2015/06/27 - 2015/06/28
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frau.himmelさん
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シュヴァルツヴァルト、黒い森地方は今まで何度か訪れたことがあります。
数年前はチュービンゲンに3泊してあちこち回りましたし、フライブルクにも何度か行きました。
それでも、なんだか心惹かれるのですね。
で、今回もう一度黒い森を訪れたいと思ったとき、どこに拠点を置くか迷いました。
4トラの皆様の旅行記をいろいろ拝見させていただき、ゲンゲンバッハに白羽の矢を立てました。
「ロマンティックな宝石のような町」「バーデン地方のニース」などと称えらるほど美しい町、それに帝国自由都市でもあった歴史も気に入りました。
それにまだあります。
この街に宿泊すると滞在中、近郊電車や路面電車・バスなどの公共交通が無料で利用できる「KONUSカード」を発行してくれるのも決めての一つになりました。
私はこういう無料交通チケットを提供してくれる街やホテルって大好き!
出発前にはいろいろ調べて恩恵に与っています。
ゲンゲンバッハ、予想以上にステキな町でした。
「ロマンチックな宝石のような町」と言うより、私にはまるで至る所に宝石が散りばめられた町のように思えました。
そしてホテルの窓からは、屋根の上に巣を作っている仲睦まじいコウノトリの姿も見えました。
-
ゲンゲンバッハの地図。
駅が左側の赤丸で、ラートハウスは○印、それとオーバー門とキンツィッヒ門、それに聖マリエン教会が私の町歩きの基軸となります。
ホテルはラートハウスの前付近になります。 -
今日は豚のしっぽ鉄道に乗り、いったんゲンゲンバッハのホテルにチェックインして国境駅のケールまで行ってまいりました。
ゲンゲンバッハに帰り着いたのは8時過ぎ。
ハウプト通りを通ってホテルに急ぎます。
後ろのカバーがかかっている塔はゲンゲンバッハのランドマークの一つ、ニゲルの塔。
ただいま工事中です。 -
この中は「Narren Museumu:ナーレン博物館」となっているようです。
Narrenとは辞書を引くと、「ばか者」とか「愚か者」とか「阿呆」とか出ます。
一体どんな博物館なのか?
ドイツでは春の到来を祝うお祭りとして、ケルンのカーニバルで代表されるように、市民が扮装してパレードを行う風習が根付いています。
ここゲンゲンバッハではそれが「ファスナハト」と呼ばれ、魔女や道化などの仮面を被った登場人物が、見物客に悪戯したりちょっかいを出したりして観客と一体となり大騒ぎするお祭りが開催されます。
この博物館では「ファスナハト」に使われた仮面や衣装などが展示されているそうです。
この情報はトラベラーのぶどう畑さんからいただきました。 -
アルテポスト。
壁には、馬上でラッパを鳴らして郵便を配っている、昔の配達員の姿が描かれています。 -
正面には市庁舎が見えてきました。
ホテルはこの右側です。 -
後ろを振り返ると、お化粧直し中のニゲルの塔。
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ここが2泊するホテル・ゾンネ。
先ほどチェックインのために最初に訪れたとき、入り口の扉が閉まっていて困りました。
通りがかりの近所の方が、親切に何度も呼び鈴を押して助けてくれました。
女主人らしき人が出てきてチェックインの手続きをしてくれましたが、肝心の「KONUSカード」のことについては何も触れずに部屋の鍵だけを渡してくれました。 -
「KONUカード」がいただけるはずなのに不思議だなー。
思い切って催促をしました。
そしたら、気のせいかも知れませんが、イヤイヤという感じで発行してくれました。
やはり発行すると、ホテル側にもいくらかの費用分担があるのでしょうね。
もしシュバルツバルトにいらっしゃる方がありましたら、ホテルでいただけますので、聞いてみては如何でしょうか。 -
夕食はホテルのレストランでいただきます。
客層も上品でとっても落ち着いた雰囲気です。 -
この旅行で、紙ナプキンではなく布のナプキンがセットされているレストランなんて、初めてではないかしら(笑)。
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私はもちろん白ワインを。
この地方は美味しいワインの産地としても有名なのだそうです。
ミネラルヴァッサーと共に出てきます。 -
夫は、黒い森地方の修道院由来の醸造所で出来た、アルピルスバッハーというヴァイツェンを。
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お料理は、シュヴァーベンと言ったらマウルタッシェンでしょう。
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もう一つはお魚だと思うのですが、一体何だったんだろう。
料金は全部で35ユーロ。
私たちはシニアであんまり量は多くいただきませんから、食事にそんなにお金はかかりません。 -
食事のあと、疲れた〜という夫を残して私は一人で街歩き。
ホテルの目の前の市庁舎前の広場には、夜9時過ぎにも関わらず大勢の人・・。
今日も暑かったからみなさん夕涼みでしょうか。 -
広場の中央に立つ騎士の銅像、レールの泉。
ゲンゲンバッハの人々に「シュヴェート」と呼ばれて親しまれています。 -
台座の周りにはお花がいっぱい。
このそばに近づいただけでも涼しくなった気がします。 -
市庁舎の階段でも若者や家族連れが集まっています。
みんなアイスが好きですねー。 -
この鷲の紋章が厳めしい建物の階段でも、パパと息子が仲良くアイスを舐めています。
あっそうか、今日は土曜日でしたね。
だからこの広場が遅くまで賑わっているのですね。 -
この建物は地図によると「Kauf-und Kornhaus」。
昔の穀物取引所のようなものだったのでしょうか。
窓辺の手入れの行き届いたゼラニウム花と、獰猛な鷲の紋章のコラボが面白い! -
この大きな建物は「レーヴェンベルク宮殿」。
18世紀に建てられた豪華な貴族の館。
多くの要人を輩出した由緒ある家柄だそう。
現在はご覧のように博物館になっています。 -
パン屋の看板とレトロなランプ、それに窓辺の花。
もーう、みんなみんな絵になります。 -
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フライブルクでも見かけた足元を流れる水路が涼しさを誘います。
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あら、ここにもまた一つ宝石が。
自転車の買い物籠に何気なく飾られた寄せ植え。
オッシャレー! -
あちらには、立爪ダイヤが散らばったように、キラキラ輝いて見える木組みの家々。
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その木組みの家の前にはクラッシックカー。
とても似合っています。
ゲンゲンバッハは「ロマンティックな宝石の町」といわれているようですが、私には一つ一つの切り取った風景が、まるで宝石を散りばめたように美しくみえます。 -
ワイン色の木組みの家も素晴らしい。
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そしてその先に建っているこのずんぐりとした塔は、オーバー門。
13世紀に建てられたもの。
塔のテッペンには風見鶏が付いていますが小さくて見えない。
塔の壁には帝国自由都市の印、鷲の紋章が・・。 -
オーバー門のお隣の建物の壁には夜警の壁絵。
この塔が見張りの塔として使われていた名残でしょうか。 -
この素敵なぶどう棚の下でワインをいただいたら美味しいでしょうね。
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塔のお隣のレストランも賑わっています。
木組みの家も立派です。 -
路地裏にも何かステキな宝石が隠れているようで・・・。
みんなみんな見逃したくない・・。 -
でもね、月もあんなに昇ったし・・・。
この通りはヴィクトール・クレッツ通り。
市庁舎を建てた建築家の名前がつけられた通りです。
あらっあそこを歩いている老夫婦。
ちょっと面白いことがあったのです。
さっきからある老夫婦と抜きつ抜かれつしながら、私は写真を撮っていました。
その老夫婦、私を追い抜くときに「今晩は〜」と。
それが嬉しくて、次に私が追い抜くときは笑顔で会釈をして通り過ぎました。 -
この奥の路地もステキですね。
ここでさっきの老夫婦が立っていたので私が会釈をすると、
「ご主人は?」って聞くのです。
???・・・
思い出しました!
レストラン・ゾンネでさっき一緒だったご夫婦ではありませんか。
「レストランで・・・」って私が言うと、二人で大きく頷きました。 -
この角のレストランもステキです。
10時ともなるとお店の中も外も、明かりが輝いています。
私はそのご夫婦に、両手を合わせて耳の横にあて、「夫はもう寝てます」ってしぐさをしました。
さっきから二人で腕を組んでとっても仲むつまじいご夫婦でした。
どうして日本人は夫がエスコートしないんだろうと、不思議に思われたかも知れませんね。 -
ここで二人は「おやすみなさい」って、腕を組んでホテルのほうに戻っていかれました。
私はもう少し町歩きを続けます。
素敵なお土産屋さんのショーウィンドー。 -
ここはお肉屋さんなのでしょうか。
大皿にきれいに並べられた生ハム。まるで日本のふぐの薄造りみたい。
これ絶対日本の技術をマネしたのよね(笑)。 -
市庁舎を挟んで、オーバー門と対極にあるキンツィッヒ門塔があちらに見えます。
あそこまで行ったら引き返しましょう。
相かわらず市庁舎の前には人がおおぜい。 -
市庁舎の屋根の上にはこれは何の彫像?
秤をもった女神で思い出すのはフランクフルトの正義の女神、もう一体はゴジラに似ているけど・・(笑)。 -
キンツィッヒ門塔はゲンゲンバッハでいちばん高い塔です。
古くから町の防衛に重要な役割を果たし、町の人々を見守り続けた門でした。 -
キンツィッヒ門のお隣の赤い木組みの家もとても存在感があります。
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屋根の上には鐘楼が取り付けられ、町の人々に時を知らせる役目も担っていました。
もう月があんな高くまで上りました。
そろそろ引き返しましょう。 -
市庁舎の前の広場。
さっきより幾分人は少なくなりました。
ヨーロッパの6月、10時過ぎなのに、まだこの明るさです。
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この旅行記へのコメント (6)
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- utamiumiuさん 2017/03/25 19:07:16
- いつも読み逃げでごめんなさい。
- frau.himmelさん
utamiumiuです。
ゲンゲンバッハ、何度も拝見しています。
大変参考ににります。4月25日から28日まで一人旅で3泊します。
泊まるホテルもホテル・ゾンネで同じです。
おかみさんは愛想がない
コウノトリが窓から見える。
KONUカードは催促してやっともらえる。
隣が観光案内所。
リッターのしるしを追ってまわる。
滞在中にhimmelさんとご主人が行った「豚のしっぽ鉄道」に乗ろうかとサイトまで行ったのですが残念4月の最終週末からの運行でした。
29日からはウィーンで息子とお嫁さんと合流です。
ついでですが、今度、楽友協会に行く機会がありましたら座席なんですが2階のバルコンミッテの最前列がお勧めです。
座席は2等クラスですが舞台真正面、ニューイヤーズコンサートの時の正面カメラの位置です。
コスパ抜群です。平土間席よりずっといいです。
それからウィーンでのスリ集団にはくれぐれも気を付ける。
肝に銘じました。
またお邪魔します。
ありがとうございました。
uta
- frau.himmelさん からの返信 2017/03/25 21:50:56
- RE: いつも読み逃げでごめんなさい。
- utaさん、こんばんは。
私の方こそ足跡ばかりでごめんなさい。
いよいよ、出発まで1か月のカウントダウンとなりましたね。
旅のベテランのutaさんが、私の拙い旅行記をじっくりごらんになったなんて、恥ずかしいです。
あそこはそうじゃないのよね〜〜なんて言う「アラ」もutaさんの目にはちゃんと見えているのでしょうね。
ゲンゲンバッハはホテル・ゾンネですか。
老おかみさんがご機嫌が良いといいですね。でも、若おかみさんはきびきびしてとっても感じがいい人です。
コウノトリが見える広場に面したお部屋になるといいですね。
豚のしっぽ鉄道はまだやっていないのですか、それは残念。
ウィーンで息子さんご夫婦と合流して、楽友協会のコンサートへ。
うわー、羨ましい〜〜!
席のアドヴァイスまでいただいちゃったら、すぐにでも行きたくなっちゃうではありませんかー。
ニューイヤーコンサートのテレビ目線の席ですね、しっかり覚えておきます。
皆様で楽しい旅になりますように。
旅行記、楽しみにしています。
himmel
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- 白い華さん 2016/06/02 09:25:15
- 私も、「ドイツの 可愛い!田舎町・・・ゲンゲン・バッハ」は、 気に入りました。
- お早う御座います。frau.himmelさんが、 行かれた・・・のが、 昨年。6月。 私は、スグ!後・・・。 7月に、「ドイツ ゲンゲンバッハ」を 訪問していました。
ツアーなので、「わずか・・・3〜4時間!の 散策」でしたが、
広場。 裏通り。 小さな・・・町。の 見所! 可愛らしさ。と、 ほんと、「いい〜! 町」でした。
ご夫婦で、ここに、二泊して、「宿泊すれば、 無料・・・に なる!鉄道チケットを 利用して、あちこち・・・探訪」は、 良かったデスネ。
frau.himmelさんは、 今年は、どちらへ・・・?か、 行かれましたか〜 ?
私は、来週から、「スコットランド & 英国・周遊 12日間」です。
ヨーロッパは、 歴史もあって、 奥深い!魅力が 尽きませんね〜。
今後共、 素敵!な 旅・・・。 楽しんでくださいね。
私の 昨年・・・の 「ゲンゲンバッハ を 含んだ! ドイツ旅行記」を 載せておきますね。
http://4travel.jp/travelogue/11038115
<2>(ドイツ 木組み!編)『ヨーロッパ 仏・アルザス&シャンパーニュ 独・黒い森地方 10日間』 (花めぐりーー独・黒い森地方・・木組み!建築の 村&町。 ボーデン湖!に、浮かぶ「花の島!マイナウ島」)
これからもよろしくお願いします。
- frau.himmelさん からの返信 2016/06/06 21:16:16
- RE: 私も、「ドイツの 可愛い!田舎町・・・ゲンゲン・バッハ」は、 気に入りました。
- 白い華さん、こんばんは。
コメントいただきながら返信遅くなってごめんなさい。
今頃は英国を周遊してらっしゃる頃でしょうか。
白い華さんは私より1月遅れてゲンゲンバッハにいらっしゃったのですね。
旅行記のほうはすでに見せていただいていました。
あのきれいなお写真、かわいいお写真のオンパレードを見て思い出しました。
白い華さんのゲンゲンバッハは、私の武骨な愛想ない案内と違って、優雅な、まるで蝶々がふわふわと舞いながら町案内をしているようなそんな優しさにあふれています。
お写真の切り取り方にも感激いたしました。
改めて見せていただいて、昨年の今頃、ちょうど1年前のことなのに、昨日のことのように懐かしく思い出されます。機会があったら再訪したい街です。
私は今年のヨーロッパ旅行は1週間前で終わりましたが、白い華さん、どうか楽しい旅をなさってください。
himmel
-
- ぶどう畑さん 2016/02/08 21:03:56
- ナーレン博物館
- himmelさん
ぶどう畑です。
ゲンゲンバッハ、いいですよねー!
私もすっかり気に入ってしまいました。
ナーレン博物館は、ドイツのカーニバル”ファスナハト”で使われるお面などが飾られているのだそうです。トラベラーのjijidarumaさんから、教えていただきました。
himmelさんにお伝えしようと自分のページを見たら、ナー連と書いてあって、慌てて修正。himmelさんのおかげで、気付いてよかった。
KONUSカード、貰えてよかったですね!
ホテルの人が、あまり感じがよくなかったようだけど…。
コウノトリ、感激しますよね。
アルザスのホテルから、コウノトリの巣が見えて、私も大感激でした!
- frau.himmelさん からの返信 2016/02/09 22:51:56
- RE: ナーレン博物館
- ぶどう畑さん、こんばんは。
ナーレン博物館のこと、ありがとうございました。
早速加筆しました。
ゲンゲンバッハの「ファスナハト」は有名なんですってね。
調べるほどにその時期に行ってみたくなりました。
ぶどう畑さんに教えていただいたゲンゲンバッハ、ほんとによかったです。
ありがとうございました。
ホテルのことは、ちょっと対応がひどいと思いましたが、まあ病気なんだから仕方がないね、って二人の間では了解していました。
若女将の機転がなかったら、あんまりいい思い出がなかった街になったかも知れませんが、私たちがクレームをつけたわけでもないのに、あのワインをくださったということは思うところがあったのでしょうね。
でもあのゲンゲンバッハという町はそれに余りある美しい町でした。
コウノトリも窓から見えましたし、ホテルの部屋は広くて旧市街が見える素晴らしいお部屋でしたし。
コヌスカードのこともぶどう畑さんと打ち合わせをしていなかったら、強く催促できなかったかもしれません。
ありがとうございました。
himmel
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