2015/11/02 - 2015/11/05
298位(同エリア863件中)
ねこどんさん
ズーっと前から行ってみたかった五島列島。
なんとなく全部行けると思い込んでいたのが、島と島との行き来が船しかなくて、やすやすと行けるものではないことに気づいてので、今回は上五島とその北の小値賀島へ行くことに。
上五島は大きな中通島と南西の若松島、東の頭が島とか橋でつながっている。迫害が終わって島に戻ったキリシタンがなけなしの金をはたいて建設した教会が、島のあちこちに残っている。
1日目
羽田8:10==(ANA)==長崎空港10:10
2日目
長崎港8:00==(五島産業汽船高速船)==上五島鯛の浦港9:40
レンタカー 頭が島教会〜うどんの里〜大曾教会〜若松大橋〜キリシタン洞窟〜扁見教会〜鯛の浦
ホテルマルゲリータ泊
3日目 ホテル10:00==(送迎)==青方港12:10==(野母商船フェリー太古)==小値賀港13:00
レンタサイクル
民宿愛宕泊
4日目
赤浜海岸〜歴史民族資料館〜笛吹地区
小値賀港14:10==(九州商船フェリー)==佐世保16:50==長崎空港==羽田
今回の旅程立てるときに苦労したのは、海運会社がたくさんあって、その会社ごとに航路があり入る港も異なって、土地勘のないものからすると、移動やら時間やらどう組み立てたらいいのやら、ということ。
同じ長崎からでる船でも、上五島の港は奈良尾だったり鯛の浦だったり。
なるべくうまく回れるように組み合わせたつもりだけど、もっといい経路もあったかも。でも、島の時間はゆったり流れているので、あくせく回らず、のんびり過ごすのもありかな〜。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
長崎港ターミナル。
朝8時発の船。
びっぐあーす号。 -
長崎から上五島鯛の浦港へ向かう高速船。
時間によって大きさに違いがあるみたい。
この船は揺れずに快適だったけど、島で出会った他の観光客の方は、小さい船でひどく揺れたとか。
船酔いしやすい人は、予約時に船の大きさを確認するとよいでしょう。 -
対岸の造船所。
これってもしかして、世界遺産になったジャイアント・カンチレバークレーンじゃない? -
遠くに怪しい島影。
航路からはかなり外れているので、肉眼だと指先くらいだけど、カメラでズームしたらこんな感じ。
絶対軍艦島だよね。
今回見学ツアー満席でとれなかったけど、影だけ見れてラッキー。 -
フェリー会社で予約した、電気自動車がお出迎え。
島では電気自動車の普及を勧めているようで、何箇所か高速充電所が設けられており、充電はタダ! -
まずは島の東に突き出ている方、頭が島へ向かう。
途中立ち寄り。 -
ひろ〜い、なにもな〜い。
-
とんびが気持ちよさそうにぴょろろろろ〜。
今回のたびではやたらととんびを見かけた、というかとんびしかいない。 -
おぉー、海がきれいだー。
-
中通島と頭が島の間にかけられた「頭が島大橋」。
めちゃくちゃりっぱ。
でも、だれも通らないんだよね〜。
頭が島にある空港も今は使われていないようだし。 -
橋の下を流れる海流。
すごく速い、渦巻いてる。 -
頭が島教会。
今回一番見たかった教会。
内部の写真撮影はできないので、簡単に解説。
石造りの素朴な感じだが、内部は随所にツバキをモチーフにした花柄文様があしらわれ、とってもかわいらしい感じになっている。天井は船底のような構造になっておりハンマービーム架構というのだそう。
見学中も信徒さんらしい人達が入ってきてお祈りをされていた。
世界遺産になろうがなるまいが、ここはあくまで祈りの場なのだ。頭ケ島天主堂 名所・史跡
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ブレル神父の悲劇について書かれている。
簡単に説明すると、鯛の浦に危篤患者が出て最期の秘蹟を授けてもらうため島の水夫たちが、荒海を越えて長崎の方にいたブレール師を迎えに来た。海はかなり時化ており、船は難破したところを丁度通りかかった大型船に助け出される。しかし、外国人神父が大金を持っていると分ると、金を奪い彼と水 夫たちを舵棒で殺害し、海に沈めた。 -
すごくきれいなマリア様。
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海辺のキリシタン墓地。
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お金がない人もこうして埋葬したのね。
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海は透明でめちゃくちゃきれい。
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上五島空港。
今は緊急時以外は使われていない模様。 -
有川のうどんの里まで戻る。
バッテリーが減ってきていたのでとりあえず充電しておこう。
なんと、満タンまで30分もかかるぞ。 -
あの子がご飯食べてる間、こっちも腹満たそう。
うどん茶屋 遊麺三昧 グルメ・レストラン
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シンプルな五島うどん。
あごだしに、太目のそうめんといった感じ。
伸ばすときに椿油を使っているのが特徴。 -
地獄うどんセット。
地獄うどんはかまあげのことのようです。
ご飯やらチキンカツやらがついて、すごいボリューム。 -
大曾教会。
頭が島教会と同じく、鉄川与助の設計・施工だけど、こちらはかなり技巧もこなれてきて、内部の作りも複雑な印象を受けた。大曽教会 寺・神社・教会
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海辺の少し小高い丘にある。
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若松島とを結ぶ若松大橋。
若松大橋 名所・史跡
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橋からの眺め。
このあたり、小島が点在して、でこぼこの入り江が織り成す景観が見事。
近くの龍観山展望所からの眺めがすばらしいとのことなので、いってみようかとしたところ・・・。 -
バッテリー減ってきたので、若松島の充電所で充電。
その間こちらもお茶タイム。
ちょうどターミナルの2階に喫茶コーナーが。
「カフェ・チャイわかまつ」きちんと入れてくれたコーヒーがおいしい。
あたりです。
船でしか行けないキリシタン洞窟、どうしても行ってみたくて、何軒かあるガイドさんに電話したら、一軒だけ「いいですよ」と。
充電途中で止めて、船がある港へ。 -
こちらが今回ガイドしてくださる明日香丸さん。
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この船長さん、とてもいい方で、気を使ってくださるし、説明も丁寧にしてくれる。
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若松島の南側は波が荒いので、こんな風に岩が削られている。
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まるで氷河のよう。
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こんな感じに波で穴があけられてる。
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ここがキリシタン洞窟。
この岩の裏が空洞になっていて、キリシタンの家族が隠れ住んでいたそう。
焚き火の煙が見つかり、捕縛された悲劇の結末となってしまった。 -
入り口のキリスト像は後に建てられたもの。
キリシタン洞窟 名所・史跡
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こんなふうに船の先をちょこんとつけてくれて、前から降りる。
-
中はこんな感じ。
削られた岩が今にも落ちてきそう。
こんなところで暮らすほど守りたい信仰って・・・、無信仰の私には理解できず。 -
マリア様の像でも掘ってあったのかな。
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反対側に抜けれるので、ぐるっと回って外へ。
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このあたりは西海国立公園となっていて、海がほんとにキレイ。
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白く見えるのは、下が白砂。
夏はここでドボンてして泳げるそう。
いいな〜、来てみたいな〜。 -
桐教会。
海からの眺めがいいとのことで、船長さんがこっちの方まで回ってくださったの。桐教会 寺・神社・教会
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養殖のいけす。
以前はブリが多かったそうだけど、最近はクロマグロを推進しているのだそう。 -
さっき通った若松大橋。
ここをぐるっと回ってくださいます。 -
下から見るとまた雄大。
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電気自動車、5時までに返却しなくてはいけないので、限られた時間で回れる教会を。
福見教会。
かなり古い部類の教会。最初に建てられたものは大風で崩壊したので建て直しされたそう。
中は白い壁の広々とした作り。椿?柄のステンドグラスが左右に並んで、明るくかわいらしい感じ。福見教会 寺・神社・教会
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だんだん日が暮れてきた。
それでも、東京よりも1時間近く日の入りが遅い。
なんとかバッテリーももってくれて無事返却。
電気自動車、平地では快適だけど、アップダウンの多い島では結構きついかも。
上りはべた踏みでバッテリーがどんどん減ってく。 -
鯛の浦から送迎バスで今日のお宿ホテルマルゲリータ。
中心部からかなり北の方。
国民宿舎として利用されていた場所を全面改装し、新上五島町との共同事業として運営されているのだそう。
部屋数は29室で、これは島にある教会の数と同じなんだって。。五島列島リゾートホテル マルゲリータ <五島 中通島> 宿・ホテル
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フロント。
船の中をイメージしているそうだ。 -
おしゃれな読書コーナー。
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お部屋はこんな感じ。
外はもう暗いけど、海が見える。 -
レストラン。
島で取れたお魚を使ったおいしいイタリアンがメニューに並ぶ。 -
コースではなくアラカルトでいただく。
魚介のサラダ。
こっちでは野菜の方が高価なんだろうなぁ。
聞いたら、島では田んぼがなくて、お米は隣の島で作っているそうだ。 -
アクアパッツア。
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五島牛のステーキ。
一番小さい100gのを頼んだのだけど、けっこうボリュームあり。 -
温泉は自家源泉かけ流しで、ちょうどよい湯加減。
露天もあるけど、柵があって外は見えない。 -
部屋から望む朝日。
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朝食は和定食を。
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さらに、アップルパイ、ヨーグルト、フレンチトースト、などなどが頼み放題。
これだけでもいいくらい。 -
遠くに教会の十字架が望める。
これは位置からすると、曽根教会かな? -
ぽこぽこと点在する島が朝日に輝く。
この日はこれから船で小値賀島へ。
五島列島 小値賀編へ
→http://4travel.jp/travelogue/11080731/
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