年末スペイン、ちょっとロシア 1

2015/12/26 - 2015/12/31

2015年も残すところあとわずか、今年もまとまった休みを利用して海外へ。
今回はアエロフロートでスペインへ、せっかくなので帰りはモスクワでトランジットをして一粒で二度おいしい旅に。
初日は到着後いきなりスリの洗礼を浴び、幸先の悪いスタートになりました。

●12/26
13:10-17:35 Aeroflot SU263 NRT-SVO
19:45-22:20 Aeroflot SU2512 SVO-BCN
ホテル： Avenida Palace
●12/27
バルセロナ市内観光
・サグラダファミリア
・サンパウ病院
・グエル公園
・カサミラ
○12/28
7:05-9:50 AVE 3072 BCN SANTS-MADRID P.A
10:20-10:52 AVANT 8102 MADRID P.A-TOLEDO
トレド旧市街観光
17:25-17:58 AVANT 8173 TOLEDO-MADRID P.A
マドリード　プラド美術館
21:25-23:55 AVE 3211 MADRID P.A-BCN SANTS
○12/29
バルセロナ市内観光
・ゴシック地区
・グエル邸
23:25-5:45 Aeroflot SU2513 BCN-SVO
○12/30
モスクワ赤の広場観光
・武器庫
・クレムリン
・ワシリー寺院
20:00-11:40 Aeroflot SU264 SVO-NRT
○12/31
帰国

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは成田から。
今回乗り継ぎが多いのでプライオリティパスを入手。
第一ターミナルのKALラウンジに行ってみましたが、元来空港で航空機を見てテンション上がっている自分にとってはじっとしているのは何だか落ち着きません。

定刻でモスクワからアエロフロートの機体がやって来ました。
折り返しSU263便はA330-300で運行。ここ最近の旅行はA330ばかり。

特に後方席から優先というのも無く一斉に搭乗開始に。
機内は若干くたびれてはいるもののUSB充電端子にそこそこのサイズのモニターと不自由ない設備です。
但し、映画に関しては日本語対応作品は少なく、見たいものが対応していないとがっかりします。

出発してハバロフスク辺りで最初の機内食。
魚か牛でビーフを選択しました。評判の悪い口コミをちらほら見かける航空会社ですが、日本発に関しては普通に美味い。

アエロフロートはヨーロッパへ行くのに、一度のフライトが最大10時間で済むので楽な方ではあるのですが、毎度のことながら、じっとしていることが苦手なのでエコノミーは疲れます。
寝ることも出来ないので夕日を眺めつつぼーっとするしかない。

丁度半分くらい来た所でアイスが出てきた。

モスクワまで後2時間といったところで2回目の機内食。
ビーフパスタとか聞こえた気がしましたが、これはうどんだ。まあ、おいしかったからいいけど。

モスクワ・シェレメチェボ空港へ到着、拍手は無し。
ターミナルへはまさかのバスボーディング。
薄着しかなく凍えるかと思いましたが、暖冬の影響で気温は3℃とそれほどでもなく助かりました。

ターミナルでは人の流れにのって乗り継ぎ、パスポートコントロールは若干混雑していましたが特に難しくはありませんでした。

再びターミナル内へ戻ってきました。バルセロナ行きが発着するターミナルDのラウンジは混雑しており、2つある内の片方はビジネスクラス専用で入れてもらえず、こちらのJAZZラウンジへ。
入ってみたところこちらも満席、仕方なく水分補給のみで退散。

ちなみに帰りはどちらもビジネス優先で門前払い…

バルセロナ行きSU2512便は再びバスボーディング。
機材はA321、モニターも充電できるような設備も無しの割り切り仕様。

成田でも気になったのですが、ドアクローズぎりぎりまで荷物の積み込みしてるんですが、これが普通なのか？

成田を出発して3度目の機内食。選択肢は無くビーフのみ、牛の煮込みみたいなのとクスクス。ええ牛肉大好きですよ。

おそらく、眼下に見えるはミラノの夜景。

23時過ぎにバルセロナ空港にやっと到着。
深夜に市内まで行ける交通手段はタクシーかアエロバスくらいなので、カタルーニャ広場付近にホテルを取り、アエロバスで行くことに。
すごく並んでいますが、ひっきりなしに次のバスがやって来るので早いです。
乗車は事前にネットで決済したコピーを運転手に見せるだけ。往復で買ったので受け取ったレシートの様なものを帰りまで大事に取っておきます。

バルセロナ エル プラット空港 (BCN) 空港

30分位でカタルーニャ広場へ。
バスで爆睡するくらい疲れていて、おまけにスーツケースがあるのにこんな写真撮ってる位隙だらけなのが災いし、見事に背中に白い絵の具が…

はい、海外でよくあるというスリのパターンですね。
最初男が何か言ってきましたが、背中に気付かずそのままホテルへ向ってしまったため、ホテル前まで男が着いてきてやっと気付きました。
正直ぼーっとしていたのでスリだとは確信は無かったものの、ホテル前まで来てしまったんだし、部屋でゆっくり落とすか位の気持ちでホテルにさっさと入ってしまったのが幸いし被害はありませんでしたが、初日早々の事態に疑心暗鬼とテンション駄々下がりに…

記念すべき？スリ遭遇初体験の後、ホテルへチェックイン。
カタルーニャ広場近くのアベニーダ・パレス ホテルへ。
とりあえず、部屋の写真を撮りましたが、このあと必死で服の絵の具を落としていたのは言うまでも無く。

エル アベニーダ パレス ホテル ホテル

翌朝、ホテルの豪華なエントランス。
朝一、9時からのサグラダファミリア入場券を予約したので、時間までホテル周辺をぶらぶらします。

日曜日の朝だからかグラシア通りは閑散としています。
ホテルを出てすぐに見えてくるモンタネールの手掛けたカサ・リェオ・モレラ。

カサ・バトリョ

カサ・ミラ
この辺でそろそろ時間なので、サグラダファミリアへ向かいます。

T10カードを購入して、グラシア駅から地下鉄2号線でサグラダファミリア駅まで。

駅を出ると頭上にはすぐにサグラダファミリア。
開館前ですが、既に予約済みの人が並んでいました。
後で聞いたら当日券は既に完売していたとのこと。

開館時間の9時になったので生誕のファサード側から入場。
朝日が差し込んだカラフルなステンドグラスがとても綺麗です。
生誕のファサードのエレベータ込みの入場券(19.5ユーロ)なので指定時間になったらエレベータ前へ。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

エレベータで上へ、塔をつなぐ渡り廊下からバルセロナ市街が一望。
上を見上げればクレーンや足場が組まれ、現在進行形で建築途中であることが分かります。日曜は休みなのか静かでしたが、平日は工事の様子も見られるんでしょうね。

生誕のファサード側は帰りは階段のみ。受難のファサードは帰りもエレベータが使えるそうです。
というわけでアンモナイトのような特徴的な螺旋階段を下ります。
内側に手すりも無く、降りている内に目が回ってきました。

サグラダ ファミリア 現代・近代建築

まだ受難のファサードを見ていなかったので裏手に。
今完成している教会両脇の塔8本も高いですが、今後もっと高い塔が10本も立ったら壮観でしょうね、後10年でほんとに出来るんでしょうか？

地下には資料館と彫刻を作る工房がありましたが、やっぱり休みなのか誰もいませんでした。

サグラダファミリアからガウディ通りを歩くと突き当たりに見えるのが、次の目的地サン・パウ病院。
事前予約はしていませんでしたが、空いてたので直ぐ入れました。

正面の管理棟2Fからの病院内。
何も知らずに入ったらここが病院だったなんて気付かないかも。
次の目的地は時間指定なので、早足で周るつもりでしたが、広大な敷地に対して見学できるところが限られていたので、それほど時間は掛かりませんでした。

サン・パウ病院の前のバス停から92番のバスでグエル公園へ。
入場制限があるとのことで、ネット予約で12時半に予約していきました。
当日の入場枠がどれくらい有ったかは分かりませんが、入場時間はきっちり管理され、12時半まで待機列に並んで入場。

ベンチからバルセロナ市街方向。
写真の右の建物は売店になっていて、左(守衛の家)は内部見学が可能でしたが、45分待ちで断念。

公園入り口のバス停から24番バスでカサ・ミラへ。
事前予約なしで行ったらチケット待ちで30分、入り口のエレベータで20分程度待った上で入館しました。
入館料21.5ユーロは中々懐に痛い。

日本語オーディオガイドが借りられるので各展示で解説を聞いてじっくり見学。
ガイドではカサ・ミラではなくラ・ペドレラ(石切り場)と呼んでいました。

カサ ミラ 現代・近代建築

習慣化してきた現地のマクドナルド巡り。
グラシア通りのマックで日本になさそうなものとして注文したのは、GRAND McEXTREME DE McDONALD'S DANI GARCIA。バンズも普通とは違う固めのもので、底にスナックのようなものが敷いてあったが、それより気になったのは温いコーラやしょっぱいポテトだったり。

一度ホテルに戻り休憩の後、三脚を持って夜景撮影に出発。
地下鉄で再びサグラダファミリアへ向かい、生誕のファサード前にある公園から撮影。

朝と同じように次はサン・パウ病院に向かいます。ガウディ通りを真っ直ぐなのにいつの間にか別の道を歩いていて時間を食ってしまいましたが何とか到着。
プロジェクションマッピングで中央部が白くゆらゆら動いていて燃えているような演出でしたが、後でググったら色んなパターンがあるようですね。

ホテル近くまで戻ってきて、カサ・ミラとカサ・バトリョを見て本日は終了。
サグラダファミリアやカタルーニャ広場はこの時間でもライフルを構えた警官が巡回していて安心の反面、テロの脅威を感じました。

残念ながら日曜日だと地元の大きなスーパーは休み、移民経営の小さな店舗が幾つか開いているのみで、ご当地感のあるものは手に入らず。
とりあえず、日本で見たことないエナジードリンクを幾つか買い込み明日へ備えます(一度に全部飲むわけではありませんが)