【支払金額を全部表示してみました】台湾の高雄で予想外なことがいろいろ（前半は85 Sky Tower Hotel君鴻國際酒店編）

2016/03/10 - 2016/03/14

「支払金額を全部表示してみました」シリーズ、4度目の台湾は初めての高雄です。ホテルと部屋にこだわる妻と飛行機にこだわる夫が、限られた休暇日程と予算、つたない英語力で今回も個人手配旅行しています。いつもならビーチリゾートで観光もなくホテルでまったり夫婦が、今回は台湾高雄でいろいろ歩いて食べてでトラブル発生。過ぎてしまえばいい思い出ですが、なんと旅行後まで続きました。寒い日本から温かい所へ行きたいと言って主人が選んだ高雄でしたが、半袖を用意したのに天気は曇りや雨で毎日長袖着用です。気温がそれほど変わらないなら台北の方が私はまだ行きたいところがいっぱいあったのにと思っていましたが、意外にも高雄の町は台北に比べてこじんまり・のんびりでゆるさ加減が良かったところもありました。
漢字の変換ができない字については●になっています。一部（）内で編とつくり等で漢字説明してみました。

旅行記前半　1〜3日目　85 Sky Tower Hotel　君鴻國際酒店　2泊
後半3〜5日目　The Ambassador Hotel　高雄國賓大飯店　2泊

3/10（木）
成田14：50→高雄18：20　チャイナエアライン103便
自強夜市の名家潮洲手工●（蝕の左側+昆）飩麺でワンタン麺の夕食。正牌白糖●（米+果）と東港旗魚黒輪で外帯。

3/11（金）
ホテル朝食後、呷百二にてお土産の鳳梨酥購入。
蓮池潭の龍虎塔まで散策。信賓蛋●（米+羔）麺包のシュークリームで休憩。
左脚右脚で全身マッサージ、軽食サービス付き。
老牌白糖●（米+果）で揚げ餅を買い食い。
大園百貨の地下で方師傳點心坊の羅宋パンを購入。
六合夜市で方記水餃と酸辣湯、鄭老牌木瓜牛乳でパパイヤミルク。

3/12（土）
朝食後ホテルチェンジでThe Ambassador Hotel　高雄國賓大飯店へ。天気が良かったのでフェリーで旗津観光へ。写真は愛河岸にある高雄のゆるキャラ高雄熊で、丁度85スカイタワーホテルがクマの右手先に見えたのでパチリ。
戻って永和小龍湯包で小龍包と阿婆仔冰でマンゴーかき氷と紅豆かき氷。
老周記焼肉飯で夕食、大●（号の上の口なし）又胖●（石+炭）●（火+考）三明治で炭焼きサンドイッチを外帯して愛河の夜景散策。

3/13（日）
お昼は金温州●（蝕の左側+昆）飩大王でワンタンを、高雄婆婆冰で紅豆ミルクかき氷の後、快楽脚養生館でフットマッサージ。
夕食は●（登+郎の右）師傳滷味で小皿料理を選んで満腹に。

3/14（日）
昨夜の夕飯を食べ過ぎて私一人体調を崩し、帰国日の朝食、空港ラウンジ、機内食はほとんど食べることができず。
高雄空港アナウンスで主人の名前が呼ばれるトラブル発生。原因は恥ずかしくてここには書けず、旅行記最終日に記載。
More Premiun　Loungeで生ビールやハーゲンダッツアイスをいただき、マッサージチェア使用。

そして帰国後なんと主人は帯状疱疹になってしまい。今回の旅行は私達にしては活動的だったのがストレスだったのでしょうか。いろいろ反省して次の旅行に活かしたいと思います。

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回旅行先が高雄になった経緯は・・・
暖冬だった東京ですが1月後半になると急に寒くなり、暖かい所へ行きたいと主人が言いだしました。12月にフィリピンのセブとパングラオ島へ行ったばかりですが、1年前に退職した私はいつでもOKなので賛成。主人が調べたコタキナバルは思いもしない候補地で、シャングリラは2軒あるものの家族連れや中国人が多そうでオラウータンには興味がないし。コタキナバルならフィリピンのエルニドがすぐ近くにあってこっちのリゾートに行きたい、または寒いけど台北でまた温泉に行きたいと言ったら、主人から高雄がいいと言われ。リゾートでまったりが好きな夫婦ですが、4年前に初めて台北へ行きのんびり街歩きが気に入り年1回訪問。まだまだ台北で行きたいところがある妻はまた台北へ行きたいと思っていたのですが、主人は台北以外の地方にも行きたいと言っていました。しかし、地方は周遊と勝手に想像していた妻だったのですが、ピンポイントで高雄滞在往復の提案です。4トラでどんな町かと調べたら、「龍の口から入り、虎の口から出てくることにより、自分のこれまでの悪行が清められるといわれる龍虎搭」（写真）の記載あり。これは行かなくてはと目的地に決定です。

旅行時期とフライトの経緯は・・・
今年は2月8日が旧正月なのでそれを避けて2月下旬で土日挟んで4日間で検討すると主人から3月で5日間の指示あり。高雄はLCCもあり、ホテルも台北に比べると安いと喜んで調査。いよいよLCCデビューでこれから航空券代を安くして旅行回数を増やすことを目論んで、タイガーエアやバニラのHPで料金体系や空き状況を確認。しかし、週末のいい時間帯のフライトや荷物あり、少しいい席で食事付にすると値段は当然上がる訳で。結局主人が見つけてきたイーツアーのチャイナエアラインがチャイナのHPより安く、計算したLCCより一人1万円ちょっと高かったのですがやっぱりフラッグキャリアで3/10出発で2/1に航空券を購入しました。
ツアーですともっとお得な料金があるのですが、泊まりたいホテルや部屋のクラスにこだわるツアーがなく、あったとしても個人手配より高額になるのでやめました。
写真はこれまた高雄では有名な高雄地下鉄の美麗島駅構内のカラフルなステンドグラスです。

私のこだわりであるホテルと部屋の経緯は・・・
いろいろ調べてホテルをいくつか選択しましたが、高雄はクラブラウンジが充実しておらず。眺めのよい部屋が売りのようで、どこにしようか迷っていると2月に入って120円から112円まで円高になってきたのでもっと料金が安くなるかもと様子見。2月6日に高雄で地震が発生し（これが一番の想定外でした。）、台南のビル崩壊のニュースあり。旅行中止もあるかもとホテルキャンセル料を発生させないように予約をしないで状況を見ていたのですが、それが裏目になってしまいました。泊まりたかった85 Sky Tower Hotel　君鴻國際酒店はエグゼクティブ以上の部屋だけでなくどの部屋も出発間際にはホテルHPや各予約サイトで満室状態になってしまうという予想外のことが。原因はホテル目前の高雄展覧館で国際ボートショーが3/10〜13開催（写真）だったことがチェックイン時に判明。出発4日前にダメモトで台北ナビでリクエストベースで3/10から2泊の依頼をしてやっと２日前にDeluxe Twin Seaviewの部屋を押さえました。チェックイン時にエグゼクティブ以上の部屋が空いていないか再度確認しても全くなくてやむなくそのままです。
教訓：泊まりたいホテルの部屋があったら、少しぐらい高くても早めに予約する。→当たり前のことですが、優柔不断な私は様子見でときどき希望の部屋の予約が取れなかったことがあります。何度も行く所なら次回訪問時に滞在でもよいですが、再訪予定がない地やそのホテルがあるからその地へ行く場合には、やはり飛行機+ホテルの予約を同時に済ませるべきでした。

高雄宿泊後半はThe Ambassador Hotel　高雄國賓大飯店（写真はこのホテルロビーにある高雄のゆるキャラ高雄熊）のDeluxe　Harbour View Twin BedをAgodaから出発2日前に予約しました。実は泊まりたいホテルが3軒あり、主人に2泊+1泊+1泊を打診するも反対され、やむなく各2泊の2軒にしぼった形です。ここは、B級グルメが集まる鹽●（土+呈）埔駅に歩いて行けること、愛河の夜景がきれいというので決めました。ちなみに泊まりたかったもう1軒は高雄寒軒国際大飯店のパノラミックキングの3面ガラス窓の部屋。近くにパン職人世界一のお店があるも、ベッドが1つしかないのと町の東側でちょっと不便かもと今回敬遠しました。
主人が探してきたのはカインドネスホテルキシーアン。ここは六合夜市のそばで朝食だけでなく夕食も軽食付き。1Fにアイスやドリンク、セルフ自動洗濯乾燥機無料ありと聞いて安くていいかもと思ったら、団体学生利用にぶつかるとにぎやかというクチコミをみてやめました。

2016年3月10日（木）１日目
午後のフライトなので早めのお昼を食べてから11時に自宅出発です。時間があるのでスカイライナーでなく特急でもいいかもねと言っていたのですが、丁度11：45日暮里発があったので結局いつもどおりスカイライナー利用になりました。平日昼間でも結構利用客がいますが、やっぱり36分と早くて乗り心地良し。

チャイナエアラインがある空港第２ビルで下車。成田第二ターミナルの３Ｆ国際線出発ロビーのチェックインカウンターＱ手前にあるＪＡＬエービーシーに寄って、トランクを引き取ります。今回もＭＵＦＧカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの手荷物空港宅配サービスを利用しました。一人トランク1個無料なのでいつもは夫婦で2個利用していますが、今回は荷物が少ないので二人で1個のみ。ほんと、このカードにしてからは前日自宅に取りに来てもらい、帰りも無料で届けてもらって便利です。コート（防寒具）預かりサービスも無料ですが、こちらはまだ利用していません。

チャイナエアラインのＨカウンターへ行くと、丁度台北行きと高雄行き受付中で行列でした。私達はエコノミーですがＷｅｂチェックイン済みなので、ビジネスクラスレーンに並ぶよう言われてあまり待たされずにすみ、トランクを預けて終了。
4階へあがり、IASS EXECUTIVE LOUNGEへ。Priority Passで利用できる無料ラウンジは、成田空港第1ターミナルならKAL BUSINESS CLASS LOUNGEがありますが、第2ターミナルだと出国前のラウンジ2つしかありません。IASSはアルコールが1杯無料なのでこちらに立ち寄りました。柿ピーとソフトドリンクしかないのですが、なんと隣の老夫婦は稲荷寿司を持ち込んで食べていました。にぎやかなおばさん二人組はビールのおかわりをしたところ有料とわかり出て行ったため静かになり、主人は無料Wi_fiで情報収集、私はノート書きで時間をつぶしました。

1時間前にはラウンジを出て、出国手続きへ。今回は時間もあるので自動化ゲートの登録をしようと主人に提案しました。登録しておけば夏休みの混雑時に並ばなくてすむとわかっているのですが、いつもは出国後のラウンジに少しでも早く行きたくて見送っていました。右奥の登録場所にて申請書を記入。パスポートと申請書を渡し、機械に両手人差し指をのせて指紋提供、登録済のスタンプが押されたパスポート返却です。主人が登録している間、この登録方法を旅行記でもっとＰＲしようと手続きの説明が書いてある机を撮影したら、別の係員から写真撮影禁止なのでデジカメのデータを後で削除するよう注意を受けてしまいました！ここでは写真撮影禁止とは知っていたのですが、人の顔が映っていなくてもダメだったのですね。恥ずかしい失敗です。係りの人からはかわりに説明書類をいただきました。
出国はパスポートの顔写真のページを開いて読取装置にかざし、両人差し指をのせて終了です。自動化ゲートを利用すると出国・入国のスタンプが押されないため、出国時は一番端の事務室にまわって押してもらいました。
帰国時は到着した飛行機から出てきた旅行者で入国審査が行列でしたが、私達はがらがらの自動化ゲートでスムーズに終了。スムーズすぎて入国スタンプを依頼するのを忘れてしまいました。
搭乗口は86で左奥で遠く。写真が乗り込む飛行機ですが、いつもより小さいです。

元モノレールの動く歩道を歩いて移動中に14：20搭乗開始のアナウンスがあり、搭乗口に到着したらすでに乗り込んでいるようで待合室はがらがらでした。機内に入ると少し空席あり。3-3シートで、私達は22Ｊ22Ｋでしたが、通路側が空席だったのでトイレ移動に気をつかわずにすみました。
飛行機が小さいせいか個別ＴＶ画面なくてがっかり。英語と中国語だけでも映画が見れればと思っていたのに、まさかの頭上画面（写真）でよく見えず。調査不足でした。これじゃあLCCと同じではと私が言うと、シートピッチが違うと言っていた主人は持参した映画を見ていました。

成田14：50→高雄18：20　チャイナエアライン103便
イーツアーで2/1予約。
航空券25,680円+燃油サーチャージ1,600円+空港使用料2,160円+入国管理税1,970円+手配料金1,080円＝32,640円/一人なので、合計65,280円。
値段も選択基準になりますが、フライトの時間も考慮して今回チャイナを選びました。ところで、インターネットで料金比較しますが、どうして全部払わなければならないのに総合計金額での表示に統一してくれないのでしょうか。ホテルの方は税・サービス料金がこれだけかかると最初の画面で別表記する予約サイトが出てきましたが、飛行機もホテルもすぐに比較できるよう総合計もしくは別途必要料金を最初の画面で表示してほしいなと思っています。
今回はLCCデビューできませんでしたが、次の台湾でこそ荷物を少なくしてLCCを利用してみます。
飛び立ってからは雲の上で、富士山が見えるかものチャンスにかけて右側窓際の席を押さえたのに、富士山どころか景色は全く見えず。フライト画面もないので今どこをとんでいるのかもわかりません。

主人は出発して30分で機内食と言っていましたが、出てきたのは1時間過ぎていました。それも、先に料理がサービスされ、その後におつまみなしのドリンクサービスのワゴンがまわってきます。先にドリンクとおつまみのあられ、それから食事提供ではなかったのかと利用したチャイナの記憶を思い出そうとしたら、2回ともビジネスだったので比較にならず。
私は写真のチキンカレーにして、その後ビールを頼むとハイネケンが出てきました。

主人の方は豚肉煮。メニューがないので料理名はわかりませんが、どちらもご飯と暖かいパン付き。この写真には写っていませんが、もちろん主人の方にも袋入りドーナツがついています。主人もビールを頼んだら、北海道ビールでした。
高雄までのフライトは少し揺れましたが、無事到着。

入国審査も問題なく終わりトランクを受け取って、ATMが見つからなかったので空港で両替しました。前回残りの現地通貨が120元しかないため、タクシーにも乗れません。1万円が手数料30元差し引かれて2,775元＠3.60でした。今までで一番レートが良かったのは2012年8月の1回目で3,694円＠2.70、悪いのが2015年5月の3回目で2,406元＠4.15です。2回目2013年12月は今回とほぼ同じ2,765円＠3.597なので、まあまあかも。ドルが120円台から110円台前半になったせいでしょうか。
写真は空港到着ロビーです。台北の桃園空港のように大きくなく、コンパクトできれいな空港でした。

到着ロビーを出て右手に行くとタクシー乗り場です。運転手は女性でホテル名を英語で伝えると通じず。ガイドブックの漢字名を指すと車内では暗くてよく見えないらしく、車外に出てわかった様子。高雄のランドマークタワーでもやっぱり漢字名メモを用意しないとダメかもと痛感しました。漢字が書けない欧米人はどうやって伝えるのでしょう。中国語読みの発音でしょうか。
調べた情報では空港からホテルまでタクシーで190元+60元とありましたが、メーターが300元すぎてもまだ着かず。地下鉄なら1本5駅で、ほぼ幹線道路を北上なのに、どうやら右回りの高速に乗っている様子。一般道が混んでいていて高速利用だったのか不明ですが、遠回りされている？それとも情報が古かったのかと不安に。やっと到着したらメーターは435元。国際線ターミナルから50元追加、トランクあれば10元追加と聞いていたので500元でおつりなしの支払いです。最新のガイドブックですと市内まで約300元で朝夕は渋滞に巻き込まれることもあると書いてありましたので、こんなものなのでしょうか。

フロントは39Fにあるため、1Fホテルロビーから専用エレベーターで上がります。他の到着した宿泊客も一緒でしたがどうやら団体客だったらしく、1Fでカードキーをもらっていたようで写真の39Fフロントには立ち寄っていません。大きいホテルと思ったのにフロントが小さく欧米人3組対応で待たされました。
この建物は高雄85大樓で台湾南部で一番高い85階建ての超高層ビルになります。高雄の「高」をイメージした建物で、74Fに展望台があります。宿泊したホテルの客室は46Ｆから70Ｆにあり、宿泊者は必ず39Fでエレベーターを乗り継ぎします。

やっと順番がまわってきてチェックインです。部屋が取れなかったけどパノラミックスイートやジュニアスイート等空いていたら変更したいと伝えると満室で無理との回答。カウンターの上にある写真のボートショーがホテル前の高雄展覧館で3/10〜13あるためと説明を受け、やっと満室になった理由がわかり納得しました。手前の空のグラスはオレンジ色のウェルカムドリンクが入っていました。
クチコミではフロントで保証金3000元または3万円という話を見ましたが言われることはなく、カードを見せるだけで終了です。

部屋のカードキーと朝食券をもらい、ポーターが付くこともなく夫婦でトランクを持って来たときと別のエレベーターで65Fへ。
旅行直前はホテルのHPやどのホテル予約サイトでも満室で予約ができなかったのですが、台北ナビだけリクエストベースで受付していました。ダメモトで3/10から2泊の依頼をしてやっと２日前にDeluxe Twin Seaview朝食付の部屋を押さえました次第です。
＠17,762円×2泊＝35,524円
台北ナビでは高雄の情報もたくさんあり、今回はホテルの選択やB級グルメの店情報を参考にさせていただき感謝しております。

85 スカイ タワー ホテル ホテル

客室はこの写真の緊急避難案内図のように周囲にぐるりと配置され、中は吹き抜けになっています。吹き抜け側のガラスは下が曇りガラスになっているので廊下からは下を見ることはできませんでした。
私達の6509の部屋は窓の正面がシービューでしたが、四方あるので高雄市街や高雄港、万寿山など360度のパノラマ風景が晴れていれば見え、また夜景もすばらしいようです。残念ながら私達の滞在中に快晴にはならず、いつも窓の外に雲がかかるか、景色に雲がかかっていました。

部屋に入ると右手にバスルームで奥がこのベッドルームになります。ツイン指定ですのでもちろんベッドは2つ。その先には窓際に二人掛けのソファとローテーブルがあります。この部屋は40?でベッド周りやバスルームがちょっと広めでゆったりした作りになっています。

部屋の左側には奥にデスクが壁に沿ってでなく90度の角度で設置されて、奥と手前にいすが置かれています。私はホテルでも書き物やパソコンをしているので、デスクのある部屋にこだわっています。ここのデスクはシンプルで脇の引き出しはついていません。写真では見えませんが左壁側一番奥に小さな机がありホテルからの資料がおいてあったのですが、それを片づけて両方荷物を広げて利用していました。スタンドもあるので、手元も明るくばっちりです。

窓の外はシービューですが部屋が高すぎて雲がかかってよく見えません。夜だけでなく昼間も天気が悪かったのでたえず雲がかかっていました。チェックアウトする3日目に天気が少しよくなって、初めて雲がかかっていない右手の万寿山全体が見えたぐらいです。部屋が高すぎると快晴なら素晴らしい眺めも、天気が悪いと雲の中でよく見えないというのは想定外でした。
ソファの上の額が少し斜めになっていて、デスクから見ると気になります。直そうとしてもだめで、気分が悪くてよっぽどホテルに言って直してもらおうかと思っていました。

左側中央にはTVとミニバーがあります。冷蔵庫の中には無料の350mlのコーラとスプライト各1本が入っていました。エグゼクティブ以上の部屋だとビールも無料だったのですが、通常の部屋で小さいサイズのソフトドリンクが2本だけって何かさびしいような。湯沸しポットの所にはインスタントコーヒーとティーバックはウーロン茶のみで紅茶なし。ジャスミン茶やハーブティーとかもう少しティーバックの種類を充実してほしいです。
TVのチャンネルガイドあり。日本語放送は3チャンネルありました。
TVの横はビジネス客用かスーツをかけがあり、トランク置き場は1台のみ。今回は二人でトランク1つだったのでいいのですが、二人で2台だったら床直置きでしょうか。ま、部屋はゆったりしていますので広げられそうです。TVの下とトランク置き場の下が引き出しの物入れになっているのは○。2泊といえども荷物を出して収納しました。

バスルームはバスタブとシャワーブースが別です。トイレはウォシュレットではありませんでした。アメニティはホテル仕様で、ボトルこそ緑色でエルメスのアメニティぽいですが普通です。無料ペットボトルの水は洗面所に2本、ミニバーに２本ありました。
泊まりたかったパノラミックスイートは70?と広く、エグゼクティブの部屋ですと広さは同じ40?でもアメニティはロクシタン、ミニバーにはアルコール、そしてラウンジ利用可でした。平日18時から1時間はビールはないけど赤白ワインの無料サービスあり、軽食は種類少なく補充なしというしょぼいラウンジのようですが、どうせ初日は19時までに間に合わなかったしと希望の部屋が取れなかったことをあきらめ。それよりもこのシービューの部屋でも泊まれて良かったと思うようにしました。

部屋に入って左側のクローゼットにはセイフティボックスとペラペラのスリッパがあります。この部屋にはバスローブでなく浴衣がありました。帯だけでなく子供の浴衣のように両脇をひもでとじるのであまりはだけません。が、すそが短めです。

16時の機内食では夕食には早すぎて小腹がすいてきたため、ホテル横の自強路を北上して自強夜市へ行きました。高雄は暑いと思って薄手のジャンバーをホテルに脱いできた私はビル風が強く寒くて失敗でした。高雄では半袖を着ようと持参したのに、予想外で毎日日本から着てきた長袖で着たきりすずめに。小雨の中、道路に並んだ夜市の屋台をチェックすると、食べたいと思っていた老牌白糖●（米+果）の屋台を発見！帰りに買おうと決めて先に進むと、名家潮洲手工●（蝕の左+昆）飩麺のお店が通りの角にあるのを見つけました。

名家潮洲手工餛飩麺 地元の料理

早速中に入って、メニューを見て注文です。写真はお店に貼られていたメニューを撮影したもの。店内でいくつかテーブルがあるので中で食べる人もいますが、ワンタン等生食材を買って帰る人もいました。
私はワンタン汁なし麺●（蝕の左+昆）飩乾麺を注文したらないと言われたのでワンタン麺●（蝕の左+昆）麺55元を、主人は●（蝕の左+昆）飩丸子麺85元にして、青菜炒め30元をオーダーしました。水の提供なしなのでドリンクは持込みとクチコミにありましたが、ダメモトでビールがあるか聞いたら、通りの向こうを指して別の店で買って来てくださいと言われました。

ほどなくして3品同時に運ばれてきました。大きなワンタンで主人の方にはつみれも入っており、スープは薄味です。テーブルの調味料を追加して味を調えます。卓上のポットにプラスチックのレンゲが入っていてそこから出してスープを飲みましたが、使い捨てなのか薄いプラスチックのレンゲでびっくりしました。台北ではこのレンゲは未経験だったので。
青菜炒めは刻んだ肉が入っています。二人とも麺入りなのでお腹一杯になりました。麺なしのワンタン●（蝕の左+昆）飩湯ですと30元になります。

Ｕターンしてさっきの老牌白糖●（米+果）で買おうとしたらお店が見つからず。あれ、通り過ぎた？それとも今日は閉店したのか？とさっき買っておけばよかったと後悔。仕方なくその先の一文字違いのお店正牌白糖●（米+果）で地元の人がまとめ買いしていたので、私も白糖●（米+果）1個10元と芋ごま団子1個10元を購入してみました。
ホテルへ戻る道のファミリーマートで一番搾り3本購入すると、合計113元。台湾ではレジ袋持参なのでお店の人に袋を渡すと入れてくれます。

正牌白糖粿 地元の料理

ホテル1ブロック手前の駐車場前にこの写真の東港旗魚黒輪の屋台があり。いろいろな種類があったのでビールのつまみにいいかもと、食べてみたい物を適当に注文。すぐに袋に入れてくれるのかと思っていたら、なんと油で揚げ（直し）てくれるため、少し時間がかかりました。揚げたあとキッチンペーパーで油をふき取ってくれ、長いのをカットするか聞かれたのでお願いしました。内訳は多分なのですが柳葉魚15元、旗魚黒輪50元、茂枝丸35元、蝦捲35元、蕃薯球20元で5種類155元です。

部屋に戻ってソファ前のテーブルに食べ物を広げて二次会です。写真右手はウェルカムフルーツでオレンジ、りんご、キウィ各1個でした。
揚げ物はししゃも以外は暖かいさつま揚げに似ていてビールのつまみに丁度良かったです。初めて食べた白糖●（米+果）はきなこ餅のピーナッツ粉バージョンで気に入りました。10元と安いのも◎。揚げ餅で100％もち米で外はかりっと中はもっちりとクチコミにありましたが、さめてもかたくならないのが不思議です。芋ごま団子は中華料理でよく出てくるゴマがまわりにまぶしてある団子です。

寝る前にお風呂に入りましたが、高層でも水の出もよく、お湯も問題ありません。
エアコン設定が22.5℃（！？）と浴衣1枚では寒いので高めにして、寝る時にはエアコンを切ってみました。
ベッドには薄い羽毛布団1枚だけなので、それでも少し寒く感じます。予備の毛布がクローゼットになかったので我慢しました。羽毛布団は毛布のようにシーツでベッドに巻き込んでないので足元自由なのはよかったです。

2016年3月11日（金）２日目
6時前に目がさめてすぐに窓の外を見るとまだ暗く、窓ガラスが湿気で曇っていると思ったら窓の外の雲やガスでした。雨が降っているようですが音はせず、窓ガラスの水滴でわかります。
満室だから朝食も混雑すると思い、6：30開始にあわせて39Ｆへ降りるためエレベーターホールへ行くと、写真のホテルの案内図がありました。

エレベーターに乗ってボタン脇をよく見ると、46〜70Fが客室で、65〜69Fが商務フロアと表示してありました。ということは、団体客は64F以下になるのでしょうか。確かに宿泊している65Fは満室のわりに他の宿泊客に会うこともなく静かでした。唯一近くの部屋から日本語で話す男の子の声が廊下にいると聞こえてきましたが、部屋の中の会話が外に聞こえるのか、たまたま子供の声が高くてよく通ったのかは不明です。
エレベーターは途中から乗ってきた人でいっぱいになりました。

39F朝食会場レストランはなんと、6：30開始に行ったのにすでに窓際のテーブルはいっぱいで混んでいました。案内された部屋と同じハーバー側で、窓際2番目のテーブルに着席。テーブルの上の「用餐中」カードを立てて、念のためハンカチをテーブルに置いて、ビュッフェの料理をチェックしに行きました。
写真はレストラン正面のカウンター左にサラダ、右がパンコーナーとなっています。そして、左側に行くとハーバービューになっていて、右側はシティビューの景色が見えます。日本人団体客も多いですが中国人も多く、欧米人はシティビュー側にテーブルを案内されて固めていました。

左側入口近くはエッグコーナーです。並んでいましたが、このホテルのオムレツチェックをしてみました。一人のコックが3つのフライパンを同時並行して順次作っています。玉子はその都度割るのでなく、色の薄い卵液ができていてピッチャーからフライパンに入れていました。コックが英語で具材を聞いてきますが、私の後の若い日本人女性は「全部」と日本語で通していました。

左側の奥には写真の担仔麺のコーナーがありヌードルを選択できます。私は普通の麺で作ってもらいました。小碗なので少し食べるのによく、味が薄いので薬味や味付けは自分で追加します。
その他にも写真奥にはせいろ料理もあり、他のおかずが並んでいたのですが、個人的にう〜ん、おいしそう、食べたいと思うような料理がなく。主人は生野菜がイマイチだけど、温野菜があっていいと言っていました。

シティビュー側には、ドリンクあれどフレッシュジュースではなく、フルーツも数種類ありますがマンゴーなし。ヨーグルトやシリアルもこちら側に並べてあり、さらにちらしずしのようなものや納豆、味噌汁、おかゆ、キムチ等日本的韓国的なものも置いてあります。
ハム、チーズ、ベーコン、ウインナーがなぜかバラバラに設置されていて同時に見てチョイスしたい私的には離して置おかないで〜と言いたい感じ。

両側を何度も見て回ったものの、いつもなら何度も取りに行く私が食べたいものが少なくて困りました。そんな中で一番おいしかったのは、写真一番手前の葱焼餅でこれはおかわりしました。コックが作るそばからお客が取って行くのでなくなっていました。翌日もほとんど同じメニューなのになぜかこれはなくて残念。

早々にデザートにしましたが、フルーツしかなくそれも写真左からグアバ、グレープフルーツ、小さい梨のマリネ、スイカと種類が少なくて。スイカは甘くておいしかったです。青臭いグアバには隣に置いてある梅子粉をかけて食べるようで、ベトナムのニャチャンで出てきた梅子粉の謎が解けました。小さい梨のマリネは初めていただきましたが、特段おいしいものではなく。やっぱりフルーツは甘いか、すっぱいか、水分たっぷりが好きです。

私達は宿泊代に朝食込でしたが、写真のように朝食450元、ランチが平日700元・休日820元、アフタヌーンティ520元、ディナー820元でそれぞれ10％加算でほぼ1日中営業しています。
個人的にはちょっと朝食にがっかり。ランドマークタワーのホテルで種類が多いと期待していたのですが、自分の食べたいものが少なかったのです。パンについては種類が少ない、偏っていると感じました。こしょうパンやローズマリーパンもいいですが、デニッシュ系やホットケーキ、ワッフル等甘いものが全くなくてさびしいです。

いつもなら旅行で最初の朝食ですと腹12分目どころか15分目ぐらい飛ばして食べるのですが、今日はほどほどで持参したカロリミットの出番なし。代わりに鼻水が昨日・今日ととまらないので鼻炎薬を服用しました。台湾なら花粉の影響はないかもと思ったのですが、花粉の影響か風邪なのか不明です。
部屋に戻ると窓の外が真っ白。どうやら完全に雲の中のようで視界ゼロでした。39Ｆレストランの方が低いので雲がかからず、まだ景色を見ることができました。

天気予報では今日の高雄はにわか雨で14〜21℃のようです。昨夜外に出ると寒かったので、念のため日本から着てきた洋服のまま（ユニクロヒートテックタートルネックT+コットン長袖シャツ+薄手ジャンバー）で連池潭へ出かけることに。9時半過ぎに部屋を出て1Ｆへ降ります。1Ｆデパートの宝石売り場には写真のような見事な大きな置物があり。
最寄駅の三多商圏へは歩いていきます。毎時ジャストにホテルから駅へシャトルバスが出ていますが暑くはないので、小雨の中歩くのは苦にならず。この日傘を差したのは駅までで、後は一日曇っていましたが寒くも暑くもなく。日に焼けたり傘をさすこともなくよかったです。

三多商圏駅前の台湾の銀行ATMでカードキャシングしたらだめで、隣のチャータードスタンダード銀行ATMで5000元引き出しました。帰国後3/15に送金にて返金したら、17,483円でしたので＠3.481ぐらいでしょうか。台北で一度銀行で両替したことがあるのですが、パスポートが必要（コピー不可）で時間がかかったことから、ATM利用が多いです。銀行送金が無料口座を持っているので、カード引落日まで待つのでなく帰国後速やかに電話でコールセンターに利息を計算してもらい返金しています。ちなみに今回は3/11貸付5000元は17,404円ですが利息は別途3/15返金なら+79円、4/10カード精算日だと+256円かかります。

次は同じく駅交差点にある呷百二の三多店に入ります。高雄に4店舗ありデパートにも入っているようですが、ここが一番便利だったので。入口に店内撮影禁止と書いてあったので外からの撮影のみ。小さなお店で朝一番なのでまだ他にお客がおらず。商品を見ているとクチコミどおり店員が試食をさせてくれました。100％と70％のパイナプルケーキをいただきましたが、二人とも100％ではない方がおいしく感じたのでこちらを主人の職場のお土産に購入。15個入2箱で700元、クレジットカードは利用できません。太陽餅とお茶のサービスもあり。これから観光するので荷物になるから帰りに引き取ったらと言ったら、帰りのことはわからないから今買っておくとリュックに入れてました。

呷百二 (三多店) スイーツ

地下に降りて、高雄の地下鉄に乗ります。台北では悠遊カードを利用していたので、初めてのトークン利用です。左營駅まで30元なのでこの券売機で駅を選択し、二人なので2を選択してお金を入れるとこの写真の青色のトークン2枚が出てきます。ゲームのプラスチックコインのようです。
改札口ではこのトークンを読取装置にタッチして入ります。出る時は、タッチしてから投入すると回収されます。紙の切符だと1回しか使用できず無駄になりますが、これは再利用可。ただ、出る時は投入だけにすればいいのにと思うのは日本人だから？

三多商圏駅 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

高雄の地下鉄は現在2路線で、今回は紅線レッドラインで左營駅まで8駅です。途中橘線オレンジラインとの乗換駅の美麗島駅や台鉄との乗換駅の高雄車站に近ずくと、日本語での車内アナウンスもされていてびっくりしました。台北同様車内での飲食は禁止されているので、とてもきれいです。ただ、社内のシートが布クッションではなく固いのが難点。ま、汚れたら掃除しやすいのでしょうが。

左營駅に到着して地上に上がるとどうやら連池潭のある方と反対側の東口に降りてしまいました。タクシー乗り場はあるのですが連池潭側から行きたかったので地上で線路を渡るところを見つけようとしたのですがわからず。仕方なくもう一度地下鉄の駅に戻って、反対側西口に出ると写真のこちらに出ます。その先には台湾高速鉄道と在来線の左營駅があり、踏切を重ねたような不思議なオブジェが。

ここから多くの人が連池潭へ向かうから一緒に行けばいいと思っていたらそれらしい人がおらず。連池潭行きのバスやタクシーを探せど見当たらず。後でわかったのは台鉄の前からでていたようです。それによく考えたら多くの人は団体旅行なのでツアーのバスで移動ですよね。
駅前の地図で目的地の方向を確認し、時計と反対周りで池の西側に沿って歩いていくことにしました。

駅からもっと観光客が歩いているのかと思っていたのに、全くおらず。この道でいいのかなと不安になりながらも歩いていきます。
蓮池潭手前の道路脇では野菜や魚・魚のお店がありました。現地のスーパー同様どんな食べ物があるのか、いくらぐらいなのか見るのも興味があります。

やっと湖が見え、安心して湖に沿って歩いていきます。この橋星門の前に何かあると思ったら数匹の大きい犬が寝ころんでいました。つながれていないので、近寄ってきたらとか噛みつかれたらとちょっと心配になりましたが、のんびり寝ています。野良犬なのか飼い犬が放し飼いなのかわかりません。

写真は天府宮です。湖の東側にはいくつか寺廟があって、中に入ることはありませんでしたがどこも立派です。
湖の周りを歩いていると、時々遊歩道に屋台がでていました。くだものを丸ごと売っているところがあり地元の人がパイナップルを買っているのを見て、とてもおいしそうだったので日本のようにカットして食べられるように売ってくれたら観光客も買うのになぁと思いました。そういえば、今日のホテルの朝食ではバナナもパイナップルもありませんでした。台湾なのに？それとも台湾では普通すぎてホテルでは出さないのでしょうか。

天府宮 寺院・教会

次に見えてきたのは湖に突き出ている北極亭です。巨大な北極玄天上帝像へ向かう橋の欄干には中国の歴史上の偉人達の石造が並んで皆に赤いたすきのようなものがかけられていました。これはどういう意味なのでしょうか。欄干脇の柵にはたくさんの小鳥がとまっていて、石造よりそちらの方に目がいきました。
ご利益がありそうなので、巨大象に近づいてみます。

玄天上帝 (北極帝) 建造物

漢民族から篤い信仰を受ける海や星を司る神あるいは地元の守護神で、湖畔にそびえる高さ22ｍでということです。大きくカラフルな作りで、内部は廟になって入ることができます。
像左側の塔には子供の乗り物（電動で一定時間動くもの）がいくつかあり。ドラエモンらしき乗り物は1回10元でした。

廟入り口にはおみくじの機械が3台ありました。左端の機械で地元のカップルがやっていたのは、金色のニワトリが運んでくる金の玉子で鳥の鳴き声がしていました。真ん中の機械は鳥でなく女性の人形だったので、私が10元でやってみました。写真は女性が一度奥に引っ込んでおみくじの巻物を持って戻ってきたところです。この後、おみくじが下に落ちてきたのですが、細いストローのような筒の中におみくじの紙が巻かれて入っていて、どうやっても出すことができません。息を吹いたり、振ったりして四苦八苦していると、なんとおみくじが出てくるところに細い突端があるのを主人が気付き。ここに差し込んで中を取り出すことが出来ました。もちろんおみくじは中国語なのでよくわかりませんが、第58籤癸未は耕作や移居は不可で婚姻だけ可作大吉なのが理解できました。

ちょっと歩き疲れてきて、その後の春秋閣や五里亭は前を素通りして写真撮影のみ。巨大な龍に乗る観音菩薩像（写真だと中央の白い像）で、龍の胴体内部に入ると鮮やかな壁画が飾られているそうです。写真の両端に見える春塔と秋塔の春秋閣の奥の橋を渡ると湖に飛び出す形の二層の五里亭になりますが、この写真には五里亭は写っていません。

春秋閣 建造物

春秋閣前にはこの立派な啓明堂がありました。春秋閣の本殿になるということで、商売の神様の関羽と学問の神様の孔子を祀り豪華絢爛でしたが、とても階段を登る気になれずこれまた通過してしまいました。

啓明堂 寺院・教会

やっと龍虎塔に到着しました。写真手前のジグザクの橋はまるで行列が長いディズニーランドの人気アトラクション乗り場待ちのようです。実はまっすぐしか歩けない悪魔を追い払うためとガイドブックで知りました。なんだ、行列待ちではなかったのですね。高雄観光ではずせないスポットのせいか、日本人女子高生が修学旅行なのか制服でＪＴＢ添乗員に写真を撮ってもらっていました。
十二支で最もよい龍から入って最も悪い虎から出る習わし通り実行。これで罪が清められるとか。混んでいないので中の孝行息子の物語やエンマ大王の地獄の審判壁画をゆっくり見ることもなくそそくさと通り過ぎてしまいました。また、この塔に上ると眺めがよいとのクチコミを帰国後見てがっかり。このときは登ることに全く気付かず。たとえ気づいたとしても疲れていて登らなかったかもしれませんが。

左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

途中見当たらなかったトイレですが、さすがに名所先には公衆トイレがありました。それも観光客が多いせいか大きいです。
丁度12時になったのでここでお昼を食べようかと周囲でお店を探したのですが、自助餐のお店があったものの主人が乗る気でなく。これは朝ご飯食べ過ぎでお腹が空いていないのか？呷百二のパイナップルケーキの試食のせいか？と原因話し合うもわからず。
龍虎塔前の焼きたてパンと菓子の信賓蛋●（米+羔）麺包のお店に入り、有名な獅子の形をした火獅餅やミニカステラ風旗鼓餅等見ましたがお土産には購入せず。お店の外ではシュークリームを実演販売していました。中のクリームも種類あり。

信賓蛋[米羔] 専門店

私自身はあまりシュークリームは好きではないのですが、歩き疲れていたせいか、甘いにおいにつられて思わず購入。2個で30元でした。お店前にテーブルがあったので、ここですわっておいしくいただきました。
とても池を一周する気になれず、主人が丁度来たタクシーをつかまえて駅まで戻ります。来るときはぶらぶらと歩いて小一時間が、車なら5分で早いし楽なこと。110元でした。ま、食べ過ぎなのでいい運動になったけどちょっと足痛いねと夫婦共感して、地下鉄の中央公園（二人で60元）で下車してマッサージへ行くことに。

調べておいた左脚右脚の新田時尚館です。高雄ではマッサージというとこのお店がガイドブックに載っていますね。いくつか支店があり、それぞれ雰囲気が異なるようです。食事付というクチコミもあったので、左脚右脚のＨＰでチェックするとコースもいろいろありました。
受付でコースメニューを見て、主人の好きなオイル全身120分と迷った末、今日はオイルなしの普通の全身100分一人1350元にしました。

左脚右脚経典泡脚会館 (新田店) エステ・スパ・マッサージ

まず靴を脱いで預けます。すいていたので待たされることなくすぐに1F奥の写真の足湯へ。お湯をためた中に足をつけると、ジェット水流で温かくて気持ち良い上に、その間も首を暖かい蒸しタオルでほぐして肩をもんでくれ、お茶のサービスがあります。

その後3Fへエレベーターで移動し、奥の二人用個室に案内されます。個室の写真は撮り忘れたので、写真は1Fのフットマッサージチェアになります。
個室で出された半ズボンに着替え、上は背中側があくように着て寝るように言われます。荷物・洋服はロッカーにしまってスタート。足湯の時は主人には男性がつきましたが、ここでは二人とも女性です。小さくBGMが流れ他の音もなく静かだなぁと思っていたらまもなく二人のおしゃべりが始まり。声を落としていたし、バカ笑いする訳ではなく。ホテルスパとは違うから仕方ないのかも。二人とも力があってぐいぐいもんでいく感じで痛いときもありますがきいてる気がします。最後の方に天上のバーにつかまって足でふくらはぎを踏まれているようなのはさすがに痛くて声が出てしまいました。最後はタイ式のようなストレッチで終了し、「食事食べますか？」と何故かここだけ日本語で聞かれました。

もちろんYesと言いました。実はコースを決めたときに軽食が含まれているのかと英語で聞いたら通じなかったらしくあきらめていたのです。
着替えて1Fに降り、靴にはき替えて受付で精算です。二人で2700元をカード支払＝9,608円の請求でした。
1F奥の食事の部屋に行くと軽食がテーブルに用意されていました。ぬるいきのこクリームスープ、バケット、サラダ、フルーツ、それにお茶です。まあ、無料ですからこんなものでしょうか。新田店のクチコミでハーゲンダッツまであると見たのですがありませんでした。この無料軽食がいくらのコースからサービスされるんだろうと思っていたら、帰るときにフットマッサージチェアで足をマッサージしてもらいながら食べている女性を見てしまい。え？もしかして金額に関係なく全員についているのでしょうか？

軽食無料や24時間営業もすごいですね。お昼すぎのすいている時間だったので予約もせずにすぐ対応していただけたようですが、夜は混んでいるのでしょうか。
左脚右脚の前には写真のようにマンゴーチャチャやキティワールドのお店がありました。
すっかり足が軽くなり、胃袋も満たされると幸福感がUPするねと夫婦で共感。地下鉄だと中央公園駅から三多商圏駅まで1駅なので、そのまま歩いてホテルへ帰ることにしました。

新田路から自強三路南下すると、昨日買いそびれた老牌白糖●（米+果）の屋台が出ていたので、迷わず並びました。地元の人はまとめて買って行きます。昨日は1個10元でしたが、ここのは15元で7個だと100元。

老牌白糖粿 露店・屋台

いくつか種類があるようですが違いが判らないので、人気商品の白糖●（米+果）のピーナツ粉とごまをまぶしたものを1個ずつ購入で合計30元。四角いフライドチキンのような形をしていますが、出来立てで美味しいです。お餅を油で揚げるというとどうしても日本人は鏡餅を割ってあげたかたい小さいあられをイメージしますが、これはさめてもやわらかいのが不思議です。

昨日見つけたホテル近くの写真の小さなスーパーというか雑貨屋に寄ってビールを調達します。年中無休で24時間営業と看板に書いてあります。丁度一蕃搾りがセール中で1本35元が6本199元でした。それに日本でも飲んだことのある赤ワインYellow Tailが同程度の値段だったので1本購入399元。リゾートには日本からおつまみを持参しますが台湾では現地調達で主人がアーモンド+カシューナッツ110元とおつまみたら24元を選び合計732元でした。

小北百貨 (自強店) スーパー・コンビニ

ホテルに戻って入浴後主人がワインを飲もうとしたら、コルク瓶でないのを選んだつもりがコルク瓶だったことが判明。部屋にワインオープナーがなかったので、帰ってきたときに廊下にハウスキーパー二人がいたから頼んでみると部屋を出たもののいません。通常フロアにリネン室のような部屋があってそこに待機しているかもと廊下を一周したのですがドアが見つかりません。屋内非常階段のドアをあけるとそこに備品部屋があって二人がいたので、ワインオープナーが欲しいというと英語がわからないようで物を見せてと言われ。部屋に呼んでワインを見せ開けるものと説明したらわかったようで、連絡して持ってこさせるので少し待ってと相手も必死に英語で説明して取り次いでくれました。すぐに別のホテルスタッフが部屋に届けてくれたのが写真の青いコルクぬきです。

主人が赤ワインを飲んでそのまま寝てしまうのではと心配しましたが、18時に夕飯を食べに外に出ます。ホテル近くの炒飯専門店を探したのですが見つからず、そのまま地下鉄の三多商圏駅へ行って六合夜市へ行くことに。その前に駅交差点にある大遠百貨B1にある方師傳點心坊を探して羅宋パンを購入しました。他のデパートにもお店があるようですが、1個60元で顔ほどの大きさで約1000キロカロリーあるとクチコミで知って食べてみたかったのです。このパン屋さんには他にもパンやケーキ、お土産になるようなお菓子が並べてあって、地味な形の羅宋パンよりおいしそうでした。
ところで、日本のデパートだと1Fが化粧品で独特の香水のかおりがし地下は食品街ですが、ここのB1フロアは食料品と化粧品等のお店が完全にわかれておらず隣同士だったりして違和感を感じました。互いににおい等問題ないのでしょうか。

方師傳點心坊 パン屋

地下鉄で美麗島駅まで２駅で二人で40元でした。これまた高雄では有名な写真の世界最大級のガラス天井があり、色が変わってきれいです。しばし足をとめて見入っていました。撮影している人も多いです。
夜市の前に聰明鴨商店でダックのオードブル、鴨肉麺、鴨肉飯を食べようとお店を探したのですがどうしても見つからず。あきらめて六合夜市へ向かいました。

美麗島駅 駅

私は地元の人が来る瑞豊夜市に行きたいと言ったのですが、台北で行った寧夏路夜市のように混んでいて歩くのも大変、お店を見れないのではと主人が心配し。六合夜市は高雄で最も盛大な夜市ですが外国人観光客向けなので通りがゆったりして歩きやすいからとこちらをすすめてくれました。確かに混んでいるお店の前もあり、グループが固まって歩いたりしていますが、昼間は車道でも夜は歩行者天国になる通りが広いので余裕で歩けます。買ったものを食べる道路のテーブルも空きがありました。

六合夜市 市場

高雄なので海鮮の屋台が目につきますが見るだけでチャレンジせず。旗津に行ったら食べようと見送り、写真の方記水餃で食べることにしました。私の調査ではノーマークだったのですが、主人が見たことがあるというので。お店の後方のテーブルはお客で一杯のため、屋台店頭で水餃子を包んでいる横のテーブルにすわります。この店頭で一人が皮をのばし、数人であんをひたすら包んでいました。

メニューは水餃子と酸辣湯の2種類のみ。水餃子は一人10個以上の注文と言われ20個注文しました。地元の方はゆでる前の生の餃子をパックに入れてテイクアウトしています。
屋台後方横で次々ゆであがるのですが、先の注文をさばいているらしく自分達のところにはなかなか来ません。手持無沙汰なので、主人は酸辣湯を注文したら先にでてきたので食べ始めました。少しわけてもらいましたが、はっきりした酸っぱく辛く濃い味でなく。私には何か梅のような酸っぱさを感じました。

やっと水餃子が出てきて、小皿のたれで食べてみたらおいしいです！小さいので一人で10個でも問題なし。20個90元は安いです。写真の酸辣湯30元はすでに口をつけているので量が少なく写っています。まだ水餃子が入りますが、他のお店もあるしとセーブしました。

私が狙っていた写真のお店鄭老牌木瓜牛乳を見つけ、パパイヤミルク50元を購入しました。くだものがいろいろ並べてあり有名人来店の写真も飾ってあります、お店の前も人だかりです。その場で作るのでなくすでに作ってあり、氷が入っていないのでちょっとぬるいです。ただ、量は多くて甘すぎず飲みごたえあり。パパイヤは消化にいいので、食べた後に飲むとよいそうです。高雄牛乳大王や高雄木瓜牛乳大王とパパイヤミルクの飲み比べをしてみたかったのですが、2店には伺えませんでした。

鄭老牌木瓜牛奶 スイーツ

主人が写真の屋台のたこ焼きが食べたいと言って1つ購入。なんで高雄でたこ焼きなのと思いましたが、昨夜買いそびれた老牌白糖●（米+果）の教訓から「食べたいものは買う、迷ったら買う、後でなく今買う」というスタンスで実行。もともとこのフレーズは「お土産は迷ったら買う」のスタンスだったものを変形したもの。中サイズの９個50元には、なんとからしでなくわさびが添えられていました！粉薄めでやわらかく、マヨネーズとかつおぶしがのっていて不思議とわさびとあいます。新しい発見になりました。

夜市を一往復して美麗島駅に戻ると音楽と共にガラス天井の色が変化して、皆が立ち止まって見ています。どうやら20時丁度だったので、毎時ジャストタイムに何か行っているのでしょうか。三多商圏駅まで二人で40元。
駅からホテルへ三多西路を歩いて帰ったらこちらの方がけっこう食べるお店がありました。もっと早く気づいていれば利用していたかも。

ホテルに戻って主人はビールに赤ワイン、私は購入した写真の羅宋パンを早速いただきます。お店で4つにカットしてくれたのですが、下がつながっているのでバラバラにならず。1000ｷﾛｶﾛﾘｰというのでとても甘いパンを想像していたらミルクパンのような普通の甘さのシンプルな味のパンでした。何が高カロリーなんだろうと不思議に思っていると、バターがたっぷりなのではと主人の推測です。でも1個60元なのでそんなに高い材料は使えないしと考えながら、大きなパンの1/4個食べ、2/4個食べ・・・とまらなくなり一人で完食してしまい。あわてて今回初めてのカロリミット服用です。胃薬の方が良かったかも。

2016年3月12日（土）３日目
朝7時過ぎの景色です。夜が明けて曇ってはいますがホテルにも外の景色にも雲はかかっておらず。窓の外右手の万寿山の全貌を初めて見ました。いつも雲に隠れてて一部分しか見えていなかったのです。

寿山公園 広場・公園

昨日の朝食レストランは開店同時が混んでいたので、最初のお客が食べ終わる入れ替え時を狙って７時半頃行ってみたのですが、やはり窓際の席は一杯でした。今日はテーブルまでスタッフが案内してくれましたが、なんと昨日と全く同じ席で代わり映えなし。
ただ、途中で同じテーブル横の韓国人グループがうるさかったので、空いた隣の窓際テーブル（写真）へ移動しました。

そして料理をチェックするとほとんど昨日と同じです。大きなホテルだと連泊するお客のため、おかずの一部は変えると思うのですがここまで同じホテルは初めてです。唯一変わっていたのは昨日美味しかった葱焼餅がチヂミになっていました。そこは変えなくて良かったのに残念です！
他に変わっていたのは、フルーツコーナーがバナナになっていたこと。それからパンコーナーが入口正面だけでなく、右側にもコーナーが追加され種類が少し増えました。が、あいかわらず食べたいパンがありません。私は決して口がおごっている訳でなく、どちらかというと味音痴の方だと思っているのですが、こんなに好みのパンがないホテルも初めてです。高雄のホテルは予想外なのか、このホテルが予想外なのか。

今日はブルーベリーが少しのったデニッシュがありましたが、なんでデニッシュやマフィン、パウンドケーキ等甘いパンがないのでしょう。どこかに甘いパンのコーナーがあって、そこでワッフルやフレンチトーストも焼いているのではとぐるぐる何度も会場を回ってみましたが見つけることはできませんでした・・・ホテルの部屋は広めでお湯の出もいいのに、朝食がだめだめで残念です。
主人は好きな野菜料理があるのでお皿に2杯（写真）取ってきました。が、やはりおいしいフルーツがない、オレンジジュースぐらいはフレッシュにしてほしいと言っていました。

私は今日も担仔麺（いくら担仔麺が有名でも、ヌードルコーナーも日替わりでなく担仔麺のみ）で、ただ麺はビーフンにしてみました。昨日隣の人が食べていた油條＝揚げパン（写真右）が気になったものの、どうもお粥や豆乳スープではイメージがわかず。この担仔麺に入れてみたところ、汁につけると柔らかくなって油揚げや天ぷら状態に。

せっかくの高層ホテルで65Ｆシービューの部屋でも3日間天気が悪く。高層すぎて窓の外が雲で眺めがいまいちでした。部屋に戻ると快晴ではありませんが雲がなくなり、これでも一番眺めがよい写真です。
窓から見える正面の景色ですが、左手前の白いドームのようなものがホテル目前の高雄展覧館です。ここで国際ボートショーが3/10〜13開催されたためにホテルが満室となってしまいました。
奥が旗津半島になり、沖には船がたくさん見えます。

天気予報では今日が一番天気が良さそうなので、朝食後早々にチェックアウトしてタクシーで次のホテルへ移動しトランクを預けて旗津観光へ向かうことにしました。
荷造りをして39Fフロントで10時にチェックアウトすると、冷蔵庫チェックがないせいかすぐに終了。どのホテルでもスタッフが部屋に行ってミニバーの利用を確認するまで待たされますが、ミニバーを無料にするとその手間がなくなり時短にもなっていいですね。1Fホテル玄関からタクシーでThe Ambassador Hotel　高雄國賓大飯店まで近いので110元でした。

この茶色い建物が2軒目のホテルになります。愛河沿いにあり、後半はB級グルメが集まる鹽●（土+呈）埔駅散策の拠点となりました。

この続きは後半のThe Ambassador Hotel　高雄國賓大飯店編になります。