2016/03/12 - 2016/03/12
996位(同エリア6063件中)
ハンクさん
3月の初旬、16年ぶりにマレーシアの首都クアラルンプールを訪れた。太陽が真上近くまで登り、毎日のように夕方スコールがあり、非常に蒸し暑い。クアラルンプールはマレーシア語で「泥が合流する場所」という意味だそうで、人口約160万人、周辺人口を含めるとで583万人で、世界第47位となる。マハティール前首相などが主導して整備されたアジアを代表する近代都市だ。
今回ほとんど市内を観光する時間は取れなかったが、クアラルンプールの誇るツインタワーを間近に見て撮影することができた。このツインタワーは高さ452mの88階建てで、マレーシアの国立石油会社ペトロナスによって建築された。設計はアルゼンチンの会社で、イスラム様式のモスクにある尖塔(ミナレット)を模して設計された。1998年の建設当時は、この尖塔を含めた高さ(452m)でシカゴのシアーズ・タワー(442m)を抜き、2003年に中華民国の台北101(509m)が建設されるまでの6年間世界一であった。その後中国、ドバイなどの建設ラッシュが続き、現在は14位となったが、ツィンタワーとしては引き続き世界一の座にある。なお、日本の東京スカイツリーはビルではないため、このランキングには入らない。
日本の建設会社ハザマがタワー1を、韓国のサムスン物産建設部門がタワー2を、それぞれ建設した。なお、41階と42階の二箇所に設けられた2本のタワーを結ぶ連絡橋(スカイブリッジは、フランスの建築会社が施工した。
この街でもう一つの注目の建築は黒川紀章の設計で建設されたクアラルンプール空港だ。市の中心部から南へ約43km地点に位置する、アジアを代表する大空港。設計コンペで黒川紀章の設計が採用され、日本人の注目度も高い。マハティール前首相の主導で建設計画がスタートし1998年に開港した。「森の中の空港、空港の中の森」をコンセプトに、黒川紀章がターミナルビルを含む全体計画を設計し、メインターミナルを大成建設、サテライトを竹中工務店が施工した。周辺はプランテーションされたアブラヤシの森に囲まれており、「森の中の空港」を実現している。
国際線は27か所の搭乗ゲートがあるサテライト・ターミナルから離発着、十字形をしたターミナルビルは少々分かりにくい。メイン・ターミナルへはエアロトレインを利用して移動する。市内とのアクセスは空港連絡鉄道のKLIAエクスプレス、KLIAトランジットターミナル駅からKLセントラル駅までの間をノンストップで最短28分間で結んでいる他、リムジンバスが多数発着する。車では高速道路が渋滞することが多く、1時間確保する方が良い。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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