今年の正月を迎える頃、急に北陸方面に行きたくなり、1月末に金沢を訪れることにした。<br />せっかくなら白川郷まで足を延ばそうかと調べてみると、ちょうどその週末は、合掌造りのライトアップをやっているらしい。<br />兼六園でもライトアップがあることもわかり、両方の灯りを楽しみに2泊3日でレンタカーにて金沢と白川郷を周ってきた。<br /><br />金沢では、あまりの雪のなさに少々拍子抜け・・・<br />それでも兼六園のライトアップは綺麗だった。<br />他にも武家屋敷跡界隈や茶屋街、近江町市場などにも足を運び、短いながらも加賀百万石の城下町を楽しんだ。<br /><br />白川郷は次の旅行記に綴っています。

金沢ちょこっと旅～冬の兼六園ライトアップを歩く～

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2016/01/30 - 2016/02/01

1687位(同エリア4761件中)

#街歩き

エリア

金沢(石川)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.0

交通: 4.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: レンタカー ANAグループ

旅行の手配内容: 個別手配

福岡→小松行きは、ANAと共同運航のIBEXの飛行機。
2-2列の小型機だったので、天候不安定で揺れないか心配だったけど、ノープロブレム。
出発時間が大幅に遅れたけれど、1時間15分で到着。
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小松空港に着いて、あまりにも雪がないのにびっくり。
数日前、九州ではかなり雪が降ったから、こちらもさぞ積もっていると思ったのに・・・
はるか向こうに見えている山々だけは白い。

小松空港 (小松飛行場) 空港
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小松空港からシャトルバスに乗り約40分で金沢駅へ。
バスからの車窓、右手に雪をかぶった山々が、左手に日本海の広がる海が見えて、なかなかの景色だった。
金沢駅で、東京から先に新幹線で来ていた夫＆娘と合流。
新幹線開通以来、何かと話題の立派な駅をしっかり眺めて写真を撮る。

金沢駅駅
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昼前に到着した夫と娘は近江町市場で海鮮丼を食べ、向こうに見えている「にし茶屋街」をウロウロしてきたらしい。

にし茶屋街名所・史跡
娘達がお昼に食べた海鮮丼。
お魚がはみ出してる〜美味しそう！
私も食べたかった(-.-)
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ひがし茶屋街を散策。
1820年に金沢の中心部に点在していたお茶屋を集めたのがはじまり。
木虫籠（きむすこ）と呼ばれる出格子がある古い街並み。

ひがし茶屋街名所・史跡
装飾品をはじめとして、食べ物・化粧品にも金箔を使っている商品を置いているお店の多いこと。
金沢は金箔の生産量99％だと聞いて納得した。
京都だけでなく、金沢でも着物をレンタルして着ている観光客が多い。
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そろそろ今日のハイライト、兼六園のライトアップを見に行くとしよう。
ホームページでは、周辺駐車場の混雑が予想されるので公共交通機関で、と書いてあったけど、冬はそこまで混んでいない様子。
小立野口という入口近くの駐車場に、余裕で停められた。

兼六園公園・植物園
兼六園・金沢城の冬のライトアップは、17：30〜21：00で入園料が無料(^^)
あの橋は、亀の甲羅のようになっている。

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兼六園の冬の風物詩、雪吊りがライトアップされてるけど、雪が全くなくてクリスマスツリーのよう・・・
さぞかし寒いだろうと重装備してきたら、今日はカイロが要らないくらいの気温。

金沢城兼六園四季物語～冬の段～祭り・イベント
拍子抜けするけどこれはこれで綺麗なので、雪のない雪吊りを楽しもう！
兼六園は池が多いから、水に映りこんでいる景色が素敵。
池の向こうに見えるお堂で、まもなくミニコンサートが開かれるよう。
公園内をグルグル回って、高台から見た景色もいい感じ。
橋を渡って、隣の金沢城の方にも行ってみよう。
金沢城公園もライトアップされている。
石川門をくぐってぐるっと一周。
金沢城のライトアップを少し見て、また兼六園に戻って来た。
イチオシ

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やっぱり大きな松の雪吊りのここらへんがいちばん綺麗だな〜

金沢城兼六園四季物語～冬の段～祭り・イベント
イチオシ

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逆さ雪吊り。今日は風がないので、水面にくっきり映っている。

金沢城兼六園四季物語～冬の段～祭り・イベント

灯篭も入れて撮ってみる。
お堂ではコンサートが始まった模様。
管弦楽の澄んだ音楽が聞こえてくる。
イチオシ

この木には白っぽいライトがあたって、他の場所とは違った雰囲気。
兼六園・金沢城のライトアップを充分に楽しんだので、そろそろ宿へ向かおう。
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今日のお宿は、深谷温泉元湯石屋。
兼六園のライトアップを見た後でもチェックイン可能な温泉宿を探して、ここを予約。
兼六園からは車で20分ほど、7時過ぎには到着できた。
さっそく夕食をいただきまーす。

深谷温泉元湯石屋宿・ホテル

 琥珀色の良質温泉☆能舞台を見ながら食事できる宿 by akanezumiさん
先代オーナーが能の趣味をお持ちで、宿の中に能舞台がある。
実際に能が演じられるのは年に一度だけらしいが、食事は舞台の見える部屋に用意されていた。
宿の人の話によれば、この地方は能が盛んなので、能舞台のある屋敷も珍しくないとのこと。
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温泉は琥珀色のなめらかなお湯で、とても気持ちがよかった。
でも小さな外湯だったのが少し残念。
館内には、加賀藩の歴史を感じさせるような調度品がたくさん飾ってあった。
今日はこれから白川郷へGO！

深谷温泉元湯石屋宿・ホテル

 琥珀色の良質温泉☆能舞台を見ながら食事できる宿 by akanezumiさん
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白川郷で1泊して、また金沢に戻って来た。
12時から予約していた妙立寺へ。

妙立寺(通称忍者寺) 寺・神社・教会
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妙立寺は通称忍者寺。今や金沢観光の定番スポットのようで、平日にもかかわらず大勢の観光客で賑わっていた。
忍者とは関係ないが、敵が攻めてきたときのための落とし穴や隠し扉などどれもよく考えられていて、これを設計した人はなんて頭いいんでしょ！

妙立寺(通称忍者寺) 寺・神社・教会
中は撮影禁止なので外観だけ。
大勢だったので3グループに分かれて、それぞれがかち合わないよう上手く案内してくれる。
約45分の案内だったけど、仕掛けを見ているとあっというまだった。

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妙立寺の後は、武家屋敷跡を散策。かつて加賀藩の中級武士が暮らしていたところで、細い路地や土塀などがそのままの姿をとどめている。

長町武家屋敷跡名所・史跡
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12月から3月までは、雪から土塀を守るために薦（こも）がかけられているが、ここも雪がありませぬ。

長町武家屋敷跡界隈名所・史跡
お店をいくつか覗いてみる。
九谷焼の手頃なお店があって、急須と湯呑みと醤油刺しをお買い上げ。
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金沢市老舗記念館に入る。藩政時代に薬屋だった建物を市が譲り受け、伝統ある町民文化を展示している。
1階の表の「みせの間」は、朝ドラ「あさがきた」の両替屋さんみたいな雰囲気。

金沢市老舗記念館美術館・博物館
奥にはたくさんの手毬が並べられていた。
花嫁のれんも飾られている。
繊細な刺繍で作られた鶴の手毬。細工が細かい！
春を待つおひな様とお内裏様の鞠も可愛らしい。
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お腹が空いたので、近江町市場で腹ごしらえ。
2日前に夫と娘が来た時に、行列ができていたというコロッケ屋さん。
今日は平日でしかも2時を過ぎているので、すぐに買えた。

近江町市場名所・史跡
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お昼はもりもり寿司。
回転寿司だけど、美味しいという口コミによりチョイス。
この時間でも満席だったけど、15分ほど待って店内に入れた。

近江町市場名所・史跡
北陸に来たからには、のどぐろを食べねば！
人生初ののどぐろ、白身のトロと言われるだけあって、美味しゅうございました。

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腹ごなしに昼間の兼六園も見ておこう、と散策。
今日はかなり寒いので、雪が降ってもよさそうな気温だけど・・・
雪がないとやっぱり物足りない。

兼六園公園・植物園
ライトアップのときよりかなり寒くなっていて、着物姿の観光客はさぞ寒かろう〜と余計な心配。
灯篭が至るところにある。
この噴水は日本最古のものだと言われている。
そういえば日本庭園に噴水ってあまり見ないよね。
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金沢の最後は、21世紀美術館で〆と思ったら、本日月曜日は閉館だった(^_^;)
館内の無料スペースは見ることができたので、それで我慢しよう。
加賀友禅をモチーフにした壁と椅子のスペースで一休み。

金沢21世紀美術館美術館・博物館
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話題のプールが見られなかったのが残念・・・
まあ2泊3日の小旅行にしては、金沢と白川郷の両方をかなり楽しめたのでよしとしよう（*^_^*）

金沢21世紀美術館美術館・博物館