2015/07/06 - 2015/07/06
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SUR SHANGHAIさん
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ゴールウェイ近郊のソルトヒルにアパート式の宿を取って、今日は3日目の日帰りドライブ旅。
今日の行く先は、ゴールウェイ南西にあるドゥーランという村周辺。
ドゥーランの村自体はとても小さいんですが、ここがモハーの断崖やバレン高原、アラン諸島への玄関口になっていて、観光的に重要な拠点になっています。
まず第一に見てみたいのは、200mの高さの断崖が延々と続くモハーの断崖。
あとはバレン高原にあるいくつもあるという巨石墳墓のドルメンかな。
アーウィーの洞窟や、小さな古城も点在する地域らしいけど、今日は天候が悪い。
最初にモハーの断崖に行ってみてから、その時の状況でどこに行くか決めようか。
表紙の画像は、雨に煙るモハーの断崖。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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モハーの断崖を目指して、ゴールウェイ近郊のソルトヒルを出る。
イニシュモア島へ行った昨日と同じように、この日の朝も雨模様。
それに今日の雨はずいぶん冷たい。
う〜ん、でも、中盤からまた晴れ間が出てくるかもよ。
…と気分を引き立てる。
うわ! サイクリストの皆さん、今日は苦行ですね。 -
ソルトヒルからゴールウェイを通過して、これから向かうドゥーラン方面への道はN67号線。
番号脇に出ている青地に白のwwは、ワイルド・アトランティック・ウェイの記号。
ワイルド・アトランティック・ウェイは、アイルランド島の大西洋側を網羅する景色のいいドライブ・ロード。
ゴールウェイ周辺だと、今日通るモハーの断崖までの道もワイルド・アトランティック・ウェイの一部。
そのワイルド・アトランティック・ウェイのルートや見所については、下記のWild Atlantic Wayのサイトでどうぞ。英語版です。
最初に出て来るアイルランド地図西側の赤い線がワイルド・アトランティック・ウェイ。
画像を拡大して、見所を表す青い●をクリックすると、その場所の簡単な説明も出てきます。
http://www.wildatlanticway.com/explore-the-route/#53.495417|-10.183533|7ワイルド アトランティック ウェイ 自然・景勝地
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ドゥーラン方面へ向かうN67号線はこんな感じ。
片側1車線でちょっと狭いし、舗装状態もうんといい!とは言えません。
交通量は少ないんですが、カーブやアップダウンが多くて、ちょっとストレスを感じる人もいるかもです。
ドライブは安全第一で! -
N67号線沿いの木。
大西洋からの強風の通り道になっているあたりでは、風になびいた形のままで成長している木もあった。 -
ドゥーランへ行く途中の標識。
一番下に出ているのがアーウィーの洞窟だね。綴りはAILLWEEだけど。
アーウィーの洞窟は、コナート州ゴールウェイとマンスター州リムリックの間にあるバレンと呼ばれる石灰岩の丘陵地帯に数千もの鍾乳洞のうち、唯一公開されている洞窟らしい。
う〜ん、先にモハーの断崖に行っちゃおう! -
イチオシ
道幅がやたら狭い場所もあった。( ̄▽ ̄;)
すれ違いは慎重に。
こんな狭い道なのに…、 -
…やっぱり、「時速100?まで出していいよ〜!」の標識が出ていたドゥーラン方面の道。
高速道路じゃあるまいし。( ̄m ̄*)
これは、ここだけに限ったことではなく、アイルランドの地方道ではよく見かけます。
標識の数字に惑わされず、道路・交通状況を見極めて走りましょう。 -
ゴールウェイから1時間半ほどでドゥーランの村到着。
この道は、フェリー乗り場がある港に続くフィッシャー・ストリートで、B&Bなどの宿泊施設、お食事処やフェリーのチケット売り場などが並んでいます。
天候の様子見で出発したのが10時半ころだったから、もうお昼の時間帯。
朝食も無しで出てきたし、先に食べちゃおう。
…と向かったのは…、フィッシャー ストリート 散歩・街歩き
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…地元料理レストラン兼パブのガス・オコナーズ。
小さいながら、フィッシャー・ストリートに面した石造りの重厚な雰囲気ですぐに分かります。ガス オコナーズ バー
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左隣の建物は、同じガス・オコナーズでも、グループ客用に増設した部分?
SUR SHANGHAIたちは、右側の石造りの方に入りました。ガス オコナーズ バー
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ガス・オコナーズでは、スタッフはオーダーを取りに来ず、お客は自分でカウンターに行って注文するようになっていました。
スタッフが足りないからかな?ガス オコナーズ バー
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外観は石造りで冷たい雰囲気だったガス・オコナーズも、内部は温かみのある木造。
ちょっとクラシックな雰囲気がいいね。ガス オコナーズ バー
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この日は、冷たい雨と風で寒かった。
で、ガス・オコナーズでお試ししたのは、肉汁たっぷりのホームメード・バーガーと、熱々のアイリッシュ・シチュー。
これで、モハーの断崖へ行く腹ごしらえが出来てホッ!
スタッフがもう少しフレンドリーなら、もっとうれしかったな。ガス オコナーズ バー
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ドゥーランの村から見たモハーの断崖方向の海岸線。
昨日行ったイニシュモア島のドン・エンガスあたりと同じように、台地がそのまま大西洋に落ち込む崖になっている。
冷たい雨に加え、風がどんどん強くなって来て、7月初めの風景とは思えない!
この分だと、モハーの断崖あたりはガチガチに寒いかもよ〜。フィッシャー ストリート 散歩・街歩き
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モハーの断崖への道へ戻る。
その道の行く手には、ラプンツェルのお話を連想させる一本の塔が。
昔はここにも領主様のお館があったのかも?
アイルランドでは、ちょっと田舎をドライブするとよく見かける風景。 -
あ、小さな湾の向こうに見えるのは、アラン諸島へのフェリーが出るドゥーランの村の港のあたり!
…という場所で見つけた廃屋。
昔はここにも人が住んでいて、毎日あの港や大西洋を眺めていたんだな。 -
イチオシ
石造りの廃屋。
アイルランドの湿っぽく冷たい天候によく似合う風情があった。 -
ドゥーランの村からモハーの断崖までは車で20分ほど。
手前には大きな駐車場があって、駐車料金込みの入場料が6ユーロ/人。
画像に見えているコンテナのようなブースで徴収されました。モハーの断崖/オブライエン塔 自然・景勝地
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モハーの断崖周辺の地図。
この画像はクリックすると拡大表示されます。
画像中央にビジター・センターがあり、SUR SHANGHAIたちが駐車したのは、画像一番下の一般駐車場。
観光バスや身体障碍者の方のための駐車場はビジター・センター前にあります。
あとは、きれいに整備された遊歩道をたどってモハーの断崖を見に行くことになります。
遊歩道は二手に分かれていますが、最初は画像右上のオブライアン塔方向へ行ってみては?モハーの断崖/オブライエン塔 自然・景勝地
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これが、モハーの断崖のビジター・センター+お土産店。
緩い丘の側面を洞窟のように掘った形で造られていて、古墳のような形がユニーク。
強風での建物被害を防ぐためのアイディアかも?モハーの断崖ビジター センター 散歩・街歩き
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モハーの断崖ビジター・センター内。
周辺の観光資料はもちろんのこと、モハーの断崖に関する展示、カフェ、ショップ、ATM、荷物預けなどの設備もよく整っています。
モハーの断崖周辺を巡る遊歩道の説明付き地図もあり。日本語版もありましたよ。モハーの断崖ビジター センター 散歩・街歩き
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モハーの断崖ビジター・センター内。
この日は強い風雨が断続的に吹きつける日で、雨宿りのために駆け込んで来る人が多く、ざわざわがやがや。
普段はもう少し静かなんじゃないでしょうか。モハーの断崖ビジター センター 散歩・街歩き
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モハーの断崖の遊歩道。
昨日行ったイニシュモア島のドン・エンガスそばにある絶壁と違って、崖っぷちには寄れない構造になっています。
でも、この遊歩道からは…、モハーの断崖遊歩道 山・渓谷
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イチオシ
…延々8km、高さ120m〜214mあるという断崖絶壁が連なっています。
大西洋に向かって切り立つモハーの断崖。
その意味は≪破滅の崖≫という意味なのがよく分かる!モハーの断崖/オブライエン塔 自然・景勝地
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遊歩道を進むにつれて、モハーの断崖の眺めも伸びたり縮んだり。
≪破滅の崖≫の名には、こんな雨に煙った眺めの方が似つかわしい。モハーの断崖/オブライエン塔 自然・景勝地
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遊歩道の行く手に見えてきたオブライアン塔。
これだけ見ると要塞の塔のように見えますが、これはモハーの断崖を見物にやって来る人々を監視するため、1835年にオブライアンという人物によって建てられたのだそう。
そのオブライアン塔も断崖の上に立っていて…、モハーの断崖遊歩道 山・渓谷
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…塔の屋上からはいい景色が見られるそうですが、この日はどんどん天候が悪化して見られなかったのは惜しい!
このオブライアン塔の入場料は2ユーロだそうですよ。
お天気のいい日は行ってみるといいのでは。
モハーの断崖の遊歩道には落下防止用の塀が設置されています。
この画像に写っているように、帽子を飛ばされても取りには行けません。
ご注意を。モハーの断崖/オブライエン塔 自然・景勝地
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7月とは思えないほど冷たい雨と風が断続的に吹き付けるモハーの断崖。
手指がガチガチに凍えるほどで、ここで車に引き返すことにします。
モハーの断崖は、天候次第で印象が大きく変わると思います。
SUR SHANGHAIたちにとっては、「う〜ん、行ってみたけどね…。」という感想。
わ!あのおにいさんは半ズボン!
自転車でここまで来たのかな。モハーの断崖遊歩道 山・渓谷
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ひゃ〜! 寒い!寒い!と戻って来たドゥーランの村。
冷えた体を温める熱いコーヒーが飲みたいよね。
こんな時にも、村の目抜き通りのフィッシャー・ストリートに行ってみるといいですよ。
早速、ドゥーラン・デリというカフェ発見!ドゥーラン・デリ デリ
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フィッシャー・ストリートからはちょっと引っ込んだところにあるドゥーラン・デリ。
でも、上掲の画像のように、道脇にはパッ!と目を引く黄色い看板が出ていてすぐ見つかります。
お店の壁も黄色で、内部にはポップな色柄のテーブルクロスを敷いたテーブルが並んでいます。
ここは、軽食のほか、自家製ケーキ類、飲み物、アイスクリームを出しているお店。ドゥーラン・デリ デリ
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ドゥーラン・デリでは、ショーケースに並ぶその日のスイーツをチェックしてみましょう。
いろいろ説明してくれる女性スタッフがとても明るくて好印象。
コーヒーのほか、SUR SHANGHAIが頼んだ熱々のアップルクランブル+ソフトクリームはとてもよかったんですが、旦那のスコーンは見た目はいいのに口当たりがぼそぼそで味らしい味が無し。
この時だけだったのかなあ…。(´-ω-`)ドゥーラン・デリ デリ
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ドゥーランからゴールウェイへの帰り道で寄ってみたかったのは、古代の巨石墳墓。
コナート州ゴールウェイとマンスター州リムリックの間にあるバレン高原と呼ばれる石灰岩の丘陵地帯には、巨石墳墓も多数あるんですよ。
そのうち、巨人のテーブル (プールナブローン・ドルメン)と呼ばれる墳墓を見に行くことに決定。
場所は、バレンの石灰岩の大地を南北に貫くR480号線のちょうど中間あたりなんですが、途中で道に迷ってしまいモタモタ。
やっと標識を見つけて、無料駐車場へ。
外は冷たい雨と風が続いていて、旦那は「お前、一人で行ってこい。俺は暖かい車の中の方がいい。」だって。(;^ω^)巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物
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巨人のテーブル (プールナブローン・ドルメン) と呼ばれる巨石墳墓は、無料駐車場から歩いて2,3分。入場も無料。
駐車場周辺には、バレン高原やドルメンに関する説明パネルが出ていました。
目を通していくといいですよ。
≪巨人のテーブル≫周囲にはロープが張ってありますが、これは岩の上に乗って写真を撮る人が多かったので取られた措置なんだそう。
どこにでも、遺跡に対して心無い行為をする人がいるんですね。巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物
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巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 周辺の石灰岩大地にはデコボコや深い切れ込みが多数あって、つまずいて転んだら大変なことになりそう。
これはバレン高原独特の地表。
画像左上に写っている誰かの足と比べてみると、切れ込みの幅や深さがよくわかると思います
お足元にはくれぐれもご注意を。巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物
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イチオシ
バレン高原に数多い巨石墳墓の一つ、巨人のテーブル (プールナブローン・ドルメン) は、支えとなる岩の上に一枚岩が乗せられていて、その姿はまさに巨人が使っていたテーブル。
観光客の姿を入れて撮ったこの画像だと、その大きさが実感できるのでは?
シンプルな造りの墳墓ですが、古代の人々がこれだけの大きさの岩を運んで造り上げたという点に一種の感動を覚えます。巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物
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正面から見ると、鳥居のようにも見える巨人のテーブル (プールナブローン・ドルメン)。
てっぺんの一枚岩はどうやって乗せたんだろう。巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物
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上の方で言ったように、巨人のテーブル (プールナブローン・ドルメン)はロープで囲まれていますが、その外側は一周できます。
せっかくなので、ぐるりと一回り。巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物
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巨人のテーブル (プールナブローン・ドルメン)の後ろ側。
あれ? 天井部分の岩が半分落ちているように見える。
それとも、元々は墳墓部分の蓋代わりだった岩?巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物
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巨人のテーブル (プールナブローン・ドルメン)は個人の墓ではなく、20人前後の成人の遺骨+6人の子どもの遺骨が発掘されたということなので、古代の権力者一族の墳墓だったのでは?
今もバレン高原に残る姿は、もの言いたげ。巨人のテーブル (プールナブローン ドルメン) 建造物
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巨人のテーブル (プールナブローン・ドルメン)があるR480号線沿いには、上の方で言ったアーウィーの洞窟もあります。
SUR SHANGHAIはこのアイルランド旅の前のスロヴェニア旅で世界遺産に登録された鍾乳洞を見ているので、アーウィーの洞窟見学は旦那の意向で決めることに。
旦那は、「今日のこの天候で気分が滅入るし、洞窟はやめておく。その分早くホテルに戻って、ゴールウェイの街を歩いてみよう。」で決まり! -
R480号線から、幹線道路のN67号線へ戻る途中で出会ったウシの群れ。
お互いに安全第一ですれ違います。 -
イチオシ
SUR SHANGHAIは、以前インドで聖牛の頭突きを食らったことがあるから、こっちに向かってくるウシを見るとΣ(゚ж゚;)ギクッ!!
それでも、向こうから避けてくれて一安心。ε-(。・д・。)フー
一番後ろには、牛追いおばさんの姿もありました。 -
昨日のイニシュモア島でも雨だったけど、後半には晴れ間も出た。
今日のモハーの断崖周辺では一日中冷たい雨続き。
アイルランドらしい天候と景色といえばそうなんですが、気分が滅入って来るのには閉口。
うん、ホテルに戻って体を温めたら、ゴールウェイの街へ出て気分転換だあ!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- eahawkさん 2016/03/21 04:02:20
- こんにちは!
- SUR SHANGHAIさん
こんにちは!
こんな天気、私のイメージ通りです。
良いですね、とても良い雰囲気。
でもこの道路100Kmまでいいんですか!!
びっくりです!!!
eahawk
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2016/03/21 13:19:45
- RE: こんにちは!
- > SUR SHANGHAIさん
>
> こんにちは!
> こんな天気、私のイメージ通りです。
> 良いですね、とても良い雰囲気。
>
> でもこの道路100Kmまでいいんですか!!
> びっくりです!!!
>
> eahawk
アイルランドでは、日本なら制限速度50〜60?位の道でも、平気で100?とか出ていて驚きます。
「100?出せ!」と言われているわけではないのは分かっていても、「もっと速く走れ!」と言われているような気分にさせられるのが怖いです。(;^ω^)
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