2015/10/13 - 2015/10/19
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ヘラヤガラさん
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今年2回目のニューヨーク(以下NYCと略)。
旅の核は,もちオペラ。4月に14-15シーズンの
メトロポリタン・オペラ(以下METと略)に行ったばかりなのに,
15-16シーズンのこの週の演目を見て,
居ても立ってもいられなくなったから。
それと,新シーズン前には旧シーズン価格でチケットを
買えることが分かったから。
METは5泊の滞在で,4演目鑑賞することができるところがうれしい。
リンカーンセンターとセントラル・パークは目と鼻の先。
METのスーパースターの一人,ソプラノのルネ・フレミングは
よくセントラルパークを一人で散歩しているとのこと。
ヒョットして会えるかもと期待したから。
淡い願いはもちろん幻だった。
●今回の鑑賞演目
①アンナ・ボレーナ
②オテロ
③トスカ
④イル・トロヴァトーレ
●旅行費&滞在費
航空運賃:マイレージ
ホテル代:22万円
チケット代:5万円
滞在費・お土産代など:14万円
写真はMETの3階から見たロビー全景
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
シャトルはもう使わない
久し振りにシャトルでホテルへ。これはやっぱり選択ミス。
乗客は9人だったが,マンハッタンのロウアー地区から
アッパー地区のホテルに移動するので,
48丁目よりアッパーのホテルは大体送迎順の最後のほうになる。
今回もその通り?で,48丁目のわれわれのホテルまで
延々1時間40分。さらに,運賃が1人20ドルが
2人で43ドルとはどういうこっちゃ(電話予約のときもそういわれたし、パンフにも記載があった)。
おまけに鞄さえ運ばない運転手がチップを要求。
バッグも小さい一人旅の若い子からも2ドル取っていた。
なんにもしない運転手にチップがいるのか??
もうシャトルには金輪際乗らない,と誓いを新たにした。 -
空港からマンハッタンへはメトロが一番!!
低料金と時間が読めるのがベスト。
空港のエアトレインからメトロA,E,J線に乗り換えれば
(A線とE,J線は乗り換え駅が別)マンハッタンまでは一本道。
いつもハワード・ビーチ駅→A線を使っている。
帰路はホテルから空港までタクシー。この方法で,
シャトルで往復するのとほぼ同料金。
難点はメトロを降りてからホテルまで歩くことだが,
到着時のバッグは軽いのであまり苦にはならない。
メトロカードは初めて買うと,1ドルの保証金を取られる。
スイカと同じ方式だが,この1ドルが
返ってくるのかどうかわからない。
プリペイド式で,料金(10,20,30ドルなど),
期間(1週間,1か月など)の支払い方式が選べる。
1回の乗車券代は2.75ドル。
カード自体には有効期限がある。しかし,
有効期限を越えても使えるし,2,3年なら
残額もそのまま戻ってくるとのニューヨークっ子の
情報もある。とにかく次に行くときは
古いメトロカードがあれば持って行くのがベターのようだ。 -
METのプログラム
今回の公演すべてのプログラム。
といっても表紙は全部同じなので,
どれが何の演目のかは見ただけではわからない。
しかし,演目,配役,その日の出場歌手とそのキャリア,
オペラのあらすじなどはしっかり差し替えてある。
しかも無料だから,ありがたい。
今年の表紙はアレクサンドル・アントネンコ,
14日のオテロ役のテノールだ。 -
ないッ!,ないッ! ガランチャの名前がない!
13日は今回のオペラ初日。GCSからMETへ。
まずは顔見知りの場内誘導係と交歓。
『アンナ・ボレーナ』だが,到着日の夜公演なので
眠気との闘いになりそう。
ところが開演前に大変なことが!! もらったプログラムの
Jane (Giovanna) Seymour役にガランチャの名前がない。
チケット購入時には世界のトップ・メゾソプラノである
ガランチャが出演するはずになっていたのに……,がっかり。
『アンナ・ボレーナ』はソプラノとメゾのせめぎあいが
見どころの演目なので,とにかくメゾのガランチャへの
期待が大きかった。
配役変更は時々起こる。今までに数回の経験がある。
いい歌手に代わることもあるし,そうではない場合もある。
配役変更でも料金は変わらない。日本では,納得いかない
変更には「金返せ〜っ!」とのヤジが飛ぶこともある。
急な変更は,変更のお知らせの紙がプログラムに
さしはさまれるが,今回の変更は,早くから
決まってしまっていたようだ。 -
『アンナ・ボレーナ』のカーテンコール
ソプラノのソンドラ・ラドワノフスキーは,
高音が冴えわたり,舞台が進むにつれ調子が上向き,
崩れを見せずに終幕まで歌いきった。
カーテンコールでも「ブラボー」の嵐。
それに対抗するメゾも持ち味を発揮して
最後までソプラノに対抗,聴きごたえのある舞台だった。
過去のMETでも聞いたことがないソプラノだったが,
今シーズンのMETでも重要な役柄をやるスケジュールが
組まれており,これからのMETを背負って立つ存在の
一人と目されているそうだ。 -
オペラ『オテロ』のカーテンコール
鑑賞二日目(14日)は『オテロ』。
シェクスピアの四大悲劇の一つ。
部下の悪だくみに乗って貞淑な妻を殺し,
すべてを失ってしまう惨めな将軍の物語。
簡素な新演出は好感が持て,分かりやすい舞台だった。
ただ悪だくみをめぐらす部下の印象が
いまいち薄かったのが残念。
この役があってこそオテロの悲壮感が
生きてくるオペラなので,悪役の役不足は残念。
オペラに限らずドラマでも悪役を演じるのは難しいらしい。 -
アレレッ,『トスカ』って喜劇??
16日は『トスカ』。幕が空いてしばらくすると
客席に笑い声。どうやら翻訳器の翻訳がおかしいらしい。
それだけではない。第2幕でも,トスカにせまる
スカルピアがお願いッ! お願いッ!,というように
床をはいずり回ってトスカに迫る場面に笑いが起こる。
演出家はこのオペラをコメディにしたいらしい。
こんな『トスカ』は初めて。
トスカ役のオクサナ・ディーカは3年連続で聴いているが,
声量が豊かなソプラノでトスカのように
あまり声を張り上げるわけではない抒情的な役には
ちょっともったいないような気がしたが果たして?
日本ではDykaをディーカと書いているが,
隣にいたロシア人によるとロシア語では
ドゥーカと発音するらしい。
スカルピアの憎々しさがこのオペラの成否の
決め手だが,それが十分でないうえにコメディ的な
場面が目立ってしまったのでちょっと残念。
写真はトスカ役のオクサナ・ドゥーカ。 -
変貌したリンカーンセンター前
これまでずっと工事中だった歌劇場正面右側の
一角の工事が終わり,新しい劇場
(何をやる劇場かは確認しなかった)ができ,
憩いのスペースで大勢の人がくつろいでいた。 -
リンカーンセンターの新しい劇場
新しくできたビビアン・ボーモント劇場の夜景。
ミュージカルを上演する劇場らしい。 -
MET正面に透明タペストリー
新演出公演の『LULU』をイメージした
透明なタペストリーが玄関前に掲げられていた。
透明なのでMET正面の外観もこわさない。 -
ニューヨーク・フィルのホームグラウンド
えっ,ホール名がデビッド・ゲフィン・ホールだって。
ニューヨーク・フィルのホームグラウンドは,
エイブリー・フィッシャー・ホールだとばかり思っていたが,
9月にデビッド・ゲフィン・ホールに改名されたそうだ。
知らなかった〜! ホール改装に多額の
寄付をした人の名前だとのこと。
エイブリー・フィッシャー・ホール時代から
オペラが休みの日に一度は行こうと考えていたが,
いろいろな事情がわれわれをニューヨーク・フィルから
遠ざけていた。数年越しの思い入れを今年こそと
意気込んだが,まだ機運が熟さないようでまたも空振りに。 -
セントラルパークのベルヴェデーレ城
泊まっているホテル名の由来となった
ベルヴェデーレ城跡に出かけた。パーク内は
脇道があちこちにあり,行きつくのが一苦労。
パークのほぼ中央の丘の上にあり,セントラルパークを
見渡すことができる気持ちのいい展望台になっている。
気象台の観測所があり,NYCの気温はここでの観測情報が
発表されているという。 -
ベルヴェデーレ城の展望台から見たセントラルパーク
セントラルパークのアップタウンの北東側を望む。
パークの広大さがよくわかる。 -
天気に恵まれたこの日は,甲羅干しをするカメが
タートル池にたくさんいた。 -
パークの小道では,あちこちでリスを見かける。
-
これ全部カボチャ
セントラルパークの東側に出て,
バス「5番街線」を東49丁目で降りて
ロックフェラーセンターへ。
メトロでセントラルパークへ行ってから
90分以内だったので,バス料金は無料。
ハロウィンをひかえロックフェラーセンターでは,
さまざまな色・形のカボチャが目を引いた。 -
スーパーの店先に並ぶカボチャ
ここはアップタウンに4軒並んで建つ
(メトロの79丁目駅から72丁目駅に歩いて向かう途中)
スーパーの1軒。
4軒ともハロウィンのカボチャを売るスペースが大きい。
みんなが飾り付けを楽しみにしていることがよくわかる。
さらに,ここからちょっと離れたスーパーでも
同じように大きなスペースを取っていた。 -
デザイン一新の街角のゴミ箱
ニューヨークにもついにゴミ分別の機運が。
今年4月の時点でニューヨークの街頭のゴミ箱は
黒い円筒形の無粋なものだったが,
ゴミ投入口が「ビン・カン」「紙」「一般ゴミ」に
三分割された,分別を呼び掛けるゴミ箱に代わっていた。 -
コピーキー作製ボックス
スーパーで発見。どんなキーでも
つくれるのかどうかまではわからないが,
利用している人を見ていたら
わりと短時間であっさりできた。 -
このベビーバギーは?
スーパーの店内で見つけたベビーバギー。
赤ちゃんが二人乗っていたが,大きさが
違っていたので双子ではない。
年子用バギー? -
イル・トロヴァトーレの緞帳
何年か前に新演出になったときから変わらない,
公演演目をイメージした幕。このオペラの
主人公の老女が暮らしているロマ(ジプシー)の
仲間たちを描いているようだ。 -
終わりよければすべてよしの『イル・トロヴァトーレ』
前々から『トロヴァトーレ』の見どころは,
悪女役のロマの老女役のメゾソプラノの
出来こそがすべてと思っていた。
ロマの老女役のアズチェーナのおどろおどろしさこそが
舞台全体の核で,ソプラノ役のレオノーラは
舞台に色取りを添えるのも必要だけどね,
といった役回りと思っていた。
今回はレオノーラ役のアンナ・ネトレプコによる,
ブラボー・すばらしい・すごい・最高などの
形容詞をいくつつけても足りないくらい
凄味がある絶唱により,その認識は覆された。
アズチェーナの『トロヴァトーレ』のはずが,
レオノーラの『トロヴァトーレ』となった。
それでも『トロヴァトーレ』はアズチェーナあってこそ。
今回のメゾ(ドローラ・ザジック)はこの役を
数え切れないほどやっているベテランで貫録十分なのだが,
声が上品できれいすぎるので,ちょっと物足りなかった
ところが残念という感じもつきまとっている。
ネトレプコはMET一番人気のソプラノ。
オペラなのに登場してきただけで拍手が起こり,
まるで宝塚のよう。今回は終幕のアリアでめずらしい
劇中アンコールまであり,得した気分で大満足!
観客の「ブラボー」と拍手もなかなかおさまなかった。
この『トロヴァトーレ』で今回のオペラ旅行も終わり。
4演目はすべて印象的な舞台だった。
特に圧巻だったネトレプコが今回のオペラ旅行を
満ち足りた気分にして締めくくってくれた。
写真は左からアントネッロ・パロンビ(テノール。マンリーコ役),
アンナ・ネトレプコ,ドローラ・ザジック
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