ご縁の国しまね宿泊券の旅（第三陣）【湯の川温泉編】

2016/01/11 - 2016/01/12

昨年10月からの「ご縁の国しまね宿泊券」を利用した旅も最後となりました。

この旅行券では、玉造温泉、松江のﾎﾃﾙ、そして今回初めて訪れた湯の川温泉と、ﾀｲﾌﾟの違った旅となりました。

宿泊券の当初募集では、1人6枚の制限があり、運良く私と奥様両方が当選しましたが、1人一泊当たりの使用は3枚まで、と言う制限があるので、最初の旅行で、急遽帰省した息子と玉造温泉に一緒に出かけたので、12枚の内9枚使用し残り3枚・・・。
どう使おうかと検討している時に、追加募集のﾒｰﾙが来ました。

ﾀﾞﾒ元で、再度奥様と2人分応募すると、またしても両方当選。
12枚購入すると、手元に15枚となることから9枚購入すると手持ちと合わせ12枚、ふたりで2泊使用できますので、先ずは11月に松江しんじ湖温泉で蟹を頂いてきました。

最後の旅は、玉造温泉での「源泉掛け流し」の素晴らしさに感動し拘ってみました。

三瓶温泉、温泉津温泉、そして湯の川温泉と候補を絞り、HP等での情報収集の結果、冬場の雪道というﾘｽｸを少なくするため、一番近い湯の川温泉に決定いたしました。

旅館の料理ﾌﾟﾗﾝの手違いというｱｸｼﾃﾞﾝﾄもありましたが、日本三大美人の湯の名にふさわしい、お湯にゆっくり癒やされてまいりました。

エリア 湯ノ川温泉・斐川(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

今回のお宿は、湯元　湯ノ川。

大きな樽が目印の旅館です。

施設は古いのでしょうが、清掃も手抜かり無く、清潔で客室もﾘﾆｭｰｱﾙされており、気持ちよく宿泊することが出来ました。

客室は、和室8畳。

2人ですので、ﾏｽﾞﾏｽﾞの広さですね。

お茶菓子は、梅干しと煎餅。

加湿器、空気清浄機も用意されていました。

ｺﾝｾﾝﾄが少なかったのですが、奥様延長ｺｰﾄﾞや分岐ﾀｯﾌﾟを持ってきております。

部屋の風呂はありませんが、ﾄｲﾚ、洗面所はﾘﾆｭｰｱﾙされていました。

今回の目的は、美味しい魚とお風呂です。

源泉かけ流しの湯です。

日本三美人の湯（島根県の湯の川温泉、和歌山県龍神温泉、群馬県川中温泉）と呼ばれています。
天然温泉の100％の源泉掛流し、循環させていない新鮮で純粋な温泉です。

泉質は低張性弱ｱﾙｶﾘ性冷鉱泉で、保湿によいﾒﾀｹｲ酸を含み、肌がﾂﾙﾂﾙ、ｽﾍﾞｽﾍﾞ素肌美人になる事から美人の湯と言われるんでしょうね。

効能は、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔・冷え性・病後回復期・慢性婦人病・動脈硬化

泉温：44.6度で湧出量：50L／minの湯が癒やしてくれます。

この旅館を選んだ理由の一つに、貸切風呂の充実が上げられます。

3箇所の趣の異なった貸切風呂があり、空いていれば何度でも利用できるという、風呂好きの私の稜線に触れました。

貸切風呂に続く回廊です。

貸切風呂の浴槽は、檜、ﾀｲﾙ、石です。

今回は、ﾁｪｯｸｱｳﾄまで延べ5回利用させて頂きました。

当日朝から電話予約可と言うことで、4時にﾁｪｯｸｲﾝし、先ずは一番大きい檜風呂に入ります。

こちら、脱衣室内です。

まだ日没前で、外は明るいです。

窓の向こうは縁があり、庭となっており、窓を開けると露天風呂のような感覚になります。

食事後と朝に入りました、石風呂です。

ここは庭との窓が無く、浴室は直接外気に面しています。

露天風呂好きの私は、此方が一番気に入りましたが、身体を洗ったりするには少し寒いですね。

私の入浴は90%、浴槽に何処かが入っていますから寒さは感じませんし、のぼせそうな時には頭を冷やしてくれます。

坪庭を望みながらの朝風呂は、特に気持ち良いものです。

このﾀｲﾙ風呂が、一般的な浴室という感じですね。

奥様は一番気に入ったようです。

此方も夜と、朝一番に入りました。
朝から風呂のﾊｼｺﾞしてしまいました。

でも、その効果でしょうか、ﾐｿﾞﾚ交じりの雨の寒い一日でしたが、身体はﾎｶﾎｶしていました。

楽しみの夕食です。
今回は部屋食となっています。

HPから申しこんだﾌﾟﾗﾝは、「旬のお魚を使用したお刺身メインの会席料理」
2人でも舟盛り付きというﾌﾟﾗﾝで、HPにはこのような写真がありました。

☆12月のお品書き☆
・食　 前 　酒／ぶどう酒
・先　　　　付／ﾀﾗ白子
・お 　造 　り／旬魚の8種盛り
・前　菜変わり／3種盛り
・台　　　　物／ｶﾓ鍋
・しのぎ変わり／出雲そば
・洋　　　　物／鮭ﾊﾞﾀｰｿﾃｰ
・蒸　 し 　物／茶碗蒸し
・酢　 の 　物／ｶﾆ
・揚　　　　物／めごちと野菜の天ぷら
・はまぐりの吸い物
・ｲﾁｺﾞﾌﾟﾘﾝ（ｷｭｰｲ・ﾌﾞﾙﾍﾞﾘｰｿｰｽ掛）
・ごはん
・水物

盛りだくさんのﾒﾆｭｰです。

食事時間は18:30〜でお願いしており、時間通りに仲居さんが部屋に来て、ｾｯﾄを始めてくれます。

ここで、??????。

ｾｯﾄされた、お刺身は4種しかない小さなもの。
次に、お肉の鍋をｾｯﾄします。

「あの〜、お刺身充実のﾌﾟﾗﾝをお願いしていたのですが。」と伝えると、出雲弁で今から変える事も出来ますｮ。と何とも緩いお言葉。

ｲﾔｲﾔ、そうじゃなくて申しこんだﾌﾟﾗﾝが違うんですが･･･。

ｱﾘｬ、そげかな〜。と一言確認に戻られました。

待つ事数分、確認漏れで申しわけございませんとの事で、ｾｯﾄし直しです。

食前酒、先付、前菜、蟹、出雲蕎麦は同じのようですが、刺身とすき焼き鍋が持ち帰られました。

待つ事15分。

奥様と、緩すぎないと話していると、お待たせしましたと、お刺身とかも鍋の登場です。

その前に、別の仲居さんが入ってきて、顔を見ると「ｱﾘｬ部屋間違えたｶﾞﾆ。失礼しました」と慌てて立ち去るというｵﾏｹまでありました。

お刺身は、仲居さんがｾｯﾄする際、ﾒﾓを見ながら説明してくれました。
そのﾒﾓを忘れていくというｵﾁもありましたが、種類がよく分かりました。

ｶﾝﾊﾟﾁ、ﾀｲ、ﾀｺ、ｻﾜﾗ、ﾊﾗ身、ﾏｸﾞﾛ、ｽｽﾞｷ、ｻｻﾞｴ、ｴﾋﾞ、ﾒﾀﾞｲの10種との事です。

舟盛りでは無くなりましたが、大皿に1人前がｾｯﾄされていました。

ｶﾆ、前菜3種、ﾀﾗ白子、出雲そば

鮭ﾊﾞﾀｰｿﾃｰは、ちょっと時間が経ってましたね。

ﾒｺﾞﾁ他の天ぷら。

此方も、食事開始が遅れた分、少し冷めていたのが残念です。

出雲そば。

蕎麦好きの私が、しっかりと頂きました。

緩〜い仲居さん、ご飯とﾃﾞｻﾞｰﾄを持って再登場。

なにやら鍋と肉がのっています。

確認不足で申しわけございませんでしたと、肉を付けさせて頂きましたとの事。
ありがたく頂きましたが、ちょっと食べ過ぎ感が強いです。

肉は島根和牛との事で、野菜も美味しかったです。

食事はﾊﾏｸﾞﾘの吸い物とご飯。

美味しかったお肉の甘い脂の余韻を残しながら、食べきれなかったご飯をお茶漬けでｻﾗｻﾗと流し込みます。

ﾃﾞｻﾞｰﾄはｲﾁｺﾞﾌﾟﾘﾝ。

最後まで、美味しく頂きました。

朝食は、宴会場で頂きます。

畳の上にﾃｰﾌﾞﾙをｾｯﾄした朝食会場となっていました。
窓から、中庭を望みながら、朝食を頂きます。

8:30からという遅目でお願いしていたので、会場には私達の他一組のみ。
ゆっくりと珈琲も頂きました。

朝食は、和定食という感じですね。

味噌汁の具は、宍道湖のｼｼﾞﾐです。

朝ご飯の卵焼きは、旅館のHPに載っています。

以下、HPより。
湯元湯の川は創業明治10年。
今も私たちは大切にしている想い･･･。今からちょっと前の話になりますが、それは戦争が終わって間もない頃です。
当時は物資も不足し、みんながいつも空腹の時代。物だけではなくもしかしたらみんなの心まで････。
そう感じた当時の代表、昌子キミは「せめて栄養があって美味しいものをお客様に喜んで食べてもらいたい」と思い、当時では高価でなかなか口にすることのない卵焼きを作って料理に添えました。
それは、それはとても大きくふっくらとした卵焼き･･･。
キミのみんなに対する思いやり気持ちを一杯詰め込んでふっくらとした卵焼き。
それは今も変わらず料理に添えられています。
あのころと同じ気持ちを添えて･･･。

色々なﾊﾌﾟﾆﾝｸﾞはありましたが、出雲弁の緩さですかねぇ、ゆっくりと過ごす事が出来ました。

おまけ

「ご縁の国しまね宿泊券」を使うと、宿泊券1枚に付き出雲市内の指定店で使用できる、1,000縁の商品券が頂けました。

大型ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞｾﾝﾀｰから空港内売店、市内の飲食店等数多くのお店で使えました。
私達は、yumeﾀｳﾝ出雲に立ち寄り、無印良品や食料品を購入しました。

旅館ﾌﾛﾝﾄでも目立っていたﾎﾟｽﾀｰ。

宿泊日の平成28年1月11日は、DAIGOさんと北川景子さんの結婚会見があった日です。

DAIGOさんの母方の祖父は、第74代内閣総理大臣の竹下登さん。
島根に縁深い方です。

おめでたい日に宿泊したのも、何かの縁ですかね。
幾久しくお幸せに！

本日これまで！

この旅行記へのコメント （4）

• tamayuraさん 2017/01/17 21:52:10

  湯の川温泉編　参考にさせていただきました。

  こんばんは　まつじゅんさん
  tamayuraでございます。
  
  この度はたくさんの “いいね〜” 有り難うございました。
  今日群馬県川中温泉から戻って来たところです。
  
  去年の龍神温泉から始まって、今年初は川中温泉。
  日本三美人の湯、残すは湯の川温泉
  三湯制覇に向けて、まつじゅんさんの旅行記　参考にさせて頂きました。
  
  そして　念願の出雲旅行に向けて まつじゅんさんの旅行記参考にさせて頂きます。
  本当に有り難うございました。
  
  tamayura
  
  

  まつじゅんさん からの返信 2017/01/18 13:54:32

  RE: 湯の川温泉編　参考にさせていただきました。

  tamayura 様
  
  こちらこそ、私の拙いページへのご訪問、フォローありがとうございます。
  山陰の温泉は、名前の知られていない所も結構良い雰囲気と湯質だと思います。
  
  湯ノ川は草庵が別格ですが、地味で少ない数ですが、旅館もちらほらあります。
  松江との中間に位置するので、松江市や出雲大社、荒神谷遺跡、八重垣神社など見処も沢山ございます。
  
  島根から、是非鳥取にも足を伸ばして頂ければ幸いです。
  
  湯ノ川から高速経由で、鳥取西部の米子、境港でしたら1時間もかかりませんので、是非皆生温泉、大山の中腹にも天然温泉がありますので、お楽しみ下さい。
  
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  matujyunn
  
  
  >こんばんは　まつじゅんさん
  > tamayuraでございます。
  >
  > この度はたくさんの “いいね〜” 有り難うございました。
  > 今日群馬県川中温泉から戻って来たところです。
  >
  > 去年の龍神温泉から始まって、今年初は川中温泉。
  > 日本三美人の湯、残すは湯の川温泉
  > 三湯制覇に向けて、まつじゅんさんの旅行記　参考にさせて頂きました。
  >
  > そして　念願の出雲旅行に向けて まつじゅんさんの旅行記参考にさせて頂きます。
  > 本当に有り難うございました。
  >
  > tamayura
  >
  >

• たらよろさん 2016/01/23 14:30:53

  何度も自由に貸し切り温泉

  こんにちは、まつじゅんさん
  
  お得なチケットを利用して、
  寒い冬に三度の温泉♪
  素敵ですね〜〜
  今回のお宿は、貸し切り風呂が何度も自由に入れるっていうのが良いですね。
  予約制だったり、１時間いくら！！だったりすると
  やっぱり自由に何度も入ろうという気になれないですものね〜〜
  
  本当に寒さが骨身に染みる、ここ数日。。。
  今週末も超寒波だとか。
  お体ご自愛くださいね♪
  
  それにしても、延長ｺｰﾄﾞや分岐ﾀｯﾌﾟを携帯される奥様素晴らしい。
  私も海外旅行にはもって行きますが、あまり国内の旅行にその意識がなく。。。。
  でも、同じですものね〜
  私も今後もって行こうっと♪
  
  　　たらよろ

  まつじゅんさん からの返信 2016/01/25 09:59:18

  RE: 何度も自由に貸し切り温泉

  たらよろ 様
  
  ご訪問＆コメントありがとうございます。
  
  本当に家の奥様、いつも、ホテルなどに到着してバックを開けるとドラえもんのポケットみたいにいろんな物が出てきます。
  コンセントや延長コード等用意してるのは立派ですが、後から重かったはずだと納得する物もあります。
  まぁ、私の準備は自分の下着類のみで、あと小分けされた荷物を詰め込む位が私の仕事ですので、重くても持つ位鹿出来ませんので、感謝しております。
  ビジネスホテルは、その点は便利ですね。必要最低限の物はありますし、貸し出し備品もあります。
  奥様、一度ホテルでタップを借りてから、持って行こうと考えたらしいのですが、出張でも小さなバック一つで出かける私には、考えがおよびませんでした。
  旅先では100均も便利ですね。
  今年も小さい旅をコツコツと積み上げていきたいと思います。
  
  良い旅を！
  
  matujyunn