華麗なる王朝建築と「ソ連」&バルト海を臨む国々を巡る旅：ロシア・フィンランド・エストニア・デンマーク旅行【３６】（2015年秋８日目３ 中世の風景）

2015/09/25 - 2015/09/25

SWと絡め11日間の日程でロシアと北欧方面に行ってきました。
ロシアと言えば、学生のころ見た北方領土を監視する薄気味悪い巡視船の姿が浮かび、鉄のカーテンに包まれた謎深く怖い国「ソ連」というイメージがありました。
さらに地球の歩き方を読むと「バウチャー」「ビザ」「滞在登録」が必要など、個人旅行はまず不可能的な書きっぷり。おまけに英語が通じず難解なキリル文字の世界と、旅行しようとする気を阻む要素ばかりで今まで足が向かなかったのですが、世界三大美術館のひとつ「エルミタージュ美術館」に何としても行きたくなりwebで色々調べたところ、ビザ手続き等多少面倒なところはありますが、普通に個人旅行できることがわかりました。
そしていざ行ってみると、全く問題なく個人旅行ができ、エルミタージュをはじめ素晴らしい建築物・絵画、温かい人々、安いビールなどすべてが魅力的で、それまでの暗いイメージを一気に払拭するものでした。
他にも今回旅の中継点としたフィンランドのヘルシンキや、日帰りやトランジットで訪れたエストニアのタリン、デンマークのコペンハーゲンもまた短い滞在ではありましたが、バルト海という美しい海に面したこれまた美しく魅力的な都市にも足跡を残すことができ、今まで以上に充実した旅行となりました。

日程は以下の通り

1日目（9/18）成田発 ⇒ コペンハーゲン経由 ⇒ ヘルシンキ到着
2日目（9/19）ヘルシンキ発 ⇒ モスクワ到着　午後〜モスクワ市内観光
3日目（9/20）モスクワ市内観光
4日目（9/21）セルギエフポサード・モスクワ市内観光
5日目（9/22）モスクワ発 ⇒ サンクトペテルブルク到着　午後〜サンクト市内観光
6日目（9/23）サンクトペテルブルク市内観光
7日目（9/24）サンクトペテルブルク市内観光　夜〜サンクト発 ⇒ ヘルシンキ到着
8日目（9/25）タリン日帰り観光
9日目（9/26）ヘルシンキ市内観光
10日目（9/27）ヘルシンキ発 ⇒ コペンハーゲントランジット観光 ⇒ 帰国

今回は８日目?です。

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは「旧市庁舎」から観光スタートです。
勇躍「タリンカード」を出したのですが、ここでは使えないとのこと。
シティカードが市の施設で使えないとは、と思いましたが仕方ないので手払いしました。
しかも10ユーロもしました。
（旧市庁舎10:11〜10:26）

内部は美術館になっていて絵画が多数展示されています。

こちらはルーベンスの画の複製か模写だと思います。

全体を暗くし、柔らかな明かりを照らすなど、展示の雰囲気はよいです。

有名な画家はいないのですが、なかなか興味深い作品はあります。

この画はどこかで見たような画ですが思い出せません。

ひととおり見終えて旧市庁舎を出ました。
旧市庁舎の塔の上にはトーマスじいさんの飾りがあります。

拡大するとありました。
でもこれはコピーだそうです。

ラエコヤ広場に面して「市議会薬局」というのがあります。
現役の薬局としてはヨーロッパでもっとも古いものの一つだそうです。

これがその看板、蛇のマークが印象的です。
（ﾗｴｺﾔ広場10:28 ⇒ 10:31聖霊教会）

ラエコヤ広場を出て先ほど来た「聖霊教会」に来ました。
タリンカードがようやく役立ちます。

内部は普通の教会でした。

続いて向かいにある「大ギルド会館、エストニア歴史博物館」に入ります。
（大ｷﾞﾙﾄﾞ会館10:34〜10:45）

入口の看板。
この博物館もタリンカード適用施設です。

内部はこんな感じで空いています。
パネルを見ても言葉がわからないのでイマイチよくわかりません。

銃の展示もありました。
やはりパネルより「モノ」の展示の方が興味深いです。

さて大ギルド会館を出て旧市街の路地を歩きます。
旧市街は狭いので迷子になることはありません。
（大ｷﾞﾙﾄﾞ会館10:45 ⇒ 10:50市博物館）

続いて「タリン市博物館」に来ました。
ここもタリンカード適用施設です。というか、貧乏性なので元を取ろうとタリンカード適用施設に入りまくります。
（市博物館10:50〜10:58）

こちらはタリン旧市街の模型。
こういうのは大好きなので見入ってしまいます。

これは旧市庁舎の塔にあるトーマスじいさんの実物でしょうか。

タリン市博物館を出て「ドミニコ修道院」に来ました。
博物館からはすぐのところにあります。
（ﾄﾞﾐﾆｺ修道院11:00〜11:04）

門を潜ると綺麗な建物がありました。
でもこれじゃないよなと思い、係りの人に聞くと建物を入ってすぐ右に行けばあるよと言われました。

言われた通り行くとありました。
残骸のような遺構です。

ドミニコ修道院を出て、旧市街を取り巻く城壁に来ました。
旧市街が城壁で囲まれているのは知っていましたが、予想より高い城壁です。
（ﾄﾞﾐﾆｺ修道院11:04 ⇒ 11:10城壁入口）

城壁に埋め込まれたように店があったりします。

さらに城壁沿いに歩くと城壁入口があり、隣に「セーターの壁」と呼ばれる名物衣類ショップがあります。

衣類ショップは後回しにして、とりあえず城壁に上ります。
ここも有料ですが「タリンカード」適用施設です。
（城壁11:10〜11:21）

このような細く急な階段を上ります。

城壁の塔のひとつ「ヘルマン塔」に来ました。

ヘルマン塔からの旧市街の眺めです。
それにしても市内には色んな形の塔があります。

城壁は屋根付きで、隣の塔までつながっています。

城壁は回廊になっており、一応柵はありますがかなり解放的なつくりです。

セーターの壁の真上です。
高所恐怖症にはちょっと怖い高さです。堪能したのでそろそろ下に降ります。

下に降りて先ほどちょっと見たセーターの壁のショップを覗きましたが、見るだけで買おうとまでは思いませんでした。
次は「聖オレフ教会」の塔に挑戦です。

この旅行記へのコメント （1）

• ニコニコさん 2016/07/05 11:06:57

  懐かしいです＾＾

  とーりさん　おはようございます！
  
  いつもいいね！　コメント有難うございます！
  
  旧市庁舎の塔にあるトーマスじいさん
  知りませんでした＾＾；
  どんな　お話があったのでしょう
  ちゃんと調べてから行けばよかった＾＾；
  こんなのばかりですね　私・・
  
  市議会薬局は中に入ってハンドクリームを買いました
  中には昔の薬草や器具が少し置いてありました
  感じの悪い店員がちょっと嫌でしたけれど・・
  
  私の次の旅行記　ギリシャです
  とーりさんには　到底及びませんが
  頑張ってみますね＾＾
  
  ではまた！です＾＾
  ニコニコ