2016/02/26 - 2016/02/28
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winningさん
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JALのマイレージが貯まりまくっているという事で、2月末の花粉飛び交う中ではありますが、今まで九州新幹線で通過しただけの熊本県に初上陸してきました。
目的は日本百名城に登録されている熊本県の2城、人吉城と熊本城。
今回の旅行記は、人吉の続きで、上手い鰻を食した後の主目的である人吉城訪問となります。
城址を見た後、熊本への移動までで時間が取れたので、人吉城址近くの温泉に入り、高速バスで熊本に移動しました。
ちょうど熊本行く前に、カードの会員誌で人吉の特集やってたので、ちょうど同じような感じで街を巡る事ができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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-
食事終えた後、城に行く前に街を軽くぷらりと。
会員誌にも出ていた、うなぎ屋から歩いてすぐの鍛冶屋町通りへ。 -
ウンスンカルタの家。
ウンスンカルタとは(以降会員誌からの抜粋)、札75枚で4対4のチーム戦で遊ぶカードゲームで、カルタというよりもトランプに近い。
ルーツはポルトガルから戦国時代に伝えられた南蛮カルタを日本流にあれんじした「天正カルタ」を改良したもので、なぜかここ人吉球磨地方にだけ遊び方が代々伝えられているそうです。
「うんともすんとも」という言葉はここから来ているとの事。
「ウン」が1で、「スン」が最高の意味だそうです。
何か勉強になりました。 -
通りにはカルタの絵が描かれています。
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と、たいそうな解説してしまいましたが、ちゃんとした解説文はちゃんとこのように用意されています。
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通り途中にある、みそ・しょうゆ蔵。
中見学できますって、ちゃんと見学コースって案内出てますね。失礼しました。 -
鍛冶屋町通りを抜けて、もう少し街を散策。
スナックにあった幟。
一番上に書いてある通り、球磨人吉出身だそうです。 -
ここも会員誌に記載されてました「新温泉」
店構えが渋すぎます。 -
朝からやっているのかと思いましたが、どうやら昼一時からという事でまだ営業前。
-
イチオシ
入口。板張りの感じが年期を感じさせます。
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会員誌では夜のライトアップ(といっても看板に明かりが点いただけ)の写真が載っていて、とてもいい雰囲気でした。
さて、ようやっと城に向かうとします。 -
途中、球磨川の川沿いを歩いていきます。
どんよりと暗い雲が広がっていましたが、何とか天気は持ちました。 -
橋から人吉城址を見た所。
手前にあるのが角櫓でその先に長塀があります。
この辺りが人吉城址最高のビュースポットと観光マップには書いてありましたが、どうやら橋の上では無く中州からだったみたいです。
まぁこれでも十分でしょう。 -
イチオシ
ちょうど川の分岐を利用して造られているのがわかります。
川を濠のように利用して、天然の要塞を築いています。
実際に攻められることはほどんど無かったみたいですけどね。 -
長塀前の川では水鳥がゆうゆうと佇んでいました。
これ白鷺なのかな?鳥音痴なのでよくわかりません。 -
橋を渡った所が大手門の跡。
その先には人吉市役所がありました。 -
大手門付近からみる長塀。
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城内に入ってきました。
これは多聞櫓。中に展示物があって無料で見学できます。 -
城内から見た角櫓。
隅櫓では無く角櫓なんですね。
ここは中入れません。 -
角櫓辺りは軍役蔵跡が残っていました。
3棟ほど建物が立ち並んでいたみたいです。 -
人吉城歴史館そばにある井戸跡。
大型の井戸で、公衆用であったとされています。 -
人吉市役所前には武家屋敷跡があります。
ここの井戸はやや小さめ。家庭用という事でしょうか。 -
で、人吉城歴史館、入場料200円です。
ここに百名城スタンプが設置されています。
人吉の歴史、特に700年この地を拠点とした相良家の歴史をここで知る事ができます。
ここの目玉は調査中に発掘された地下室。
中には水を湛える石積みで囲われた井戸があり、全国的にも例のない部屋だそうで用途はいまだに謎だそうな。
通常は閉鎖されていて、上の階から下の地下室を眺める形になりますが、係員に話をすればカギ開けて地下室に降りられるみたいですが、時間も無かったので下にはおりずに歴史館を後に。人吉城歴史館(現在休館中) 美術館・博物館
-
歴史館で手にした白地図を元に城址跡を散策します。
奥に見える小さな小屋の正体は・・・ -
歴史館にあった地下室跡がここにもありました。
厳重にカギがかけられていて、ガラス越しに見る形となります。
ここと歴史館が繋がれていたとかいないとか、内容はこれから調査が進むとの事です。 -
イチオシ
通りを渡るとそこには武者返し石垣が。
敵の兵士が登って来られないようにする意味もあったのでしょうが、本来の目的は防火の為だったみたいです。
ここは西洋式の工法が用いられていて、昔からの城郭に取り入れられているのは大変珍しいそうな。
人吉城の撮影スポットですね。 -
これは水の手門。
人吉城に入る4つの門の1つで、球磨川に面した水門です。
水門なので当然水運の為の門です。 -
ちょっと引くとこんな感じ。
今は葦が覆い茂っています。 -
立派な石垣を反対側から。
-
ここに人吉城址の石碑がありました。
-
水の手門そばに、左近の石と呼ばれる巨石がありました。
増水の際に橋を壊さぬように川の中に置かれた石で、河川工事の際にこちらに移設されたとの事です。 -
左近の石からは、水の手門を上から見る事ができます。
-
ここは御下門跡で、本丸・二の丸・三の丸への唯一の登城口に置かれた門との事で、大手門同様に櫓があったらしいです。
ここから上に向かって行きます。 -
少し上がったところから御下門跡を。
マスクしているので、これだけ上がっただけでも息が切れます。 -
二の丸へ上がる階段。
この辺りも石垣が残っています。 -
この辺りが二の丸。
これだけだとちょっとわかりずらいですね。 -
本丸へ上がる階段がありましたので上ってみましたが・・・
-
本丸跡はこんな感じで、石碑と建物の礎石らしい跡がある以外は何もありません。
天守も無かったみたいで、代わりに御堂が建てられていたみたいです。
下の景色も見えないので、二の丸に降ります。人吉城跡 名所・史跡
-
二の丸から人吉市街を臨みます。
下の段の平地が三の丸となります。
本丸と違って開けていて、絶好の撮影スポットです。 -
イチオシ
ここが一番開けたスポットでしょうか。
登っているときはあまり感じませんでしたが、こう見ると結構な高さ上がってきたなあと実感しました。 -
二の丸から三の丸へ降りる石段。
城にしては小さな階段ですね。抜け道みたいな感じです。 -
イチオシ
前の写真の階段降りた所は、中の御門跡。
奥の少し高くなっている部分が三の丸になります。 -
御津賀者跡付近から、三の丸・二の丸方面を見上げた所。
本丸は木々にすっぽり隠されてしまって見えません。
歩き過ぎたのか、この辺で足がつりそうになりました。 -
ポイントはほぼ見たので、そろそろ下に降りるとします。
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階段降りている時に、太ももが『ピリッ!』っといっちゃいそうでした。
酒飲んで城巡りするのは良くないね。反省です。
で、下に降りてきたこちらは相良護国神社。
その名の通り相良氏を祀った神社・・・って事でいいですよね。相良護国神社 寺・神社・教会
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川に面していないこちら側にはこのように堀がありました。
これで城巡り終了。
さて熊本移動までは時間がありそうなので、ひとっ風呂浴びて行きますか! -
城見て時間あったらここに入ろうと思っていたのですよ。
人吉城址そばにある「元湯」です。人吉温泉 元湯 温泉
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イチオシ
建物正面。
銭湯というよりも老舗旅館といった建て構えしてます。 -
朝6時からやってます。入浴料は大人200円。
番台のある銭湯なんて入ったのいつ以来だろ。
もしかしたら家に風呂の無かった40年程前以来だったかもしれない。人吉温泉 元湯 温泉
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番台のおやっさんに写真撮影の許可頂き、脱衣所だけ写させて頂きました。
浴場は人がいたので・・・ね。
老舗ですが、改装されたのか板張りの感じなど結構新しいです。
貴重品は言えば鍵付きのロッカーに預けられます。
タオル、シャンプー、ソープ等は一切用意してませんのでご注意を。
地元の人はワンセット持参して来てます。
タオルしか用意してなかったので、お湯で汗流して湯船に浸かっただけでしたが、それでもめちゃめちゃ気持ち良かったです。
大分足が張っていましたが、ここに入ったおかげで大分楽になりました。人吉温泉 元湯 温泉
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いや〜時間あれば、もっとゆっくり湯船に浸かっていたかったなぁ〜。
それでも大分英気養えました。
さて、次の目的地熊本向かいます。 -
熊本までは高速バスで向かいます。
高速バスの停留所は人吉ICなので、そこまで歩いて行きます。
人吉駅から市街地を周って人吉ICまで行くバス(じゅぐりっと号)はあるのですが、ちょうど2時間ほど走ってない時間帯に当たってしまったので。
さっき温泉入っていなかったら、歩けなかったかもね。 -
イチオシ
橋(水ノ手橋)から水の手門を望んだところ。
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球磨川挟んだ向こう岸から人吉城を。
戦があったとしたら、敵はこの城をどう攻めたんでしょうか、とぼんやりと考えつつバス停に向かいます。 -
途中こんな石碑が。
昔から野球が盛んな土地だったようで、打撃の神様(だっけ?)川上哲治氏もここ人吉の出身。
市内には川上哲治記念球場なるものもあります。 -
途中踏切を渡っていきます。
複線のようですが、片方が肥薩線で、もう一方がくま川鉄道湯前線の線路です。
向こうに湯前線の駅が見えるのですが、この写真だと厳しいですね。 -
元湯からダラダラ歩く事25分。
人吉ICに到着です。結構歩いたな。 -
これが人吉ICバス停。
中々立派な造りで、ちょっとした鉄道駅よりもランク上です。 -
後ろからになってしまいましたが、これが「じゅぐりっと号」
ICに着いた客を市街地に送ります。 -
結構乗客います。
熊本へ行くバスは、鹿児島から来る「きりしま号」と、宮崎から来る「なんぷう号」があり、1時間に1本位の頻度で走っています。 -
私が乗るなんぷう号が到着です。
私以外に8人位ここから乗り込みました。 -
6割位の乗車率でした。
シート配置は1-2で、1の方は全て埋まっていて、2の方の窓側でしたが、隣いなかったのでOKです。
トイレもありますし、車内テレビで映画もやってました。
この日やってたのは海老蔵主演の「利休にたずねよ(英語字幕付き)」 -
九州道を一路熊本へ。
遠くに新八代駅が写っているのですが、これもこの写真だとよくわかりません。 -
人吉から1時間半程で熊本バスターミナルへ到着。
ここからホテルまで歩いて行く訳ですが、中途半端な時間に鰻食べたおかげで腹が減ってきました。
ちょうど通り道にあったこの店に。桂花ラーメン 本店 グルメ・レストラン
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東京で食べた事あって、味についてはそれと全く同じです。
ここが本店らしいですね。
深夜酔っ払いがここに寄る姿が目に浮かびます。桂花ラーメン 本店 グルメ・レストラン
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くまモン推し自販機。
-
イチオシ
途中、熊本城見えたのでちょっと見学。
ここは長塀。そう言われるだけの長さありますね。 -
入場門の一つである須戸口門。
この時16時14分。
入場できるのは16時半までで、17時には閉館されるという事で、1時間しか見る事できないため、この日の入場は諦め、明日みっちり熊本城見学します。 -
くまモン推し信用金庫。
こうなったらもうとことん突き詰めて。 -
熊本でのホテルはこちら、老舗です「熊本ホテルキャッスル」
熊本城へは近いし、ネットで調べたらそれ程高くないので決めちゃいました。 -
まぁ部屋自体はビジネスホテル並みなんで、料金も納得です。
熊本ホテルキャッスル 宿・ホテル
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ビューも城側ではないので、こんなもんです。
さてもう今日のノルマ自体は達成してしまったので、夕食まで休憩します。 -
とはいっても、さっきラーメン食べちゃったんでそんなに腹減りません。
なんで惣菜とビールで済ませちゃいましょという事で、鶴屋へ買い出しに。 -
買い出し行く前に鶴屋の隣のビルにあるここに行きます。
くまモンスクエア 名所・史跡
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総本山です。
写真撮る人で切れ間が無く、一瞬空いたタイミングでようやく撮れました。
一応中入ってみるか。 -
くまモンの部屋・・・ですかね。
留守みたいです。くまモンスクエア 名所・史跡
-
私はふ〜んという感じでした。
くまモン好きにはたまらないと思います。というありがちなコメントですみません。 -
鶴屋とは繋がっています。
折角なら熊本ならではのものと思ってましたが、結局辛しレンコン位しか見つからず。 -
外に出たらすっかり暗くなってました。
熊本城天守がちょっとだけライトアップされてました。 -
ホテル脇の道からもライトアップされた熊本城天守が見えました。
この日はこのままホテルに戻り、食事して休みました。
明日は飛行機の時間まで熊本城をがっつり見る予定です。
それは次の旅行記にて。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2016/03/23 20:26:18
- 本当にくまもんくまもん
- こんばんは、winningさん
くまもん、、、
確かに熊本に行くとくまもんが凄いとは聞くけれど、
旅行記後半の怒涛のようなくまもん登場に笑っちゃいました。
私が熊本に行ったのは、もう何年前だろう?
まだくまもんのくの字も生まれて居なかったような・・・
くまもんフィーバーになった熊本にまた行ってみたいなぁ。
たらよろ
- winningさん からの返信 2016/03/27 23:46:30
- RE: 本当にくまもんくまもん
- たらよろさん
メッセージありがとうございます。
返信遅くなりました。すみません。
このままくまもん推しで行くつもりなのでしょうか。
知事も今日の選挙で継続されたみたいですし。
くまもん含めて、そろそろ何でもゆるキャラって感じでも無くなってきているので今後どうしていくかでしょうね。
真面目に語ってしまいました。それではまた。
> こんばんは、winningさん
>
> くまもん、、、
> 確かに熊本に行くとくまもんが凄いとは聞くけれど、
> 旅行記後半の怒涛のようなくまもん登場に笑っちゃいました。
>
> 私が熊本に行ったのは、もう何年前だろう?
> まだくまもんのくの字も生まれて居なかったような・・・
> くまもんフィーバーになった熊本にまた行ってみたいなぁ。
>
> たらよろ
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