台北ランタンフェスティバル２０１６

2016/03/04 - 2016/03/06

今年も行ってまいりました、ランタンフェスティバル。

場所が台北市西側の「桃園」ということで、「桃園の誓い」で有名な関羽将軍のランタンをよく見かけたのが今年の特徴。

ランタン見た後は、仕事が多忙で何も考えずに行ったこともありノープランでグデグデですが、ぜひご一読ください。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

昨年に引き続き、台湾のランタンフェスティバル。

今年も羽田の朝便で、午前中に台北松山空港に到着しました。

早起きなので、基本は爆睡・・・

台北松山空港 (TSA) 空港

今回もＳＩＭフリースマホを持参しました。

中華電信のカウンターでＳＩＭカードを購入してセットしてもらいました。

３日間容量無制限で３００台湾ドル也。

両替も空港で。

空港のデートもそんなに悪くなく（中値２％ぐらい）、日本で両替するのに比べれば段違いに良いです。

私の前で、爆買いさんが１０００台湾ドルの札束を２個両替してました。

ホテルは、台北駅近くのグリーン ワールド ステーション ホテル。

入り口が分かりにくいと評判がありましたが、スマホ様（グーグルマップ様）のお陰ですぐわかりました。

ガラスにもきちんとホテル名書かれてるし、大丈夫ですね。

グリーンワールド 台北駅 ホテル

ホテルの近くにあった書店兼文具屋さんの看板。

いまいち意味が分からなかったけど、かわいいぜオッサン。

リラックマのポーチを１個買いました。

最初に訪れたのは、台湾名物の書店＋最先端の雑貨の揃うお店、「誠品」の敦南店。

忠孝敦化駅から３分ぐらい歩くとあります。

誠品書店（敦南店） ショッピングセンター

引っ越し直後で家にあるものも整理できていないため、雑貨は結局買いませんでした。

その代わり、京盛宇というお店で

京盛宇 (誠品敦南店) カフェ

凍頂烏龍茶のティーバッグを買いました。

ほんのり甘みのある台湾の烏龍茶です。

お次は、誠品から歩いて１０分ほど。
忠孝復興駅直結の「太平洋そごう　復興店」へ。

ランチを食べるために来ました。

台湾と言えばこれ。

小籠包の鼎泰豊（ディンタイフォン）。

鼎泰豊 (SOGO復興館) 中華

肉とネギのワンタン麺に小籠包、台湾麦茶を頂きました。

丁度おやつタイムぐらいでしたが、ちょっとだけ待ちました。
台湾でも人気のお店でした。

台北駅前の三越にも行ってみました。
昔ここの展望台にも上ったことがあります。

どうも信義地区の新しい店舗群に押されてしまって、台北駅前は活気がなかったように思いました。（地下街は別ね）

新光三越百貨 (台北駅前店) 百貨店・デパート

７階にはこのような日本庭園もありましたが、本来はここにも店舗を出していないといけないのでは。。。

おとなりのビルには五鉄秋葉原。

ここに至ってははたして営業しているのかも怪しかったです。

五鉄秋葉原 ショッピングセンター

地下（違う名前のモール）には、こんな感じのお店もありましたけど・・・

台北のリラックマ軍団は結構お買得に見えました。
持ち帰れないよ大きすぎて。

いよいよ、台湾ランタンフェスティバルに出発。

今年は高鉄桃園駅前が会場なので、台湾新幹線でさくっと移動。

台湾新幹線の桃園駅に着くと、ランタンフェスティバルこちらの標識。

ぐるっと回されましたが、交通整理（駅から出る人と入る人の導線を分ける）のためなので従いましょう。

高鉄桃園駅 駅

入場してみましょう。

入ってしばらくは、桃園市やその近郊（南嵌とか）の宗教団体のランタンが目立ちました。

桃園市にある護国宮を模したランタンです。

ザビエル様でしょうか？（妄想）

明倫三聖宮（こちらも桃園市）のランタンです。

見た時は関羽と信じて疑わなかったのですが、写真を見ると張飛に見える。

どっちでしょう？

実際の寺院も再現されていましたよ。

この即席寺院をお参りする人も多数いらっしゃいました。

南嵌の五福宮のランタンです。

一貫道という宗教法人のランタン。

赤い提灯が印象的です。

龍譚南天宮のランタン。

関羽雲長千里行を見事に再現しています。

赤兎馬に偃月刀。かっこよすぎる。

赤兎馬と関羽将軍アップ！

中壢にある三教紫雲宮のランタンです。

ここも桃園地区だからか、桃園の誓いにちなんで関羽将軍のランタン。

今回のランタンフェスティバルは関羽将軍登場率非常に高し。

なんと、関羽将軍にお祈りをする場所への橋まで作られてました。

そして行列。

スキージャンプがテーマのランタンのようです。

花蓮の遠雄海洋公園が出していたランタン。

日本では鯉のぼりで知られる鯉。

台湾では「永結連理」という言葉で紹介されていましたが、やはり縁起物のようです。

中国語読めずすみません。

長江の辺りにある北固山です。

ここは三国志に縁の深い場所で、劉備が実際に滞在していたり、赤壁の戦いで呉蜀が作戦を練ったり、劉備の結婚式が行われた甘露寺があったりする場所です。

大史慈や魯粛のお墓もあるんだそうです。
どこまでも三国志。

北固山の隣りにあったランタン。

貴婦人が橋を渡り、その前に船頭さんのような人がいます。

意味はわからなかった。

城壁かお寺の入口でしょうか。

城市山林とありました。

メカニックな近未来を思わせるこのランタンは、一般公募の最優秀作品とのことです。

風車のランタン。

台湾でもエコがブームなのかもしれません。

ランタンフェスティバルのメインランタン脇通路。

文字通り無数のランタンが通路を屋根のように覆っていて、壮観でした。

これからの台湾の未来を支える人々をイメージしたのでしょうか。

カニやお魚いっぱいのランタン。

南天門と書かれたもんの上に、仏像から動物から色々なものが乗ってます。

ドラゴンです。

一応炎を噴いてますｗ

今年もお馴染み、ランタンフェスティバルの看板です。

これは日本からのランタンです。

将軍だぎゃー。
しゃちほこだぎゃー。
エビフリャー。

さぬきうどん県からなんだわー、ってのが。（方言風にお伝えしました）

おいしそうだな（＾＾

ちょっとだけシンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイを思い出しました。

今年も派手に回るメインランタンのお出ましです。

３０分に１度、音楽とともにゆっくりピカピカ光りながら回転します。

もちろんおサルさんです。

色も変わっていきます。

花火をイメージしたランタンのようです。

見るからに台北１０１です。

風水好きな台北人から見ると、あまりいいものではないみたい。

とこないだTVでやってました。

おなじみ、我らが桂由美大先生のランタンです。

こんなイベント見てる暇があったら結婚しちゃいなさい。私が儲からないのよ！

なんてね。

こちらは新三大夜景に自称認定された札幌市から。

函館抜いて札幌はないと思う。

通路を挟んで少し小さい第二会場もあったので、そちらにもいきました。

国際空港の都市、桃園らしく、飛行機ランタンです。

台湾でも大人気、ベビースターラーメン。

ほんまかいな。

やっぱりチキンラーメン味らしいです。

今回はメーカー出展でしたが、来年から増えても不思議ではないのが、このLED動画ランタンでしょう。

台湾は小電力の精密機器に強い国ですからね。

ツリー状に作られたLEDディスプレイ上にも映像が流されていました。

予約していた新幹線まで少し時間があったので、桃園駅のモスバーガーでまったりと。

実は生まれて初めてライスバーガーを食べました。
メンチカツのライスバーガーセット（ラテ変更＋３０）で２１０台湾ドル也。

日本と同じぐらいですね。

ランタンを楽しんだ後は、タイマッサージ２時間で一日の疲れを癒しました。

菩心園泰式養生館です。台北駅の南側（Ｍ８出口すぐ）にあります。

２時間１６００台湾ドルなのですが、１４００台湾ドルにおまけしてくれました。

足を中心にじっくり揉み解してストレッチしていくタイプのマッサージでした。

菩心園泰式養生館 エステ・スパ・マッサージ

実は前後で仕事が多忙で、予定を全く考えずに台北に突撃したのでした。

２日目は何も考えず街歩き・・・

良い子は台湾まで行って真似をしないように。

台北駅前（南側）の大通りに、朝から行列のチーズタルトのお店がありました。

パソコンなどのお店が並ぶ光華商場の隣に新しいデジタル商業総合施設ができたと知り、行ってみました。

三創生活園区。
昔の光華市場を知る身としては、隔世の感が。

開店が１１時からで、１０時に着くように行ってしまったので、しばし時間をつぶすことに。

「華山1914創意文化園区」まで徒歩５分ぐらいだったので、訪ねてみました。

映画館やイベント施設、台湾ブランドのおしゃれなお店、レストランなどが入っている複合施設です。

華山1914創意文化園区 散歩・街歩き

丁度日本の某アニメの展示会をやっていて、大行列でした。

そういえば、去年のランタンフェスティバルの一番人気も、日本の某アニメでしたね！

ざっとこんな感じ・・・

映画館の方に行くと、ルイヴィトンやマリークレールなどのブランドをイメージした絵画が展示されていました。

光点生活（Spot Design）という、デザイン雑貨を集めたお店もありました。

少しだけ時間が余ったので、三創生活園区に入っていたカフェで時間をつぶしました。

なんったって、予定なんも考えてないし。
そういえばガイドブックすら持ってきてなかったですｗ

三創生活園区の中。

１１階建てぐらいのビルで、各フロアごとに違うコンセプトのお店が入っています。デジタルというよりは、もう生活全般をカバーするラインアップになってしました。

デジタル版誠品書店というところですかね。

高級デザイナーブランドのBang & Olufsenのコンセプトストアが入っていたり・・・

家電コーナーにはクマに入ったオッサンがいたり。

お店全体が非常に広々作られているのが印象的です。

このあたりも、小さなコアが並んでいた雑然とした昔の光華市場とは隔世の感が・・・

信義地区をすこしぶらつきました。

微風信義店も入っている、キャセイ・ランドマークです。

こちらはおなじみ台北を代表する書店・誠品書店の信義店。
雑貨や日用品、文具も売られており、飽きません。

誠品 信義店 ショッピングセンター

三越も信義地区に店舗を出しています。

中山や台北駅前と比べてゆったりとした作りです。
反面、どこに何が売られているのか探すのが少しわかりにくいのが欠点と言えば欠点でしょうか。

新光三越 台北信義新天地店 百貨店・デパート

お昼は、前日に見た製品敦化店内の北海道しゃぶしゃぶ「聚」にしました。

３９８ＮＴＤでセットメニューが食べられます。

新浪越足体養生会館。

中山北路から少し入ったところにありました。

丁寧な脚マッサージ店で、フットマッサージと足の角質取りをお願いしました。年１の角質取りだと、めちゃ取れますね・・・

マッサージ店近くの林森北路からからバスに乗り、公館夜市へ。

１本の通路の両脇がお店なので、分かりやすいです。

アウトレットモールがあるとのことで、公館に来てみたのです。

そのアウトレットモール「LEECO」。

結論から言えば、ワンフロアであまり大したことはなかったです。
たしかに値引き率は高いのですが、品物が多くなく、当たればラッキーという感じでしょうかね。

台北の表参道？原宿？こと西門町を少し散策しました。

親日ともいわれる台湾の中でも、最も日本を感じられる場所かもしれません。

歩いている人も、特に女の子は日本っぽいお化粧だったり。

西門町 散歩・街歩き

ブラック企業もちゃんと輸入されております！

Japanese Casual Restaurant ですよ。
モノは言いよう・・・

キャラクターグッズだってこんな感じ。

香港かよ。

そんな中異彩を放つのは、華やかな西門の街に突如現れる台北天后宮。
奥まった場所ではなく、駅にもほど近いビルとビルの間でした。

ここだけは日本と別世界で、熱心な方がお参りに訪れていました。

台北天后宮 寺院・教会

台北１０１のライトアップがあるかもと期待し、西門町からバスで信義地区にもう一度移動してきました。

ついでに夕食と、ちょっとしたお買い物もできればと。

週末は、信義地区は２３時までお店が開いています。
（誠品の本屋は２４時間営業ですけど）

これマメ知識。

微風松高 百貨店・デパート

台北１０１のライトアップ。

２２時を越えたら地味になっていきました・・・

台北101 ショッピングセンター

こちらは、信義の三越の通路のライトアップです。

羊は干支・・・じゃないよなぁ。
まぁいいか。

夕食は、微風松高内の「開丼」にしました。

ご飯にどっさり乗ったサイコロステーキの写真が目を引きました。

サイコロステーキどっさりではないですが・・・
（普通はここに半熟卵が乗ります。半熟卵嫌いなので外してもらいました）

缶ビール１本込みで大体１０００円ぐらいです。
お味噌汁とお茶はセルフサービスでした。

案外お味噌汁が美味しかったです。

最終日の朝。

せっかく台北駅近くに宿泊しているので、台北駅近くを散歩しました。

ホテルに朝食はついていましたが、２日連続で食べるのも飽きるので、途中で見つけたヤマザキパンのカフェへ。

ツナサンドとコーヒーで２００円ぐらいでした。

山崎麵包 (重慶店) パン屋

二二八和平公園です。
元々日本統治時代に作られた公園ですが、１９９６年にこの名前に改められています。

名前の由来になっている二二八事件とは、日本統治終了後に台湾を支配する国民党が、約40年にわたる戒厳令を敷き、台湾人を武力で弾圧するきっかけとなった事件で、反国民党の運動が台湾中に広がったのだそうです。

二二八和平公園 広場・公園

二二八和平公園への改名に関する碑です。

公園は台北駅のすぐ南側です。

三越のビルがすぐ近くに見えることでも、そのことがうかがえます。

翠亭閣。

三層の中国式建造物で、池の中央に鎮座しています。

二二八記念碑。

1947年2月28日に発生した二二八事件の犠牲者を慰霊するために建立された慰霊碑です。

二二八記念碑 モニュメント・記念碑

白色恐怖政治受難者記念碑。

国民党支配時の戒厳令下で犠牲になった本省人（台湾人）の人々を追悼する記念碑だそうです。

二二八の命名と同じ理由ですね。

中華民国総統府。

こちらも日本統治時代の建物です。

道路を挟んだ反対側に撮影スポットが準備されています。
もっと近くで撮影したくて、通りを渡って建物の正面でカメラを構えたら、警備員に怒られました。ダメみたいです。

中華民国総統府 建造物

三民書局。

政府の出版物も発行している書店です。
専門書を中心に、充実の品ぞろえでした。

総統府に行く途中の重慶南路沿いです。

台北最後の食事は、やっぱここでしょう。

新光三越のすぐ隣りにあった、ジャパニーズ・カジュアル・レストランです。
日本でも有名ですね！（すっとぼけ）

居食屋 和民 (駅前店） 和食

カツとじの定食と麦茶。

普通においしかったですよ。

お肉は黒豚でしょうかね（こら）

ホテルのチェックアウトタイムは１２時。
帰りの飛行機は台北・松山空港１５時半だったので、中山地区のＭＩＴ（Made In Taiwan）ショップを冷やかすことにしました。

「台湾好，店」というお店で、「台湾」の「好い」モノだけを集めたお店、という意味を込めているそうです。

Ｔシャツのお店「'0416x1024」。

２つの数字は共同オーナーの誕生日だそうです。
１３時開店とのことだったのですが、少し待ってもオープンしなかったので諦めました。

中山にもリラックマ。

甘いものの特別展か何かでしょうかね。
中のオッサンも喜びそうです！

中山駅に隣接するデパートの三越にも立ち寄りました。

いい台湾家電の小物があれば買おうかと思い、結局買ってないのですが・・・

新光三越 台北南西店 1号館 百貨店・デパート

最上階はパソコンやＣＤ、スマートフォンなどを扱うフランスのＦＮＡＣ。

行く度にスペースが縮小されており、次はなくなるのでは？とやや不安。

中山の三越２号館にアニエスベー・カフェがあり、ここで旅の締めにしました。

台北のおしゃれなカフェはどこもアニエスベーというぐらい、あちらこちらにありましたね。

チョコレートケーキとカフェラテ。

だいたい１０００円ぐらいなので安くはないですが、美味しかったです。

これで満足して、台北を後にしました。