2010/08/21 - 2010/08/21
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Poppyさん
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【「日本百観音」真夏だからこそ!の西国札所と周辺観光へ】
船便がほとんど無くなる冬を避け、暑い時期にこそ行かなくちゃ!な琵琶湖北部・竹生島へ。琵琶湖西岸の今津港から竹生島へ渡って札所の宝厳寺に参拝、琵琶湖を横断して東岸の長浜港へ渡り、乗船場前に建つホテルのカフェで昼食休憩。折角の琵琶湖北部エリア、もう1カ所立ち寄ってみよう。
【メンバー】
一人旅。
【ルート】
8/21 京都−<JR湖西線>−近江今津−<徒歩>−今津港−<琵琶湖汽船>−竹生島
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11094856)
−<琵琶湖汽船>−長浜港−<徒歩>−長浜駅
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/travelogue/11096182)
−<JR北陸本線>−木ノ本−<徒歩>−木之本地蔵院
−<徒歩>−木ノ本−<JR北陸本線>−米原−<東海道新幹線>−京都
(以上の旅行記⇒本編)
【表紙の写真】
木之本地蔵院の地蔵大銅像。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
■14:35 長浜駅を出発
JR北陸本線の普通列車に乗って、長浜から北へ。 -
■14:50 木ノ本駅に到着
長浜から4駅目の木ノ本駅で列車を降りた。 -
■木ノ本駅①
改札を出て、日陰のある駅の建物沿いを歩いていると、郵便ポストの上に兜が。
後で調べたら、豊臣秀吉の兜らしい。
豊臣秀吉と柴田勝家が戦った賤ヶ岳が、駅から西へそう遠くはない位置にあり、最寄り駅だからだろうか。 -
■木ノ本駅②
帰りに時間があれば駅の探索をすることにして、目的地へ向かうとしよう。 -
■東へ歩く
駅の南側の通りを東へ向けて一直線。
北国街道の宿場町だったそうで、建物は新しいものがあっても、古くからの街並みといった感じが漂っている。 -
■15:00 木之本地蔵院に到着
通りの突き当たりにあるのが木之本地蔵院、目的地に到着である。 -
■木之本地蔵院①
札所ではないこの寺を、なぜ真夏の立ち寄り先に選んだのか。
遡ること二十数年、まだ父が“こちらの世界”の住人だった頃の話になる。
病気で右目の視力を失った母を心配した滋賀県在住の縁者が、この寺の“あるモノ”を贈ってくれた。
元来出掛けるのが大好きだった父は、そんな所があるのなら自分たちも直接参拝に出向こうと思い立ち、とある平日に母を車に乗せて木之本へと走った。
しかも「ちょっとドライブ♪」と、母には行き先を教えず、母曰く、京都市内にでも行きたい所を見つけたのかと思っていたら、高速に乗るわ、名神から北陸道に入るわで、思わず「どこ行くねんっ!?」と突っ込んだらしい(笑)。
さすが我がオヤジ、その血筋は私がしっかり受け継いでいるわよ(爆)。
平日のことだから、仕事に出ていた私は同行していない。
当時のご利益か、母の右目は、視力が戻ることは無いものの悪化することも無く、残った左目に同じ症状が出ている気配も無い。
そこで、これまでのお礼と今後のお願いをすべく、折角長浜まで行くのなら是非参拝したいと思ったわけだ。
おっと、明日でなくて良かった~。
今日は8月21日、明日なら大縁日の初日の日曜日だから境内は人でいっぱいになるはず、心ゆくまでの参拝は難しかっただろう。 -
■木之本地蔵院②
段差がとても低い石段を進むと、いくつかテントが見える。
これも大縁日の準備なのかしら? -
■境内
石段を上がり切ると、石畳の通路は二手に分かれている。
恐らく左の通路の先、正面に見えるのが本堂だろうから、左から右へと移動しながら参拝しよう。 -
■手水舎
先程の寺の案内板にもあったが、カエルと縁があるせいか、手水舎にもカエル。 -
■地蔵堂①
寺の名の通り、ご本尊は地蔵菩薩。
その地蔵菩薩を祀るのがこの地蔵堂。
ご本尊は秘仏なのでお目にかかることは出来ないらしい。 -
■地蔵堂②
堂内の外陣にもカエル。 -
■地蔵堂③
上方に目をやると、古い絵や・・・。 -
■地蔵堂④
天井絵も見えた。 -
■身代わり蛙①
写経は用意しなかったものの、札所とほぼ同じように参拝。
今日、ここに立ち寄ることは母にも告げてあり、「どうする?」の問いに「それじゃ、代わりに頼む」と仰せつかって来たこと。
それが「身代わり蛙」の奉納だ。
二十数年前に縁者から贈られた“あるモノ”とは、この「蛙」だった。 -
■身代わり蛙②
片目をつむることで願掛けしてくれているのね。
持ち帰っても良いそうだが、納めて来て欲しいと母から言われているので・・・。 -
■身代わり蛙③
ツルツルしたお腹だとすぐに消えてしまいそうなので、裏のザラザラした僅かな部分に母の名前と年齢を書いた。 -
■地蔵大銅像
地蔵堂の傍、境内の入口から見て右の通路側に、高さ6mもあるというお地蔵様の銅像がある。
秘仏であるご本尊のお姿を写したものだそうだ。
その足元に、緑と白の細かいものがたくさん見えるのは・・・。 -
■蛙奉納①
「身代わり蛙」が奉納されているのですねぇ。
さぁて、大変です。
うちの“オカンガエル”(爆)、なるべく上の方で、出来ればアクロバティックな辛うじて引っ掛かっている的な置き方ではなく、安定していて真っ直ぐに向くような場所を見つけて納めたい・・・背の低い私が届く範囲で(笑)。 -
■蛙奉納②
人様のカエルを崩すことなく、ここならイイんじゃない?に納められました♪
さぁて、うちの“オカンガエル”、どこにいるでしょう?
今となっては(多分アレだろ?とは思うけれど)私にも分かりませ~ん(爆)。 -
■鐘楼
地蔵大銅像の前には、立派な鐘楼もある。 -
■戒壇巡り①
地蔵堂と地蔵大銅像の間に、境内の奥に通じる石畳の通路が伸びている。
歩き始めてすぐ、左の地蔵堂に「戒壇巡り」の入口を見つけた。 -
■戒壇巡り②
折角来たのだから、もちろん。
中が暗いので写真撮影は控えたが、無事にお参り出来て何より。 -
■阿弥陀堂①
再び石畳の通路に戻って、その突き当りに建つ阿弥陀堂へ。 -
■阿弥陀堂②
荘厳な雰囲気に、暑さを忘れるひと時。 -
■書院へ
阿弥陀堂を出る。
正面に見える大きな屋根が地蔵堂だが、その手前に参観出来そうな建物があったので行ってみよう。 -
■書院①
阿弥陀堂側の入口には、明治天皇がお越しになったことを記す石碑と書院への上り口があった。 -
■書院②
その上り口より地蔵堂寄りに、参拝者の入口がある。 -
■書院③
早速中に入ってみると、天皇が落ち着かれたであろう玉座があったり・・・。 -
■書院④
これは、阿弥陀如来かな? -
■書院⑤
その前の広間では、お茶を準備して下さっていて・・・。 -
■庭園
広間に座ったまま、手入れの行き届いた庭園を眺めながら休むことが出来る。 -
■裏地蔵尊①
上り口から真っ直ぐ進むと広間だが、すぐに左へ向くと、裏地蔵尊の参拝が出来るらしい。
進路は丁度地蔵堂の方向、秘仏でお目にかかれないご本尊のすぐ後ろに行って参拝出来るようだ。 -
■裏地蔵尊②
一字写経を裏地蔵尊に納められる。
しばらく考えて、いつもの写経時に文字のバランスがなかなか定まらない一文字を選んだ。 -
■裏地蔵尊③
地蔵堂のご本尊の丁度裏側、ここに一字写経を納めて参拝。 -
■書院を出る
まだまだ陽が高くて暑いけれど、書院の中にはいくらか爽やかな風が抜けていた。
外に出るの、決心が要りますな(汗)。 -
■地蔵堂前
再び地蔵堂の下でご本尊に一礼。 -
■頼みますよ
そして、地蔵大銅像と、その足元に収まった“オカンガエル”に「守って下さいね」と心の中で手を合わせて・・・。 -
■15:40 木之本地蔵院を出発
地蔵院を後にした。 -
■木ノ本駅へ
石畳の一本道を眩しい太陽の方向へと歩き・・・。 -
■15:50 木ノ本駅に到着
木ノ本駅に戻って来た。
現在使われている駅舎の手前に古い駅舎が保存されている。 -
■駅売店①
次の列車までまだ時間があり、乗車前に少し涼んでおきたかったので、駅舎にある売店で時間を潰すことにした。
ここにもお地蔵様が大勢(笑)。 -
■駅売店②
売店と言ってもかなり広く、様々な品が揃うあたりは「道の駅」とよく似ていて・・・。 -
■駅売店③
地元の野菜が並んでいたり・・・。 -
■駅売店④
この辺りの名物と言えば「でっち羊羹」なのだとか。
そう言えば、地蔵院の門前にもお店があったなぁ。
羊羹を、まるでバナナの皮を剥くようにしてパクついていた我がオヤジへのお土産はコレだな(笑)。 -
■駅売店⑤
でも、滋賀県と言えば近江牛も外したくないかも。
お手軽なレトルトのカレーなら保存も出来るし。 -
■16:14 新快速に乗る
京都や大阪を経て、遠く播州赤穂まで走る新快速に乗り・・・。 -
■16:42 米原乗り換え
そのまま乗っていても京都には戻れるけれど、米原で降車。 -
■16:54 新幹線に乗る
ほんの少しの待ち合わせで乗れるひかり517号に乗り換えると、いくらか早く京都駅に着くし、確実に座って行ける。 -
■17:15 京都駅に帰着
何せ暑い時期、あまり頑張って歩き回ると後でバテが来る(汗)。
今日はこのぐらいにしといたろ〜(笑)。 -
■巡拝進捗状況
僅か1カ寺、されど1カ寺、一歩ずつを大切に♪
<西国33観音>(番外3カ寺及び任意番外2カ寺含む)
15カ寺(赤囲い:38カ寺中)
<西国33観音・県別>(同・計5カ寺含む)
和歌山県:2カ寺(4カ寺中)
奈良県:5カ寺(5カ寺中:終了)
大阪府:2カ寺(5カ寺中)
兵庫県:2カ寺(5カ寺中)
京都府:3カ寺(12カ寺中)
滋賀県:1カ寺(6カ寺中)
岐阜県:0カ寺(1カ寺中)
<日本百観音>(同・計5カ寺含む)
西国:15カ寺(38カ寺中)
坂東:5カ寺(33カ寺中)
秩父:0カ寺(34カ寺中)
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