《2015年～2016年　年末年始　冬枯れのドイツ　８》　１月１日　ニュルンベルク　夜　迷い込んだピンクの街

2016/01/01 - 2016/01/01

2016年1月1日、バンベルクから　ニュルンベルクへ。

第二次世界大戦中、連合国軍による空爆の優先目標だった
ニュルンベルクは　爆撃により旧市街の　ほぼ全市域が　破壊されました。

戦勝国におよる　ナチス独裁政権下の指導的戦争犯罪人に対する裁判、「ニュルンベルク裁判」は　よく知られている史実です。

その後、かつての都市構造に従って　街の再建が行われ、
城壁に囲まれた旧市街は　中世の面影を残す美しい町並として　復元されました。

エリア ニュルンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

バンベルクを　17時49分に出発。　ニュルンベルクに18時23分　着。　

ホテルは　駅から至近の　ホテル・ビクトリア・ニュルンベルク。

駅前の　ロータリ。

向こうに見えているのは　ケーニヒ門の塔　です。

はて　あそこまで　どうやって行くのか？　

地下通路で　行けそうです。

今　歩いてきた大通りの下の通路。

すぐにケーニヒ門です。

ホテルは　目の前。

雨でも雪でも　ほとんど濡れることは　ない、ロケーション抜群！

このお部屋で　８８ユーロ。

眺めも良いですね。

ホテルの横には　職人広場。

残念ながら　クリスマスシーズンが　終わると　暫くは閉鎖されます。

この塔が　目印になるので　ホテルも分かりやすい、と
このときは　安心していました。

さぁ、夕食をとりに　旧市街へ。

クリスマスマーケットが終わり　町は比較的　静かですが
観光客は　多いです。

すきっ腹。

ソーセージを焼く屋台に　そそられますが　我慢。

聖ローレンツ教会が　見えてきました。

ケーニヒ門横の　ホテルから　歩いて　ここまで　5分。

地図で見るより　ニュルンベルク旧市街は　こじんまりしています。

ベグニッツ川に架かる　ムゼヌム橋の傍に位置する　かつての救済院。

この中にハイリヒ・ガイスト・シュピタール　という名のレストランが入っています。

ここです。

この　濁り加減が旨さを　予感させます。

量があるのに　一気に飲み干せます。　美味しい。

ポークステーキと　カリカリに焼いたオニオン　が　美味しい。

ポテトも　こんなに　食べられへん、と　思ったけど　ほぼ　完食。

ニュルンベルクソーセージ　と　サワークラフト。キャベツの酢漬けは食べ過ぎると
後で　大変な思いをするので　控えめに。

ソーセージは　少々　塩味が強いですが　ビールには合います。

ゆっくり飲んで食べて　９時過ぎ。

教会前にガランと連なる　クリスマスマーケットの小屋。

ブラウエン教会です。

聖セバルドゥス教会の尖塔。

ぐるりと　回りこんで　ヘンカーシュテークを見学に。

ワインハウス。

ワインハウスの横の塔から伸びる　ヘンカーシュテーク。

中州に　かかる　２本のヘンカーシュテーク。

木作りの　橋。

ワインハウス。

首切り人の小橋、という意味のヘンカーシュテーク　だそうです。

明るいときに　もう一度　見にきましょう。

地図を見ながら　ホテルへ　戻ります。

城壁沿いに　歩きます。

第二次世界大戦で　壊滅的な被害を受けて　復興した　街ですが
中世の雰囲気が　漂っていて　素晴らしいです。

どんどん　歩いていきます。

誰ともすれ違う事もなく、ただ歩くだけ。

今歩いてきた　通りを振り返り。

歩き続けて　１５分。

あ〜　塔が見えてきた。ホテルは　すぐそこ！

なんか　違うみたいな感じもするが　ま、いいか。

後を振り返るが　どうも　違うみたい。

ここから　先の通りへと歩くが　ホテルは　無い。

やたら　男性が　多いじゃないか？

もう一度　城壁沿いに　歩き始めて　気がついた。

建物から照らし出される　城壁沿いの通りが　ピンク色。

え？　と　光の元を　見てみたら　透き通ったガラス張りの　建物内の部屋は
区切られていて　外から見えるように　カーテンもなく
部屋ごとに、白い肌の美しい　女性が　下着だけの姿で・・・・・　

後から来ていた　連れに　「あかん！　危ない、もとに戻るで〜」

時間にして　５〜６分の事でしたが　城壁の外に　走り出ました。

窓　ピンクだよーーー（@ @;）

完全に　ここが何処なのか　迷子。

大通りの　向こうに渡り　停車中のバスの運ちゃんに　ここは　どの辺り？と尋ね
やっと　把握。

ホテルへは　次の塔まで、徒歩１５分だよ。と。

で、タクシーで　移動。

ものの　５分程度で　ホテルの真ん前まで　行ってくれました。

疲れた??。

地球の歩き方には　掲載されていない　地図の部分。
ニュルンベルクの南西の角のエリア、危ないです。

この旅行記へのコメント （2）

• Zebraさん 2016/02/15 21:14:23

  お正月のニュルンベルクですか

  こんばんは、はじめまして。
  
  ニュルンベルクも大きな街だから、
  いろんな街角があるのでしょうね(笑)
  私はアムステルダムで、あちゃああ、という場所に迷い込みました。
  間昼間だったので、それはそれで面白かったですけど。
  
  友人の生まれ故郷だったので、いつも車でウロウロするばかりで、
  ニュルンベルクで細かな観光をしたことはありません。
  それでも、連合軍に爆撃されたけど、元と同じ柄（これが街を特徴付ける）の
  木枠の壁を作ったのだとか、
  堀と城壁を作っても、空からの攻撃にはどうにもならんな、とか、
  デューラーのウサギ(結構グロテスク)を見たり、お城の中に入ったり。
  結構楽しかったはずなのに、なぜか毎度、写真を撮ることがなかった
  ので、旅行記を書いていませんが、
  確か金網に南京錠がたくさんつけられたモニュメントがあったり……
  いろいろ思い出しました。
  
  年末年始のドイツ、何もやっていなくて大変ではありませんでしたか？
  主に年末のほうが。
  
  素敵な旅行記をありがとうございました。
  
  
  
  
  
  
  
  

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2016/02/15 22:53:50

  RE: お正月のニュルンベルクですか

  Zebraさん
  
  はじめまして。
  
  コメント＆投票　いただき　こちらこそ有難うございます。
  
  ピンク色の街角には　ビックリすると共に　貴重な経験に　ちょっと
  楽しかったです。
  
  年末年始のドイツ、クリスマスを過ぎると　火が消えたようで
  寂しくなるよ、と　留学されていた方から　予め聞いていたとおり
  ホントに　大晦日など　お店が片っ端から　閉まっていき
  みやげ物を　買うのも一苦労でした。
  
  第二次世界大戦で　被害を免れた　小さな村、大打撃を受けた都市。
  短期間でしたが　それぞれの良さを　感じる旅行だったと思います。
  
  機会があれば　かつて東ドイツであった　地方も　回ってみたいです。
  
  南京錠のかかった橋は　ミルテンブルクで　見ました。
  
  そのうち　パリの　ポンデザールの様に　鍵だらけになるのかな〜〜
  
  そちらにも　またお邪魔させて頂きますので
  よろしくお願いします。
  
  ｳﾞｪﾗnonna