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「B級グルメ天国」と言われる台北夜市の中でも台湾最大級の夜市が、此方の「士林夜市」だ。<br />元々は農水産物を扱う小さな市場が、時代と共に変化しながら100年以上も庶民の台所として賑わってきたのだそうだ。人をかきわけながら進むと、飲食店だけでなく、洋服、雑貨、小物、化粧品、ゲームなど、小さなお店と屋台が所狭しと並んでいる。さながらその雰囲気はおもちゃ箱をひっくり返して、さらにめちゃくちゃに散らかしたような相当にディープな賑わいぶりだ。<br /><br /><br />「士林市場」は地下鉄「劍潭駅」からまっすぐ歩いた場所にある近代的なアーケード型夜市。お土産や果物、ゲーム類を取り扱う1Fと、屋台の店舗が集まった地下1階の「美食区」に分かれている。階段を下りていくと、120〜130店舗はあるだろうか。その雑然とした<br />雰囲気とけたたましさに圧倒される(爆)。<br />ちょうど夕食時と重なって、巨大フードコートと化した地下1階はものすごい混雑ぶりだ。なんでも台湾の人は共働きの家庭が多く、外で食べてから帰宅する家庭が多いのだそうだが、「ふーん!」と思わず頷いてしまうほど(笑)。そしてまた屋台が集まった店舗の集合体と<br />いうこともあってお値段もかなりお安い。<br /><br /><br />2周ほど界隈をグルグル廻るが、観光客にはかなりハードルが高い(汗)。<br />が、どうしても「蟹の揚げ物」と「牡蠣のオムレツ風」が食べてみたくて入店したのが此方の「曽記」という店。数え切れない店舗の中でもジモティーの人たちで相当に賑わっていたお店だ。<br />店内はガチャガチャしてあまり・・・な雰囲気だが、屋台と考えればこういうのもありだし、何よりも座って食べられるのが嬉しい。<br /><br /><br />まずは台湾ビール(大:80元=320円)。翌日に某有名店で飲んだら150元(600円)も取られたのでかなり良心的なお値段。<br />続いて「蟹の揚げ物」「牡蠣のオムレツ風」(各150元)、「烏賊とセロリの炒め物」「空心菜」「魯肉飯」「水餃」などをオーダー。<br />さすがに屋台だけあってお料理が登場するまでが早い(驚)。「あっ!」という間にテーブルはお皿でいっぱいに!!<br />中でも感動したのが「蟹の揚げ物」。<br />おそらく「沢蟹」と思うのだけれど、塩胡椒がピリッと効いていてカリリッと芳ばしく、思わずビールが進んでしまう(笑)。ふと隣のテーブルをみるとジモティーのカップルが「大きな蟹の揚げ物」を食べていた。あれは囓るのが大変そうだ。。。<br />独特の風味のタレがかかった「魯肉飯」も美味。醤油風味で甘辛く煮込んだ豚そぼろご飯なのだけれど、美味しくてワシワシと食べられてしまう。<br />逆に「あまり・・・」だったのが、「牡蠣のオムレツ風」と「烏賊とセロリ」。オムレツは焼きすぎというか、牡蠣がかたくなってしまっているし、烏賊はちょっとかたかった。<br />共に味付けは薄い感じでちょっと物足りないような。。。まぁ、「蟹」と「魯肉飯」が美味しかったのでよいことにしよう。<br /><br /><br />メニューには日本語も書かれているし、日本人観光客も多いせいか、スタッフの方々は概して親切だ。<br />街中の小洒落た台湾料理店も良いのだろうけれど、地元ローカルの熱気を感じながら台湾の食を味わいたいなら、この地下1階にある「美食区」も選択肢の一つに加えてもよろしいかもしれない。<br /><br />

灼熱の台湾旅行 vol.4 (「士林夜市」)

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2015/07/03 - 2015/07/06

13052位(同エリア28235件中)

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forestkoro

forestkoroさん

「B級グルメ天国」と言われる台北夜市の中でも台湾最大級の夜市が、此方の「士林夜市」だ。
元々は農水産物を扱う小さな市場が、時代と共に変化しながら100年以上も庶民の台所として賑わってきたのだそうだ。人をかきわけながら進むと、飲食店だけでなく、洋服、雑貨、小物、化粧品、ゲームなど、小さなお店と屋台が所狭しと並んでいる。さながらその雰囲気はおもちゃ箱をひっくり返して、さらにめちゃくちゃに散らかしたような相当にディープな賑わいぶりだ。


「士林市場」は地下鉄「劍潭駅」からまっすぐ歩いた場所にある近代的なアーケード型夜市。お土産や果物、ゲーム類を取り扱う1Fと、屋台の店舗が集まった地下1階の「美食区」に分かれている。階段を下りていくと、120〜130店舗はあるだろうか。その雑然とした
雰囲気とけたたましさに圧倒される(爆)。
ちょうど夕食時と重なって、巨大フードコートと化した地下1階はものすごい混雑ぶりだ。なんでも台湾の人は共働きの家庭が多く、外で食べてから帰宅する家庭が多いのだそうだが、「ふーん!」と思わず頷いてしまうほど(笑)。そしてまた屋台が集まった店舗の集合体と
いうこともあってお値段もかなりお安い。


2周ほど界隈をグルグル廻るが、観光客にはかなりハードルが高い(汗)。
が、どうしても「蟹の揚げ物」と「牡蠣のオムレツ風」が食べてみたくて入店したのが此方の「曽記」という店。数え切れない店舗の中でもジモティーの人たちで相当に賑わっていたお店だ。
店内はガチャガチャしてあまり・・・な雰囲気だが、屋台と考えればこういうのもありだし、何よりも座って食べられるのが嬉しい。


まずは台湾ビール(大:80元=320円)。翌日に某有名店で飲んだら150元(600円)も取られたのでかなり良心的なお値段。
続いて「蟹の揚げ物」「牡蠣のオムレツ風」(各150元)、「烏賊とセロリの炒め物」「空心菜」「魯肉飯」「水餃」などをオーダー。
さすがに屋台だけあってお料理が登場するまでが早い(驚)。「あっ!」という間にテーブルはお皿でいっぱいに!!
中でも感動したのが「蟹の揚げ物」。
おそらく「沢蟹」と思うのだけれど、塩胡椒がピリッと効いていてカリリッと芳ばしく、思わずビールが進んでしまう(笑)。ふと隣のテーブルをみるとジモティーのカップルが「大きな蟹の揚げ物」を食べていた。あれは囓るのが大変そうだ。。。
独特の風味のタレがかかった「魯肉飯」も美味。醤油風味で甘辛く煮込んだ豚そぼろご飯なのだけれど、美味しくてワシワシと食べられてしまう。
逆に「あまり・・・」だったのが、「牡蠣のオムレツ風」と「烏賊とセロリ」。オムレツは焼きすぎというか、牡蠣がかたくなってしまっているし、烏賊はちょっとかたかった。
共に味付けは薄い感じでちょっと物足りないような。。。まぁ、「蟹」と「魯肉飯」が美味しかったのでよいことにしよう。


メニューには日本語も書かれているし、日本人観光客も多いせいか、スタッフの方々は概して親切だ。
街中の小洒落た台湾料理店も良いのだろうけれど、地元ローカルの熱気を感じながら台湾の食を味わいたいなら、この地下1階にある「美食区」も選択肢の一つに加えてもよろしいかもしれない。

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩
航空会社
チャイナエアライン

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  • 地下鉄の駅。此方からは少し歩きます。

    地下鉄の駅。此方からは少し歩きます。

  • とうとう来ました!

    とうとう来ました!

  • すごい熱気です。

    すごい熱気です。

  • 美味しかった「蟹の揚げ物」。

    美味しかった「蟹の揚げ物」。

  • 独特の風味のタレがかかった「魯肉飯」。美味っ!

    独特の風味のタレがかかった「魯肉飯」。美味っ!

  • ハノイでも毎日食べた「空心菜」。

    ハノイでも毎日食べた「空心菜」。

  • 此方のお店でいただきました!

    此方のお店でいただきました!

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