2015/09/22 - 2015/09/22
22位(同エリア1811件中)
とーりさん
SWと絡め11日間の日程でロシアと北欧方面に行ってきました。
ロシアと言えば、学生のころ見た北方領土を監視する薄気味悪い巡視船の姿が浮かび、鉄のカーテンに包まれた謎深く怖い国「ソ連」というイメージがありました。
さらに地球の歩き方を読むと「バウチャー」「ビザ」「滞在登録」が必要など、個人旅行はまず不可能的な書きっぷり。おまけに英語が通じず難解なキリル文字の世界と、旅行しようとする気を阻む要素ばかりで今まで足が向かなかったのですが、世界三大美術館のひとつ「エルミタージュ美術館」に何としても行きたくなりwebで色々調べたところ、ビザ手続き等多少面倒なところはありますが、普通に個人旅行できることがわかりました。
そしていざ行ってみると、全く問題なく個人旅行ができ、エルミタージュをはじめ素晴らしい建築物・絵画、温かい人々、安いビールなどすべてが魅力的で、それまでの暗いイメージを一気に払拭するものでした。
他にも今回旅の中継点としたフィンランドのヘルシンキや、日帰りやトランジットで訪れたエストニアのタリン、デンマークのコペンハーゲンもまた短い滞在ではありましたが、バルト海という美しい海に面したこれまた美しく魅力的な都市にも足跡を残すことができ、今まで以上に充実した旅行となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/18)成田発 ⇒ コペンハーゲン経由 ⇒ ヘルシンキ到着
2日目(9/19)ヘルシンキ発 ⇒ モスクワ到着 午後〜モスクワ市内観光
3日目(9/20)モスクワ市内観光
4日目(9/21)セルギエフポサード・モスクワ市内観光
5日目(9/22)モスクワ発 ⇒ サンクトペテルブルク到着 午後〜サンクト市内観光
6日目(9/23)サンクトペテルブルク市内観光
7日目(9/24)サンクトペテルブルク市内観光 夜〜サンクト発 ⇒ ヘルシンキ到着
8日目(9/25)タリン日帰り観光
9日目(9/26)ヘルシンキ市内観光
10日目(9/27)ヘルシンキ発 ⇒ コペンハーゲントランジット観光 ⇒ 帰国
今回は5日目?です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ぐるっと回って「宮殿広場」に出ました。
宮殿広場は、アレクサンドルの円柱を中心にエルミタージュ美術館と旧参謀本部で囲まれた広場です。
ここは後でじっくり見たいところです。 -
事前にwebで2日券を購入していたので直接窓口まで進みます。
時間にもよるのでしょうが、当日購入窓口もそれ程混雑はしていませんでした。 -
いよいよ今回のロシア旅行の目的のひとつ「エルミタージュ美術館」の参観です。
まずは「大使の階段」です。ここエルミタージュ美術館は、美術品以上に建物の豪華さが際立っています。この階段は素晴らしいつくりでした。
(エルミタージュ美術館14:55〜17:33) -
壁には像が...
-
天井には装飾があり、白を基調としたつくりに上品に金色を散りばめている感じです。
-
中に入るとあちこちに団体さんがいます。
宮殿は広いのでそれほど団体さんを気にせず歩くことができます。 -
「ピョートル大帝の間」です。
それほど大きな部屋ではありませんが、半円ドームや天井など装飾は見事です。 -
続いて「紋章の間」です。
シャンデリアが印象的な部屋で天井は飾り気はなくシンプルな感じです。 -
良くわからないですが、銀色のモニュメントがありました。
-
こちらは「1812年祖国戦争の画廊」です。
ナポレオン軍のロシアからの追放を記念して造られたということです。
壁には戦争に参加した将軍の肖像画332枚が展示してあります。 -
こちらは「聖ゲオルギーの間」です。
大使の階段同様、白を基調と色あいに金飾を絶妙な形で使用し、大理石柱は外光により青白く見えます。
シャンデリアも豪華さの演出に一役買っています。 -
こちらは「パヴィリオンの間」です。
天井が高く、巨大なシャンデリアが印象的です。 -
ここには「孔雀の時計」があります。
単純な孔雀の置物かと思ったら、からくり時計だそうです。 -
部屋や回廊ごとに装飾が異なり見応えがあります。
ここから、いよいよ名画が展示されている部屋になります。 -
まずはイタリア絵画のコーナーです。
こちらはベネチア絵画の雄、ティッツィアーノ「懺悔するマグダラのマリア」です。
彼は同様の主題、構図で何枚も描いており、どこかで見たなあと思っていたらフィレンツェ、パラティーナ美術館で見ていました。 -
同じくティッツィアーノ「ダナエ」です。
これもスペイン・プラド美術館にもありました。 -
次にティッツィアーノの兄弟子とされるジョルジョーネ「ユーディット」です。
ベネチア絵画らしく色彩鮮やかです。
ユーディットの顔は穏やかですが、自身で切り落としたホロフェルネスの首を踏んづけています。 -
そしてダヴィンチ「リッタの聖母」。
窓から見える景色に空気遠近法が読み取れますが、彩色は他の彼の作品より鮮やかで個人的には違和感を覚えてしまいました。
エルミタージュ美術館の目玉ともいえる作品で、人だかりで写すのに苦労しました。 -
これがもう1枚の作品「ブノワの聖母」です。
彼の作品としては聖母の表情が豊かな作品になっていると思います。
色あいはダヴィンチらしい作品ではないでしょうか。
寡作の画家ダヴィンチの作品2枚がこのエルミタージュ美術館にあります。 -
部屋と部屋を繋ぐ回廊もかなり凝った造りです。
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ダヴィンチに続いて、ルネサンス三巨匠のひとりラファエロ「コネスタビレの聖母」です。
色使いや表情などラファエロらしい作品だと思います。 -
こちらもラファエロ「聖家族」です。
ダヴィンチの作品はどことなく冷たさが感じられるのですが、ラファエロの作品は柔らかさと暖かみが感じられます。 -
広大な館内に豪華な室内そして名画の数々。
絵画に絞ったのですが、とても回り切れません。 -
続いてはスペイン絵画。
エルグレコ「使徒ペテロとパウロ」です。
服装の襞や色彩などグレコ特有の筆致で描かれています。 -
ムリーリョ「無原罪の御宿り」です。
我が子を思ってか、ムリーリョはこの主題で数多くの作品を残しています。 -
同じくムリーリョ「犬を連れた少年」です。
ムリーリョは宗教画だけでなくこのような風俗画も描いています。
宗教画など堅い表情の画が多い中、少年の慈愛に満ちた表情は心を和ませます。 -
スペイン絵画の巨匠ゴヤ「アントニアサラテの肖像」です。
どことなく所在なさげな表情が気になります。 -
次はオランダ・フランドル絵画です。
まずはルーベンス「大地と水の結合」です。
ルーベンスらしい豊満さや躍動感のある肉体美で描かれています。 -
同じくルーベンス「ペルセウスとアンドロメダ」です。
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さらにもう一枚「ヴィーナスとアドーニス」です。
こちらも着衣率の低さがルーベンスらしいです。 -
ヨルダンス「豆の王様」です。
ヨルダンスはこうした祝宴の風景をいくつか描いています。
王様の表情は生き生きとして楽しさが伝わってくるようです。 -
そしてレンブラント「フローラに扮したサスキア」です。
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こちらは同じくレンブラント「放蕩息子の帰還」です。
筆致と色使いはまさにレンブラント作品です。 -
そしてこれが「ダナエ」。
観客に硫酸をかけられさらにナイフで傷を負わされましたが修復作業の後再び展示されています。
その関係か、エルミタージュ美術館では画に近づきすぎると、センサーが反応しブザーが鳴る仕組みになっていました。 -
最後はイギリス、ロココのゲインズバラ「青い服の貴婦人」です。
ゲインズバラ本人は風景画を好んだようですが、貴婦人を描かせたら並ぶものがないほどの作品を描き上げています。 -
とりあえず今日はこれくらいにして、19世紀絵画とお土産探しは2日目に回し、館を出ます。
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