2016/03/17 - 2016/03/21
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kobapyさん
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バガンで気球に乗れるのは大抵皆さんご存知だと思いますが、その金額の高さから躊躇するかと思います。最安で320USD。私もかなり悩みました。
何せ日本-ミャンマー往復航空券代と大体同じでしたので(笑)
でも私としては気球に初めて乗るにふさわしい場所だと考え決断しました。バガン2日目の朝はゴールデン・イーグル(Golden Eagle Ballooning)社の運営する気球に乗りバガン上空を空中散歩です。
空気の透明度が悪く視界が今一つでしたが、それでも素晴らしい体験となりました。
動画も取りましたのでよろしければ合わせてお楽しみください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 バイク
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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おはようございます。
朝5時前に起床。
今日は念願の気球フライトの日です。
朝5時30分にホテルピックアップですが、10分ほど早く迎えが来ました。
1ボックスカーでほかのホテルでお客さんを拾いながら車は進みます。 -
ブレブレですみません。すごい勢いで車を飛ばしています。
大きい寺院や仏塔はライトアップしていて結構綺麗でした。 -
夜中や早朝にバガンの街を巡ってみるのもアリかなと思います。
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ホテルピックアップから40分ほどかかりましたが無事到着。
でもここはどこ? -
到着が遅れたのかコーヒーをゆっくり飲む間もなく、パイロットの紹介が始まります。
プレミアムサービス(370〜380USD)組は男性パイロットが担当します。
ノーマルサービス(320USD)組はこちらの女性パイロットが担当です。
私はノーマルの方なので女性パロットの方でした。 -
広大な平地ですでに準備が進んでいるようです。
すぐに気球の方に行きパイロットから注意事項等のブリーフィング(説明)がありました。 -
すぐ隣ではレッドチームことバルーンズ・オーバー・バガン(Balloons Over Bagan)社の気球がすでに膨らみ始めています。
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さてさてここからは明日から使える??気球の膨らませ方をレクチャーします。
皆さん、ご近所さんから気球を飛ばす準備をしてくれと言われた際に困らないように覚えておきましょう。(そんなシチュエーションが有るのか・・・?)
その1.広い場所で球皮(エンベロープ)をひろげ、ゴンドラ(バスケット)を横に倒します。※球皮とは暖かい空気を溜め込む布の部分 -
その2.送風機で球皮(エンベロープ)に空気を吹き込みましょう。
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家庭用の扇風機やうちわでは風量が足りませんので業務用のものを準備しましょう。
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とにかくどんどん風を吹き込みましょう。
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その3.人が入れるぐらい膨らんだら、破れ等不具合がないかどうか中に入って確認しましょう。
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送風機だけでここまで膨らみます。
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その4.バーナーに火をつけ球皮の中の空気を温めましょう。
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キャンプのBBQ用カセットコンロのバーナーでは火力が足りませんので専用のものを用意しましょう。燃料は家庭用のプロパンガスでOKですがカセットボンベでは足りません。
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その5.球皮を焦がさないよう、バーナーの角度を調節しながら空気を温めましょう。
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その6.球皮が起き上がったら、ゴンドラも一緒に水平に戻しましょう。
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その7.飛び上がらず、かつ萎まないように時々中の空気を温めましょう。
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送風機で膨らませ始めてから、ここまで10分くらいです。
意外と早い感じがしますがいかがでしたか?
これでいつでも安心ですよね。(笑)
これにて膨らまし方はおしまいです。
日本であれば日本気球連盟が発行するライセンス(熱気球操縦士技能証)、海外であれば各国の国が発行するライセンスを持っていればパイロットとして飛ぶことができます。 -
いよいよ順番に乗り込みはじめます。
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先を譲る紳士のようなふりをして、最後に乗り込み端側角を確保しました。
バーナーが2個あるのは1つ壊れても良いように2系統あります。 -
全員乗り込んだ後、バーナーをふかします。
この間、中腰の離陸姿勢で結構しんどいです。 -
飛び立ちました。
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地上スタッフが手を振ってくれます。
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どんどん上に上がっていきます。
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早くもパヤーが見えだします。
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レッド・チームも飛び立ちだしました。
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次々とテイク・オフしていきます。
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もう1機のゴールデン・イーグル(プレミアムサービス)の方も無事飛び立ちました。
あちらは乗客8名で少しゆったりな感じです。 -
たき火/野焼きの煙が漂い、ちょっと幻想的な風景となります。
冷静に考えると大気汚染なんですけどね。 -
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上空からお宅拝見いたします。
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奥の方で、グリーンチーム:オリエンタルバルーニング(Oriental Ballooning)も飛び出しました。
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あっちこっちに仏塔があるのがわかります。
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この日のためにビデオ雲台付くねくね三脚を購入。家でしばらく眠っていたコンデジを取り付けます。一応落下防止のためにストラップの先に事務用の大きいクリップを取り付け、ゴンドラ内側に留めておきます。
ほぼ撮りっぱなしですが後で楽しめるよう動画を撮ってみます。 -
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東の方向に太陽が顔を出し始めました。
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昨日の方が綺麗な日の出だったと思います。
まあ天候だけはどうしようもありません。 -
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飛行中のゴンドラの中はこんな感じ。
ゴンドラは3つに区切られ一つはパイロット&燃料置き場用。
左右の区画に6人ずつ入ります。 -
こちらの方は日本人の方でした。
お仕事でヤンゴンに長期滞在されていて、息抜きにバガンに来たとのことです。 -
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時々バーナーをふかしながら飛行します。
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高低差はあるものの接近中。
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もう1機のほぼ真上に来ました。なかなか貴重な1枚。
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エーヤワディ―川方面。
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眼下にはダマヤッズィカ・パヤーが見えます。
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ほぼ同じ高度だと風の流れる方向は同じなので同一方向に気球は進んでいきます。
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ダマヤンヂー寺院。
パイロットの話では乾季の終わりごろは空気の透明度が悪いとことです。
次回機会があるのであれば気球シーズン初めの方で乗ってみたいと思います。 -
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もう着陸したようです。
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ビューイングタワーがうっすら見えます。
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手前からダマヤズィカ・パヤー、ダマヤンヂ―寺院、うっすらとですがアーナンダ寺院が分かります。
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プライスレスな時間が過ぎてきます。
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徐々に高度を下げ始めます。
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眼下には農作業をする人々。
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モヤの原因はこちら。
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パイロットが出発した場所に着地すると言っています。
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地上スタッフが寄ってきました。
この後首からカメラのストラップを外すよう指示が出て、中腰でゴンドラ内のひもをつかみ、着陸に備えます。 -
着陸はすごくスムーズでした。大した衝撃はなく、お見事でした。
ちょっと風が強いと地上でゴンドラが引きずられるようです。
ほぼ1時間のフライトでした。 -
もう1機も無事到着したようです。
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さてさてここからは明日から使える??気球のしまい方をレクチャーします。
皆さん、ご近所さんから気球を片づけてくれと言われた際に困らないように覚えておきましょう。(このクダリもういいって?(笑))
その1.気球そばで被皮をしまう袋をひろげます。 -
その2.気球の上部の排気装置(パラシュート)を紐を引き開けます。
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その3.カバーの広げてある方向に球皮のてっぺんに結んであるロープを引っ張ります。
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その4.とにかく引っ張って空気を抜きます。
途中で球皮とゴンドラをつないでいるフックを外します。 -
その5.畳やすいように広げます。
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その6.ゴンドラ内の無線機やガスボンベなどを外に出しましょう。
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その7.空気がある程度抜けたら引っ張るのをやめて、冷えて萎むのを待ちます。
そのあとは丸めてカバーにしまいます。 -
その8.トラクターの荷台に球皮とゴンドラなど一式乗せ終了です。
もうこれで安心ですよね??
これにてたたみ方はおしまいです。 -
さてさて、着陸後、どこからともなくお土産を売りに現地の人がやってきました。
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この後無事の帰還を祝うセレモニーがあります。
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パイロット2名によりシャンパンが開けられます。
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全員で乾杯です。
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軽食、フルーツを食べつつ飲み物片手におしゃべりタイムです。
同じ気球だったマレーシア人男性といろいろとお話ししました。
この間シャンパン3杯飲んでしまいました。(笑) -
今回担当してくれたスイス人女性パイロット、リア(Lea)さん。
シーズンの半年バガンで週6日で働き、3ヵ月はスイスに戻り、3ヵ月はケニアにいるといいます。 -
記念に1枚撮って戴きました。
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一人ひとり搭乗証明書が渡されます。
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自分の名前とパイロット名が書かれています。
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もう1機の片付けも終わり、スタッフが引き上げていきます。
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8時頃お開きとなり、車で各ホテルへ送迎されました。
Vol.3はここまで。
Vol.4はホテルに戻った後のバガン2日目&翌日帰国までの最終話の予定です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2016/05/04 22:29:47
- お高くても価値ありですね
- こんばんは、kobapyさま
はじめまして。
先日は勝手にフォローさせていただきました。
ありがとうございます♪
ちょっと前にテレビでこの気球の光景を見て、素晴らしいなぁ〜って思ってたのですが、こんなにお値段張るんですね!!
でも、それ相応の素晴らしさ。
これだけの寺院の荘厳な様子を上から見るってどんな気持ちなんだろう?
って想像するも、
やっぱり経験してみないとイメージできないですねー(笑)
いつか、行ってみたい!!
そう思います。
また遊びにきますね。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
たらよろ
- kobapyさん からの返信 2016/05/06 00:01:24
- RE: お高くても価値ありですね
- たらよろさま、こんばんは。
初めまして。
フォローと掲示板書き込みありがとうございます!
> ちょっと前にテレビでこの気球の光景を見て、素晴らしいなぁ〜って思ってたのですが、こんなにお値段張るんですね!!
そうなんですよ〜。悩ましいお値段です。320〜380USDが相場ですが、今なら円高進行中なので少しお得かも(笑)
> でも、それ相応の素晴らしさ。
> これだけの寺院の荘厳な様子を上から見るってどんな気持ちなんだろう?
> って想像するも、
> やっぱり経験してみないとイメージできないですねー(笑)
申し込む前にYou Tubeの4Kカメラで撮られた気球の動画を見ていたら、どうしても乗りたくなってしましました。
https://www.youtube.com/watch?v=8epwUR6BBos
私が乗ったときは風向きの都合でオールドバガンの方には近づかず、ニューバガン上空を周っていましたがそれでも感動モノでした。
ぜひバガンを訪問されたときには気球に乗ってみてください。
> いつか、行ってみたい!!
> そう思います。
ぜひ、世界遺産に登録される前に訪れてみてください。登録されたらさらに世界中から観光客が押し寄せると思います。
気が向きましたら、またお立ち寄りくださいませ。
こちらこそ、
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
kobapy
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