豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」(下り列車・8001レ)で行く北海道・然別湖ロングステイ7泊8日(車中1泊+現地宿泊6連泊)旅行記(2014年8月)/第1話:下り「トワイライトエクスプレス」(8001レ)、初めての大阪→札幌間の全区間完全乗車約22時間の旅の記録編
2014/08/23 - 2014/08/24
4350位(同エリア9563件中)
黄昏特急さん
2014年8月23日(土)から8月30日(土)までの1週間、
7泊8日(車中1泊)の日程で、2015年3月14日の北陸
新幹線の長野←→金沢間の延伸開業に伴うJRのダイヤ改
正により、大阪←→札幌間での運行を終了した、JR西日
本が誇る豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」の
下り列車(8001レ)を、初めて、始発駅の大阪駅から終
着駅の札幌駅まの全区間を乗り通す形で、北海道・鹿追
町の然別湖畔温泉に滞在(6連泊)して、晩夏の然別湖
と鹿追町の旅を満喫してきました。
なお、実際の旅行は、下りの「トワイライトエクスプレ
ス」(8001レ)乗車の前日(8月22日)の夜に、富山駅
前からJRの高速バス(富山・金沢←→大阪線)の夜行便
(「ドリーム北陸」号。富山発→大阪行きの便)に乗車し
て、大阪へと向かった時点から始まりました。
今回は、大阪発8月23日(土)の8001レ・下り「トワイ
ライトエクスプレス」での約22時間の乗車記をご紹介し
ます。
※旅行記に登場する列車名・列車番号、ならびに、行き
先、発着時刻、駅名、路線名などは、2014年8月の時点
でのものです。
【旅行の日程の概要】
0日目 富山駅前発21:45→JRの夜行高速バス
「ドリーム北陸」号→(車中1泊)
1日目 →JRの夜行高速バス「ドリーム北陸号」
→大阪駅到着6:30
大阪駅発11:50→下り寝台特急「トワイラ
イトエクスプレス」(8001レ)→(車中1
泊)
2日目 →下り寝台特急「トワイライトエクスプレ
ス(8001レ)→札幌駅到着9:52(この日
の実際の到着時刻は、9:56頃)
札幌駅発→下り特急「スーパーおおぞら5
号」→新得駅着
新得駅発→路線バス→鹿追町郷土資料室見学
→(宿泊先のホテルの送迎車)→然別湖畔温
泉・然別湖畔温泉ホテル風水到着(以下、同
ホテルにて6連泊)
3日目 然別湖畔温泉発→(路線バス)→カントリー
ファーマーズ藤田牧場(日帰り酪農体験)→
(徒歩)→森のキッチンかわい(昼食)→
(路線バス)→然別湖畔温泉着
4日目 然別湖畔温泉発→(タクシー)→扇ヶ原展展望
台(十勝平野の風景の展望)→(タクシー)→
陸上自衛隊鹿追駐屯地見学(史料館見学、90式
戦車をはじめとする車両の撮影など)→(路線
バス)→然別湖畔温泉着
午後は、然別湖ネイチャーセンター主催のリ
バーウォッチング体験参加(於:ヤンベツ
川)、ならびに、然別湖遊覧船での夕方の湖
上遊覧(40分)
5日目 然別湖遊覧船で早朝の然別湖を遊覧(40分)
然別湖畔温泉発→(路線バス)→瓜幕郷土資
料室見学→鹿追やまべ園での釣り体験と昼食
→鹿追ライディングパーク見学→路線バス→
然別湖畔温泉着→(徒歩)→ミネルヴァ美術
館(ホテル福原の館内)見学
6日目 終日、ボレアルフォレストのネイチャーガイ
ド・阿久澤さんとともに、白雲山への登山と
自然観察(白雲山山頂でのサンドウィッチと
コーヒーの昼食付き)
7日目 然別湖畔温泉発→(路線バス)→鹿追営業所着
→(徒歩)→旧北海道拓殖鉄道・鹿追駅跡地見
学(静態保存の蒸気機関車の撮影など)→(徒
歩)→福原記念美術館見学→(徒歩)→神田日
勝記念美術館見学→(徒歩)→鹿追町役場前バ
ス停→(路線バス)→然別湖畔温泉着
8日目 然別湖畔温泉発→(路線バス)→帯広駅着
帯広駅発→上り特急「スーパーおおぞら6
号」→南千歳駅(乗り換え)→上り快速
「エアポート146号」→新千歳空港駅着→
新千歳空港
搭乗待ちの間、新千歳空港ターミナルビル内
の大空ミュージアムなどを見学
新千歳空港発17:30→ANA(全日空)74便
→東京・羽田空港(乗り継ぎ)→ANA(全
日空)321便→富山きときと空港到着20:50
※表紙の写真は、2014年8月の北海道旅行の2ヶ月あま
り前の同年6月18日(水)に、JR北陸本線(現:あい
の風とやま鉄道線)の富山貨物駅-東富山駅間にある踏切
にて撮影した、この旅行時の往路に乗車した8001レと同じ
く、EF81-103号機+MTY01編成(第1編成。電源車
はカニ24-12)の組み合わせによる、下り「トワイライト
エクスプレス」(8001レ)の写真です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 ANAグループ JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 日本旅行
-
この日(2014年8月23日・土曜日)の朝6時30分頃に、富山からのJ
Rの夜行高速バス「ドリーム北陸」号で、大阪に到着しました。
まずは、大阪駅の近くにある吉野家で朝食を済ませました。
その後、時間潰しを兼ねて、大阪駅構内のお店や大阪駅そばの書店で
買い物をしてから、ヨドバシカメラにて、携帯電話やデジタルカメラ
(デジタル一眼レフカメラ)のバッテリーの充電を完了させた上で、
10時45分頃に、大阪駅の中央改札口に向かいました。
中央改札口の上にある電光掲示板には、
「特急 トワイライトエクスプレス 11:50 札幌 10番線」
の文字が表示されていました。
この文字を見ると、北海道への長旅の始まりに期待が高まりました。
このまま、10番線に直行しようかとも思いましたが、まずは、「トワイ
ライトエクスプレス」の入線を撮影するために、11番線ホームに向かい
ました。大阪駅 駅
-
定刻通りの11時11分頃、「トワイライト」牽引専用機であるEF81-
103号機に牽引されて、下りの寝台特急「トワイライトエクスプレス」
(8001レ)が、10番線に入線してきました。
大阪←→青森間は、この塗装のEF81形電気機関車が、「トワイライ
トエクスプレス」を牽引します。
ちなみに、このEF81が所属する車両基地は敦賀にある(※JR敦賀
地域鉄道部・敦賀運転センターです)ので、上りの「トワイライト」
では、敦賀駅にて、青森駅から牽引してきたEF81から別のEF81へ
の機関車交換が行なわれます。
なお、敦賀運転センター所属の「トワイライト」専用のEF81の運用
サイクルは、以下のようになっています。
(1日目)敦賀運転センター→(単機回送)→敦賀駅→8002レ→
大阪駅→網干総合車両所・宮原支所
(2目日)網干総合車両所・宮原支所→大阪駅→8001レ→(翌日)
(3日目)→8001レ→青森駅→(単機回送)→青森車両センター
青森車両センター→(単機回送)→青森駅→8002レ→(翌日)
(4日目)→8002レ→敦賀駅→(単機回送)→敦賀運転センター
※ただし、毎日運転期間中以外の通常時期には、もう1日分、網干総
合車両所・宮原支所での滞泊が増える場合もあります。
私は、「トワイライト」が10番線に入ってくるところを11番線のホー
ム上から撮影していたので、残念ながら見ることはできませんでした
が、下りの「トワイライト」が10番線に入線する時には、食堂車のク
ルーの皆さんによる、一礼のセレモニーが行なわれています。大阪駅 駅
-
先頭の機関車の反対側、編成の最後尾の1号車・A個室寝台車
(スロネフ25)。
2人用のA個室寝台・スイート(展望タイプ)1室、および、
1人用のA個室寝台・ロイヤル4室から構成されています。
「トワイライトエクスプレス」の客車の編成は、電源車を含め
て、次の10両で構成されています。
10号車:電源荷物車(電源荷物車の「10号車」表記は便宜上)
9号車:Bコンパートメント(簡易個室型開放式B寝台)
8号車:Bコンパートメント(簡易個室型開放式B寝台)
7号車:B個室寝台/2人用ツイン(ミニサロンあり)
6号車:B個室寝台/1人用シングルツイン、および、2人用
ツイン
5号車:B個室寝台/1人用シングルツイン、および、2人用
ツイン
4号車:サロンカー「サロン・デュ・ノール」(シャワー室2
室)
3号車:食堂車「ダイナープレヤデス」
2号車:A個室寝台/2人用スイート1室=中間タイプ、およ
び、1人用ロイヤル4室
1号車:A個室寝台/2人用スイート1室=展望タイプ、およ
び、1人用ロイヤル4室
※基本的には、JR西日本の網干総合車両所・宮原支所に所属
の、改造工事を施された24系25形による専用編成です。
電源荷物車 カニ24-0番台(10番台。10・12・13・14)
9号車 オハネフ25-500番台
8号車 オハネ25-560番台
7号車 オハネ25-510番台
6号車 オハネ25-520番台
5号車 オハネ25-520番台
4号車 オハ25-550番台
3号車 スシ24-0番台
2号車 スロネ25-500番台
1号車 スロネフ25-500番台
※(補足)なお、大阪発2014年8月23日(土)の下り「トワイラ
イトエクスプレス」(8001レ)の編成は、
カニ24-12+オハネフ25-501+オハネ25-561+オハネ25-511
+オハネ25-522+オハネ25-523+オハ25-551+スシ24-1+
スロネ25-501+スロネフ25-501
ということで、客車本体の編成は、第1編成(MTY01編成)と
なっていました。大阪駅 駅
-
10番線に移動してから撮影した、「トワイライトエクスプ
レス」の食堂車である「ダイナープレヤデス」。
3号車となります。
特急電車(485系・489系)の食堂車から改造された車両で
あるため、他の客車よりも屋根が低くなっています。
このスシ24-1は、第2編成(MTY02編成)に連結され
ているスシ24-2とともに、489系の初期型の食堂車から
改造されたタイプなので、屋根上のクーラーがキノコ型と
なっています。
※ちなみに、第3編成(MTY03編成)に連結されている
スシ24-3は、485系の改良増備型の食堂車から改造された
タイプなので、屋根上のクーラーは箱型となっています。
この写真の撮影時の時点では、すでに、食材などの積み込
み作業は終わったようでした。大阪駅 駅
-
いよいよ、「トワイライトエクスプレス」に乗車して、自室へと
向かいました。
私の個室は、5号車(禁煙車)の1人用B個室寝台シングルツイ
ン(ちなみに、オハネ25-523)です。
しかも、嬉しいことに、本州内の区間(大阪←→青森間)では日
本海側に面している、8番個室です。
個室の出入り口のドアは、カード式のキーと操作ボタンで開閉す
るタイプですが、カードキーは、車内での切符の検札時に、車掌
さんから手渡されました。
なお、この北海道旅行の際の「トワイライトエクスプレス」のシ
ングルツインの(大阪→札幌間の)寝台券+特急券は、富山県内
の北陸本線の某駅のみどりの窓口にて、乗車日1ヶ月前である発
売開始日の7月23日(水)の午前10時打ちで、幸運にも確保する
ことができました。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
5号車の8番個室(シングルツイン)の室内です。
レール方向に沿って、向かい合わせのソファーが設置されていて、
それぞれの背もたれを倒すと、レールと並行した形のベッドに転換
できるタイプです。
上段には補助ベッドも設置されていて、2人での使用も可能なこと
から、「シングルツイン」と呼ばれていますが、私1人での利用な
ので、荷物置き場として利用させていただきました。
もちろん、個室内には、エアコンの調整スイッチや、携帯電話などの
充電に使うコンセント、オーディオ装置なども設置されています。
また、向かい合わせのソファーをはさんで、窓側には、折り畳み式の
テーブルもあります。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
自分の個室に荷物を置いた後、11時50分の発車まで、少し時間が
あったので、1号車のスイートの前で、記念写真を撮影してもら
いました。
ちなみに、写真左側の11番線に停車している列車は、「トワイラ
イト」よりも先(11時42分)に大阪駅を発車する、富山行きの特
急「サンダーバード17号」(683系4000番台×9両編成)です。
この後、自室に戻ってから、定刻ダイヤ通りの11時50分に、北国
の都・札幌駅を目指し、「トワイライトエクスプレス」は大阪駅
を発車しました。
しかし、大阪駅を発車した直後に・・・・・・(以下、詳細は、
次の写真で)。大阪駅 駅
-
大阪駅発車直後に、「JR京都線の東淀川駅付近において、
線路から煙が上がっている」との通報を受けたため、「トワ
イライト」は、同駅の構内の外れ(新大阪側)にて緊急停止
し、12時05分頃に運転を再開するまで、15分近くも停車して
しまいました。
そのため、京都駅発車直後までは、約15分の遅れでの運転と
なりました。
この間、自室にて、大阪-京都間の車窓風景を眺めつつ、車
掌さんによる切符の検札を受け、個室のドアのカードキーを
受け取るとともに、食堂車のクルーの方も来られたので、翌
朝の食堂車の朝食の予約も入れておきました(7時30分から
の回を予約しました)。
その後、京都駅を発車し、湖西線に入ってから、4号車・サ
ロンカーに移動して、食堂車でのランチタイム開始を待ちな
がら、車窓から琵琶湖の風景を眺めていました。
残念ながら、13時からの回は、利用客が多かったため、琵琶
湖の車窓を眺めながらのランチタイムとはなりませんでした
が・・・・・・。
この写真に写っている琵琶湖の対岸の山は、織田信長の居城
として有名な安土城が建っていた安土山でしょうか(記憶に
自信がありません)。 -
切符の検札の際に、「湖西線に入ってから、サロンカーにて
一緒に記念写真を撮らせていただくことはできませんか」と
車掌さんにお願いしたところ、快く快諾して下さったので、
湖西線を走行している時間帯に、サロンカーにおいて、車掌
さんと一緒に記念写真を撮りました(シャッターを押して下
さったのは、別の車掌さんです)。
「トワイライトエクスプレス」の車掌さん(特にJR西日本
所属の車掌さん)は、本来の車掌としての業務の他に、乗客
の皆さんとの記念写真の撮影の依頼などにも対応されたりす
るので、非常にサービス精神に溢れます。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
琵琶湖沿いの集落と田園の風景です。
ちなみに、湖西線には、新幹線と同じように、踏切がなく、
高架橋、あるいは、盛土の上を通っています。
サロンカーにてランチタイム待ちしながら車窓の風景を眺め
ている時に、車内販売の方(食堂車のクルーの一員です)が
来られていて、オリジナルグッズなどを販売していたので、
私も、「車窓案内のしおり」1冊と、「トワイライト」運行
開始25周年記念のボールペンを購入しました。 -
手前には琵琶湖沿いの住宅街、琵琶湖の向こう側には小さな島
を眺めながら、「トワイライト」は、湖西線を北上します。
この時は撮影しませんでしたが、車窓の反対側には、比叡山か
ら続く比良連峰の山々が連なっています。
ちなみに、「トワイライト」では、長距離特急列車ならではの
サービスとして、車内放送にて、名勝地や停車する駅のある都
市などについての車掌さんによる案内・説明があります。
湖西線に入ってからは、比叡山と琵琶湖、、比良連峰について
の案内がありました。 -
湖西線に入ってからの4号車・サロンカーの車内風景です。
食堂車でのランチタイムまでの待ち時間を過ごしている方々や、
駅弁などを食べながら車窓風景を楽しんでいる方々など、大勢の
乗客の皆さんで賑わっています。
ちなみに、この日も、関西からの北海道への団体ツアー旅行客の
方々が多かったように見えました。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
湖西線の某駅にて臨時運転停車した時に、サロンカーで撮影し
た写真です。
普段、定刻ダイヤ通りであれば、下りの「トワイライト」は、
後から大阪駅を発車した、金沢・和倉温泉行きの特急「サンダ
ーバード19号」を先行させるために、近江舞子駅にて運転停車
(待避)しますが、この日は、JR京都線のボヤの影響により
ダイヤが遅れたため、湖西線の別の駅にて臨時の運転停車をし
て、「サンダーバード19号」を先行させました。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
湖西線から北陸本線に入ろうとする時間帯になって、ようやく、
食堂車でのランチを楽しむことができました。
注文したのは、一番の人気メニューであるオムライス。
これに、ミニサラダとスープの付いたセットB、そして、食後の
ドリンクとして、オレンジジュースを付けました。
寝台特急の食堂車でのランチタイムは、大阪発の下りの「トワイ
ライト」だけでしか体験できないもの(札幌発の上りの「トワイ
ライト」ではティータイムだそうです)で、私にとっても、今回
が初めての「トワイライト」ランチタイムでありました。
ちなみに、写真の右側に写っているのは、以前、往路に「トワイ
ライト」を利用しての北海道旅行の際に、層雲峡温泉のロープウ
ェイ駅の売店でお土産として購入した、ヒグマ(の子熊)のぬい
ぐるみです。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
気になるランチメニューの価格は、
・オムライス 980円
・セットB 500円
・オレンジジュース 400円
合計 1880円
リーズナブルか高価なのかは、判断に迷いますが、車窓風景を
眺めながらの楽しいランチタイムとなりました。
会計の際に、4号車・サロンカーにあるシャワーの利用券も購
入しました(利用時間は18時30分~19時)。
食堂車でのランチタイム中に、「トワイライト」は、湖西線か
ら北陸本線に入り、北陸路では最初の停車駅である、福井県の
敦賀駅にて停車した後、在来線のトンネルでは2番目の長さを
誇る北陸トンネルを通過しました。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
北陸トンネルを抜け、福井県の鯖江駅にて運転停車します。
ランチタイムの後、再び、サロンカーに戻って、車窓風景を楽し
みました。
本来、下りの「トワイライト」は、湖西線の近江舞子駅において
の金沢・和倉温泉行きの特急「サンダーバード19号」を先行させ
るための運転停車に続き、12時42分に大阪駅を発車する富山行き
の特急「サンダーバード21号」を先行させるため、ここ北陸本線
の鯖江駅でも運転停車して待避しますが、この日は、ダイヤの遅
れにより、敦賀駅での停車時間が普段よりも長くなり、同駅にお
いて「サンダーバード21号」を先行させたため、敦賀以北の区間
においては、さらに15分以上も遅れて、合計で約30分前後の遅延
での運行となりました。
そのため、この日、鯖江駅での運転停車では、米原発→金沢行き
の特急「しらさぎ55号」を先行させる形となりました。
(※ちなみに、鯖江駅には、全ての特急「しらさぎ」号が停車し
ます)鯖江駅 駅
-
北陸トンネルを抜け、鯖江駅において運転停車する前後から、
それまでの曇り空から徐々に天候が回復して、晴れ間が見えて
きました。
前日の北陸地方は、朝からゲリラ豪雨で、JRの夜行高速バス
で富山から大阪に向かう途中の高速道路でも雨が降っていて、
名神高速道路のSAで運転手さんの休憩のために停車していた
時などには、雷も鳴っていたのが、まるでウソのようでした。
福井平野の穀倉地帯を眺めながら、「トワイライト」は、北陸
本線を北上していきます。 -
北陸本線の鯖江-福井間を走行中にサロンカーの車窓から眺めた、
田園地帯の用水路と住宅地の風景です。 -
サロンカーの進行方向右側の車窓から眺めた、福井平野の水田です。
早生種の稲が、早くも黄金色の稲穂となっていました。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
福井駅と越前花堂駅との間にある、JR貨物の南福井貨物駅。
その一角に、JR福井地域鉄道部の車両留置施設があります。
その留置線上に、北陸本線のローカル輸送用の新しいエースで
ある521系電車が休んでいました。
これから福井駅に回送されて、金沢方面行きの普通列車として
運行されるのか、あるいは、敦賀方面行きの普通列車として運
行されるのか・・・・・・といったところです。
ちなみに、521系ですが、現在は、金沢-米原間の北陸本線のみ
ならず、北陸新幹線の長野←→金沢間の開業の際にJRから経営
が分離された、旧北陸本線の糸魚川-富山-金沢間でも運用され
ていますが、それらは、第3セクターとして発足した、あいの風
とやま鉄道会社、および、IRいしかわ鉄道会社に譲渡された車
両です。福井駅 (福井県) 駅
-
約30分遅れで福井駅に停車した後、石川県に入り、加賀平野の
穀倉地帯と白山連峰を眺めながら、金沢駅へと向かいます。
途中、加賀笠間-松任間では、車窓から、北陸新幹線の白山総
合車両所の広大な敷地を見ることができました。
この車両基地に所属する新幹線車両(W7系)は、試験走行中
なのか、この日は、姿を見ることはできませんでしたが、この
北陸新幹線(と北海道新幹線)が、「トワイライト」(のみな
らず、「カシオペア」や「北斗星」、急行「はまなす」も)を
廃止に追い込んだことを考えると、複雑な気持ちでした。加賀笠間駅 駅
-
定刻ダイヤよりも30分前後の遅れのまま、16時10分頃(?)に、北陸
の古都・金沢駅に停車しました。
普段は、金沢駅にて3分間停車するので、乗客の皆さんの中には、ホ
ームに下りて、牽引機関車(EF81)の前で記念写真を撮影したり、
ホームにある売店で夕食用の名物駅弁を購入したりする方も少なくあ
りません。
しかし、この日は、北陸本線の敦賀以北の区間では、30分前後の遅れ
での運転となったため、機関車の乗務員(運転士)の交替直後、少し
早めに発車しました。 -
金沢駅を発車した直後、切符を確保した直後に、JRサービス
ネットさんにネットで予約を入れておいた「トワイライト特製
2段重弁当」を受け取るために、3号車・食堂車(「ダイナー
プレヤデス」)に移動しました。
弁当を受け取り、会計を済ませた後、食堂車のクルーの方の許
可を得て、ディナータイムの準備中の食堂車の車内を撮影しま
した。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
食堂車の車内の座席とテーブルの位置は、本州では山側となる
方は、2号車寄りの1対を除き、4人掛けのテーブルが並び、
一方、本州では日本海側となる方は、全て2人掛けのテーブル
が並ぶという形となっています。
ちなみに、2003年の北海道旅行の往路に下りの「トワイライト
エクスプレス」に乗車した際の一度だけ、食堂車でのフランス
料理のディナー(2003年当時の料金は1万2000円)を体験した
ことがあります。
非常に美味しかったのですが、大粒の雨が降っていて、日本海
の夕日を眺めながらのディナータイムとはなりませんでした。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
特製2段重弁当の購入を済ませた上で、自室に弁当を置いてきてか
ら、再び、4号車・サロンカーに戻りました。
津幡駅付近を通過中に撮影したサロンカーの様子の写真です。
右側に写っている線路は、同駅から分岐する七尾線です。
サロンカーのビデオのモニターでは、映画などが放映されます。
この時は、吉永小百合さん主演の映画『まぼろしの邪馬台国』など
が放映されていました。
太陽は西へと傾いてきましたが、晩夏ではあるものの、まだまだ、
ギンギラと照り付ける光を放っています。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
倶利伽羅駅付近を通過する「トワイライト」のサロンカーの車内です。
この後、源平の古戦場として有名な倶利伽羅峠の下を通る倶利伽羅トン
ネルを抜け、石川県から富山県に入ります。
車掌さんの案内放送でも、倶利伽羅峠についての詳しい案内・解説があ
りました。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
高岡駅を発車してからしばらくした後、「トワイライト」は、普段、
運転停車することはない、(射水市の)小杉駅にて臨時運転停車をし
ました。
窓の外のホーム上には、高岡方面に向かう上りの普通列車の到着を待
っている高校生たちの姿が見られました。
誰も、「トワイライト」には、特に興味がないのかな。小杉駅 (射水市) 駅
-
この日、小杉駅で臨時の運転停車をしたのは、普段は直江津駅で
下り「トワイライト」が10分間停車している間に到着して、下り
「トワイライト」よりも先に発車する、金沢・和倉温泉発→越後
湯沢行きの特急「はくたか21号」を先に通すためでした。
これも、JR京都線でのボヤの影響による大阪←→北陸方面間の
特急に遅れが出たことによる処置でありました。
※なお、下り「トワイライト」と新潟発→金沢行きの特急「北越
6号」は、普段は高岡駅にて交換するのですが、この日の「北越
6号」は、小矢部川の鉄橋付近において、私が乗車している下り
「トワイライト」とすれ違ったようです。
ただ、「トワイライトエクスプレス」の乗客の皆さんは、ほぼ完
全に、北海道への旅行客で占められているので、特に列車の遅れ
を気にすることなく、「はくたか21号」の通過を車窓から見守っ
ている様子でした。
小杉駅を発車した後、富山駅で予約した「すき焼風牛丼弁当」と
いう(夏季限定販売商品の)富山駅の駅弁を、停車する6番線の
ホームで購入するため、5号車の乗降デッキまで移動しました。
17時過ぎに富山駅に停車し、無事に「すき焼風牛丼弁当」とペッ
トボトルのお茶を購入することができました。小杉駅 (射水市) 駅
-
富山駅を発車した直後に自室へ戻り、富山駅のホームで購入した駅弁
を折り畳み式のテーブルの上に置いた後、シャワーを浴びる際に必要
なもの(タオル類、着替えの下着類など)を旅行カバンから出してナ
イロン袋に入れた状態で準備した上で、自室の車窓から沿線の風景を
眺めました。
滑川市を過ぎた頃から、下り「トワイライトエクスプレス」は、夕刻
の富山湾沿いに北陸本線を北上するようになります。
進行方向の右側の車窓からは、立山連峰の峰々も見えていました。
写真に写っている観覧車は、魚津市の魚津総合公園・ミラージュラン
ドの観覧車で、日本海側では最大級のものだということです。
その左側に写っている建物は、魚津水族館の建物です。
魚津駅を通過する頃の車掌さんの案内放送では、富山湾と蜃気楼、ホ
タルイカ、埋没林のことなどを、詳しく解説していました。ミラージュランド テーマパーク
-
新潟県と県境を接する、富山県最東端の町・朝日町の元屋敷海岸付近
(泊-越中宮崎間)を走行中の車窓から見た、富山湾の夕日です。
JR京都線の東淀川駅付近でのボヤに伴う大阪駅発車直後の緊急停車
がなく、定刻ダイヤ通りに運行されていれば、この日も、新潟県内の
直江津-柏崎-長岡-新津(-新潟)間の信越本線の【海線】区間
(特に、青海川-鯨波間)を走行中に、日本海に沈む夕日の風景を見
ることができたかもしれませんが・・・・・・。
それでも、日本海と夕日の風景を車窓から見ることができたので、
「良し」としましょう。 -
朝日町の宮崎・境海岸を通り、県境の境川を鉄橋で渡ると、
「トワイライト」は、新潟県に入りました。
かつての交通の難所であった、親不知・子不知海岸や能生・
筒石海岸などを通る北陸本線(現:えちごトキめき鉄道線)
は、それらの海岸付近を現在では長大トンネルで越えている
ため、旧線時代のような車窓風景を楽しむことはできないの
ですが、それでも、時々、この写真のように、日本海の風景
を眺めることができる場所・区間もあります。
写真は、サロンカーの車窓から見た、親不知海岸の日本海の
夕日で、この付近は、海岸線が陸地ギリギリまで迫っていて
道路を作るスペースがないため、国道8号線と北陸自動車道
は、海の上を高架橋で通っています。
なお、2015年3月14日に長野駅から金沢駅までの区間が延伸
開業した北陸新幹線は、北陸本線(現:えちごトキめき鉄道
線)よりも、さらに内陸のところを、より長大なトンネルで
通っています。
この後、糸魚川市の姫川橋梁を渡る直前から糸魚川駅を通過
して、梶屋敷駅との間にある交直流デッドセクションまでの
間の区間では、歌手・伊藤美裕さんの3枚目のシングル「北
国行き11:50」(のCDシングル。発売は2012年7月18日)
を、持参したポータブルCD/DVDプレーヤーで再生しな
がら、夕日の車窓風景を動画撮影したりするなどして過ごし
ました。
※ちなみに、この「北国行き11:50」は、下りの「トワイラ
イトエクスプレス」(8001レ)をモチーフとした曲だという
ことです。
http://www.youtube.com/watch?v=gigLXlEEwaQ
(新潟県糸魚川市付近の北陸本線を走行中に撮影した車窓風
景の動画)
そして、能生・筒石付近の海岸地帯を、途中、トンネル内に
筒石駅がある頚城トンネルなどの長大トンネルで通り過ぎ、
JR西日本とJR東日本との境界駅である直江津駅には、定
刻ダイヤよりも約30分前後の遅れで18時20分過ぎに到着し、
機関車の乗務員の交替後、約2分ほどの発車で発車し、信越
本線に入っていきました。
直江津駅を発車した直後、シャワーを浴びるために、再び、4
号車・サロンカーに移動しました。
ちなみに、シャワー券には、「18時30分~19時00分、シャワ
ー室A」と書いてあったので、そちら(シャワー室A)の方を
利用しました。親不知・子不知 自然・景勝地
-
サロンカーでのシャワータイム(30分間)中に、「トワイラ
イト」は、信越本線の【海線】区間(直江津-柏崎-長岡-
新津-新潟間)のハイライトである、青海川-鯨波間を通過
しました。
本来であれば、夏場は、この区間において、(運が良ければ
ですが)日本海に沈む夕日の風景を車窓から見ることができ
ますが、この日は、30分前後の遅れでの運転であったため、
青海川-鯨波間を通過した際には、すでに外の景色は薄暗く
なっていました。
その後、上越新幹線との接続駅である長岡駅も、本州最後の
客扱い停車駅である新津駅も、定刻ダイヤより遅れての着発
となりました。
さて、シャワータイムの後、いったん、自室に戻り、シャワー
の際に使ったタオルと、シャワーを浴びる前に着ていた下着類
を旅行用カバンに仕舞ってから、夕食の弁当を手に、再びサロ
ンカーに向かい、すでに夜の帳が下りた越後平野の夜景を車窓
から眺めました。
長岡駅を発車して、新津駅へと向かっている途中、サロンカー
にて、少し遅めの夕食を味わいました。
写真の下に写っているのが、富山駅の6番線に停車した際に購入
した富山駅の駅弁「すき焼風牛丼弁当」(夏季限定商品)です。
また、写真の上に写っているのは、事前にネットにて予約して車
内で購入した、「トワイライト特製2段重」弁当です。
「トワイライト特製2段重」弁当は、京都駅の駅弁である「たこ
飯弁当」と中身は同じですが、弁当の容器のフタが、「トワイラ
イト」のヘッドマークのデザインを模したものになっています。
ちなみに、下りの「トワイライトエクスプレス」(8001レ)だけ
で販売される限定商品です。
ちなみに、それぞれの値段は、
・「トワイライト特製2段重弁当」 1850円
・「すき焼風牛丼弁当」 900円
合計 2750円
となっています。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
ここまで30分前後の遅れで運転していた「トワイライト」ですが、
本州最後の客扱い停車駅である新津駅を発車し、羽越本線に入って
からは、懸命に遅れを大幅に縮めるための回復運転を行なったよう
です。
途中の運転停車駅での停車時間も、普段より短かったように感じ
られました。
羽越本線を走行中、山形県との県境付近へと向かっている途中ま
では、サロンカーにおいて、映画『まぼろしの邪馬台国』などの
ビデオ放映を楽しみました。
そうして過ごしている間に、パブタイムの開始時刻である21時と
なったので、食堂車に移動して、就寝前の一杯として、オレンジ
ジュースを飲みました。
このパブタイム中に、鶴岡駅にて運転停車し、その後、自室に戻
る前までサロンカーに滞在していた時間帯に、酒田駅で運転停車
したことは覚えています。
写真は、食堂車でのパブタイムを楽しんでから撮影したサロンカ
ーの車内の様子ですが、この時間帯は、なぜか、深夜や未明の時
間帯のように、ほとんど、お客さんの姿は見えませんでした。
この後、自室に戻り、ベッドメイキング(2つのソファーの背も
たれを倒してベッドに転換)をしてから就寝しました。
この後、「トワイライト」は、秋田駅にて運転停車してから奥羽
本線に入り、列車の交換(すれ違い)や乗務員の交替、牽引機関
車の交換などのために、大館駅、青森駅などで運転停車するので
すが、山形県と秋田県の県境付近を走行している頃から、ウトウ
トとした状態になってしまいました。
札幌発8月23日の上り「トワイライトエクスプレス」(8002レ)
も、定刻ダイヤより30分前後の遅れで運行されていたということ
で、この日(日付が変わって、8月24日・日曜日)の未明に、通
常の奥羽本線の大久保駅での交換ではなく、同じ奥羽本線の八郎
潟駅付近(?)にてすれ違ったということです。
ただ、深夜(未明)の時間帯に運転停車する青森駅を発車してか
らは、津軽海峡線(青森→五稜郭間)内では、列車の進行方向が
変わって編成が逆向きになり、1号車側が先頭になって走行して
いたことと、この日は、津軽海峡線内では、回復運転のために普
段よりも少し速い速度で走行していたように感じられたことだけ
は、ウトウトと熟睡した状態であったにも関わらず、今でも覚え
ています。
ちなみに、青森駅の運転停車では、大阪駅から牽引してきたEF
81から、津軽海峡線専用の電気機関車であるED79形に、牽引機
が交換となります。
北海道旅行から帰ってきてから、後日、某鉄道ファンの方のブロ
グを拝見したところ、大阪発2014年8月23日(土)の下り「トワ
イライトエクスプレス」(8001レ)の青森→五稜郭間での牽引機
は、ED79-12号機であったことが判明しました。
その方は、津軽海峡線(江差線)の七重浜駅付近にて、私が乗車
した下り「トワイライト」を撮影されたそうです。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
8月24日(日)の朝を迎えました。
深夜(未明)に青函トンネルを通過している時間帯もウトウトと熟睡
していたため、結局、ベッドから起きて、青函トンネル通過中の様子
や北海道への上陸の瞬間などを、サロンカーの車窓から眺めることは
できませんでした。
青函トンネルを通過して北海道へ上陸した後、木古内駅を通過して、
津軽海峡線を構成する線区の1つである江差線(木古内-五稜郭間)
の区間に入ってから、目が覚めました。
その頃には、少し朝霧が掛かっていましたが、空も次第に明るくなっ
てきたので、自室の車窓から、早朝の津軽海峡や函館山の遠景などを
眺めていました。
こうして、早朝の5時16分頃、下り「トワイライト」は、北海道内で
唯一の運転停車駅である五稜郭駅に到着し、停車しました。
この五稜郭駅での運転停車では、津軽海峡線専用のED79形電気機関
車から、北海道内での牽引機である、「北斗星」塗装のDD51形ディ
ーゼル機関車の重連に、牽引機が交換となります。
また、五稜郭駅からは、列車の進行方向と編成の向きが、再び、大阪
→青森間と同じ向き(電源車側が先頭)に戻ります。JR五稜郭駅 駅
-
五稜郭駅の構内には、JR貨物の函館貨物駅などが隣接しています。
留置線には、北海道内の貨物列車の新しい牽引機となった、DF200
形ディーゼル機関車が停車していました。
他にも、この時点では津軽海峡線の貨物列車の主力牽引機であった、
EH500形電気機関車の姿も見ることができました。
ちなみに、この日は、下り「カシオペア」の運転日でもあったので、
本来ならば、函館駅で機関車を交換した下り「カシオペア」が、五稜郭
駅に運転停車中の下り「トワイライト」を追い抜いて札幌駅へと先行し
ていく姿が見られるはずでしたが、前々日の北海道南部のゲリラ豪雨の
影響で、札幌発8月22日の上り「カシオペア」や「北斗星」が大幅に遅
れて運転されたことから、上野発8月23日の下り「カシオペア」や「北
斗星」も遅れての運転となったということで、下りの「カシオペア」が
下りの「トワイライト」を追い抜くところは見られませんでした。
「北斗星」色のDD51重連への交換を済ませた「トワイライト」は、や
がて、五稜郭駅を発車し、函館本線に入りました。
そして、ここから、DD51重連による、懸命の回復運転のための力走が
始まったのです。JR五稜郭駅 駅
-
函館本線を北上中に自室の車窓から撮影した、大沼国定公園の小沼湖
の風景です。
朝霧に包まれて、少し霞んだ状態になっています。
五稜郭駅を発車した後、函館本線の七飯-大沼間の下り線の勾配緩和
のための高架線である【藤城線】を通過している頃から、駒ケ岳の山
麓を通って走行している頃(姫川駅経由)までの間、車窓には、朝霧
が立ち込めていました。
この写真の撮影後、自室から、北の大地での朝を迎えたサロンカーに
移動しました。小沼湖 自然・景勝地
-
森-八雲間を走行中に撮影した、如何にも北海道らしい風景の牧草地
帯です。
名物駅弁「いかめし弁当」で有名な森駅を通過すると、これから先、
室蘭本線の東室蘭駅までは、内浦湾沿いに沿って走る区間となります
が、この写真のように、内浦湾から少し離れたところを走る区間もあ
ります。 -
北の大地での朝を迎えた「トワイライト」のサロンカーの車内の様子
です。
6時45分からの食堂車での朝食タイムを待っている、あるいは、6時
からの1回目の朝食タイムを済ませた乗客の皆さんが、思い思いに、
北海道の朝の風景を車窓から眺めています。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
長万部町に入ると、函館本線と並走する国道5号線沿いには、この
町の名物のカニ料理を提供するドライブインの建物が目立つように
なってきました。
しかし、高速道路(道南自動車道)が函館市の郊外まで開通したた
め、ドライブインの多くは廃墟となっているそうです。
現在も営業しているお店は、4軒ほどだということです。
この後、「トワイライト」は、長万部駅を通過し、室蘭本線に入っ
ていきます。長万部駅 駅
-
室蘭本線の長万部-静狩間を行く、下り「トワイライト」のサロンカーの
車内の様子です。
車窓には、クマザサの原野が広がっています。
室蘭本線に入った直後、深夜(未明)の青森駅においてJR西日本所属の
車掌さんから交替したJR北海道所属の車掌さんによる「おはよう」放送
があり、「ただ今、列車は、ほぼ定刻ダイヤ通りに運転しています」とい
う案内が流れました。
昨夜の新潟県以北の本州内の区間、津軽海峡線区間、五稜郭駅からの道内
区間での懸命の回復運転、および、途中の各運転停車駅での停車時間の短
縮(切り詰め)などが効いたのか、北海道内では、ほぼ定刻ダイヤでの運
転となった模様です。
ちなみに、この日の下り「トワイライト」は、回復運転を実施したため、
新津以北の区間での運転停車駅のうち、大釈迦駅や蟹田駅などには運転停
車しなかった模様です(この日、下り「トワイライト」を青森→五稜郭間
で牽引したED79の運転士は、JR北海道所属の乗務員が、機関車と同じ
く、青森→五稜郭間を通しで乗務したようです)。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
室蘭本線の礼文峠の下を通る長大トンネルを通過中に撮影した、
サロンカーの車内の様子です。
この区間には、秘境駅として知られる、小幌駅もあります。
撮影時刻は、朝の7時ちょうど。
定刻ダイヤ通りの9時52分に終着駅の札幌駅に到着することにな
れば、到着時刻まで、残り3時間を切ったところになります。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
内浦湾沿いの入り江に沿って室蘭本線を行く、下り「トワイライト」。
入り江の向こう側には、豊浦町の市街地の街並みも見えてきました。
ちなみに、車窓から見えた豊浦町の市街地の建物で一番目立つものは、
豊浦ふるさとドームです。 -
室蘭本線の礼文-大岸間にある、砂浜の海岸です。
海岸に自生しているのは、北海道の花でもある、ハマナスでしょうか。 -
7時15分頃、北海道で最初の客扱い停車駅であり、支笏洞爺国立公園を
代表する有名な観光地にして温泉地の一つである洞爺湖の玄関口でもあ
る洞爺駅に停車しました。
同駅を発車した直後、「7時30分からの回の朝食の準備ができました」
との食堂車のクルーの方からの案内放送があったので、隣の食堂車に移
動しました。
写真は前後しますが、有珠~長和間にある川を渡る橋梁中を通過中に食堂
車の車窓から撮影した、国道37号線の橋越しに見る、支笏洞爺国立公園の
名勝スポットの有珠山(活火山)と昭和新山の遠景です。昭和新山 自然・景勝地
-
写真は前後しますが、「トワイライトエクスプレス」の食堂車である
「ダイナープレヤデス」での朝食のメニュー表です。
2013年4月から、「トワイライトエクスプレス」の食堂車の朝食メニ
ューは、それまでの洋食メニューと和食メニュのー2本立てから、和
洋中折衷のブレックファーストメニューの1本に変更されました。
テーマは、「休日の朝のゆったりとしたブレックファースト」です。
2014年8月の時点での(消費税8%を含めた)価格は、1620円です。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
【食前のドリンク】
・オレンジビネガーエード。
【先付け3種】
・豆のごま和えサラダ、カポナータ(茄子・胡瓜・パプリカの
マリネ イタリア風甘酢トマトソース)、海老とアボカドのカ
クテル、フォカッチャ)。
【半熟のゆで卵】
・『丹波のたまご』の半熟3分ボイルと花の塩。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
【生姜とタイムのミニお粥】
・白粥(シンプルな中華にタイム、ローリエ、丁字、生姜)。
・薬味として(卸し生姜、タイム、クリスピーベーコン)。
【メインコース】ミート&サラダ&ホットベジタブル
・白いんげんとベーコンのトマト煮。
・ミニ椎茸とマッシュルームローズマリーのオーブン焼き。
・自家製チキンナゲットとフレンチマスタード&ケチャップ。
・ハートロメインとバルサミコのドレッシング&グラナパルメザン
パウダー。
・アンディーブと角切りポテトサラダ。
・茹でたて緑黄色(青梗菜、カボチャ、有機人参)。
・薄切りハムと種入りマスタードとパン・ド・カンパーニュ。
そして、コーヒーです。
なお、パン・ド・カンパーニュは、食堂車のクルーの方が、おかわりを
追加して下さいました。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
【デザート】フルーツ&フロマージュブラン
・ハネジューメロンとパイナップル。
・フランス ノルマンディー産フロマージュブランのスープを少し。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
洞爺駅の後、「トワイライト」は、東室蘭駅、登別温泉の玄関口で
ある登別駅の順に、ほぼ定刻ダイヤ通りに停車していきました。
東室蘭駅では、牽引機関車(DD51重連)の乗務員の交替もあり、
東室蘭駅から乗務した運転士さんが、終着駅・札幌駅までの運転を
担当します。
食堂車での朝食後、登別-苫小牧間を走行中に撮影した、5号車の
通路の様子の1枚目です。
札幌方の7室は、ツインルームとなります(全個室が、本州内の区
間では、日本海に面しています)。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
登別-苫小牧間を走行中に撮影した、5号車の通路の様子の2枚目
です。
通路が折れ曲がったところから大阪方にある6室は、シングルツイ
ンとなっていますが、8番個室から10番個室までは、本州内の区間
では日本海に面する個室となっています。
一方、11番個室から13番個室までは、本州内の区間では山側に面す
る個室となっています。
7号車のツインも、5号車・6号車と同じように、全個室が本州内
の区間では日本海に面する個室ですが、5号車・6号車とは違い、
7号車の大阪方にはシングルツインがなく、その代わりに、ミニサ
ロンとなっていて、一角には清涼飲料水の自動販売機が設置されて
います。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
北海道最大のアイヌコタン(白老ポロトコタン)で有名な白老駅を
過ぎて、社台駅付近を通過する頃、車窓の両側には、サラブレッド
などの競走馬が群れ遊ぶ牧場地帯が広がります。
この日も、晩夏の朝の青空の下で、数頭以上の競走馬が牧草を食ん
でいました。
ちなみに、白老町付近は、日高地方と並んで、北海道を代表する競
走馬の一大生産地となっています。
一方、反対側の車窓からは、支笏洞爺国立公園の樽前山がそびえて
いるのが見えます。社台駅 駅
-
苫小牧駅が徐々に近づき、車窓には住宅街が目立つようになりま
した。
北海道の民家の屋根には瓦がなく、ほとんどがトタン屋根です。
屋根の傾斜も急になっていますが、これは、冬季の積雪と除雪作
業を考慮したものです。 -
苫小牧市郊外の国道36号線沿いの風景です。
民家などに交じって、長距離トラックなどが休憩を取るドライブイン
も建っています。
苫小牧市は、関東方面などからの長距離カーフェリーが発着する港湾
都市であり、北海道を代表する工業都市の一つでもあります。
特に、王子製紙をはじめとして、製紙業の工場群が数多く操業してい
ます。 -
8時50分頃、苫小牧駅に到着しました。
写真に写っている2両の鉄道車両は、かつての50系客車を改造した、
ローカル輸送用の気動車です。
しかし、現在は、休車状態とのことです。苫小牧駅 駅
-
苫小牧駅のホームに立っている、平仮名表記の駅名の看板です。
看板の下には、北海道のJRの駅のホームの看板ではお馴染みの
「サッポロビール」の広告が記されています。
苫小牧駅からは、日高方面に向かう日高本線が分岐しています。
また、苫小牧駅から先の岩見沢駅までの区間の室蘭本線は、日本
で最後の現役蒸気機関車の運転線区の一つでもあります。
苫小牧駅を発車した後、「トワイライト」は、沼ノ端駅を通過し
てから、左に分岐して千歳線に入り、いよいよ、終着駅・札幌駅
に向けてのラストスパートに入りました。苫小牧駅 駅
-
そろそろ、大阪駅発車から約22時間も乗車した「トワイライト」と
もお別れすることになるので、千歳線を走行している間に、年配の
乗客の方にお願いして、「トワイライト」の車内においての最後の
記念写真を、サロンカーにて撮っていただきました。
間もなく、9時10分頃、最後の途中停車駅であり、新千歳空港の空
港ターミナルビルの地下にある新千歳空港駅に向かう千歳線の空港
支線や、帯広・釧路方面に向かう石勝線への乗換駅でもある南千歳駅に
停車しました。
何人かの乗客の方が、この駅で下車して、石勝線の特急「スーパー
おおぞら3号」に乗り換えたりされたようです。寝台特急 トワイライトエクスプレス 乗り物
-
南千歳駅停車の前後には、新千歳空港の方向から、同空港を離着
陸する旅客機の轟音が聞こえてきました。
もしかすると、航空自衛隊の千歳基地を離着陸するF-15J戦闘機
の轟音も聞こえてきたのではないかとも思います。
南千歳駅を発車後、千歳駅の前後の高架区間を走行中に撮影した
千歳市の市街地の車窓風景です。
すでに、札幌市のベッドタウンといったところです。
南千歳駅から新札幌駅までの区間では、野幌原生林のような森林
や畑などもありましたが、どちらかというと、住宅街や工場、オ
フィス街の方が目立つようになっていきました。
なお、南千歳駅を発車した直後に、終着駅・札幌駅での下車の支
度をするため、5号車の自室(シングルツイン)に戻りました。
そして、新札幌駅を通過して、再び函館本線に入ると、車掌さん
による最後の車内放送があり、札幌駅から先の乗り換え列車など
が案内されました。千歳駅(北海道) 駅
-
やがて、JR貨物の札幌貨物ターミナル駅の横を通過してから、札
幌の市街地を通り、豊平川を渡って苗穂駅を通過する頃に、「いい
日旅立ち」のインストルメンタルのメロディーに乗せて、女性の声
による、「本日は、『トワイライトエクスプレス』にご乗車いただ
きまして、ありがとうございました。・・・・・・間もなく、札幌
に到着します」という自動放送が流れました。
始発駅・大阪駅発車直後にも、同じく、「いい日旅立ち」のメロデ
ィーとともに、「本日は、『トワイライトエクスプレス』にご乗車
いただきまして、ありがとうございます。皆様の夢を乗せまして、
大阪駅を発車しました」の自動放送が流れますが、2014年8月23日
から24日にかけての乗車時には、大阪駅を発車した直後、JR京都
線沿線でのボヤの影響により緊急停車した状態の中で、この放送が
流れました。
札幌市街の高架区間に入り、JRさっぽろタワーなどを車窓の左側
に見つつ、速度を落として、ゆっくりと走行すると、定刻ダイヤよ
り約4分の遅れではありましたが、9時56分に、寝台特急「トワイ
ライトエクスプレス」(下り・8001レ)は、始発駅・大阪駅からの
約1500km、22時間あまりの長旅を終え、無事に、終着駅・札幌駅の
3番線に到着しました。
ちなみに、札幌貨物ターミナル駅付近通過中から終着駅・札幌駅に
到着するまでの間は、自室にて、デジタル一眼レフカメラによる車
窓風景の動画撮影も行ないました。
http://www.youtube.com/watch?v=h6wybSzjEng
(札幌貨物ターミナル駅付近通過中から終着駅・札幌駅到着までの
間に撮影した車窓風景の動画)
札幌駅に到着した後、ドアが開いてから3番線ホームに下りると、
食堂車のクルーの方が、乗客の方と一緒に、「トワイライト」の客
車をバックに記念撮影をされていたので、私も、女性のクルーの方
と一緒に、「トワイライト」の客車をバックに、ホームで記念写真
を撮っていただきました(別のクルーの方が、カメラのシャッター
を押して下さいました)。札幌駅 駅
-
「トワイライトエクスプレス」の客車の乗降デッキに敷かれてい
る、「トワイライト」のロゴマーク入りの絨毯です(写真は、私
が利用した5号車のものです)。
以前は、ブルー系の色の絨毯でしたが、2000年から2002年にかけ
てのリニューアルの際に、写真の色の物に変更されました。札幌駅 駅
-
五稜郭駅から終着駅・札幌駅までの北海道内の区間を牽引してきた、
「北斗星」塗装のDD51の重連です。
ピンク色の「トワイライトエクスプレス」のヘッドマークは、大阪
←→青森間の牽引機である、「トワイライト」専用機であるダーク
グリーンのEF81だけでなく、「北斗星」用の青いDD51にも似合
っていると思います。
機関車は、ホームの先端のギリギリに近い位置に停車するので、撮影
するポジションを確保するのが難しいといったところです。
この日(大阪発2014年8月23日)の下り「トワイライト」の北海道内
(五稜郭→札幌間)での牽引機は、DD51-1148号機+DD51-
1102号機の重連でした。札幌駅 駅
-
やがて、10時04分頃、「トワイライトエクスプレス」は、回送列車と
して、札幌運転所に向けて発車していきました。
この後、「トワイライト」は、札幌運転所での短い休息中に様々な整
備などを行なってから、今度は、大阪行きの上り列車(8002レ)とし
て、14時05分に札幌駅を発車することになります。札幌駅 駅
-
【オマケの写真・その①】
札幌駅の改札口で、「記念きっぷ」のハンコを押してもらった、
「トワイライトエクスプレス」の乗車券(大阪市内→札幌市内区
間)です。札幌駅 駅
-
【オマケの写真・その②】
同じく、札幌駅の改札口で、「記念きっぷ」のハンコを押して
もらった、「トワイライトエクスプレス」の特急券・B個室寝
台券(大阪→札幌間・シングルツイン)です。
2014年8月23日(土)から8月24日(日)までの、下り「トワ
イライトエクスプレス」(8001レ)乗車記編は、これにてお開
きとなりますが、今後、改めて、然別湖(然別湖畔温泉)での
6連泊の旅の模様を、続編としてお届けしたいと思います。札幌駅 駅
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