ベトナム・世界遺産の旅(ダイジェスト版）

2015/06/18 - 2015/06/23

毎年恒例となっている、陶芸家の7代幸兵衛先生との旅は,ベトナム中部（ホイアン、フエ）を訪ねることになりました。
ここは先生にとって、お父様の人間国宝、故加籐卓男先生がＴＶ取材で織部のルーツをたどって旅された場所です。
中部国際空港から出発しました。

行程
6/18中部国際空港からベトナム航空でハノイ乗換えダナンへ
　　ダナンの3連泊はビンパールダナン

6/19　ラオスとの国境に近いカトゥー族の村訪問

6/20ミーソン遺跡、ホイアン町巡り

6/21ダナンから世界遺産の古都フエへ
　　夜便でハノイへ
　　ソフィテル・メトロポール・レジェンド本館泊

6/22　午前：自由時間
　　　午後、バッチャン村
　　　　　　ハノイへ帰って、ショッピング
　　　　　　1911で食事後、空港へ
6/23　深夜便へ出発
　　　中部国際空港へ早朝着

エリア ダナン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: タビックスジャパン

セントレアを出発、ハノイの国際空港に到着しました。
日本のＯＤＡで最近新しくなってオープンしたばかりです。
日本の大成建設が建設したということで、外観も中も日本の空港によく似ています。

国際線から国内線へはシャトルバスで移動します。

国内線は以前国際線で使っていた古い空港です。
以前沢山入っていたお店も、マッサージ屋さんもなくなって、時間をつぶすのに本当に困りました。

今回のベトナム中部への旅ではダナンに3連泊しました。
まだ新しい5星ホテル、ビンパール　プレミアム　ダナンに宿泊しました。
ホテルの日本支店の方が幸兵衛先生のことをご存知だったので、お部屋がアップブレードして、オーシャンビューに変更となりました。

ホテルの中心にインフィニティプールがあって、海に続いて見えます。

ホテルの近くには五行山といわれる大理石で出来た、マーブルマウンテンがあります。

五行山に登る時に途中までエレベーターで上がることができます。

その後は歩きですが、階段ばかりではないので、それほど大変でもないです。

穴の中には仏様が祀られ、ベトナム戦争のときの爆撃であいたという天井の穴から自然光が差し込み、神秘的です。

到着日、翌日にラオスの国境に近いカトゥー族の村を訪ねました。
2時間半のドライブの途中で、美しい蓮畑がありました。

カトゥー族の村の入り口では村民の方たちが民族衣装を着てお出迎えです。

踊りで歓迎をしてもらいました。

いくつかの村を訪ねましたが、どの村にも集会場があります。

高い天井の木組みで、高床式の床は竹が渡してあるのですが、そこから涼しい風が入ってきます。

お昼をいただきました。
とても素朴くで、美味しかったです。

お米をつくところを実演してくれました。

男の人は籐や、竹で、素晴らしいかごや仕掛けを造ります。

こちらが動物を捕まえる仕掛けです。

女性は腰に紐をかけて、腰織りで機をおります。
横糸にビーズを通して、一個一個ビーズを移動させながら模様を作る技術は気が遠くなるような仕事です。

カトゥー族の人たちのおもてなしの気持ちがよく伝わる訪問でとても貴重で心に残る一日となりました。

6/20に訪ねたミーソン遺跡は私の想像と違って、木々に囲まれた遺跡でした。

遺跡自体は大きくないかもしれませんが、バリのプランバナン寺院と同じように、ヒンドゥー教のシバ神を祀っていますが、素朴で遺跡らしい、遺跡でした。

午後からはホイアンへ移動、花の咲き乱れる美しいエキゾチックな街並みを楽しみました。

お決まりの観光コースで福建会館へ

ホイアンのランドマーク的な日本橋、ここは屋根付きの橋で正面のピンクの建物が橋の入り口です。

海のシルクロード博物館、ここではかって、ホイアンが世界中の船が寄港する街だったことを知ることができます。
ホイアンの建物は日本の京都のように入り口から奥に長い建物です。

そんなホイアンの街中をシクロで回るのも風情があります。

ホイアン名物はランタンです。
夜になるとお店のランタンに灯が入り、又違った幻想的な町を楽しめます。

ホイアンのトゥボン川に掛かる橋では灯篭が売られ、蝋燭のついた灯篭を長いさおの先に載せて、願いをこめて川面に下ろします。

6/21はダナンでの3泊を終えて、フエに向かいます。
その前にダナンにあるチャム彫刻博物館を訪問しました。
ここにはミーソン遺跡から発掘された彫刻が入っています。

ダナンといえば、ドラゴン橋、今一番の観光名所です。

フエへ3時間のドライブで移動、最初に天女の塔といわれる、ティエンムー寺院を訪ねました。

高台にあって、階段を登らなければいけませんが、目の前には美しい風景が広がります。

その後は最後のグエン王朝の王都だったあかし、王宮を訪ねました。

かつての王都だったことを体感するために、昼食はANCIENT HUEで特別ロイアルコースでの食事です。

皆で王様王女様、客人の格好をして、太鼓に合わせて、入り口から会場まで広い庭を練り歩きます。
楽しい！

通されたところには、玉座と特別な野菜のカービングで飾られた美しい部屋でした。
借りた洋服は返して、普通の格好で、楽師の生演奏を聴きながら美味しい料理を堪能しました。
よく、韓国などである宮廷料理は美味しくなかったと聞きますが、ここの料理はとても美味しかったです。

お腹が一杯になったところで、午後の観光の再開です。
カイディン帝の廟を尋ねました。
ヨーロッパの建物が好きだった王様の好みと中国風が混ざった建築物です。

12代カイディン帝の像で、その下に遺体が産めてあるのだそうです。
40代でなくなられ、廟の完成に12年掛かったということで、装飾が華麗です。

深夜便で、ハノイへ移動、宿泊したのはソフィテルメトロポールレジェンドホテルの本館です。
帰国してから知ったのですが、ここも先生のおかげでアップグレードして本館に宿泊できたようです。

本館は全てに重厚でいて、アールヌーボーの雰囲気のある内装でした。
夜のチェックインが遅かったので、午前中は自由行動にしてホテルライフを楽しんでいただきました。

6/22は午後からお出かけ、バッチャン焼きの工房を訪ねました。

ハノイへ戻って、先生の御希望の民族博物館が旧舘だったので、近くにある少数民族の人たちの作品の専門店クラフトリンクへ行きました。
素朴で美しい作品にあふれていました。
お値段も安くて嬉しい！

夕食まではとても暑いので、カフェも入っているおしゃれなTANMYに行って、お茶を呑む人、ショッピングをする人と涼しい店内で過ごしました。

帰国日、最後の夕食はハノイのランドマーク的なオペラ座にあるフレンチレストラン1911です。

あらかじめパクチーの嫌いな人があることを伝えていたら、嫌いな人にはパクチー抜きのソースにするなど心遣いが嬉しかったです。
楽しい夕食をゆっくり堪能、深夜便で無事帰国しました。