2016/02/11 - 2016/02/11
14位(同エリア31件中)
ミズ旅撮る人さん
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立春を迎え、春一番が吹くと思い浮かぶのは、桜の季節。梅が咲いたばかりなのに何をバカなと思わないで!
早咲きの河津桜は有名ですが、千葉にもあるんです、ピンクの濃い早咲き桜が。
「元朝(がんちょう)桜」と呼ばれています。「建国記念の日」には、ちょうど見ごろを迎えていました。
海岸に近い高台に植えられているため、外房の眺めもとてもいいです。
その後、花摘みで有名な千倉に行きました。ストック・キンセンカ・ポピー・矢車草などを摘み取ることが出来ます。
まだ寒い2月ですが、花いっぱいの南房総に行ってみませんか?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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千葉県夷隅郡御宿町の「ポッポの丘」を出発し、安房小湊から「外房黒潮ライン」を南下、鴨川シーワールドの前を通過して太海(ふとみ)へ。
更に南下して和田町を目指します。 -
太海の仁右衛門島が見えて来ました。周囲4kmの個人所有の島です。
島へは二丁櫓の手漕ぎ船で渡ります。観覧料金大人1,350円。仁右衛門島 名所・史跡
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国道128号線から細い道を内陸に向かって行きます。
特に「抱湖園(ほうこえん)」の看板などはありませんが、桜まつりの時期ならのぼりが立っています。
角の「南房総プリンセスシーハイツ」の建物が目印になります。
もう一方の角には国道に面して小さな駐車場があって、観光バスも止まります。トイレもあります。
地図貼っておきます。
角を曲がってすぐに右側に菜の花畑が現れます。 -
内房線の線路を渡って少し坂を上ると、右手に駐車場があります。
10台も停められるかという程度ですが、長居する人が少ないので、今回は停められました。 -
駐車場の付近から、この濃いピンク色の桜がいっぱい咲いています。
緋寒桜の一種で、旧暦の元旦の朝に咲くことから「元朝(がんちょう)桜」と呼ばれています。現在の1月の末日頃です。 -
青空によく映える桜です。花の付き方が一極集中型です。
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このつぼみの塊といったら、房のようです。
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花びら自体は、ごく薄いピンクだけれど、萼(がく)が赤いので全体的に赤く見えます。
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花の付きっぷりはいいのですが、枝の一部一部に固まって咲くので、間が空いてしまい、全体的にはちょっとボリュームが出ません。
「元朝桜」は、こうして花の塊で撮るのに適した桜のようです。 -
もう少し、花の塊がお互いに近いといいのですが。
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「元朝桜」の咲く「抱湖園(ほうこえん)」は、和田町を花の産地とするべく尽力した間宮七郎平が作りました。
蘇鉄(そてつ)の群生があります。 -
「抱湖園」には柵も看板もないので、敷地がどこからどこまでなのかよくわかりません。
この辺が一番桜も多く、眺めもいい中心地です。 -
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足元にはビニールハウスが並び、その先には外房の海が広がっています。
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観光バスで来た団体さんが、散策しています。
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天気がいいので、桜がとっても綺麗です。
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メジロが花を啄(ついば)みに来ています。
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目の前の畑は、もう少しすれば菜の花畑になるでしょうか。
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蘇鉄の場所から少し坂を上がった所に、この看板があります。
急な階段を上って行きます。階段は、そんなに長くはありません。 -
上がって行くと、溜池が現れます。これが「抱湖園」の名前の由来です。
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山の斜面にも元朝桜が咲いています。
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もう少し早い時間なら、まんべんなく日が差していたのでしょうが、残念ながら半分以上が日陰になってしまっていました。
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蘇鉄と桜なんて、あまりない組み合わせ。
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歌碑と原木。
「静けさに 耐へかね雪が 降り出しぬ」 -
「抱湖園」の碑。その右後ろにある葉のない蘇鉄に注目。
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アップです。これを見て、何かと似ていると思いませんか?
カンボジアのアンコール遺跡で、橋の欄干などによくあるナーガの鎌首にそっくりです。
元々、蘇鉄は南国の植物ですから、あの像のモチーフはこれなんじゃないかなと思うのです。 -
では、また階段を下って参りましょう。
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階段の途中から、海が見えます。
緩やかにカーブしながら、縦に続いている道を車で上がって来ました。
オレンジ色の屋根の家の手前にある空き地が駐車場です。 -
目立つマンションが「南房総プリンセスシーハイツ」です。
あの左脇にここへ至る道の入り口があります。 -
途中の踏切に内房線が差し掛かりました。
東京湾岸を走って来た内房線は、ここからすぐ北の安房鴨川駅が終着駅で、その先は始発の外房線になります。
外房線は東京駅からの特急「わかしお」が走ります。
1972年から運行開始で、当初は183系で運用されていました。午前中に訪れた「ポッポの丘」に展示されていた車両です。
なお、隣に展示されていた「さざなみ」は、内房線の特急で、東京〜君津間を走っていました。
なんとなく、東京湾岸を内房線、太平洋岸を外房線として、館山辺りで分かれているのだと思っていました。 -
逆光に透けた感じもいいです。
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赤い萼(がく)がとても可愛い桜です。
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「抱湖園」から国道を南下して千倉町にやって来ました。
この地図は、左が北になっているので、わかりにくいですが、上が太平洋、下が東京湾方面になります。
内房線は、左端にある千倉駅から内陸に入って館山に向かいます。
今回の目的の花摘みは、千倉町の一番南にある白間津という場所で、地図右の現在地です。
花摘みの出来る場所は、年々増えているので、右半分の花のマークの
場所で出来ます。 -
これが白間津の花摘み場所です。千倉町で花摘みが最初に行われた地域だと思います。
昔から、ずっとここに通っています。
この季節は農閑期なので、花を植えて売っていますが、普段は畑です。 -
小さな小屋がいくつか見えると思います。その周りが1つの区画で、いくつもの農家が隣り合わせで、花畑を運営しています。
花摘みをするには、まず気に入った畑を探して、その畑の所有者がいる小屋に声を掛けます。
所有している畑が小屋の前とは限らず、また、所有者が不在の場合もあります。よく確認しましょう。 -
区画によって、扱っている花の種類が若干違います。
この畑は珍しく矢車草をたくさん栽培しています。
奥の黄色とオレンジがキンセンカ。左のピンクや紫がストックです。 -
人気のストックには、一重と八重があります。一重は7本300円で、八重だと5本300円です。
料金は大抵、どの農家でも同じですが、農家によって若干おまけの度合いが違います。
運が悪いと、まったくないです。
気のいいおかみさんに当たると、他の花などをつけてくれたりする場合もあります。 -
主力商品がストックなので、辺り一面ストックの香りが充満しています。
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以前は見られなかった小菊もありました。画面奥では、菜の花摘みも出来ます。
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写真でお分かりのように、夕暮れなので、日の当たっている部分が先端にしかありません。
もう日の当たっていない国道近くの畑は店じまいしています。
ここでは、日が当たっているかどうかでお客の入りが全然違います。花摘みに来るなら、15時には来たいです。
男の人が立っている横に「スプレーストック1本100円」という看板が立っていました。
これほど高価なストックは初めてです。どんな花なのか見たかったで
す。 -
日向と日陰。見事な線引きです。
今年(2016)はとても花の生育がいいようです。
これだけ綺麗に咲き揃っているのは、久しぶりの気がします。
植物なので、年によってかなり違いがあります。 -
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もうほとんど店が閉まっていたので、花摘みは諦めて、切り花を買いました。
値段は、花摘みと同じで、1束300円です。
足元がぬかるんでいて長靴を借りなければならないような時に便利です。
しかし、今回3束購入しましたが、車の中に入れていて、ほとんど香りがしませんでした。
いつも花摘みをした場合は、香りが充満して苦しいほどなのですが。
切ってあるものは、いつ切ったのかはわかりません。やはり、自分で切った方が良さそうです。
剪定ばさみで切るだけでなく、株ごと掘り起こす方式もあります。ポピーや金魚草などでやらせてくれる店があります。
この方が、帰宅してから剪定しても、断然モチが違います。もちろん庭植えにしてもOKです。 -
「道の駅ちくら・潮風王国」に来ました。ここの閉店は17時。またもや閉店直前です。
すでに魚介類の姿はほとんどなく、加工品を売っている店だけがやっていました。
真ん中にある生簀の中に何やら泳いでいます。薄暗い店内で、素早く泳ぐので撮るのが難しいのですが、なんだかわかりますか?烏賊(イカ)なんです。
日本人の思い描くイカの姿と欧米人の描く姿は天地が逆さまだと聞きますが、この様子を見ると確かに逆さまかも・・・ -
「道の駅ちくら・潮風王国」の前にも花の販売兼、花摘みの店が並んでいます。
店に声を掛けると、裏にある畑に連れて行ってくれて、そこで花摘みをすることが出来ます。 -
この辺の畑は、夕方になると、覆いをかけるようです。
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ストックは買ったのですが、やはりポピーも欲しくなり、ここで買い足しです。
ポピーは15本300円。開花したものではなく、大きく膨らんだつぼみを摘みます。 -
さて、いったい何色が咲くのかな?開いてからのお楽しみ。
15本切って、店に持って行くと、待っていたおかみさん曰く「あら、きっちり15本しか切って来なかったのね。」
閉店間際にやって来て、これだけしか切らないのかという意味なんでしょうか。よくわかりません。 -
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さあ、綺麗な花と共に帰りましょう。
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