2016/02/25 - 2016/02/26
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Weiwojingさん
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パンガシナン州でボランテイア活動をしている日本人の方々を訪ねてみた。今回、Sual の高校で日本語を教えてている O 氏とダグーパン地域 Day Care Center で縫製を指導されている F 氏の二人を訪ねて、その活躍の様子を見させていただいた。
お二人の活動は草の根的な働きで、地元の方々以外にはあまり知られることはないが、しかし、地域の方々にはなくてはならない存在であり、日本を紹介する窓口として貴重な存在である。
- 旅行の満足度
- 4.5
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小生が住んでいるパンガシナン州のダグーバン市とその周辺には日本からボランティアとして活躍されている方々が何人もいる。日本語教育、自動車整備、溶接、家電修理、縫製等の分野でそれぞれ活躍されている。
今回、日本語指導と縫製の分野で教えている2人の方々の活動ぶりを知りたく、訪問させていただいた。まずは、Sual National High Schoolという高校で、日本語を教えている O 氏を訪ねた。ダグーパンからバスで1時間くらいのところにあるSual (スワル)という町にある高校で、生徒数が3000人ほどのかなり大きな学校である。 -
校門を入ると、大きな校舎が正面にあり、敷地がかなり広々としている印象を受けた。
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この建物が本館のようである。
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ちょつと時間があったので、本館の中を見させていただいた。
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休み時間(10:00〜10;15)になると、生徒たちは皆一斉に外に出てきて、教室の移動や売店に向かう姿が見えた。食堂をのぞいて見ると、この時間はおやつタイムらしく、皆飲み物や食べ物を買い求めていた。
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授業が始まり、日本語クラスへ案内された。この方が日本語を教えている東京出身の O 氏である。2つの授業を見させていただいた。それぞれ1時間の授業である。ひとクラス40 人ぐらいで、なかなか大変のようだ。マイクを使っの授業である。
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先生に指名されて何人かの生徒が前に出てきて、カードに書かれている日本語とその意味を言っているところである。この男子生徒は元気がよく、クラス中の生徒たちを笑わせてていた。
指導者は生徒の興味を引き付けるためにいろいろな工夫をしなければならないが、カードやら絵やら時には歌を歌って授業をすることもあるそうである。 -
先生と生徒がまるで漫才のように掛け合いをしている。
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もう一つの別のクラスの授業も見させていただいた。先ほどのクラスより1学年下のクラスのようである。
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見学者の一人が生徒たちに挨拶と短く日本語のことを話している。みんな興味を持って聞いているようだ。
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帰り際に校内を見させていただいていたら、教室の授業とは別に屋外での作業もあるようだ。先生と一緒に植木や花壇の選定などをしている。
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ダグーパンに戻り、もう1か所訪ねた。今度の場所はダグーパン市内ではあるが、外れにあり、このような連絡船で出かけた。運賃は一人15ペソ(40円相当)であるが、満員にならないと出発しないので、多少待ち時間があった。
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お母さんに連れられた可愛い女の子が乗っていた。
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船はかなり大きな川を15分ほど移動し、船着き場に到着した。川の両岸にはこのような水上住宅がぎっしり並んでいる。
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この辺りはバングースという魚のを養殖するところで、川の中にたくさん養殖池が作られている。
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到着してから5分位歩いてもう一人の縫製を指導している F氏の仕事場をを訪ねた。この地域はダグーパン市内とは異なり、かなり貧しい家が多いようだ。平日なのに学校に行っていない子供の姿をたくさん見かけた。
建物に BARANGAY HAll と言う文字が見える。これは村の集会場といった意味である。 -
この集会所にはDay Care Center もある。
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F氏が縫製を押してている現場の様子。左から2人目が F氏で、昨年11月に赴任され、もう5か月が過ぎたそうだ。
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縫製作業は楽しそうに見えるが、その実大変なこともあるようである。専門用語が多く、それを通訳の方が完全に伝え切れていないようだ。指導者は縫製の専門家であっても英語やタカログ語に精通しているわけではない。
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指導されている F 氏から出来上がった製品を見て、チェックししてほしいと依頼された。市場に出すためには縫い目やボタンのつけ方、位置など外部の人間の目で見る必要性があた。多少具合の良くない点はあったが、概ねよくできているようであった。
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見学を終えて船着き場に戻る途中に小さな教会があった。プロてスタントの教会のようである。
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中を見てみたいと思ったが、門がしまっていて、中に入ることが出来なかった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 川岸 町子さん 2016/03/05 11:56:10
- 生徒の眼差しの先
- Tamegaiさん、こんにちは!
Tamegaiさんご自身が現地でご活躍の中、こうしてお出かけになることに、フィリピンへの想いを感じました。
ボランティアであるけど、プロのご活動ですね!
まず生徒の眼差しが真っ直ぐなのに気付きます。
日本の同年代だったら、どうでしょう?
私なら、第二外国語の授業、本気に受けなかったでしょう(笑)
全員が前を向いて、目を輝かせて、何よりも楽しそうに(@^▽^@)
縫製のご指導も、手に職をつけてそれが職業になり、さらには後輩に指導できる人材が生まれる。
そんな流れになってゆくといいなと思いながら拝見しました(^^♪
Tamegaiさんの授業も、是非拝見したいです〜(@⌒ー⌒@)
町子
- Weiwojingさん からの返信 2016/03/07 09:42:36
- RE: 生徒の眼差しの先
町子さん、おはようございます。
書き込みをありがとうございます。
フィリピンには日本から多くの観光客が来ていますが、その陰で地道な援助活動をしている方々もたくさんおります。彼らの活動は全然知られていませんが、でも地元の人々には感謝され、十分な成果をあげております。
そんな人々を知っていただきたいと思い、今回取り上げてみました。他にもまだたくさんの人々が同じように活動ています。
日本語を学ぶ生徒たちの目は輝き、いかにも楽しそうですね。教えている方々はボランティアであっても、立場は皆教師として立派な仕事をしています。
縫製の活動は教師に比べるとほとんど表にでてきません。地味な仕事です。地域社会の中で働く意欲はあっても働く場がない女性たちに手に技術をつけることは何よりも必要なことだと思います。特に今教えている地域のようなところでは、仕事を得ることは難しいですので、大いに必要なことです。
私の授業の様子もいずれ見ていただければと思いますが、少々恥ずかしいですね(笑)。
では、これで。ありがとうございましT。
Tamegai
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