3歳子鉄が行く九州鉄道の旅～九州鉄道記念館編

2015/12/20 - 2015/12/22

2015年の年末旅行は、ウサギがJR時刻表を眺めつつ妄想に励んでいたJR九州特急の旅を現実のものとすることにしました。
子ウサギが愛読する電車の図鑑で見てからずっと乗ってみたかった「あそぼーい」乗車を軸に、博多から熊本・阿蘇を往復する2泊3日の旅。
元気有り余る3歳児・子ウサギと、ハイハイができるようになった10ヶ月・ちびうさと一緒の子連れ鉄道旅行です。

１日目　羽田→福岡(JAL)
　　　　博多→(特急ソニック)→小倉→門司港
　　　　九州鉄道記念館見学
　　　　門司港→小倉→(特急ソニック)→博多
　　　　西鉄グランド泊
２日目　博多→(特急ゆふいんの森号)→久留米→(新幹線さくら)→熊本→(特急あそぼーい)→宮地
　　　　界阿蘇泊
３日目　宮地→(九州横断特急)→熊本→(新幹線つばめ)→博多
　　　　福岡→羽田
　　　　　　　

エリア 門司・関門海峡(福岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー JALグループ 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは羽田空港から。

子連れ鉄道旅のポイントは荷物！
今回は2泊それぞれの宿泊先（2ヶ所）に着替えなどをあらかじめ送っておきました。
3日間持ち歩くのは最小限の荷物…とはいえ、小さい子連れだと万が一の場合の着替えやオムツ、離乳食などでどうしても多くなってしまいます。
電車で邪魔になるかなと一抹の不安はありますが、荷物運搬のためにもベビーカーは必要。

幸い、機内はガラガラだったので空いている席を使わせてもらって、子ウサギとオットは幼児向け雑誌「めばえ」の付録を作っています。
そしてまた新たな荷物が増えるw

でも、「めばえ」は読み物としてもおもちゃとしても使えるので、最近の子ウサギの旅行の必携品です。
もちろん、ここぞという時まで存在を隠しておきます。

福岡空港から地下鉄で博多駅へ。
ホーム階に上がった途端に、図鑑でしか見たことのなかった九州の電車たちに圧倒！

博多駅のみどりの窓口で九州鉄道記念館入場券と往復の電車運賃がセットになったお得なチケットを購入。

さっそく乗るぜ、
特急ソニック！

九州鉄道記念館入場券付ききっぷにプラス料金を払い、グリーン車に乗車。
最後尾にサロンがあるので、子ウサギが喜ぶかなぁと。

サロンからは誰もいない運転席が見えます。

なのに！
寝ちゃったよ、子ウサギ！

まあ、早起きしたし、飛行機でもずっと集中して工作してたから仕方ないね。

車内では博多駅ホームで買ったお弁当をいただきました。

小倉駅で鹿児島本線に乗り換え、門司港駅に向かいます。

レトロな雰囲気の門司港駅に到着。
子ウサギはまだ夢の中。

駅からすぐの九州鉄道記念館へ。

子ウサギ！鉄道博物館だよ〜
と声を掛けたらパチっと目を覚ましました。

入場ゲートをくぐるとすぐに特急にちりん。

一気にテンションが上がり、特急の中を出たり入ったり。

こちらはミニ鉄道公園。
ミニ電車が有料（300円）で運転できるコーナー。

さいたまの鉄道博物館の似たような施設は、休日ともなると整理券を配布し、午前中に夕方の時刻を指定だったりしますが、こちらはガラガラ。
しかも、乗りたい電車を選ばせてくれたみたい。
ゆふいんの森号に乗りました。

館内へ。
かなりコンパクトな作りなので、ゆっくり見ても30分くらいでひと通り回れそうです。

エヴァンゲリオンとコラボした500系新幹線乗りたかったんだけどなぁ。
スケジュールがちょっと合わないのと、子ウサギはまだエヴァを知らないので涙を飲んで見送り。

でも、この旅行内で車体を見ることができたのでそれだけで満足。

館内でも鉄道模型の操作を楽しんだり、キッズルームで子ウサギはおもちゃで、ちびうさはハイハイしてストレス発散させたりして満喫。
そしてもう一度、ミニ電車を運転。
「かもめ」を選びました。

もっと遊びたそうな子ウサギをアイスで釣って退館。
親は門司港周辺もちょっとだけ観光したいから。

門司港駅は保存のための修理改装中。
周りを覆う柵が素敵。

鉄道記念館と門司港駅の間にあったカフェ「ウミネコ」
適当に入ったのに大当たり！

雑貨屋さんが併設されてて地方の観光地によくある「何故ココでこんなモノを？」っていうようなズレたお店を想像していたら（←失礼）、雰囲気は落ち着いていていいし、売っているものも中欧の雑貨屋さんを彷彿とさせるセンスのいい小物たちだし、門司港ならではのバナナを使った自家製ケーキやクレープも美味しい！
近所にあったら毎週末に通いたくなります。

門司港駅周辺をぶらぶら。
改修工事が見学できるデッキが設けられていました。

改修が終わったらまた来たいなぁ。

デッキから見える旧門司三井倶楽部。

子ウサギがここに上りたいと言ったんですよ。
もちろん工事に興味があるわけじゃなく、階段を昇り降りしたいだけっていうね

鹿児島本線出発まで、門司港駅構内を見学。
制服を着て記念撮影できるコーナーがありました。

門司港といえば焼きカレーなんですね。
次回はぜひ食べてみたい。

レトロな世界観に忠実な精算機。

幸福の鐘を鳴らす。
自分でできるもん、3歳だから！

鹿児島本線で小倉へ、小倉からはまたソニックで博多駅に戻ります。

ソニック&かもめのそろい踏み。
夢のような光景。

博多駅前のイルミネーション。

余談ですが、翌朝イルミネーションの明かりが消えた様子を子ウサギは
「あ、きれいじゃない」。

この日の宿は西鉄グランド。
赤子連れには嬉しい和室があるのが決め手でした。

赤ちゃん用のボディソープが用意されてました！

バスルームは普通のユニットバス。
明日は温泉だし、これで十分。

夕飯はホテル内の中華料理をいただきました。
ちょうどシーズンだったので、上海蟹コース。思いがけず豪華ディナー。
一角を個室状態にしていただいて、子連れでも気兼ねなく食事できました。

つづく。