2015/11/05 - 2015/11/13
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cokemomoさん
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プーリア州のカロヴィーニョという小さな町にMAKIさんという素敵な女性がイタリア人のご主人と二人のお嬢さんと暮らしている。
オリーブ畑にあるファームハウスで、または町の家でゲストを迎えてくれる。
何もせずにのんびりしてもいいし、ご主人の運転で近隣の小さな町を巡るのも楽しい、MAKIさんと一緒に買い物に行って材料を買い込みお料理を習うこともできる。
おばちゃんは昨年9月にファームにお邪魔してすっかり気に入ってしまったので、また行ってしまった。今回は町の家に泊まりました。
何と言ってもご飯が美味しいんだよ〜〜〜っ!
http://gallinarossa.jimdo.com
11月5日(木)羽田空港からミュンヘン経由ローマ着
11月6日(金)ローマ市内
11月7日(土)近郊のパレストリーナへ遠足
11月8日(日)午前ローマ、午後からブリンディシへ移動
11月9日(月)寄り道しながら白い町巡り
11月10日(火)家庭料理実習の日
11月11日(水)昼にローマへ移動、最後の買出しなど
11月12日(木)午後ローマ発
11月13日(金)成田空港着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ほぼ定刻18:15にプーリア州・ブリンディシ空港に到着!
(これは別日に撮ったもの、実際はもう暗かったので)
飛行機の到着時刻を連絡して迎えに来てもらうようお願いしてある・・・が・・いないぞ。
しかしここで驚いたり不安になったりしてはいけない。
外の空気を吸って、空港内に戻ってバールでカプチーノなど飲みつつ「そのうち来るだろう」と思うことがポイントです。 -
ほどなくMAKIさんと長女ちゃんが到着。
正しい日本人おばちゃんのくせにハグなどして挨拶を交わす。なんだかそうしたくなる何かがあるんだな。駐車場ではご主人のジュセと次女ちゃん。
「えーーっ、家族総出?」
さあ、ではカロヴィーニョのお宅に行ってお部屋に入って一息ついて・・などと思ってはいけない。
これからそのままみんなでメザーニュという町にある大きなショッピングモールに行くのである。もちろんおばちゃんも。予期せぬ展開「あら、そうなの?」 -
食品スーパー、ホームセンター、雑貨や小物、電化製品、衣料、いろいろなお店が入っている。ここで家族は一旦解散、それぞれ用事のあるお店へ。
おばちゃんは夕食の材料を買うというMAKIさんとスーパーへ。 -
食品スーパーも広大(@@)
絶対に迷子になりたくないぞ。
・・・イタリアにもこんなスーパーがあるんだ・・ -
ストラッチャテッラ
プーリアの名物にブッラータというチーズがある。
裂いたモッツァレラと甘くないクリームを混ぜたものをモッツァレラで包んだものだが、その中身の部分だけでも売っている。
前回初めて食べて気に入ったのでMAKIさんにねだって買ってもらう(^^) -
モッツァレラだけで何種類?
生ハムも何種類もあって夕食用に選んで切ってもらうのだが、MAKIさんの「どれが食べたいですか?」に図々しくも一番高いクラテッロを。いひひ。
食べたい物をねだって買ってもらう「嬉し楽し」感覚は、おばちゃんの生活では無縁のもの。子供の頃に戻ったようーーーおばちゃんの母親は甘くはなかったが。 -
買い物を終えて、カロヴィーニョの家に。
ここで今夜から3泊です。
冷蔵庫、湯沸かしポット、テレビはありません。 -
ツインの部屋を一人で利用。
バス・トイレは部屋の外すぐ隣り、ゲスト専用なので気兼ねがない。
ご家族の生活動線とも離れているのでお風呂上がりに鉢合わせて・・なんて心配もない。 -
この日の夕食は10時頃から。
野菜サラダの上にクラテッロ♪
日本でよくある生ハムとは別物で、こちらで食べる生ハムともかなり違う。
味が濃くてなんだか甘みさえ感じられるような気が。 -
茸たっぷりのパスタ
-
ストラッチャテッラの他にも、チーズが。
お豆腐のようなものはジュンカータというフレッシュチーズ。
中央は小さいサイズのブッラータ(ブラッティーナ)をほどよく燻製にしたもの。
さらにハムやパンや農園で収穫したオリーブ漬けなどあれこれ・・
ワインも好きなだけ飲んでいいのだが、おばちゃんは下戸である、無念! -
本日火曜日はカロヴィーニョの朝市が立つ日。
前日に小さい町を車で回り夕食はトラットリアで盛大に食べたもので胃が重い朝。
MAKIさんとバールで軽い朝食を食べていざ買い物へ。
野菜など買って、昼食・夕食は調理実習。
朝市では食品だけでなく衣類や日用品も売ってます。 -
ちょうどオリーブの収穫時期。
-
トマトにイタリアンパセリ。
イタリアンパセリってこんなに大きくなるのか・・・日本のスーパーで売ってるものとは全く別物、値段もね! -
自分の農園で収穫した蜂蜜やオリーブオイルを売っているお店。搾りたてのオリーブオイルを買いたかったが「土曜日のオストゥーニの市には出せるよ」と。もう日本に帰ってるっす・・
-
賑わってます。
-
しらすペペロンチーノ!?
MAKIさんのことを教えてくれた先達の方々が命名したこれは、生しらすと唐辛子と塩で作ったような発酵食品。辛くて旨みがたっぷりで、これはもう「ご飯がススム」君。
パスタはもちろん、キムチチゲに入れても抜群に合う〜〜〜。
お土産に200g5ユーロで購入。 -
ありとあらゆるボタンをワゴンいっぱいに売っているお店。
これが商売になるのか!? -
朝市で買ってきた野菜の一部。
左からプンタレッラ(チコリのようなほのかな苦味、歯ざわりがいい)
トローペアと呼ばれる赤玉ねぎ(紙袋に入っていたものを一部出した)
チーマ・デ・ラーパ(イタリアの菜の花のようなもの) -
昼食のパスタのレッスン開始〜〜。
教わるのは手打ちのショートパスタ、トロフィエ
セモリナ粉にお湯を入れて捏ね始めます。 -
あぁ、、、表面がつるんとしている方がMAKIさんが捏ねたもの。
おばちゃんのは困った感じ。
品質の均一化を図るため、取り替えてもらってまた捏ねる〜〜。 -
成形
小さなギザ付きナイフ一本で形作っていく。
MAKIさんがトゥルントゥルンと作っていくのを見ると簡単そうだったのに。
下のずんぐりしたものがおばちゃん作。。。 -
5人分のトロフィエまでの道は険しく遠い。
おばちゃんは己の不器用さに頭が痛くなってきた、なぜ出来ないんだ??
小学生の頃、時間の計算が上手に出来なくて泣いたことまで思い出してしまった・・・
あまりに時間がかかるので、学校から戻った長女ちゃんも手伝ってくれた。
帰ったらすぐ練習しようと思ったが、まだやってない。 -
パスタのソースは野菜たっぷりで。
千六本に切ったオレンジ色はカボチャ、緑色のものはズッキーニ。
ズッキーニは皮の部分を使って、中の柔らかいところはまた別のお料理にするのだそう。 -
かぼちゃは日本のものと違ってあまり甘くない。
すぐに火が通るようで、どんどんと煮崩れてくるが、それでいいのだ。 -
茹で上がったトロフィエを加えたら、リコッタチーズもたっぷり混ぜ込む。
日本ではなかなかいいお値段のリコッタをこんなにドーンと入れるの?? -
かぼちゃとズッキーニのトロフィエ。
食べる時にさらに好みで粗く下ろしたパルミジャーノを。
野菜の自然な甘さとチーズのコクと・・うっまーーい。
もちっとしつつも重くないトロフィエがまたまたうんまーーい。
不恰好なのも、茹でて和えればなんとなくサマになってよかった。
遅れに遅れた昼食の始まり。 -
こちらは近所のチーズ屋さんで買った物。
薄いモッツァレラで生ハムやトマトサラダを巻き込んだ物。
美味しいに決まってる。 -
しばし休憩の後、夕食の調理実習。
おばちゃんが事前にリクエストしていたプーリアの郷土料理、
「そら豆のピュレ」
乾燥そら豆は一晩水に浸けてあります。 -
一度茹でこぼしたら、少しのジャガイモを加えて、塩少々。
ごくごく弱火で延々と煮る。
少し煮崩れてホロっとして水気が減るまで延々と煮る。
この日は3時間以上かかったかな・・・ -
ハンドミキサーでピュレ状にしたらオリーブオイルを加えて出来上がり。
乾燥そら豆、ジャガイモ、塩、オリーブオイルだけのシンプルさ。
それはもう滋味ですわよ、奥さん!(誰だよ・・) -
そら豆を炊いている間に、付け合わせの野菜を料理。
これはプンタレッラ。
水を変えつつよくさらして、塩・オリーブオイル・バルサミコで和えます。 -
「そら豆のピュレと野菜たち」
プンタレッラのサラダ、トマト、ズッキーニのソテー、トローペアのマリネ、オリーブ、茹でたチーマ・ディ・ラーパ。
これらにピュレをからめていただきます。パンにも合います。
昨日の暴食(小さい町巡り編参照)を帳消しにするヘルシーで美味しい夕食。
派手さはないけど、これがしみじみと美味しい♪ -
食後のお楽しみ。
暖炉で栗を焼きます(^^)
ハゼないように、表面には切れ目を入れておきます。 -
焼けた栗を剥いては食べて、また次の栗を焼いて。
MAKIさんとご主人は、ちょうどこの季節に出るワインの新酒(ノヴェッロ)と、おばちゃんはレモン水と。あぁ下戸の我が身が恨めしい。
大きなテーブルで家族がそれぞれ好きなことをしつつ焼き栗を食べる。
長女ちゃんは宿題、次女ちゃんは何か考え事?ご主人はテレビの政治番組(イタリアはこの手の番組が多い気がする)。
イタリア語ができたらもっとずっと楽しいのになぁ・・ -
出発の日の朝食
こちらも予めリクエストしておいたプーリアの郷土料理フリゼッレ。
フリゼッレという堅焼きのパンを水に浸して少し柔らかくし、その上にトマトサラダをたっぷりとのせていただきます。 -
さらに搾りたてのオレンジジュースに果物、ヨーグルト。
そしてMAKIさん手作りの小さなケーキ。
グラハムクラッカーのザクザクした歯触りにリコッタチーズ、表面のジャムがまたいいアクセントになっていて、、、おいしいなぁ。
昨夜遅く漂っていた甘い香りはこれだったのね。 -
ブリンディシ空港からローマへ。
カロヴィーニョから電車やバスで空港に行けるのだが、おばちゃんはMAKIさんのところでゆっくりできるよう、車で直接空港に送ってもらうことに。奮発しました。
楽しかったなぁ、美味しかったなぁ、
次はいつ来れるかなぁ、
名残惜しくてたまらない、本当に楽しい滞在でした。
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