ぷらぷら歩き３（ 泉岳寺・品川 編 ）

2016/01/03 - 2016/01/03

仕事がオフの日には、溜まった家事をやるのが良妻賢母といふ人も(特に私の母)いますが、天気が良いとやっぱり外に出たくなるワケですよ〜♪
特に、御朱印に目覚めたアラフィフは、神社仏閣を求めてぷらぷらしたくなるのです！ そうしたら、今まで見てなかった世界がこの歳になって広がってきました(^.^)
何より、よく歩くようになったので一石二鳥?
まぁ、高カロリーなご褒美も含まれていますが…笑

そんな「ぷらぷらシリーズ」です。
ほぼ、私の備忘録ですが、少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

今回のぷらぷらは、いつか行こう、いつでも行けると、思っていて行ってなかった泉岳寺。忠臣蔵ゆかりの泉岳寺には、赤穂浪士４７名のお墓があり、記念館もあります。播州出身の忠臣蔵好きの私のツボを押さえたお寺さんでした。

ここで、忠臣蔵をよく知らないという人のために概要をアツ〜く語らせて下さいね(笑)

【 忠臣蔵 】〜元禄赤穂事件〜
時は約300年前、将軍徳川綱吉の時代まで遡ります。江戸城内松の廊下で、赤穂藩主浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介(きらこうずけのすけ)の無礼な振る舞いに対して、ついに堪忍袋の尾が切れ斬り掛かるという刃傷事件が起こりました。『松の廊下事件』
事件が勅使饗応の直前で、しかも城内での刃傷事件ということに激怒した綱吉は、浅野内匠頭に即日切腹を、赤穂藩にはお家断絶を言い渡しました。一方、吉良上野介に対しては手向かいしなかったとし処罰はありませんでした。喧嘩両成敗のこの時代、この裁きを不公平(主君の無念)と考えた家老の大石内蔵助以下の赤穂藩の藩士たちは、城を明け渡すも吉良上野介に対して密かに仇討ちを計画し、元禄15年12月14日、大石以下４７人の赤穂浪士が江戸の吉良邸に侵入、吉良を討ち取って主君の仇討を果たしました。
討ち入りの翌日には、吉良の首を浅野内匠頭が眠る泉岳寺の墓前に供えたとされます。その翌年、４７士は切腹を言い渡され、その亡骸は泉岳寺の主君の横に葬られ今に至るということです。ー合掌ー

エリア 東京

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

2016年も明けて、お雑煮とおせちもそろそろ飽きてきた３日目。
天気も良いし、翌日からは仕事初めなので、急に思い立って一人でお出かけすることにした。

来たのは泉岳寺。
最寄りの地下鉄『泉岳寺』駅には、赤穂浪士四十七人の名が刻まれた看板(？)が掲げられていて、忠臣蔵好きにはこれだけでテンションが上がってくる♪

泉岳寺駅 駅

泉岳寺は駅から徒歩5分位。

表門ですが、中門にあたるようです。

泉岳寺 寺・神社・教会

山門

この門は天保3年（1832年）に34世大道貞鈞（だいどうていきん）和尚代に再建されたものです。

泉岳寺 寺・神社・教会

二階部分には十六羅漢が安置され、一階部分の天井には「江戸三龍」のひとつ、銅彫大蟠龍がはめこまれているそうです。

「泉岳寺」の額は、晋唐の墨跡研究者であった大野約庵による書です。〜公式HPから〜

泉岳寺 寺・神社・教会

早速、大石内蔵助がお出迎え。

泉岳寺 寺・神社・教会

山門を内側からみた様子。

泉岳寺 寺・神社・教会

この松がとっても立派で、離れたところから見ると山門の上まで伸びています。

本堂

ご本尊は釈迦如来、他に曹洞宗の宗祖である道元禅師・瑩山禅師、また大石内蔵助の守り本尊である摩利支天（秘仏）などが納められています。

泉岳寺 寺・神社・教会

正面に掲げられている「獅子吼」の額は「ししく」と読み、お釈迦様の説法のことを指しています。 〜公式HPから〜

本堂の脇(写真左)には、主悦の梅、瑤池梅、血染めの梅と呼ばれる梅が並んでいます。

泉岳寺 寺・神社・教会

泉岳寺 寺・神社・教会

４７士の墓所に行く両脇には、赤穂義士記念館や浄瑠璃などで使用されたと思われる義士木像館などがある。

義士記念館の前の噴水

赤穂義士記念館 名所・史跡

噴水の配列にはどうやら意味があって、これによると、吉良邸から泉岳寺まで吉良上野介の首を掲げて行進した際の配列らしい。

入場料は500円。
私には有意義な内容でした。

赤穂義士記念館 名所・史跡

吉良上野介の首を洗ったとされる井戸

泉岳寺 寺・神社・教会

この門は浅野家の鉄砲州上屋敷（現・聖路加病院）の裏門で、明治時代に移築したものだそうです。
この奥に皆が眠っています。

義士墓入口の門 寺・神社・教会

門を入ったところでお線香を売っているので、200円で購入。

ついにきました。

泉岳寺 寺・神社・教会

一人一人の名前と配列が記してあります。

写真右側が浅野内匠頭の墓。
柵を隔ててすぐ左に大石内蔵助の墓が在ります。

浅野内匠頭の墓

大石内蔵助の墓

浅野内匠頭の手前には妻の瑤泉院の墓も在ります。

お線香を一人ずつの墓前に供えて回りました。

名前はよく知っている義士達の墓。
その数の多さを線香供えながら実感。

ですから、敷地内は線香の煙で霞んでます。

一番奥の隅に、大石内蔵助の息子である主税(ちから)の墓をみつけました。
たった16歳で武士として散ったことを、子を持つ母として、美談と言うには忍びない。まだ幼かった主税が母に会えないまま異郷の地に眠っているのを可哀想に思ってか、花が供えられていました。

ふと…
皆、本当は赤穂の海の見える故郷で眠りたいのではないかと思いながら泉岳寺を後にしました。

泉岳寺前にはお土産屋さんもあります。

帰りは、JR品川駅まで歩いて出ました。
徒歩約15分位です。

遅めのランチに寄ったのは、一度来てみたかったシンガポール料理のお店。

シンガポール シーフードリパブリック 品川 グルメ・レストラン

ところが、ランチタイムが終わってて入店出来ず(>_<)
美味しそうだから、改めてきます！

で、近くにあったフライデーズに行くことに。
グース(旧パシフィックホテル)の1階にあります。

TGIフライデーズ 品川店 グルメ・レストラン

時間が中途半端なので空いています。

アボガドベーコンモッツァレラチーズバーガーとビールを注文。

TGIフライデーズ 品川店 グルメ・レストラン

蓋をのせたらかなりの高さで食べにくいですが、ココはガッツリいきます！
高カロリーな物は旨し♪ です（≧∇≦）

TGIフライデーズ 品川店 グルメ・レストラン

本日の泉岳寺の御朱印です。

桜の綺麗な季節にまた行きたいなぁ(^^)