北千住・南千住旅行記(ブログ) 一覧に戻る
北千住駅から徒歩で約5分、三宮神山・勝専寺(しょうせんじ、東京都足立区千住)は本尊は阿弥陀如来で朱色で塗られた山門を有していることから別名「赤門寺」とも呼ばれる浄土宗の寺院です。<br /><br />安置されている木像千手観音立像は荒川の川底から引き上げられたとの伝承があり、「千住」という地名の起源の一つがこの千手観音立像であるとされています。<br /><br />江戸幕府を創設した徳川家康は野戦を得意とする武将であったとから鷹狩を好んだ事は有名で、江戸に幕府を開いた後も家康は関東各地に配属された家臣の知行地を巡視を兼ねて鷹狩をしていました。<br /><br />続く二代将軍秀忠や三代将軍家光も整備された日光街道沿いに御殿を設営、家康の姿勢を踏襲して度々江戸近郊の直轄地の鷹狩場に赴くなか休息所として当寺を利用したようです。<br /><br /><br />山門脇に立っている当寺院由緒については次の通りです。<br /><br />「三宮神山大鷲院勝専寺<br /><br />「赤門寺」という通称で親しまれている浄土宗寺院で京都知恩院を本山とする。寺伝では文応元年(1260)勝専社専阿上人を開山、新井政勝を開基とし草創されたという。<br /><br />江戸時代に日光街道が整備されると、ここに徳川家の御殿が造営され、徳川秀忠・家光・家綱の利用があった。また日光門主等の本陣御用を勤めた記録も見られ、千住宿の拠点の一つであったことが知られる。<br /><br />加えて当寺は、千住の歴史や文化に深くかかわる多くの登録文化財を今に伝えている。木造千手観音立像は千住の地名起源の一つとされ開基新井政勝の父正次が荒川から引き上げたという伝承を持つ。<br /><br />ほかに1月と7月の15・16日の閻魔詣で知られる寛政元年(1789)の木像閻魔大王坐像、巻菱潭の筆による明治12年(1879)の扁額「三宮神山」を山門に掲げるほか、千住の商人高橋繁右衛門の冑付用具を伝来している。いずれも足立区登録文化財となっている。<br /><br />      平成十三年十月     足立区教育委員会」<br />

武蔵北千住 将軍家康の鷹狩を見習って秀忠・家光らが日光街道沿いに設置した休憩所に指定され「おえんま様」の愛称で親しまれている『勝専寺』散歩

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2016/01/31 - 2016/01/31

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滝山氏照

滝山氏照さん

北千住駅から徒歩で約5分、三宮神山・勝専寺(しょうせんじ、東京都足立区千住)は本尊は阿弥陀如来で朱色で塗られた山門を有していることから別名「赤門寺」とも呼ばれる浄土宗の寺院です。

安置されている木像千手観音立像は荒川の川底から引き上げられたとの伝承があり、「千住」という地名の起源の一つがこの千手観音立像であるとされています。

江戸幕府を創設した徳川家康は野戦を得意とする武将であったとから鷹狩を好んだ事は有名で、江戸に幕府を開いた後も家康は関東各地に配属された家臣の知行地を巡視を兼ねて鷹狩をしていました。

続く二代将軍秀忠や三代将軍家光も整備された日光街道沿いに御殿を設営、家康の姿勢を踏襲して度々江戸近郊の直轄地の鷹狩場に赴くなか休息所として当寺を利用したようです。


山門脇に立っている当寺院由緒については次の通りです。

「三宮神山大鷲院勝専寺

「赤門寺」という通称で親しまれている浄土宗寺院で京都知恩院を本山とする。寺伝では文応元年(1260)勝専社専阿上人を開山、新井政勝を開基とし草創されたという。

江戸時代に日光街道が整備されると、ここに徳川家の御殿が造営され、徳川秀忠・家光・家綱の利用があった。また日光門主等の本陣御用を勤めた記録も見られ、千住宿の拠点の一つであったことが知られる。

加えて当寺は、千住の歴史や文化に深くかかわる多くの登録文化財を今に伝えている。木造千手観音立像は千住の地名起源の一つとされ開基新井政勝の父正次が荒川から引き上げたという伝承を持つ。

ほかに1月と7月の15・16日の閻魔詣で知られる寛政元年(1789)の木像閻魔大王坐像、巻菱潭の筆による明治12年(1879)の扁額「三宮神山」を山門に掲げるほか、千住の商人高橋繁右衛門の冑付用具を伝来している。いずれも足立区登録文化財となっている。

      平成十三年十月     足立区教育委員会」

旅行の満足度
3.5
交通手段
私鉄
  • 北千住(きたせんじゅ)駅

    北千住(きたせんじゅ)駅

  • 北千住駅周辺地図

    北千住駅周辺地図

  • 千手宿問屋場跡<br /><br />商店街にある公園には歴史を物語る説明板が建っています。

    千手宿問屋場跡

    商店街にある公園には歴史を物語る説明板が建っています。

  • 旧日光街道

    旧日光街道

  • 勝専寺・山門<br /><br />旧日光街道から一歩脇道に入ると朱色に染まった山門が視野に入ります。一般の山門と異なりこの山門はいわゆる「赤門寺」という通称で親しまれています。

    勝専寺・山門

    旧日光街道から一歩脇道に入ると朱色に染まった山門が視野に入ります。一般の山門と異なりこの山門はいわゆる「赤門寺」という通称で親しまれています。

  • 勝専寺・寺標<br /><br />石柱には「浄土宗 勝専寺」と刻されています。

    勝専寺・寺標

    石柱には「浄土宗 勝専寺」と刻されています。

  • 勝専寺説明板<br /><br />

    勝専寺説明板

  • 勝専寺・山額<br /><br />朱色に塗られた山門に掲載された扁額には「三宮神山」と描かれています。これは明治天皇御巡幸を記念して巻菱潭の筆によるものです。

    勝専寺・山額

    朱色に塗られた山門に掲載された扁額には「三宮神山」と描かれています。これは明治天皇御巡幸を記念して巻菱潭の筆によるものです。

  • レンガ造りの塀

    レンガ造りの塀

  • 勝専寺・寺門

    勝専寺・寺門

  • 勝専寺・本堂<br /><br />御本尊の阿弥陀三尊像と共に寺宝である千手観音像が安置されています。明治38年にに建てられた本堂はレンガ造りとなる珍しい風景です。<br /><br />

    イチオシ

    勝専寺・本堂

    御本尊の阿弥陀三尊像と共に寺宝である千手観音像が安置されています。明治38年にに建てられた本堂はレンガ造りとなる珍しい風景です。

  • 勝専寺・境内<br /><br />本堂脇から閉ざされた山門方向を一望します。

    勝専寺・境内

    本堂脇から閉ざされた山門方向を一望します。

  • 勝専寺・六地蔵

    勝専寺・六地蔵

  • 勝専寺・鐘楼堂

    勝専寺・鐘楼堂

  • 勝専寺・閻魔堂<br /><br />閻魔大王像が安置され毎年1月と7月の15・16の両日には閻魔開きの縁日が開催されされます。

    勝専寺・閻魔堂

    閻魔大王像が安置され毎年1月と7月の15・16の両日には閻魔開きの縁日が開催されされます。

  • 閻魔堂・扁額<br /><br />「閻魔王」と揮毫されています。

    閻魔堂・扁額

    「閻魔王」と揮毫されています。

  • 馬頭観世音堂

    馬頭観世音堂

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