新規就航エアアジアXで新千歳からクアラルンプールへ　～2日目はKL市内観光～

2016/01/20 - 2016/01/24

“新規就航”と言うには出遅れた方か。
2015年10月1日に新千歳⇔クアラルンプール線が開設されて、
オープン記念価格9900円のキャンペーンもありましたが、
PCの前でエアアジアのサイトを見ながら数日間悩んでいたら、
みるみるうちに行きたい日程のお値段が上がってしまい、今回は往復29900円で。
もちろん受託手荷物、機内食、海外旅行保険等のオプションは一切申し込まずでこのお値段。

LCCはジェットスターの国内線しか使用したことなかったのですが
初のLCCで海外、どんなもんなのか体験してきました～。

今回は3泊5日（最終日は機中泊）でクアラルンプールのみ。
今や知っている人は少ないのですが『エントラップメント』という映画。
そのロケ地がクアラルンプール、ペトロナスツインタワーでした。
…調べてみたら1998年の映画だった＾＾；
とにかく、これを観て以来ずっと行ってみたいと思っていた街。


ところでマレーシアってガイドブックや紀行本がまだまだ少ないですね。
今回参考にさせていただいたのは
『地球の歩き方　マレーシア・ブルネイ』（図書館で借りた）
『タビトモ　クアラルンプール』（購入）
『るるぶ　マレーシア』（立ち読み）
『まっぷる　マレーシア』（立ち読み）
『武智志穂のかわいいマレーシア』（古本屋で購入）
『高城剛NEXT TRAVELER vol.4 クアラルンプール』（立ち読み）


旅行2日目は、市内観光。
ひとつひとつが思ってたより近くにあって、サクサクと進む。
が、『地球の歩き方』を信じすぎてはいけないと感じました。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの部屋からの眺め。
ブキッビンタンの地下に駅を建設中らしく。

一番リーズナブルなプランなので
お部屋は3階で、地上が近い。
夜中、確実に自分の部屋の窓をたたく音がしたのだが
怖くてカーテンを開けてみることはできなかった。
チェックアウトの際にフロントで、
「夜中に窓をたたく音がして怖かったけどなんだと思う？」と聞いてみたが
工事中だからかな…とかなんとか。
納得いかないけど、それ以外はこのホテルとっても良いところです♪

ウォロ クアラルンプール ホテル

KLモノレールでおでかけ。

平日の朝7時半だったけど、
ラッシュには巻き込まれずに済んだ。

カラフルな改札だったのでパチリ☆

まず真っ先にやってきたのは、
ブキッビンタン駅から乗換含めて3駅のところにある「Pudu」。
映画『エントラップメント』のラストシーンで使われた駅が
画面上では「Pudu」だったんで、
胸を高鳴らせてここに来ました、が・・・

なんか、ちがう…。

せっかく来たのでいろいろ撮ってはみたが、
映画の「Pudu」駅ではないようでした。ガッカリ。
駅が変わったのか（何せ1998年の映画…）、
映画で使った駅が本当は違うところなのかはわからないけど、
映画のPudu駅はとても素敵だったので行ってみたかった〜。

駅に北海道観光のポスターが♪
なんだかうれしい。

気を取りなおして、ここからがまともな市内観光。

マスジット・ジャメ駅に8:00に到着。
駅からモスクの全容がよくみえる。

『地球の歩き方』によると、マスジット・ジャメの見学時間は8:30から。
30分ただ待つのもなぁと思い、
ムルデカ・スクエアを回ってきてからまた来ようということに。

歩いて10分ほどでムルデカ・スクエアへ。

歴代首相の肖像があります。

世界一の高さ、100mの国旗掲揚塔。

残念ながら風がなく旗がハタめかず…。

あいにくの曇り空ですが。

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル。
数年前のさっぽろ雪まつりの雪像になってたときから見に来たかった！

スルタン アブドゥル サマド ビル (旧連邦事務局ビル) 現代・近代建築

広くてキレイな芝生、独立広場。

ムルデカ広場 広場・公園

マレーシアの国花、ハイビスカスの街灯。

いろんな人が４トラの日記にこの写真を掲載してたので
私も撮りたかった＾＾
曇り空のため、あまりきれいな色は出なくて残念。

広場の芝生の外周をひとまわり。

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル、KLタワー、ツインタワーの
みつどもえがみられる♪

ムルデ ・スクエアの隣にあるシティギャラリー。

このI LOVE　KLだけじゃなく
中の展示にも興味があったから入りたかったんだけど、
開館は9時から。
このとき、8時半。

うーん、なんだかうまくいかない。

クアラルンプール シティギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

30分もシティギャラリーの前で待っていられず、
8:30過ぎたからマスジット・ジャメに入れるかなと思って戻ってきた。

それにしても、あまりにボロボロの門がまえで
本当にここか？と疑いたくなる。
しかも中は改修のためなのか工事中なので
ボロボロ感がさらに増してます。

このとき、8時50分。
入口の警備員に「9時からだよ」と言われた（ような気がした）ので
それくらいなら、と待っていたが。
9時を過ぎても一向に入れてもらえず。
聞き直したら「9時半からだよ」だって！？
こんなところで30分も座っていられん！とまたしてもしびれを切らして、
再びシティギャラリーに戻る。

シティギャラリーに戻ってきた。今度は入れた。

地球の歩き方によると無料なんだけど
なんとなくの流れで5リンギット払うことに。
英語力がなく、この5リンギットを払わない選択肢があったのかどうか
聞けずじまい。

ただ、この入場チケットを使えば、
併設のカフェで5リンギット分のドリンクが飲めますとのこと。

クアラルンプール シティギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

クアラルンプールの歴史などが展示されている。
ここはほぼ飛ばし見。

ここが目的の展示。

2020年までに先進国入りすることを目標としているマレーシアの都市計画模型。

ひときわ高い建物は、2020年完成予定の「KL118」。
もう着工しているみたいね。

ペトロナスツインタワーやKLタワーも精巧に作られてる。

映像とともに都市の開発計画の映像あり。

なんだかマレーシアの勢いを感じるなぁ。

シティギャラリー、おすすめです。

シティギャラリーの中庭がかわいかった。

お手洗いもここにある。

入場の時に払った5リンギットチケットで
カフェでテ・タレを一気飲み。

『地球の歩き方』のマスジット・ジャメの見学時間が違ったせいで
マスジット・ジャメとシティギャラリーを
行ったり来たりしたのでもう喉カラカラ…。

ついでに〜ってことで、
シティギャラリーの向かいにある国立織物博物館へ。


建物がかわいい。

入場無料です。

国立繊維博物館 博物館・美術館・ギャラリー

マレーの衣装、プラナカン文化に興味があるので
楽しめました。

プラナカンのビーズサンダル、いつか欲しい。

プラナカンだけでなく、
マレーシアに住む民族の衣装それぞれ紹介されてる。

インド系、中華系、原住民族のも。

気を取り直して、マスジット・ジャメへ三度目のトライ！

警備員ともすっかり顔なじみに。

やっと入れた〜！

結局なんで9時半からだったのかはわからないが、
たぶんお掃除してたからだと思う。
日本のガイドブックが嘘を書いてることは少ないと思うけど、
相手の国がその通りに営業してるとは限らず。

マスジッド ジャメ 寺院・教会

女性はこの真っ赤なガウンを貸出されます。

素敵な撮影ポイント。

韓国人ツアーがずっと陣取っていて入れず。

本堂？みたいなところ。

モスクのガイドの方がいろいろと解説してくれます。

念願のマスジット・ジャメをしっかり見られて大満足。

徒歩でチャイナタウン方向へ向かって適当に進んだら
セントラルマーケットの前に出ることができました。

セントラルマーケット。

パンジャビドレスが買いたくて、日本円1万円で買ってしまった。
日本のネットでは12000円〜20000円が相場だし、
安く買えたつもりでいたけど
あの店主の喜びようを見ていると、
私、かなり良い客になってしまったようです。
値切り、苦手です。

セントラル マーケット (クアラルンプール) ショッピングセンター

セントラルマーケット２階の『プレシアス・カフェ』。

プレシャス オールド チャイナ アジア料理

HOMEMADE SPECIALITYとメニューに書いてあった
ICE LEMON TEAが本当においしい！！！
（※たしかにすごく喉はかわいていた）
思わず作り方聞いちゃったけど、
レモンと砂糖と紅茶をシェイクしただけだという。
きっと日本人の常識を超えた量の砂糖を入れるのがコツなのかな？

店内の調度品が見ごたえあり。

ニョニャ・ラクサ。

チャイナタウンをブラブラ。

逆立ち芸人。
私が見ていた限り、３０分はこのまま。
足先が白くなってて蝋人形みたいな質感になっててコワイ。
チップ入れたら「Thank you〜」って言われてさらに怖かった。
でもまあ、あっぱれ！

逆立ち芸人の前にあった豆腐花屋台。
何やらここだけ人だかりができてたから
なんとなく並んでしまった。

1.6リンギットの豆腐花。
黒蜜と白蜜がえらべる。

最後の最後にチャイナタウンの正門にたどり着いた。

旧正月前のにぎやかな装飾を期待してチャイナタウンに来たけど、
なんだかここは思ってたよりチャイナっぽくなかった。

後から聞いたけど、KLのチャイナタウンは中国人が少ないらしい。
たしかに、肌色の濃い人のお店ばかりでした。
豆腐花のおじさんは中国人だったと思うけど。

チャイナタウン (マレーシア) 散歩・街歩き

チャイナタウン内のスリ・マハ・マリアマン寺院。

一応、中に入ってごあいさつ。

スリ マハ マリアマン寺院 寺院・教会

スリ・マハ・マリアマンの斜め向かいに、関帝廟。

関帝廟 寺院・教会

KLの女子中学生かな？
鮮やかな水色の制服。

チャイナタウン前のパサール・スニ駅から
回廊を渡って、クアラルンプール鉄道駅までつながってる。

クアラルンプール鉄道駅を出ると、KTM事務局ビル。

道路を渡って振り返ると、クアラルンプール鉄道駅。
美しい建築です。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

歩いて、国立モスクまで。

国立モスク (マスジッド ネガラ) 寺院・教会

このとき2時。

ガイドブック持たずに来たので、ちょうどお祈りの時間に到着してしまった。

3時にモスクに戻るつもりで、
小一時間の時間つぶしのつもりでお隣のイスラム美術館へ。

時間つぶしにするにはもったいないほど展示が素晴らしかった。
すみませんでした、ゆっくり見に来るべき場所です。

マレーシア イスラム美術館 博物館・美術館・ギャラリー

各フロアの天井のドームが美しい。

世界各国の有名モスクの模型が秀逸でした。

3時前に国立モスクに戻ってきた。

やや出遅れた！
すごい行列で、これはガウンレンタル待ちの列です。
受付のお姉さんが見て、肌がちゃんと隠れてると判断された人は
続々と入っていきます。

女性には薄紫のガウンと、黒いトゥドゥンが貸し出される。
やった！私、あの頭の布かぶってみたかったんだ〜♪と思ってたら、
私はショールを持っていたので
受付のお姉さんにそのショールを頭に巻かれて「ハイ、いってらっしゃい！」。

本堂みたいなところ。

国立モスク、ここは見ごたえあり。

モスクを比較するのも失礼かもしれないけど、
朝に行ったマスジット・ジャメより個人的には好きです。
行列を乗り越えて入ったせいで達成感が強いのかもしれません。

国立モスクの出口に無料のお水あり。
これがありがたかった〜。
サイズもかわいい。

帰りは、先ほど歩いたクアラルンプール駅⇔パサール・スニ駅の
回廊を戻って、
パサール・スニ駅前からパープルラインの無料バスに乗って
ブキッビンタンへ。

ブキッビンタン周辺だと
パビリオン、スターヒルギャラリー、ブキッビンタン駅前の3か所で
バスが止まるとのことだったので
パビリオンで降りてホテルまで歩いて帰ります。

夜はジャラン・アローへ。

現地で知り合った人に連れて行ってもらったのでおまかせ。
ブキッビンタン駅前側から入って、
ジャラン・アローの一番奥にある中華料理店がおすすめとのこと。
店名失念。

アロー通り 露店・屋台

南国旅行ではスイカジュースが飲みたくなる。

夜はKLCC公園へ。

虹色の噴水ショーを堪能。
30分ごとに行われるけど、音楽が何種類もあるみたいで
音楽が変わると雰囲気も噴水の動きも変わる。
4セットも見てしまった…。

歩いて、噴水の周りを1周。

KLCC公園 広場・公園

トレイダーズホテルの33階、スカイバーへ。

たしかに、ツインタワーを真正面から見られるのはすごいこと！

KLタワーからだとツインタワーが重なってみえてちょっと残念だったから。

スカイバー バー

噂通りのバブリーな雰囲気の場所。

口コミにも沢山ありますが、
音楽が大音量なので、そういう雰囲気が好きな人は良いでしょう。
相手と話したい場合は、ちょっと疲れます。

でも行ってみる価値あり。
窓側の席は予約（しかも何人かいないと）必須ですが、
写真撮るだけなら空いてる席に入り込んでパチリ☆とやって良いそうです。


KLの勢いを感じる1日を終えて、
ホテルに戻る。

この旅行記へのコメント （2）

• えぎたんさん 2016/02/01 20:50:43

  初めまして

  新千歳に就航してたとは！北国在住なので、羽田に出るより楽になりそうです。情報シェアありがとうございます。
  それにしても、見たことある場所や、行きそびれた場所もあり、次の参考になります。
  続き楽しみにしています。

  venusさん からの返信 2016/02/09 22:40:28

  RE: 初めまして

  メッセージありがとうございます。
  返信おそくなりごめんなさい！
  
  海外旅行行くなら成田からじゃないと気分が上がらない〜
  と思っていたクチでしたが、やっぱり新千歳発の海外は楽でした。
  どう考えても、時間の無駄が少ないですもんね。
  普段はJAL派なのですが、
  次にまたマレーシア行く時もエアアジアと使おうと思っています！
  
  旅の後半は現地の友人に連れまわしてもらったので
  どこに行ったのかもよくわからず、
  行き方のレポートもできなくて、
  旅行記はちょっと尻切れトンボになりそうです…。
  来訪いただきありがとうございました＾＾