ベトナム世界遺産の旅（最終日のハノイ観光）

2015/06/18 - 2015/06/23

いよいよ「ベトナム・世界遺産の旅６日間」も最終日となりました。
午前はゆっくりホテルを楽しんで、11：30にホテルをチェックアウトして、まずは昼食レストランへ向かいました。
ハノイの名物ブンチャーを食べたいと頼んでおいたので、簡単なブンチャー屋さんへ行くのかと思っていたら、なんと私の大好きな高級レストラン「ワイルドロータス」です。
最終日もホテルの朝食から始まり、美味しいものを食べられる上々の滑り出しとなりました。

エリア ハノイ(ベトナム)

ワイルドロータスは通りに面した入り口が小さくて、目だった看板もないので、うっかり見過ごしてしまいそうです。

入り口を入ると中庭で立派な建物があります。

ベトナムの国花でもある蓮の花をテーマに素敵なインテリアのレストランです。

このレストランへ来るのは３度目となりますが、いつ来ても美味しい料理を楽しめます。

こちらがブンチャー、手前のヌクマクに向のブンをいれ、左の炭火焼の豚肉をトッピングして出来上がりです。

ブンチャーの出来上がり、炭火焼の豚の味が絶妙で、病み付きになりそうです。

お腹が一杯になったところで、車で３０分、郊外にあるバッチャン焼きの陶器の村へお出かけです。

村のメイン通りは陶器屋さんが軒を連ねています。

その中の一つのお店へ工房見学ということで、入りました。
バッチャン焼きは全て手描きです。

バッチャン焼きの特徴はこのような家の形をした窯で焼かれていたのですが、効率が悪いので、今ではガスや電気の窯に変わってしまいました。
幸兵衛先生の説明では、こうした窯があってこそのバッチャンだったので、もう訪ねる価値がなくなってしまったと嘆かれていました。
こちらは模型なので、本物をまだ使っているという窯元さんがあるということで、そちらを見学することになりました。

家と一体化した構造なので、実際の窯の入り口は奥にあって、全体のイメージは分かりませんでした。

製品が窯の中に入れられています。

庭先で製品が天日乾しされている様子は陶器の街「多治見」から来た者には見慣れた光景でした。

ここで購入したのはバッチャン特有の模様が描かれた、銘々皿と香合です。
結構重たいです。

次に街に戻って先生の希望で、民族博物館へ行くことになったのですが、ベトナムでは月曜日は美術館関係は全て休館ということで、ガイドさんの案内で、少数民族の人たちの作った物だけを扱っている「クラフトリンク」というお店へ行くことになりました。

店内は宝の山、素朴で素敵な小物であふれていました。

手織りのポシェットと布の刺繍とパッチで出来た、携帯ストラップと
ピアス。
ピアスは結構大きかったので、帰国してから部品を買ってネックレスに直しましたが、大好評です。

小さな刺繍とパッチの額
こんなに買っても３０００円も払わなかったような気がします。

こちらは、お友達が購入したケース、丁度スマートフォンを入れるのにぴったりのサイズで重宝しているようです。

とても暑いので、シルク通りにあるタンミーに行くことにしました。
このお店へ行くにはハノイで一番渡るのが難しいローターリーを横切らなければいけませんでした。
ガイドさんにしっかりくっついて、ゴー。
これもハノイならではの経験かもしれません。

このタンミーは１階にカフェもあり、シルク通りを歩くときの集合場所にしてもいいお店です。

タンミーはベトナム戦争のときに、恋人に持たせる刺繍入りのハンカチを頼まれて作ったことがきっかけで出来たお店で、他のお店に比べたら高いかもしれませんが、刺繍のクオリティーはとても素晴らしいです。

刺繍製品以外のアクセサリーなど３階までいろいろそろっています。

買い物に疲れたたらカフェで一息つけます。

ここでのお土産は刺繍で作られたタンミーオリジナルのエアメールの封筒の袋です。

夕刻、ハノイ最後の夕食レストランはオペラ座の地下にある有名フレンチレストラン「1911」です。

入り口はオペラ座の横にあります。

なんといっても地下ですので狭い廊下を歩いて行きます。

１９１１年にオープンしたのでそのまま「1911」と言う名前になっています。
壁の一部が当時のままと言うことでしたが、全体はとてもモダンなイメージです。

料理はお洒落な本格フレンチです。
今回は3コースです。

隠し味にパクチーが使われていたりしますが、あらかじめパクチーが苦手なことを伝えてありましたので、だめな人は人参のソースに変更してありました。
心遣いが嬉しいです。

さっぱりしたデザートで大満足。

深夜便での帰国なので、目一杯ハノイを楽しむことが出来ました。