2016/01/10 - 2016/01/10
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スカイバードトラベル(旧:日通ペリカントラベルネット エジプト店)さん
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カイロよりこんにちは!
本日のカイロは晴れ、最低気温は14度、そして最高気温は昨日に引き続き31度の予報です。
日本で30度越えだと不快指数MAXですが、乾燥しているエジプトでは日差しは強いものの、日本のように汗だらだらになったりはしません。昨日も一番気温が高い時間に昼ごはんを買いに外に出ましたが、風が強くて砂とホコリが困るだけで、全く気温は気になりませんでした。
季節の変わり目は服装に悩みますよね。カイロも突然気温が上がったので、元気に薄着の人もいれば、まだレザージャケットやブルゾンを着ているお兄さん・おじさんも多く見かけます。オシャレ女子達も、まだロングブーツもいれば、軽い生地のものや明るい色の春ファッションもちらほら。
さて、600以上の建築物がまとめてひとつの世界遺産に登録されているカイロ・イスラーム地区。そのイスラーム地区にあり、特にライトアップが美しいムイッズ通りの端・ズウェーラ門の手前にあるアル・ムアイヤド モスクをご紹介。
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夜なので写真がうまく撮れませんでしたが、巨大な入口。
モスクの外観写真を撮りたかったのですが、あまりにも巨大で狭いムイッズ通りからは全体の雰囲気がわかる写真が撮れない・・・。 -
1415年に建築されたこのモスクはちょっと変わった由来を持っています。モスクを建築したスルタン・ムアイヤドはかつてカイロで投獄されていて、ネズミやシラミなど牢獄のひどさに悩まされ、釈放されたらここにイスラーム学の一大拠点を造ろうと心に誓います。
晴れて牢獄から出てスルタンとなったムアイヤドは獄中の誓いを貫き、彼が投獄されていたまさにその場所に、イスラーム学究のマドラサと共に、この巨大なモスクを建築しました。 -
美しく重厚な入口。左の正方形に書かれてあるのは、イスラームの信仰告白(シャハーダ)
لا إله إلا الله محمد رسول الله
「ラー イラーハ イッラッラー(アッラーの他に神はなし)ムハンマド ラスールッラー(ムハンマドはアッラーの使徒である)」です。
壁も扉の装飾も全てが美しく、600年の歴史を感じさせる重みがあります。 -
中へ入ると・・・あら! かわいい子ネコさんのお出迎え。何もあげるものがないのですが、ずーっと私達の後をつけてきました。
モスクにはよくネコがいます。ネコにとっても居心地がいいのでしょうね。 -
そして広い!!
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外から見て大きいとは思ってましたが、想像以上の大きさです。
上部がアーチ状になっている柱は、同じイスラーム地区にある有名なアズハルモスクも同じですが、こんなに何重にもなっているのは見たことがありません。 -
こちらアズハルモスク。
まぁ、アズハルモスクはさらに450年古いモスクですが。 -
この柱、ローマ時代のデザインみたいですよね。
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右手前に写っている場所で、礼拝前に顔や腕などを洗い体を清めます。
イスラーム地区には大小のモスクがごまんとあるので、ムイッズ通りの一番端にあるこのアル・ムアイヤド モスクはあまり観光客も訪れないようです。 -
靴を脱いで入るモスク内は通常ちゃんと掃除がされていますが、この中庭を歩いたら黒い靴下が真っ白に。
『ぼく、明日になったら白ネコになってると思うよ』 こんな感じ。 (画像はこちらからお借りしました http://goo.gl/GLnMhZ ) -
ライトも消えていて暗い場所も多く、全部ライトがついたら、もっともっと美しいと思います。
ちょうどマグリブ(日没)の礼拝後だったので、礼拝に来ていた地元エジプト人を何人か見ましたが、入口付近の小さい部屋を使うのみで、この中庭の方へ来る人はいないようでした。
ラマダン月の特別な礼拝や年に2回のイード(祭り)の礼拝には、多くの人が訪れるのかもしれません。
知れば知るほど魅力が増えるムイッズ通りです。
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