ向いJR吉備津線で岡山駅まで。
    岡山駅から新幹線に乗り新大阪駅へ。その先新快速で最寄駅まで乗り帰宅。

    初めての岡山の旅、天候に恵まれ、また1つ想い出深い旅が出来ました。
    次回は美作三湯の名湯でゆっくり寛いでみたいものです。
       ****最後までご覧いただき有難うございました。

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