2016/02/04 - 2016/02/04
114位(同エリア639件中)
akikoさん
- akikoさんTOP
- 旅行記434冊
- クチコミ9件
- Q&A回答2件
- 1,339,599アクセス
- フォロワー348人
まだ寒さは続いていますが、今年も節分が終わり、暦の上では春となりました。
先日、滋賀県近江商人発祥の地「五個荘地区」で初春の「商家に伝わるひな人形めぐり」が開催されることを知りました。
五箇荘は琵琶湖の東、湖東に位置し、古代には東山道、近世には中山道や伊勢道が通り、その利点を活かして、中世以降近江商人発祥地の一つとして発展し・・・
江戸時代後期から昭和初期にかけて多くの商人が輩出、成功して財を成した商人の屋敷や庭園などが残っているとのこと。
"人々の思い出とともに大切にされ、受け継がれてきたひな人形。商家に伝わる貴重なひな人形をご覧頂きながら近江商人の生活ぶりなどを肌で感じていただけるロマンあふれる旅に出かけてみませんか"という魅力的な誘い文句に惹かれて、一足先に訪れてみることにしました。
-
大阪駅からJR新快速で1時間10分で「能登川駅」に到着。
路線バス「八日市駅」行きに乗り換え10分で「ぷらざ三方よし」前で下車。
後方に見えるのが観光案内所も兼ねている『ぷらざ三方よし』です。 -
中に入り、『五箇荘・ひな人形めぐり』に関するマップやパンフレットを入手。
名産品コーナーを見ると、親王飾りが飾られていました。 -
ここを起点にひな人形めぐりを始めます♪
-
『近江商人屋敷』の道標に従って歩きます。
-
ここ五箇荘は近江商人の蔵・屋敷が残る風情豊かな集落で・・・
琵琶湖から引かれた水路が流れています。水と人の営みが調和した「琵琶湖とその水辺景観ー祈りと暮らしの水遺産」として日本遺産に認定されているのだそうです。 -
『五箇荘 金堂』の案内板がありました。
五個荘金堂の町並みは・・・
『金堂の町並みは古代条里制地割を基本とし陣屋と寺院を中心に形成された湖東平野の典型的な農村集落で、近江商人の本宅群と伝統的な農家住宅がともに優れた歴史的景観をよく伝え、我国として価値が高い』
という理由で国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているそうです。 -
道の左側には堀割がありよく見ると、立派な錦鯉がたくさん泳いでいます!
そういえば、この通りの名前は『寺前・鯉通り』でした。 -
【弘誓寺(ぐぜいじ)】が見えてきました。
ここは弓矢の名手として知られる那須与一の孫にあたる愚咄坊(ぐとつぼう)が開基した、浄土真宗大谷派の古刹だそうです。 -
『寺前・鯉通り』を歩いていると・・・
堀割に沿って白壁が続いていて、しっとりした町並みが感じられます。 -
これが五箇荘・金堂を代表する景観のようです。
-
ところどころに、陶人形のお雛様が飾られています。
手のひらサイズのひな人形「まちなか雛」で、58体が街角に飾られ、訪れる人をやさしい表情で出迎えるのだそう。
素朴だけれど、手作りの温かみが感じられる陶人形です。 -
弘誓寺の先に【浄栄寺】があります。
-
浄栄寺の先は『堂中通り』が横切りますが、そのまま進んでいきます。
-
「コバタ」じゃなくて「タバコ」の赤い看板から先にも堀割水路が続いています。
-
左手にそろそろ【外村繁邸】が見えて来るはずですが・・・
白梅が可愛く咲いていて、足を止めました^ ^ -
梅の花の先に、【外村繁邸】がありました。
外村宇兵衛家の分家として、当主吉太郎が東京に木綿問屋を開き近江商人として活躍したそうです。 -
外村繁は、この家の三男で大学卒業後、父親が急逝したため家業を継ぐが、やがて弟に家業を譲り、小説家として再出発し「草筏」「筏」「花筏」などの近江商人を題材にした小説や自らの人生をつづった数多くの作品を残したそうで・・・
ここは『外村繁資料館』でもあるそうです。 -
門を入ると川の水を取り入れた"川戸"と呼ばれる水屋があります。
ここは洗い場(兼防火用水)で、残飯は鯉の餌にもなる循環になっているという。 -
玄関前に「お雛様願い札」というものがありました。
女の子の成長に関して短冊に願いごとを書き、竹に吊るすようです。
そして期間終了後に太郎坊宮に奉納されるのだそう。 -
中に入り、3巻共通券(600円)を買って、内部を見学させてもらいます。
座敷の奥に雛飾りが見えています。 -
外村家に伝わる親王飾りや有職雛源氏枠飾りなどが披露されています。
-
美しい親王飾りです♪
-
親王飾りの左側前に"紙雛"がありました。
けし雛(芥子つぶのように小さいことから名付けられた)で、装束が紙で作られています。五箇荘の旧家に伝わるひな人形で大変珍しいのだそうです。 -
座敷から前庭が見えます。
庭に何やら可愛らしいものがあります。よく見ると・・・ -
お雛様による『曲水の宴』だそうです!
-
高低差をうまく生かして
雅な宮中行事を模しています。 -
次の間は、外村繁氏が小説を書いていた小座敷です。
机には、繁氏の写真と手書き原稿が置いてありました。 -
床の間に素敵な雛飾りが・・・
大変手の込んだ造りになっています。 -
裏庭に面した廊下部分に文机が置かれ、箱火鉢と近江商人の像がそばにありました。
-
「てんびん千両、てんびん千両・・・」
肩に食い込む天秤棒の重荷に耐えつつ、
江戸・明治時代、五個荘の地から全国各地に行商した近江商人の像だそうです。
また、庭に見えているタヌキは、
『大きくくり抜かれた目は、社会情勢を見通せる人間に、太っ腹な精神を持ち近江商人の家訓を身につけ、タヌキ(他抜き)のごとく秀でた人になるように』
との願いが込められているのだそうです。 -
水屋も見学させていただいて、次の外村宇兵衛邸へ向かいます。
-
白壁の下に釘穴が目立つ板塀が見えますが、これは"舟板塀"といい琵琶湖に浮かぶ舟の腐朽したのを蔵の板塀に使用、白壁を強い雨から守っているのだそうです。
-
すぐ近くに花筏通りに面した【外村宇兵衛邸】がありました。
-
初代外村宇兵衛は、近江商人であった六代目外村与左衛門の末子。後に分家し主に呉服太物を商い、明治期には全国の長者番付に名を連ねる近江を代表する豪商として地位を築いたという。(外村繁邸の本家に当たるそうです)
-
ここにも川戸がありました。
-
中に入ると、案内の方がこの家の概要を話してくれました。
この家を建てるのに、1000両かかったそうで、今のお金に換算すると10億円に相当するのだそうです。母屋以外に書院、種々の蔵など十数棟に及ぶ建物が建てられていたのだとか・・・ -
-
上り口から奥座敷を見通したところ。
まず、右手にある雛飾りを見せていただきます。 -
これは大変貴重な江戸・寛政時代の雛飾りだそうです。
あまりお目にかかれない雛飾りで、ワクワクしながら拝見します。 -
やはりお顔が今風と違っていて古風な感じがします。
そして下段の三人官女は動きがある立ち姿になっています。
少し剥げていますが後ろの襖絵もきちんと残っていて、衣装も小物も見ごたえがあります。 -
桐箱の上の的に扇を投げて得点を競う"投扇興"を楽しむ女性の姿もありました。
-
座敷の奥には、大きな金屏風が立てられ、その前に御殿飾りが飾られています。
-
『御殿飾り』
御殿を京の御所に見立て、建物の中に内裏雛を置き、側仕えの官女、庭掃除や煮炊きの役目を果たす仕丁(三人上戸)、警護にあたる随身(左大臣・右大臣)などの人形を添え飾るものだそう。 -
-
「御殿」のなかに天皇皇后を模した内裏雛のお人形が・・・
-
庭掃除や煮炊きを担当する仕丁や警護にあたる随身の表情が豊かで見ていて楽しい!
-
2階に上がると、近代の雛飾りと五箇荘商人の展示室がありました。
-
五箇荘など湖東の商人達は、天秤棒一本持ち、歩いて行商をするなかで、商品についての需要と供給の状況や地域による価格差などの情報を入手して、京坂や東海道で仕入れた呉服・綿関係品を関東・信州で売却し、関東・東北で仕入れた関東呉服・生糸・紅花類を名古屋・近江・京坂等で販売する産物廻しの商業活動を行ったそうです。
そして資本を貯えると、全国各地に出店し支店を積極的に開設。さらには江戸・日本橋、大坂・本町、京都・室町という三都にも進出するほどの豪商となって活躍したのだそうです。
五個荘商人の経営活動を支えていたのは勤勉・倹約・正直・堅実・自立の精神で先祖を大切にし公共福祉事業に貢献したということです。 -
水屋の様子
-
水屋の奥の勝手口からお庭に出ました。
パンフレットによると、作庭当時、郡内一番の立派な庭と評されていたのだそうです。
ここにも近江商人の像がありました。 -
庭園を飛び石づたいに足を運ぶと・・・
個人の家の庭とは思えない立派な庭が広がっていました。 -
大きな蔵と石灯籠を横目に見ながら、お庭の見学を終えました。
-
花筏通りの様子
-
"花筏通り"から"あきんど通り"に出ました。
ここにもやはり堀割の水路があり、橋が掛かっています。
外村繁は「川と白壁の村」としてこの辺りを次のように記しています。
"川幅3,4mくらいの小川が村中を縦横に流れていた。
その小川に沿った家々にはそれぞれ花崗岩の橋が
掛かっていて、人々はその橋を渡って門を出入り
するのである・・・" -
このあたりも白壁と舟板塀が続いています。
次に、あきんど通りにある【中江準五郎邸】を訪れました。 -
ここは、昭和初期、朝鮮半島や中国で三中井百貨店を築いた中江家4兄弟の末の準五郎の本宅。
1934年に三中井百貨店を創業し、戦前まで本宅を金堂に置き、朝鮮半島・中国で約20店舗を経営し、百貨店王と呼ばれたそうです。 -
門を入ったところ
-
玄関から上がらせてもらうと・・・
手前にも奥にも素敵な雛飾りが目に飛び込んできました。 -
特に奥の雛飾りは、琵琶湖の自然の美しさを表現する創作ひな人形の『清湖雛』でした(^^)♪
五個荘竜田町に工房を開く人形師・東之湖さんが2005年、市に人形1体を贈ったことをきっかけに始まった恒例の企画で、年々数を増やし、今年は新作「近江八景・粟津晴嵐」が並べられ、人形は計26体になったのだそうです。 -
「粟津晴嵐」は、2013年にスタートした「近江八景」シリーズの4作目。
大津市の旧東海道の松並木が風になびく情景を、薄緑色の装束を身にまとった男子の人形で表現しているのだそう。
このようなひな人形を見るのは初めてで誰もいなかったので、しばらく新しい雛ワールドを楽しませてもらいました♪ -
衣装には全て、細い麻糸で織られた近江上布を使用。
「柔拵(なえごしら)え」という技法で、生地のやわらかさを生かした自然な動きを追究しているらしい・・・ -
白無垢、十二単を見に纏う『無垢の女神』
「純粋、清楚な気持ちで未来に向かって進んでいきたい」という思いが込められているそうです。 -
晩秋の夕焼けが照らし出す湖岸の風景をイメージしオレンジ色にまとめた人形
どの人形も優雅で上品で・・・見とれてしまいます。 -
青を基調にした湖北のイメージの『水の神』と
湖西に連なる比良山系をイメージし、豊かな知恵で優しく見守る『山の神』 -
淡いオレンジ色の可愛らしい『十人囃子』
こちらは海津大崎の桜をイメージして作られたそうです。 -
次の間には、東日本大震災の被災者に思いを届ける「絆雛」シリーズのお雛様が飾られていました。
どのお人形も素敵で・・・
この雛飾りを見るだけでも五箇荘を訪れた甲斐があると思いました。 -
「粟津晴嵐」が展示されている部屋の横の廊下には"吊るし雛"が掛けられていて、順路に従い進んでいくと・・・
-
滋賀県唯一の郷土民芸品"小幡人形"が常設展示されている蔵がありました。
"小幡人形"は、五個荘小幡で造られている郷土玩具で、古くから「小幡でこ」としてお土産や玩具として親しまれてきたらしく、中ではいろんなパターンの人形を楽しむことができます。 -
中江邸での見学を終え、あきんど通りに戻りました。
-
あきんど通りを西に進んでいくと、【金堂まちなみ保存交流館】がありました。
ここは、三中井百貨店、中江4兄弟の三男、中江富十郎の邸宅だったところで、平成20年に同交流館として開館し、NPO法人が中心となって観光案内や伝統的建造物の修理相談業務を行っているそうです。 -
中では、珍しいアートフラワーのひな人形が飾られていました。
親王(男雛・女雛)だけでなく、三人官女、五人囃子、随身、仕丁も全部、花で表されています。 -
床の間には、ご先祖様像が飾られ、その後ろには大変珍しい江戸時代の雛飾りの様子を描いた掛け軸が掛けられていました。
掛け軸に描かれているのは人形でなく、生身の人間がそれぞれに扮し当時の様子がわかる興味深いものでした。
話によると、衣裳雛を購入できない庶民は、雛が印刷された雛軸を飾っていたのだそうです。 -
こんなガラスでできた雛飾りもありました。
-
これは官女だと思われるのですが、一人は御所車を引き、もう一人は犬??のような動物を綱をリード代わりに持っています。
-
この後、少し離れているのですが、"ひな人形マップ"の見所として載っている【観峰館】と【藤井彦四郎邸】に向かいました。
-
-
"葵・馬場通り"を進んでいくと、安福寺や大城神社があり・・・
このような立派なお屋敷風の家々が軒を連ねていました。 -
かなり歩いて【藤井彦四郎邸】前に到着です。
-
玄関を入ると、小さめの雛飾りが迎えてくれました。
案内の方がこの家の歴史を話してくれ、あとはご自由に観覧してくださいとのことでした。
藤井彦四郎は23歳で分家し藤井焦点を創業。当時珍しかった人造絹糸を発売し、「スキー毛糸」の製造販売など、時代を敏感に捉えて一代で成功したそうです。
他の商人屋敷と違うのは、ここはお客を呼ぶ迎賓館として建てられたこと。京都から宮大工を呼び、釘を使わず建築。1000円で家が建てられた時代、36,000円を費やし完成したそうです。 -
進んでいくと、お庭が見える広い畳廊下に出ました。
左手には・・・ -
ずらっと雛飾りが並んでいました。
-
最初の客間には代々の総理大臣の書が掛けられていて、
歴史を感じさせる雛飾りが部屋いっぱいに飾られていました。 -
上段中央に配されている御殿は御所の紫宸殿を模したもので、華やかな貴族文化への憧れが育んだ復古的な雛飾りで、江戸時代後期に京都を中心に流行ったそうです。
下段にはお道具類や器がたくさん並べてありました。 -
親王も2組置かれていて、
それぞれ旧家に伝わるのにふさわしい素敵なお人形でした。 -
隣の第2の客間には、まさしく上から下まで部屋いっぱいの7段飾りが飾られていました。
見事です!! -
その隣は、主客の間でした。
-
廊下からお庭に降りることができました。
このお庭は800坪あり、彦四郎自身の構想により琵琶湖を模した巨大な池を造り、池泉回遊式庭園としたのだそうです。 -
池に架かる石橋は"瀬田の唐橋"をイメージしたものだそう。
-
高台から客殿方面を見渡したところ。
彦四郎はこの景色を客人に見せたかったそうです。 -
最後に【観峰館】を訪れました。
ここは、国内でも屈指の書の文化を紹介する博物館だそうで・・・
このイベント中は商家に伝わる元禄雛や享保雛が飾られるそうです。 -
本館4階に上がると、雛飾りがたくさんありました。
-
中でも目を引いたのは、奥の陳列台にあった女雛と男雛が別々の箱に入った珍しい雛飾りでした。
-
その隣には、御殿飾りが・・・
-
あれれ?天皇にあたる男雛がいません。
皇后にあたる女雛と官女が並ぶ飾りは初めて見たような気がします。 -
5階に上がると、貴重な江戸時代〜明治、大正時代のお雛様が見ることができます。
これは、江戸時代の浮世絵ー江戸砂子年中行事・上巳之図で、ひな祭りの様子が描かれたもの。
真ん中に小さな女の子が抱っこされていて、艶やかな着物姿の女性たちが雛飾りの前でお祝いをしています。今とは全然違うひな祭りの様子で、面白くて見入ってしまいました。 -
これは、確か一番古い『元禄雛』だったと思います。
元禄雛は1688年〜1703年に作られたお雛様。
徳川綱吉の時代、元禄時代に入ると庶民文化が花開き、衣裳に十二単が取り入れら始めたそうです。
元禄雛の男雛は冠から頭までが墨で塗られていて、一体となっていて、女雛は飾りの宝冠がないのが特徴だそうです。 -
雛人形につながる人形の起源は遠く、平安時代にさかのぼるそうですが、3月3日の節句にお雛様をかざるようになったのは、実は江戸時代になってからのことなのだそうです。
元禄雛や享保雛など初期の頃の貴重なお雛様飾りを見ることができて、とても興味深かったです♪ -
6階に上がると、展望室になっていました。
西に繖山、南に箕作山、北に和田山があり、東に愛知川が流れていました。
この地で商人が育ち、活躍し、立派な本宅を築いたそうです。
今回の訪問で"近江商人の生活ぶりなどを肌で感じることができ"、またその商家に伝わる貴重なひな人形もたくさん見ることができました。
まだ今季(平成28年2月2日〜3月21日)始まって間もないこともあるのでしょうが、この日は訪れる人が多くありませんでした。とても見応えのある素敵なイベントなのに残念でした。良かったら、春を感じに足を運んでみてくださいね〜
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- ゴマクーさん 2022/12/31 11:18:07
- 滋賀県
- akikoさん
こんにちは、メッセージありがとうございます。
滋賀県はお隣京都とは違った見所があるんですね。
今年はakikoさんの旅日記見て良かったですが、来年も引き続き楽しみにしています。
ゴマクー
- akikoさん からの返信 2022/12/31 17:34:46
- RE: 滋賀県
- ゴマクーさん
今年はたくさん訪問してくださって、本当にありがとうございました。
こんな旅行記も見てくださっていると、思って感激していました。
滋賀県は、京都に隣接し、京都と比較され、地味だと思われがちですが、素敵なスポットがたくさんあります。旅行記を書くことで、調べ直して滋賀もそうですが、訪問先の新しい発見をすることもよくあります。
また来年も少しずつ旅行記を書いていきますので、お付き合いいただければうれしいです。
どうぞ良いお年をお迎えください。
akiko
-
- cooさん 2016/02/10 14:19:49
- こんにちは。
- akikoさん、こんにちは。
たくさんのお雛さまをありがとうございます。
もう今年は見なくても良さそうってくらい堪能させていただきました。
akikoさんの行かれた前日、彦根城に行ったので私も五箇荘を車で通過しました。
お雛さまのところだよね〜と話しながら…。
もう始まってたなら立ち寄ればよかったとかなり後悔です。リサーチ不足でした。
akikoさんにはいつも近場で素敵な場所を紹介いただいて参考にさせてもらうばっかりです。ありがとうございます。
coo
- akikoさん からの返信 2016/02/10 23:14:32
- RE: こんにちは。
- cooさん、こんばんは〜♪
> たくさんのお雛さまをありがとうございます。
> もう今年は見なくても良さそうってくらい堪能させていただきました。
そう言ってもらえてうれしいです。あれもこれもって詰め込んだ長い旅行記で、最後まで見ていただいてありがとうございます。
> akikoさんの行かれた前日、彦根城に行ったので私も五箇荘を車で通過しました。
> お雛さまのところだよね〜と話しながら…。
> もう始まってたなら立ち寄ればよかったとかなり後悔です。リサーチ不足でした。
そうだったんですね?cooさんとニアミスすること多いですよね。何かが引き寄せているのかしら(笑)
五箇荘のひな巡りは初めて行ったのですが、結構見ごたえのあるイベントで良かったです。近くの日野・近江八幡でも同じようなひな祭りイベントがあるようで、また機会があれば見に行ってみようかなと思いました。
> akikoさんにはいつも近場で素敵な場所を紹介いただいて参考にさせてもらうばっかりです。ありがとうございます。
何をおっしゃいます、cooさん(笑)こちらこそ、仲良くしていただいてうれしいです^ ^
これからもよろしくお願いします。
akiko
-
- こあひるさん 2016/02/10 12:10:25
- 早いひなめぐり
- akikoさん、こんにちは。
今年はどちらのひなまつりに行こうかしら・・・なんて思い始めていたら、そちらではもうひなめぐりがスタートしているところがあるのですね〜。
五箇荘は、すごく趣のある素敵な街並みですね。ひなめぐりでなくても、見どころがあって、ブラブラするのにとっても良さそう。
こういう街並みには、お雛さまがぴったりで・・・しかも金持ちの商家がたくさんあるので、古い貴重なひな人形がたくさん保存されているのでいいですね〜。
梅まで咲いていて、とってもフォトジェニック。
時代もお顔や姿も様々なお雛さまが飾られていますが、色々なスタイルに工夫して飾られていて楽しめますね。曲水の宴の雛さまたちも、なかなか面白いです。平安時代の姿の雛には、平安時代の雅がよく似合います。
なんといっても清湖雛がすごい〜〜!これまでの伝統的なひな人形とは異なって・・・斬新なんだけど、上品で美しい・・・!これは一見の価値ありますねぇ。
一足早い素敵なひなめぐり・・・楽しませていただきました。
こあひる
- akikoさん からの返信 2016/02/10 22:59:00
- RE: 早いひなめぐり
- こあひるさん、こんばんは〜♪
> 今年はどちらのひなまつりに行こうかしら・・・なんて思い始めていたら、そちらではもうひなめぐりがスタートしているところがあるのですね〜。
そうなんです。五箇荘のひな巡りイベントは毎年1ヶ月前から行われるようです。JRのマンスリーイベント情報で知りました。人が混まないうちに行ってみようと思い早めなのですが行ってきたんですよ^ ^
> 五箇荘は、すごく趣のある素敵な街並みですね。ひなめぐりでなくても、見どころがあって、ブラブラするのにとっても良さそう。
五箇荘は近江八幡の近くにあり、あまり有名ではない町なんです。私もイベントカレンダーで見つけて、どこにあるのか調べて初めて場所がわかったようなことで・・・。でも訪れてみると、錦鯉が泳ぐ清らかな水路があったり、舟板塀&白壁の蔵がある昔の商家が残る町で、街歩きにはもってこいでした♪
> こういう街並みには、お雛さまがぴったりで・・・しかも金持ちの商家がたくさんあるので、古い貴重なひな人形がたくさん保存されているのでいいですね〜。
昨年、こあひるさんが仙台の商家に伝わる雛飾りを紹介されていましたよね。仙台で歴史的価値がありそうな貴重なお雛様たちが受け継がれていることを初めて知りました。とても素敵でよく覚えています。今回、五箇荘の商家をいくつか巡りながら、こあひるさんの旅行記のことを思い出していました。江戸時代からのお雛様は歴史を経て、味わいがありますよね〜 よく今まで保存してくれていたものです。
> 時代もお顔や姿も様々なお雛さまが飾られていますが、色々なスタイルに工夫して飾られていて楽しめますね。曲水の宴の雛さまたちも、なかなか面白いです。平安時代の姿の雛には、平安時代の雅がよく似合います。
毎年、飾り方をアレンジされているようです。私はこのようなひな巡りは初めてだったんですが、どのお宅でも工夫して飾られていて、とても見応えがありました。それに、皆さん歓待してくれて「写真好きなだけ撮ってくださいね〜」って声をかけてくれたりしてありがたかったです。「曲水の宴」も庭の一部に飾られていて、素敵でした。
> なんといっても清湖雛がすごい〜〜!これまでの伝統的なひな人形とは異なって・・・斬新なんだけど、上品で美しい・・・!これは一見の価値ありますねぇ。
そうなんです!40代の地元の職人さんが製作されているそうなんですが、私も一目惚れしました。
"ひな巡り"はこれから毎年訪れる恒例行事になりそうです。
こあひるさん、今年もひな祭り見に行かれますか?行かれるようでしたら旅行記楽しみにしています(=^▽^=)
akiko
-
- らるたんさん 2016/02/08 22:32:10
- お雛さま♪
- akikoさん、こんばんは。
今回もakikoさんらしい繊細な旅行記を
詳しい解説で勉強させてもらいながら、
楽しませていただきました。
この前お正月を迎えたように思いますが、
もうお雛さまの季節なのですね。
品のあるお雛さまがたくさん!!
でもなぜか「まちなか雛」に一番心魅かれました。
普段何気なく見過ごしてしまうような風景だとは思うのですが、
akikoさんの写真におさまると、あら不思議。
「日本って素敵だわ」と思わずにはいられません。
いつも感心しています。
- akikoさん からの返信 2016/02/09 12:11:52
- RE: お雛さま♪
- らるたんさん、こんにちは〜
本当に時が経つのは早いですね。
まだまだ寒い日が続きますが、少しずつ日が長くなり、
日差しが春めいてきたような気がします。
いつもながら長くなってしまった旅行記を見ていただいて
ありがとうございます♪
> 品のあるお雛さまがたくさん!!
> でもなぜか「まちなか雛」に一番心魅かれました。
どのお宅の雛飾りも昔から受け継いで来られただけあって
立派なものばかりで・・・素晴らしかったのですが、
らるたんさんのおっしゃるように「まちなか雛」は手作りで
町のあちこちに置かれている姿は"ようこそ、五箇荘へ!"と
歓迎してくれているようで、心惹かれ目尻が下がりました。
> 普段何気なく見過ごしてしまうような風景だとは思うのですが、
> akikoさんの写真におさまると、あら不思議。
> 「日本って素敵だわ」と思わずにはいられません。
ありがとうございます)^o^(
とてもうれしい言葉をいただいて、心がぽかぽかと春めきました♪
感謝を込めて・・・
akiko
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
98