2015/11/20 - 2015/11/23
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小鉄さん
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20番 鶴林寺 ~ 21番 太龍寺
昨日は、神秘的な星の岩屋をお参りし、偶然みごとな不動明王を拝見することができてして無事終了。
宿のご主人と女将さんのお話しもいろいろ聞けて大満足でした。
今日はいよいよ鶴林寺と太龍寺の登山です。
宿は平等寺のすぐ近くなのでなんとか無事たどり着きたいものです。
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朝食も台所で頂きます。
ボリュームたっぷりで朝からしっかり頂きました。
ゆず味噌がゆずに塗ってあります。
昨日、ゆず味噌を初めて食べたので、女将さんが作ってくれたそうです。 -
昨日は暗くなってからの到着だったので、出がけに改めて撮影。
なんと、ご主人の尺八で送り出してくれました。 -
宿周辺の景色。結構な田舎です。
後ろの山を登って行くんですかねー? -
水路に鴨がいて、のどかです。
そこへ、お爺さんが寄ってきて相方の肩を木の枝で払っていきました。
実は昨日の夜から右肩が重かったらしく、なんと肩が軽くなったらしいです。
何か連れて来てたのを払ってくれた?!まじっすか.... -
鶴林寺への登山口です。
さっきのお爺さんが、我々の少し先を歩いてましたが気付いたら登山道の入口でした。
そして気付いたらお爺さんの姿はなく....仙人だったのかな? -
登山道を少し登ったところ。こんな町だったんですね。
少し手前のみかん畑でおじさんにみかんをもらいました。
すごい勢いで「みかん!みかん持っていき!」と言ってくれました。
ありがたいです。 -
登り初めてしばらくすると急に視界が開けます。
見晴らしの良いところに茅葺きの遍路小屋がありました。
居心地が良さそうですが先を急ぎます。 -
鶴林寺の登山道は、脇に細い階段のようなものがあります。
登るには細いので何のためのものなんでしょう? -
『水呑大師』
ほどなく水呑大師の祠があります。
空海お得意の杖で水を沸き出させたところです。
裏側に実際に水が湧いており飲むこともできます。 -
『水呑大師』
こちらが実際の湧き水です。
今は枯れてしまったのかと思いましたが、祠の裏側だったんですね。
実は宿の近くで飲み物が買えなかったので、早速ちょうだいしました。
美味しかったです。 -
いよいよ道も険しくなってきました。
これはもはや遍路ころがしと言っても過言ではないかと! -
かなり上のほうまで登ってきました。
片方が崖のようになってるところも多いので足元注意です。 -
絶景ポイントです。
曲がりくねった那賀川と山々の配置がみごとですね。
実は向かいの山に今日行く太龍寺が見えてるそうです。
....少し気が遠くなります。 -
何回目かの難所を越えると石畳の道に出ました。
ちょっと参道っぽくなるのでテンションあがります。 -
『20番札所 霊鷲山 宝珠院 鶴林寺』
午前9時、鶴林寺到着です。
1時間半ほどかかりました。鶴林寺 寺・神社・教会
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山門の中に鶴がいました。
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『六角堂』
山門の裏に六角堂があります。 -
山門をくぐってからも少し歩きます。
苔がきれいでした。 -
山門から本堂までは少し距離があります。
厳しい表情のお大師様がお出迎え。 -
不動明王、立派なお姿です。
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『本堂』
立派な本堂の両脇にはやはり鶴がいます。
伝説のように、右の鶴のみ羽を広げてますね。 -
向かって右側の鶴。
実はかなり精巧に出来ています。 -
『大師像』
本堂の裏に菩提樹と大師像があります。 -
『御本尊降臨の杉』
2羽の鶴が黄金の仏像を守っていたのがこの杉のところだそうです。
それを見た空海は歓喜して仏像を彫って中にこの黄金の仏像を安置して本尊としたそうです。 -
『三重の塔』
本堂の脇に三重の塔がありました。
工事のフェンスが残念でした。 -
『大師堂』
大師堂も立派です。 -
ここの大師堂には不動明王もいっらっしゃいます。
右奥に見えるのが本堂への階段。 -
こちらが納経所。
けっこう混んでました。
鶴林寺のご朱印には鶴の印が入ってました。 -
『大師像』
先ほどとは異なる大師像。
三重の塔をバックに。 -
『忠霊殿』
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そろそろ鶴林寺をあとにします。
こちらの階段から次の太龍寺に向かいます。
いきなりの急勾配! -
複雑な並びの階段が特徴ありますが、案外歩きにくいことはないです。
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所々小さな水路を渡るのが楽しみです。
でも、天気が悪いと増水してちょっと怖いかもですね。 -
1時間ほどで舗装された道路が見えてきました。
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車用の舗装道路の脇に歩き用の階段があります。
って、なんじゃこら。
下が見えないんですけど!
単調な階段って結構厳しいんですよね。 -
階段を下るとまた山道です。
岩がゴロゴロした小川に沿って降りていきます。 -
15分ほどで抜けましたが、下まではまだだいぶありそうです。
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と、思ったらまた階段です。
こっちのが長い? -
階段はダムの横を降りて行きました。
山に埋もれててちょっと遺跡っぽくて良いですね。 -
小さな神社がありました。
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小さな集落が見えてきました。
そろそろ下まで着くころですかねー? -
古い石垣に囲われた道を進みます。
こういう道も楽しいです。 -
なぞの六角形のお堂。
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『大井小学校』
お遍路みちにトイレの看板があったので進んで行くと小学校でした。
すでに廃校になってるのをお遍路さんのために解放してくれてるそうです。
ありがたいです。 -
やっと山のふもとまで降りてきたようです。
鶴林寺を出て2時間ほどたつので、思ったより遠かったです。 -
『水井橋』
この橋をわたるとまた山道です。
ここにもやはり警報機が。
ここでやっと自販機を発見!
飲み物を買うことができました。
山登り前に補充できて本当に良かったです。 -
『那賀川』
水が濁ってますが青いですね。
なかなかの絶景でした。 -
橋を渡ってすぐ車の道とは反対に進みます。
とたんにこんな感じです。 -
『若杉山遺跡』
弥生時代ころの遺跡だそうです。
辰砂という朱色の原料となる石を採掘してたらしく、日本では唯一なんだとか。 -
いよいよ太龍寺への山道に入りました。
こんなに細い道なのに車が時々通ります。
片側崖なのにすごいです。 -
足元を流れる川がきれい。
あちこち小さな滝状になってて楽しく進めます。 -
こんな危うい橋もあります。
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30分ほど進むと広場のようなところに出ましたので、昼飯にすることにします。
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宿でもらったおにぎりを食べます。
宿からここまで店が全くないので、すごく助かります。
先ほど頂いたみかんも食べましたが、びっくりするほど甘くておいしかったです。 -
30分ほど休憩しました。
こちらは休憩所の裏を流れる川です。
なんとも癒されます。 -
途中に謎の鳥居がありました。
隣には建物あとのようなものがありますが、説明等もなかったと思います。 -
落ち葉がきれいなところがあったので撮りました。
11月に行ったのに全く紅葉してませんでした。
さほど寒くもなく、さすが南国。 -
休憩所から10分ほどで、遍路みちに入ります。
ここから先は鶴林寺並みの勾配で疲れた脚にかなり厳しかったです。 -
金網の橋?がありました。
大きな崖ではないですが、取り付けがさほどしっかりしてないようで少し怖かったです。 -
最後の休憩所です。
あともう少し! -
独特の表情が良いですね。
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『21番札所 舎心山 常住院 太龍寺』
やっと山門が見えました!太龍寺 寺・神社・教会
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とはいえ、本堂まではまだたいぶあります。
ちなみに、前から歩いてきてる二人組は昨日「お京塚」にいた方です。
何回か途中で抜かれてますw -
『北捨心ヶ嶽』
北捨心ヶ嶽と思われる祠が見えました。
残念ながら修業大師像は見えないみたいです。 -
なんと、こちらから鶴林寺が見えます。
写真中央に確かに三重の塔が確認できます。
結構近いんですね。 -
『鐘楼門』
山門から15分歩いてやっと鐘楼門です。
本堂まではまだ少しあります。
広い! -
やっと本堂が見えてきました。
右手に進むと大師堂です。 -
『相輪橖』
ちょっとした広場にモニュメントのようなものがありました。
金属製のものは珍しいそうです。
この場所に三重の塔があったそうで、江戸時代に興願寺に移築したんだそう。
ちょっとここで休憩。 -
多宝塔はいちだん高いところにあって面白いです。
登った裏から大師堂のほうへ降りれるみたいです。 -
『大師像』
多宝塔への階段の横に大師像。 -
『本堂』
本堂がかなり立派です。 -
『巡礼記念地図』
本堂で四国八十八ヶ所のお遍路地図が売ってました。
こういうのが欲しくてずっと探してたので、即決で買いました。
もう少し昔っぽいというか、絵っぽさが欲しかったですが問題なしです。
丁寧に丸めて大事に持って帰りました。 -
本堂の正面にはロープウェイの駅があります。
今回は残念ながらロープウェイには乗りません。 -
『大師堂』
さらに立派な大師堂。
ここからの眺めがすごく気に入りました。 -
『御廟の橋』
多宝塔のところまで戻って大師堂へ向かいます。
手前の石橋が御廟の橋で、この橋と、大師堂、御廟の配置が高野山奥の院と同じで「西の高野」と言われてるそうです。
確かに高野山と同じですね。 -
大師堂の屋根の装飾がみごとでした。
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『御廟』
大師堂の裏に霊廟があります。
空海は時々こちらでも修行してるんですかね? -
『中興堂』
長範僧正と亮山僧正を祀ってあるそうです。
中興の祖ってことですかね。 -
ここからも鶴林寺が見えるようです。
フクロウの枠から見るようになってます。 -
フクロウの窓から。
こちらは望遠レンズを使ってないので、鶴林寺だいぶ小さいですね。 -
『守護の大杉』
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『護摩堂と納経所』
護摩堂まで戻ってきました。
納経所で御朱印をいただきます。 -
『龍の天井画』
持仏堂の天井に描かれている龍の絵です。
なかなかの迫力です。
太龍寺は見どころたくさんで時間が足りませんでした。
また改めて行きたいです。 -
太龍寺の山道を1時間ほど降りてきました。
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小さな川に紅葉がきれいです。
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『観峰大師』
立派な岩が積んであるんですが、由来等の表記は見つけられませんでした。 -
『十三亀の塔と鍾乳石』
観峰大師の向かえにありますが、それぞれ謎です。 -
日が暮れてきて少し暗くなってきました。
-
なんとか山は降りれたようです。
すでに16時半なので、このあと山道とかあるとヤバいかもです。 -
大きな道路との交差点にこんな案内板が。
確かに平等寺へ真っ直ぐ向かえそうですか、どう見ても峠越えが... -
この時点で17時。
すぐ暗くなるので大事を取って明るい道を迂回することにしました。
また次回、ここを真っ直ぐ行ってみたいと思います。
あ、遍路小屋がありますね。 -
明るい迂回を行きます。
かなりの交通量なのでかなり怖いです。
トンネルも初めて通ります。
怖い怖い! -
『山茶花』
1時間半ほど歩いて無事に宿にたどり着きました。
宿の方と先に着いてたお遍路さんが暖かく出迎えてくれました。
遅くなって本当に申し訳ないです。
にしても大きな部屋です!
この部屋に二人w -
晩ご飯が豪華でした!
特に刺身がおいしかったです。
先に食事されていたお遍路さんにビールをご馳走していただきました。
お遍路さんにお接待いただくこともあるんですねー
ビール、格別でした。
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