《熱海・湯河原》のんびり湯ったり冬の旅（３）～熱海・湯河原で美味しいもの巡り

2016/01/09 - 2016/01/10

今回の熱海・湯河原の旅で、食べ歩きも楽しみました。
ランチの場所は事前にしっかりチェックしていたおかげで、１日目も２日目も当たり！　とくに２日目の懐石料理のお店は、秘密にしておきたいくらいよかった～。

エリア 熱海(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

起雲閣を見学したあと、ランチをしようと事前に決めていたお蕎麦屋さんへ。熱海から南方面へ車で10分くらいで着きました。

こちらがそのお店、そば処〈多賀〉。
11時開店ですが、クチコミによるとかなり混むらしいので、開店時間前に着くように早めに行きました。

こちらはお店の門。なかなか立派な門構え。


★そば処《多賀》
http://www.tagasobajp.com/

蕎麦処 多賀 グルメ・レストラン

こちらが店舗。

江戸末期の豪商の建物を移築したもので、築約200年だそうです。こういう古民家はやっぱりいいな〜。

お庭の梅が咲き始めていました。

軒下に吊るされた花器にガーベラが飾られています。

開店15分ほど前ですが、すでにお客さんが７〜８人待っています。

早く来てよかったな。

麻の暖簾がいい感じです。

開店と同時に店内に案内してもらえました。

太い柱と梁に高い天井、お庭も眺められていい雰囲気。こういう場所でお蕎麦を食べると、一層美味しく感じそうだ。

夫は鴨せいろそばを注文。

鴨のつゆがとてもおいしかったようです。

のりせいろそば（わたし）。

蕎麦は自家製粉だそうです。コシがあっておいしい♪

のりせいろそばには、こんなにのりがたっぷり。

とってもサクサクで、ほのかに磯の香りが。

お店の方にお勧めと言われたので、蕎麦寿司も注文。

見た目もかわいくておいしかったけど、わたしはもう少し酢は控えめなほうが好みかな。

食べログで見たこのお店の〈イカメンチ〉がとてもおいしそうだったので、これも注文。

イカを荒く刻んで、つみれと混ぜて揚げような感じです。揚げたてでめちゃウマ〜♪

お宿での夕食のために、お昼は控えめにしかったのだけど、しっかり食べてしまった。。。

熱海にもどって、気になっていた焼き菓子のお店〈KASHI KICHI〉へ。
このお店は、熱海の人気カフェ〈CAFE KICHI〉が新しくオープンした焼き菓子専門店です。


★KASHI KICHI（カシキチ）
http://www.cafe-kichi.com/kashi-kichi/index.html

カシ キチ グルメ・レストラン

オシャレな雰囲気。

でも、思っていたよりお菓子の種類が少なく、店内もちょっとスカスカな感じ。

やっぱりお菓子のお店は、どれにしようと迷うくらいたくさんお菓子があったほうがいいなあ。

買ったのはベイクド・ドーナツ３種類と、プレーンのシフォンケーキ。

どちらも甘さ控えめでおいしかった。

お宿のチェックインまでまだ時間があったので、ホテル・ミクラス内にあるカフェでお茶をしました。

カフェは海側に面していて、眺めがいいです。


★カフェ《MICURAS CAFE（ミクラス カフェ）》
http://www.micuras.jp/cafebar/cafe.html

MICURAS CAFE グルメ・レストラン

イチゴのシーズンなので、スイーツのメニューもイチゴを使ったものがいろいろありました。

わたしに付き合わされた夫は、イチゴのケーキをオーダー。

わたしはイチゴのパフェを。

イチゴのムースと生クリームにイチゴのアイスをのせて、フレッシュなイチゴで飾ったパフェ。あ〜、幸せ♪

飲み物は夫もわたしもカプチーノにしました。大き目のカップにたっぷり。

込み合ってなくて、ゆっくり過ごせました。
スイーツのメニューも豊富で、熱海でお茶をするのにここはおすすめです。

このあと、不動滝に立ち寄ってから、今日のお宿《おやど瑞月》へと向かいました。このお宿については、以下の旅行記でまとめています。
「《熱海・湯河原》のんびり湯ったり冬の旅（２）〜湯河原温泉 美食の宿　《おやど瑞月》」
http://4travel.jp/travelogue/11100070

翌朝。

11時にお宿をチェックアウトして、まだおなかもあまり空いていないのだけれど、予約していたランチのお店へ（ほんと食べてばっかり）。

お店は湯河原と熱海の間くらいの山の上にあります。

★旬菜料理《壺中庵（こちゅうあん）》※完全予約制（前日までに要予約）
http://kocyuan.jp/mokuzi-japan.html
＊食べログのページ
http://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220502/22009544/

旬菜料理 栢の森 グルメ・レストラン

お店の前に何本か梅の木がありました。少し咲き始めています。

建物は２つがつながっていて、右手が食事処、左手は陶芸の工房になっているようです。

開店時間のちょっと前でしたが、お店の方がわたしたちに気づいて店内に通してくださいました。

店内は和モダンな雰囲気で、いごこちがよさそうです。
席は、座敷席とカウンター席に分かれています。

この日、座敷席が長テーブルになっていたのは、グループの予約が入っていたからみたいです。

この日のお昼は満席だったので、週末の予約は早めにしたほうがいいかも。

わたしたちはカウンター席に案内されました。

カウンターの前に大きな窓があり、とても明るいです。窓いっぱいに広がる景色を眺めながら食事ができるのはいいな〜。

こちらは座敷席の横の窓からの眺め。

ランチは、3,000円、4,500円、7,000円（税別）とありますが、今回は軽めの3,000円のコースにしました。

☆旬菜１
　・鮭と蕪の麹漬（奥）
　・雲丹、菜花、生ゆば（手前）

最初のこの１皿がサーブされたときから、「わ〜素敵♪」とテンションが一気に上昇。

お盆にグラスに梅の花――このプレゼンテーション、なんてお洒落なんでしょう〜。

どちらもおいしかったけど、とくに雲丹がめちゃウマ。身が大きくて甘みがあり、ものすごく新鮮です。

☆旬菜２

箱型の器に和紙の蓋をかけ、南天を添えて――この演出も心憎い〜。

和紙の蓋を取ると、これまた美しい盛り付け。

・唐黒
・数のこのちちゃとう巻き
・胡桃カステラ
・蛸蓮根巻き
・黒豆、百合根、きんとん

ひとつひとつに手のかかったお料理。

☆椀盛り
　・ぶり大根のし餅

お正月が明けて間もないからでしょう、お雑煮っぽい椀物が献立に入っていました。おっ、金粉だ〜♪

上品なとてもおいしい出汁です。こういうお料理をいただくと、日本人でよかったなぁと思います。

ちなみに、我が家のお雑煮もすまし仕立てで、ぶりを入れます。夫婦とも博多出身なので。

☆焼物
　・甘鯛の西京焼き（たぶん）

ふっくらしていて、優しい味。

☆鍋
　・牛とじ鍋

牛肉たっぷりの大きな鍋が出てきて、夫もわたしもびっくり！

牛肉はとてもやわらかくて、味がよくしみていて、すごくおいしい〜。

☆飯
　・鯛茶漬

ご飯が鯛茶漬なんて、うれしすぎる〜。

これまた、うっま〜〜♪

お漬物

白菜の浅漬けがとくにおいしかった。

デザートは、カフェのスイーツのような演出♪

☆水物
　・りんごワイン煮

ほのかにワインの香りがして、りんごはシャリシャリ感を残して煮てあります。まわりのゼリーもおいしい。これは大人のデザート。

☆甘味
　・揚げくわい餅しるこ

口あたりがさらっとした、甘さ控えめのおしるこです。揚げたくわいとお餅の食感のコンビネーションが楽しい。


１皿目から最後のデザートまで、どれもとってもおいしかった！　お料理の演出もセンスがよくて、それになんといってもコストパフォーマンスよすぎ！　このコース、3,000円で本当にまちがいないの？！って思ってしまいました。

いや〜、もうぜったい再訪します、ここ！

もう十分食べ過ぎですが、湯河原に気になっているカフェがあり、食後のコーヒーも飲みたかったので立ち寄りました。

そのカフェは湯河原の住宅街の一角にある《ari-deli》。湯河原の人気カフェらしい。

明るい店内はこじんまりとしていて、女性の店主がひとりで切り盛りされているようです。モーニングとランチの営業もされています。スイーツはテイクアウトできます。


★カフェ・スイーツ《ari-deli（アリデリ）》
https://www.facebook.com/cafe.ari.deli
＊食べログのページ
http://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14030673/

ari-deli グルメ・レストラン

頼んだのは、ラズベリーのムースとカプチーノ。

甘酸っぱいムースはとても好みの味♪

ごちそうさまでした〜。

短い１泊２日でしたが、半年以上ぶりの旅行を満喫して、帰途につきました。

夫もわたしも２月まで忙しい日々だけど、しっかり充電できたので、これでまたがんばれるぞ〜。