2000/05/12 - 2000/08/30
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おはるさん
1から5に分かれていた旅の部分を1つにまとめて見やすくしました。
和歌山県粉河町を起点として京都府亀岡市まで、途中奈良県や兵庫県をかすめながら路線バスを乗り継いで大阪府を旅した記録です。
旅のきっかけは、元々路線バスの乗り継ぎなど全く興味などなかったが、数年前にテレビ東京で「東京横断路線バスの旅」というテレビ番組をたまたま見て、そのルールうちの「東京都内を走っている路線バスの会社全社に乗る」ということに興味を持ち、これを大阪でやったらどうなるのか、というふうに思ったのがきっかけです。
今の太川と蛭子のコンビで人気のシリーズのはるか前の話で、まさかこんなブームになるとは思いもしませんでした。
旅のルール
1,誰でも有償で乗ることが出来て、かつ大阪府内で乗降できる停留所を持つ路線バス全事業者の路線に最低1回は乗る。
2,乗り換えをしたバス停を2度と通らない。
ということです。
ルールの解説
高速バスは大阪府内で乗って府内で降りることが出来ずに府外へ出てしまう路線がほとんどなので除外しますが、名神高速線だけは大阪駅〜名神高槻の間、2区間で乗降できます。しかし、ここに3社(名阪近鉄バス、JR東海バス、西日本JRバス)共同運行しているために、1社だけに代表してもらうことにします。
エアポートリムジンバスも条件通り加えてあります。
無料送迎バスや一部特定の人だけが有償で利用できるバスは除きます。
そして同じバス停を2度とも乗車したまま通過することはOK。
ということです。
では純粋に乗り継ぎだけを纏めた総集編のスタートです
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
第1ランナー 和歌山バス那賀 粉河駅前(8:35発)→熊取駅前(9:17着)
通学の高校生に混じってJR粉河駅の改札をくぐって駅前に出てみるとバスの乗り場が見あたらない。うろうろしていると線路をくぐる地下道を発見し、駅南側に停まっているバスに乗り込む。客は7名ほどで発車。
次の長田観音前バス停のそばに駅前を名乗る郵便局があり、駅の位置自体は判らないが、ここでも電車からの乗り継ぎが可能なようである。ここを含め里のバス停からそれぞれ1名づつ乗り10名で山を越える。
8:58大阪府に入り、ここから正式な乗り継ぎ旅行のスタート。大阪府最初のバス停、犬鳴山には9:02着。ここで1人降りた。その後も順調な足取りで渋滞もなく熊取駅前に着く。朝から何も食べてないので目の前にあるファミマでおにぎりを仕入れる。
撮影場所:粉河駅前 -
第2ランナー 南海ウィングバス南部 熊取駅前(9:30発)→泉佐野駅前(9:51着)
この路線は南海電鉄と共同運行。次に来るバスが南海電鉄の車ならスルッと関西乗り放題チケットが使えるのに運悪く大体大からのウィングバスだった。
しかし社名のところを張り替えているだけで車体のカラーも全く同じ。車内では全く違いが判らない。おまけに整理券には南海電鉄バスと書いてあり、知らずに乗った人がいればトラブルになりそうである。
ウィングバスも乗り放題チケットが使えるようにしていただきたい…。
撮影場所:熊取駅前 -
第3ランナー 南海ウィングバス南部 泉佐野駅前(11:20発)→貝田(11:34着)
この路線は難物である。この12系統は経由地の違う11系統と併せても2時間に1本しかなく、1時間半の待ち合わせ。その間に関空まで足を延ばし郵便局で旅行貯金。
計2局増殖。バス停は改札口から最も離れた1番乗り場。しかし早い時間からバスを待っている人がいるのには驚き。
結局私の他に3名を乗せて出発。途中、1日2本しかバスの来ない佐野湊などの乗降は当然なかった。最初にバスを降りたのは私だった。
撮影場所:泉佐野駅前 -
番外 徒歩連絡 貝田(11:31)→二色之浜駅前通(11:47)
少し前まで泉佐野・熊取から水間へ抜けるバスがあり、貝塚市まで路線はつながっていたのだが、現在貝塚市境を越えるバス路線は無く、2度の徒歩連絡が必要となる。さて、バスは貝田交差点で右に曲がり、私は徒歩でそのまま真っ直ぐ進む。5分ほどで王子南の交差点にたどり着く。
撮影場所:貝田 -
この交差点を左折しわき目も降らずにまっすぐ歩き、途中国道の長い信号にひっかかったものの16分で歩いた。
撮影場所:王子南 -
第4ランナー 水間鉄道 二色之浜駅前通 (11:58+4発)→南海貝塚駅(12:13着)
バスは4分遅れてきたので約15分待つことになった。バスは旧塗装車だった。市役所前を経由したあと、貝塚駅前の踏切が渋滞していて、渡るわけではないのになかなか駅前に辿り着けなかった。
撮影場所:二色之浜駅前通 -
第5ランナー 水間鉄道 南海貝塚駅(12:40発)→久保住宅(12:48着)
貝塚駅に着き、早速撮影しているとバスはクルクルと方向幕を変えて久保行きになった。
久保行きは6名ほど乗せて発車。途中こんな所よくバスを通すなぁと思わせるような狭い道を通りながら、実際の乗車時間は駅で待っている時間の半分以下だった。
撮影場所:南海貝塚駅 -
番外 徒歩連絡 久保住宅(12:53)→東岸和田(13:17)
バス停の少し先に見えている〒に寄り道してから出発。
本来は東岸和田より土生住宅前へ歩いた方が若干近いようだがバスの本数が断然違うのと、何より歩く途中にマイカル東岸和田があり、ここで昼食がとれる。しばし小休止。
撮影場所:久保住宅 -
第6ランナー 南海電鉄 東岸和田(13:23+2発)→岸和田駅前(13:31着)
阪和線の踏切は大渋滞。先に土生住宅方面からやって来たバスが見えているが、なかなかこちらに近づいてこない。結局少し遅れた。
撮影場所:東岸和田 -
第7ランナー 南海電鉄 岸和田駅前(13:48発)→東ヶ丘町(14:16着)
少し時間があったので、〒を探す。
上手い具合に駅前局を発見。発車には悠々間に合った。しかし駅前に戻ってみても乗り場付近には誰もいない。この旅初めての貸切状態。
それでも長くは続かず、郵便局前から一人乗ってきた。
この後も駅前では乗降があり、少しだけ賑わう。
撮影場所:岸和田駅前 -
番外 徒歩連絡 東ヶ丘町(14:16)→箕形(14:24)
今バスに乗ってやって来た道を少し引き返し、ゴルフ場前を右に曲がってしばらく行くとバス通りに出る。これで前半戦の歩きは終了。しばらくはバス路線がつながる。
撮影場所:東ヶ丘町 -
銀行の建物の右側にバス停のポールが見える。
撮影場所:箕形 -
第8ランナー 南海電鉄 箕形(14:36-2発)→和泉中央駅(14:38着)
しばらくバス停の時刻表など見ながらぼんやりして過ごし、
そろそろ時間なのでカメラを取り出そうと思ったら定刻より2分も早くバスが来た。写真を撮れずに乗り込む。車内にはおばあさんが2人だけ。
アッという間に和泉中央に着き、客を降ろしたら猛スピードで走り去ってしまった。
撮影場所:和泉中央駅 -
第9ランナー 南海電鉄 和泉中央駅(15:21+2発)→横山高校前(15:48着)
この先、横山高校へ行くバスが無く、途中まで行くバスがすぐ出ていってしまった。
次も同じ行き先のバスが30分後に出るが見送ることにする。少し遅れてやって来た槇尾山行き最終バスは途中、小学生の乗降もあって賑わう。
峠の頂上が横山高校前だった。
撮影場所:和泉中央駅 -
先ほどのバスを横山高校まで乗ったのは大失敗だった。長野行きのバスはここからしか乗れないと、完全に勘違いしていたためである。
実際かなり手前から同じルートを走っていたと、家に帰ってから確認した。
つまりは見送ったバスに乗っておけば早く進めたかもしれないのである。
撮影場所:横山高校前 -
第10ランナー 南海電鉄 横山高校前(15:57+4発)→河内長野駅前(16:31着)
ちょうど下校時間と重なったためバス停周辺にはたくさんの高校生。自分一人だけ浮いている。ちょっと恥ずかしい。
バスは超満員でこの旅最大の4分遅れで出発。車内はかなりひどい状況になるかと思ったが、横山高校生は比較的礼儀正しく、ジベタリアンもいたが、人が通りそうなときはちゃんと通路を空けていた。
撮影場所:横山高校前 -
第11ランナー 南海電鉄 河内長野駅前(16:36発)→金剛登山口(17:02着)
駅前にたくさんバスが停まっていたのでひょっとして次に乗るロープウェイ行きのバスがあるかも、と探し回っていると運良く客を乗せて停まっていました。
出発時刻が迫っているのか、外に出て休憩していた運転手が中に入ったのでこちらもあわてて乗り込む。後で調べるとこのバスが最終便だったようで危なかった。
乗客はたくさん乗っているが、近いバス停でほとんど降りてしまい、最終バスとなる区間の利用者は 自分を入れて3名だけだった。
撮影場所:金剛登山口 -
南海バスと金剛バスの接続バス停はこの登山口の手前、千早大橋だが、ここには何もない。
登山口には売店・トイレなどもあり、広い待合いスペースもあるので、こちらで乗り換えた方がよいでしょう。
撮影場所:金剛登山口 -
第12ランナー 金剛バス 金剛登山口(17:24+1発)→富田林駅(17:55着)
やってきた金剛バスはほとんど乗っていなかったが千早赤阪村の中心部を通るので途中区間利用者が結構あった。
今日の到達目標地、富田林駅に無事着いて本日の予定終了とします。次回はこの駅の反対側、西口からスタート。
撮影場所:金剛登山口 -
第13ランナー 近鉄バス 富田林駅前(10:10発)→平尾(10:24着)
今回は富田林駅西口にやってきた。今日は平尾で降りる。
このバスは運賃表が次の停留所名と運賃が大きくて見やすく1つにまとまっているやつなのに表示が2停留所ほど前なのでなんの意味もなさない。運転手に運賃を確かめて支払う。
撮影場所:富田林駅前 -
第14ランナー 南海ウィングバス金岡 平尾(10:25+2発)→初芝駅前(10:46着)
近鉄バスが、早着したおかげで1本前のバスに乗れた。やって来たウィング金岡は南部と同じ、南海電鉄バスの名前の上にステッカーを貼っただけでなんの特色もない。
そこそこの乗車率で15分間隔を日中でも保っているのはありがたい。狭い道に多い交通量、違法駐車、道路工事もなんのその、ほぼ予定通り駅に着く。(ということは毎日そういう状態なのであろう)
撮影場所:平尾 -
第15ランナー 南海電鉄バス 初芝駅前(11:10発)→一条通(11:28着)
初芝駅前も結構狭い。今度のバスは駅前から表通りに出たところが乗り場になる。その通りもバスが長時間停まっていようものならたちまち大渋滞。
だからどのようにバスは来るのかな、と考えて待っていたが、ふと思い駅前に戻ってみると案の定小さいバスが停まっている。ここで待機しているならここから乗せればよいのにと思うが、平尾行きの客と合わさって混雑しないようにとの配慮なのだろうか。
しかし昼間はこのバスを待っている人は他にいない。出発時間になって、信号が変わりバスが出てくるとおばあさんが1人飛び乗ってきて2名で出発。おばあさんが次のバス停で降りたもののそこから親子連れが乗ってきて2度目の貸切ならず。中百舌鳥周辺で渋滞で遅れたもののその後は順調に進み一条通でボタンを押す。
撮影場所:初芝駅前 -
番外 徒歩連絡 一条通(11:28)→堺東駅前(11:37)
一条通バス停は2カ所停車する。1つは交差点の遙か手前、もう1つは交差点を超えた少し先。道路が少し斜めになっているので手前のバス停で降りて静かな住宅街を歩いても表通りを歩いてもそれほど時間に変わりはない。
撮影場所:一条通交差点から堺東駅前方向 -
第16ランナー 南海電鉄バス 堺東駅前(12:00発)→天美西(12:19着)
発車6分前に乗り場へ来てみると3人ほどお客が立って待っている。バスはその先の降り場に停まっていて、運転士はその前で煙草をくわえている。乗り場の島には他にバスは停まっていないので早く来て停まっていても邪魔にはならないのに。お客の前で煙草は厳禁なのだろうか?2分前にやってきて定刻には出発したが…。運転や接客はむしろ好印象だったので余計に残念だった。
しかし、2週間後に見たバスもぎりぎりまで待機していたので、何か喫煙以外でも特別な理由があるのだろうか?
撮影場所:堺東駅前 -
第17ランナー 日本城タクシー 天美西住宅前(12:26発)→地下鉄あびこ(12:38着)
南海バスを降りたら次のバス停はどこか探さないと…と思っていたらバス停の名前は違うものの同じ場所にあって助かった。堺東行きのバスが来た後すぐにお目当てのバスがやってきた。
出入り口は前にしかないマイクロバスなので料金は前払いか尋ねてみると後でもよいとのこと。しかし次のバス停から乗ってきた女の子は乗るなり回数券を運賃箱に放り込んでいた。もう乗客は増えることなく6名ほどで地下鉄あびこ着。折り返しのバスも4名ほど待っていた。
撮影場所:天美西住宅 -
第18ランナー 大阪市交通局 地下鉄あびこ(12:42+2発)→地下鉄長居(12:54着)
長居または千躰行きのどちらか先に来るほうは、と時刻表をみると次は特4号系統でまっすぐ長居行き。一番つまらない道のりだ。発車時刻が近づいてもバス接近システムは全く反応がない。しかし2つ先のバス停からは異常に早くやって来た。
ノンステップバスに初めて乗った。後ろの視界がないので暗いのと、座るところが少ないと思った。相変わらず長居の阪和線踏切は大渋滞。マイカーは早いうちに横道へ逃げればよいものを、流れ始めた頃に逃げだす。結局10分もかかった。
撮影場所:地下鉄あびこ(失敗)
第19ランナー 大阪市交通局 地下鉄長居(13:14+2発)→地下鉄住之江公園(13:38着)
次は幹線24系統。20分の接続時間にローソンで食料調達。食べ終わる頃にバス接近のチャイムが鳴る。
やってくるバスにカメラを構え、いざシャッターチャンスと思ったらフィルム巻くのを忘れて撮れず。(今どき珍しいでしょう!)撮影に失敗したのは初めて。
終点は屋内だからちゃんととれるかどうか不安。と思ったら多重露出になっていて、先ほどのノンステップバスにダブって写ってしまって使いものにならなくなっていた。
撮影場所:地下鉄住之江公園(失敗)
第20ランナー 大阪市交通局 地下鉄住之江公園(13:40発)→堺駅西口(13:54着)
次は支線29系統。先ほどのバスを降りて写真を撮っているともう出発時間が迫ってきてぎりぎりに飛び乗った。結構乗っていて堺市民の足になっているようだ。
途中の停留所でもぱらぱら降りて堺駅前でほとんど降りてしまった。折角なので目の前のホテルを冷やかしで覗いてみる。
1階ロビーの喫茶コーナーなどでは優雅にくつろいでいらっしゃる。こちらは時間がないので早々に立ち去る。
撮影場所:堺駅西口 -
第21ランナー 南海電鉄バス 堺駅東口(14:08発)→南港ATC前(14:44着)
本来、一度大阪市内に入ったら堺に戻る必要はないのだけれど、この路線は土日のみ運行のおもしろい路線だし、次の大阪市の44系統もどうしても乗り継ぎに入れたかったのでわざわざ遠回りのルートを組んだ。
はたして土曜日のこんな遅い時間に利用者はいるのだろうかと思ったら、先客にカップルが1組だけ乗っていた。しかしこの後の乗車はないのでこのバスの売り上げはしめて1500円也。
阪神高速の通行料は、大型は1400円でその他に海底トンネルの料金もかかるからこの便は通行料すら払えない大赤字である。
ところでこの車両は前後2扉あり、補助イスとモニタが付いているものの平日は他の一般路線も運行できるように整理券などの装置も備え付けてある。さて阪神高速は順調で、バスで3回目の大和川を渡り、港大橋を通って天保山へ。カップルはここで下車。リムジン以外の路線バスの運行はこの系統だけの海底トンネルをくぐって南港へ。
ここにも折り返しを待っている客はなく、採算はこれでとれているのだろうか?廃止にならないように願う。
撮影場所:堺駅東口 -
番外 徒歩連絡 南港ATC前(14:44)→国際見本市会場前(14:52)
1度この歩きは経験済みなので迷わずにさっさと歩く。デッキから降りるときは階段よりエレベーターを使った方が近い。バス停に近づくと前からバスがやってくる。ここは上りも下りも同じ場所へ入ってくるので、心配でついつい小走りになるが、よく考えれば来る方向が違うので元のペースに戻す。やはりコスモスクエア行きだった。上手い具合にポートタウン東行きももうすぐ来るのでここでフィルムチェンジ。
撮影場所:ニュートラム、トレードセンター前駅より国際見本市会場方向 -
第22ランナー 大阪市交通局 国際見本市会場前(14:57発)→ポートタウン東駅前(15:05着)
この幹線17系統は大阪市バスの中で最も貧粗で短い幹線系統だ。次に乗る支線系統の方が幹線のイメージだが、他路線との接続状況に合わせて、こちらの方が都合がよいのだろう。お客はそれでも5名いる。
カップルと初老のご夫婦の2組でカップルは南港税関前で降り44系統に乗り換えるのだろう。反対側の乗り場にはそのバスを待つOLらしき集団がいてちょっとびっくり。
こちらは降りずに終点まで行くと、こともあろうか、その44系統のバスがちょうど出ていった。ここで正味20分の待ち時間が生じた。仕方がないのでショッピングセンターをぶらぶらしながら暇をつぶす。先ほど一緒だったご夫婦もバスを待っている。この後、その次のバスまで一緒だった。
撮影場所:国際見本市会場前 -
第23ランナー 大阪市交通局 ポートタウン東駅前(15:24+1発)→弁天町バスターミナル(15:45着)
さすが人気路線、発車時刻直前には20名近く集まっている。座席は2名掛けにほぼ1〜2名は座っている。
この便には南港税関前からは誰も乗ってこなかったが、南港地区最後のバス停、南港東5丁目から一人乗って、今日2度目の港大橋を渡る。この後頻繁に停車して降りて行く。
幹線との接続の八幡屋ではたくさんの下車があった。本来なら私もここで乗り換える予定だったが、終点まで行く。
撮影場所:ポートタウン東駅前 -
第24ランナー 大阪市交通局 弁天町バスターミナル(15:48発)→天満橋(16:27着)
実は今度乗る107系統はこの旅が始まったときには弁天町には乗り入れていなかったので、先ほどの八幡屋から難波行きに乗り継ぎ、日本交通に乗ってから上本町へ関西空港交通で帰ってくる予定だったのだが、5月下旬に土佐堀通を歩いていると、いつも見慣れた107系統の行き先が境川ではない事に気付き、この路線延長を知った。
都合のよいことに天満橋からの関空行きだけは関空交通のみの運行で、他の会社のバスが来ることがないので予定が組みやすい。(但し1時間に1本しかないが…)
そんなわけで、弁天町BTに初めて来たが、思ったよりこのバスターミナルは狭い。
次のバスは3分しか接続時間がないのにまだヤードの奥に停まったままでどこへ来るのかと思って調べたら、まだその乗り場に45分発のバスが停まっていて、これでは付けられないな、と思っていたらそのバスが出た後に47分発のバスがやってくる。それでも何とか48分中には出発した。やれやれ。土佐堀通りは思ったより時間がかかり、天満橋の待ち合わせは40分を切っていた。これではもし乗り遅れていたら次のバスでは間に合わないと言うことなので、危なかった。
撮影場所:弁天町バスターミナル -
第25ランナー 関西空港交通 天満橋(17:05発)→関西空港(17:49着)
今日一番長い待ち時間も百貨店の中をうろうろ見ているうちにすぐ時間が経ってしまった。10分前に乗り場へ来てみると1人待っているだけだった。
券売機に紙幣を入れる。難波からなら880円で行けるのにここなら1300円もかかる。これではあまり乗る人はいないだろう。しかも京阪電車沿線には守口や枚方から直通もあり、さらに条件は厳しそう。京阪バスが撤退した理由もわかる。
結局2人だけで出発。また通行料も出ないのでは?
ルートとして天満橋は高速の入口には近く、快適だ。前回は通らなかった高石市・泉大津市・忠岡町、そして最後に関空内で田尻町と通過自治体が加わる。特に空港内に用はないので、ちょうど来たエレベーターに飛び乗って1階へ移動。
撮影場所:天満橋 -
第26ランナー 日本交通 関西空港(17:55発)→難波OCAT(18:42着)
本日最終ランナーは1階の乗り場の一番端へ追いやられている。もう発車するところで、あわてて切符を買う。
わずか6分の関空滞在で実にもったいなく、車内でつくづくあほらしい事してるなぁと思う。このバスは貸切バスで言う、中型バスであるが、阪神高速では普通の大型車と料金に変わりはない。お客は5名ほどである。
大阪の観光案内ビデオを無音声の字幕スーパーで放映している。行きとほとんど同じルートをただ折り返すだけでつまらない。さっき反対車線に故障か何かで停まっていた関空交通のバスはもういなくなっていた。ぐるっと環状線を回って高速から直接OCATに入ってきてここでも1周回って無事降り場に到着。これで今日の予定は終了。
次回もここOCATからスタートになる。前回は12本だったが今回は14本乗れた。今回は待ち時間が比較的短かったのがよかったようだ。
撮影場所:関西空港 -
第27ランナー 大阪空港交通 難波OCAT (9:25発)→大阪空港(9:59着)
コースの都合上、リムジンバスが連続する。今日はあらかじめ金券ショップで回数券を購入しておいたので620円のところを590円で乗れた。OCATにはあまり乗客はいなくて寂しい。結局3名で発車したが、難波から案の定たくさん乗ってきて7割方席が埋まった。皆さん炎天下で長いこと待つのだったら、OCATまで来ればゆっくり涼しいところで座って待てるし好きなところに座れるのに…と思った。
高速道路で一部渋滞があったものの、空港には定刻よりも1分早く着いた。
撮影場所:大阪空港 -
第28ランナー 伊丹市交通局 大阪空港 (10:22+4発)→ 宮川原橋(10:35着)
空港ターミナル内をぶらぶら見て回って発車5分前にバス停に来てみたが定刻を過ぎてもバスはいっこうに現れない。結局4分遅れで出発。大阪空港の一部は伊丹市なので厳密に言うとほんの少し兵庫県を通ることになる。バスはその他の豊中市内のバス停で数人お客を拾って行くが、大阪府内で降りたのは私だけであった。
撮影場所:大阪空港 -
第29ランナー 阪急バス 宮川原橋(11:05+5発)→ 豊中(11:20着)
この伊丹豊中線のバスは1時間に1本しかなく、ここで30分ほど休憩。しかし周りには何もないので 滑走路脇まで歩き飛行機でも眺めることにして歩き出す。やがて伊丹市営バスがやってきた。このバスも遅れている。どうやら阪急バスも遅れそうだ。
11:05になる。先ほどの伊丹市営バスが空港から折り返してきて通り過ぎて行く。結局5分程度の遅れでやってきてやれやれ。先ほどのバスに続いて2台目の兵庫県ナンバーのバスになる。思ったより利用者がいる。30分おきならもっと便利なのに…。阪急の高架下で左折して、駅前広場工事のため変わったばかりの駅前バス停で下車。旧ターミナル向かい側へ移動。
撮影場所:豊中 -
第30ランナー 阪急バス 豊中(11:35+2発)→ 十三(12:08着)
梅田行きの少し前に新大阪行きが出たのでそちらにもお客が少し流れたか、あまり途中から乗ってこない。しかし乗ってくるお客は梅田まで乗り通すようで十三で降りたのは私一人だけだった。
撮影場所:豊中 -
第31ランナー 大阪市交通局 十三(12:20+1発)→ 歌島橋バスT(12:42着)
今度乗る幹線93は十三の交差点からかなり西にはずれたところから発車する。バス停に、他のバスがどこに停まるか、といった案内板が一切ないのは不親切でかなり探し回った。
今度のバスは歌島橋から福町へ引き続き運行する運転系統になっていた。
歌島橋バスターミナルに入る手前で道が渋滞してなかなか進めなかった。
撮影場所:十三 -
第32ランナー 大阪市交通局 歌島橋バスT(13:05発)→ 野田阪神(13:22着)
少し待ち時間があったので、歌島橋交差点まで歩いてみると、ちょうど阪神バスが通り過ぎて行く。 バス停を探すが、交差点手前にはなかったのでまたバスターミナルへ引き返す。次の幹線38系統は前乗った幹線17系統よりも運転距離は短そうである。しかし利用者は結構いるので貧粗さでは 17系統の方が上だ、と思う。
本当に乗ったと思ったらすぐ終点だった。
撮影場所:歌島橋バスターミナル -
第33ランナー 阪神電鉄バス 野田阪神前(13:45発)→ 天神橋筋6丁目(14:12着)
駅前のスーパーで少し休憩して旅を続ける。この路線はこの時間15分間隔の運行で便利だが、利用者は少ない。この路線を維持するのも大変だろう。始発から乗っていた他の乗客は凸版印刷付近で皆降りてしまい。途中から1人乗ってきたもののトータル5人の利用しかなかった。
撮影場所:野田阪神前 -
第34ランナー 大阪市交通局 天神橋筋6丁目(14:43+8発)→ 地下鉄都島(14:57着)
天神橋筋6丁目で待ち時間が出来たのでここで遅い昼食休憩にする。ここから都島へ行くのは幹線33系統しかなく本数も少ないが結構利用者が多く、増便を望みたいところだ。ロケーションのランプが点灯しても、交差点手前が渋滞しているのか、なかなかバスが来ない。この旅最大の8分遅れで 出発。乗ったと思ったらすぐ降りなくてはならない。
撮影場所:天神橋筋6丁目 -
第35ランナー 大阪市交通局 地下鉄都島(15:09+3発)→ 京橋駅前(15:26着)
このバス乗り場付近の歩道はたいして広くはないのに放置自転車がたくさんあるのでバス停で待っていると通行の邪魔になるので自転車の隙間で待ってみる。ここにもロケーションシステムがあるので安心だ。幹線57系統はここでお客の大部分が入れ替わる。あの雪印乳業の工場の横を通って、 東野田交差点を左折して京橋へ向かう。京橋駅横の細い道を通って終着。これで大阪市バスともお別れだ。
撮影場所:地下鉄都島 -
第36ランナー 京阪バス 京橋駅前(15:44発)→ 寝屋川市駅(16:52着)
このバスは寝屋川市民が枚方市民に対抗して自慢していたことで知った路線で、平日のみ3本の運転しかないので、今回はこのバスを軸にして大まかなスケジュールを立てた。勿論こんな物好きは他にいない。久しぶりの貸切状態だが、驚いたことに蒲生から関目まで1区間だけの利用者があった。あとの土居以降は通常の系統と重複するので利用者が増え始める。守口市で運転手は少々休憩。しかし守口、寝屋川市内、あっちこっち迂回するので予想以上に時間がかかり、次の予定していたバスに乗れなかった。
撮影場所:京橋駅 -
第37ランナー 京阪バス 寝屋川市駅(17:20発)→ 東寝屋川駅(17:53着)
今日中に何とか忍ヶ丘まで行っておきたいので、必死に時刻表とにらめっこするもののどう見ても東寝屋川止まりしかない。予定していたバスもよくよく見たら東寝屋川止まりだったので焦る必要はなかった。とにかく行ける所まで行ってみる。夕方のラッシュ時間にかかり、道路も込みだしてくる。
市役所前からも結構乗車がある。寝屋川市内を抜け、星田駅付近で交野市にちょっぴり顔を出す頃にはだいぶ車内も空いてきた。この付近バス停の間隔が異常に長く、あっという間に終点に着く。 ここから先のバスは2分前に出たばかり、と思ってしばらく待って諦めたが、後でよくよく考えたらもうしばらく待っていれば乗れたのではないかな。
撮影場所:寝屋川市駅 -
第38ランナー 京阪バス 東寝屋川駅(8:41+3発)→ 忍ヶ丘駅(8:52着)
前回予定の忍ヶ丘まで行けなかったので少し早い出動になった。
枚方から来るバスなので絶対時間通りには来ないと思っていたが、わずか3分の遅れでやって来た。そのまま平凡に行くもの、と思っていたら途中狭路があるようで誘導員が乗ってきた。大した狭路ではないものの交通量が多ければ離合は困難だろう。
撮影場所:東寝屋川駅 -
第39ランナー 京阪バス 忍ヶ丘駅(9:13+16発)→ 田原台1丁目(9:55着)
先ほどのバスから一緒に降りた女の子は駅前広場から離れようとしない。ひょっとして、と思ったら、やはりこのバスに乗り継いだ。珍しい人もいるものだ。この旅最大の16分遅れでやって来たバスは座席がほぼ埋まっている盛況ぶり。この大和田〜忍ヶ丘間は1日3往復しかバスがないのに大した利用率だと思ったら、ほとんどの客が飯盛霊園前で降りていった。お盆なのである。田原台1丁目で2人降りると残ったのは先ほどのバスからの女の子ただ一人だけになった。
撮影場所:忍ヶ丘駅 -
番外 徒歩連絡 田原台1丁目(9:55)→ 北田原口(10:10)
奈良交通のバスを利用するために少々強引なルート設定になってしまったが、それでもゆっくりそぞろ歩きで15分程度で移動できた。
撮影場所:田原台から北田原台口方向 -
バス停自体は奈良県にあるものの道路横の川が府県境になっているので大目に見てもらおう。
撮影場所:北田原台口 -
第40ランナー 奈良交通 北田原口(10:31+2発)→ 京阪私市(10:45着)
時刻表を見てみると10:21に次の北田原止まりのバスがやってくるので、反対車線に移動してやり過ごす。1分遅れで通過していったので私市行きもそれほど遅れずにやって来るだろう。ついでに反対側の時刻表を見てみると折り返しの生駒行きは10:31で同時刻だった。定刻通りに折り返しが出て行ったあと、すぐ私市行きもやって来た。先客は1人だけ。でも乗っているだけマシかもしれない。このルート、狭路部分にバイパスが出来て大きなトレーラーも通行できるようになった。おかげで旧道は対向車もなくスイスイ通り抜けた。私市に着くと先客はバスカードを求め、売り上げに協力して京阪電車へと消えていった。こちらも待ち時間が長いので電車で脱出。
撮影場所:京阪私市 -
第41ランナー 京阪バス 京阪私市(11:40-3発)→ 京阪交野市駅(11:45着)
私市地区をぐるっと一回り。おかげで京阪私市より1つ先の私市4丁目バス停には藤が尾方面からのバスが毎時約2本加わることを発見。接続が悪ければ歩いてもよかったのである。
早めにバス停に戻ってきたらバスも早く来た。小さなワンステップバスで先客は3名ほど。途中で 1人乗ってきておしまい。交野市駅前までアッという間だった。
撮影場所:京阪交野市駅 -
第42ランナー 京阪バス 京阪交野市駅(11:51+4発)→ 津田駅(12:10着)
少し前まで交野市駅から穂谷方面へ直通するバスがあったが、現在は全て津田駅止まり。よって 乗り継ぎを続けるには、津田まで1駅歩くか、杉まで乗って長尾行きに乗り継ぐかどちらかになるが、津田駅での接続次第である。
撮影場所:京阪交野市駅 -
第43ランナー 京阪バス 津田駅(12:15発)→ 杉(12:26着)
津田駅に着くとちょうど穂谷行きのバスが停まっていたので迷わず乗り込む。5分程度の待ち時間がちょうどよい長さかな。お客もそこそこ乗っている。次の津田まで歩くには少し遠い感じがする。おばあさんが220円払って降りていった。
撮影場所:津田駅 -
第44ランナー 京阪バス 杉(12:43+3発)→ 長尾駅(12:52着)
杉付近の道路はいつも渋滞する。車の間を縫って反対側へ横断する。バス系統は枚方行き、津田行き、長尾行きがそれぞれ毎時3,2,2本ずつあって結構便利な所だ。
長尾行きの前に2本来るのでバス停から離れて隠れていたのに、枚方行きのバスがわざわざ覗き込んで見つけて扉を開けてしまう。
長尾行きのバスにもぱらぱらとお客が乗っているものの杉山手で2人乗ったあとは長尾台では乗降は全くなく寂しい限りだ。長尾駅前はロータリーも狭く、前の道も渋滞しているのでバスは入り辛そう。
撮影場所:杉 -
第45ランナー 京阪バス 長尾駅(13:23+12発)→ ポエムノール北山(13:41着)
次に乗るバスは駅前ロータリーの反対の近畿大阪銀行前から発車する。1時間に1本しかないので30分の待ち時間も仕方がない。しかし12分も遅れてやって来た。道が空いたらすっ飛ばして行く。 ポエムノールで降りた客は他にはいなかった。
撮影場所:ポエムノール北山 -
第46ランナー 京阪宇治交通 ポエムノール北山(13:41発)→ くずは(14:04着)
降りたバスのすぐ後ろに黄色地にイラストが描かれた「くずは」行きのバスがひっついてやって来た。行き先は合っているものの京阪バスなら乗ってはいけないので躊躇していたら後ろの方に「京阪宇治交通」の文字を見つけて一安心。他にお客はいないので扉を閉められる前に急いで乗り込む。バスは美原町の木材団地によく似た風景の企業団地内を迂回して行くがお客は集まらない。お盆休みのせいか工場内も割合ひっそりしている。それでも住宅街では乗り降りがあり、最終的には10人程度の利用があった。
撮影場所:くずは -
第47ランナー 京阪バス くずは(14:37発)→ 枚方市駅(15:22着)
くずは到着後すぐに枚方市行きが出るが、座席がほぼ埋まっていたのと、少し疲れていたので冷房のきいた百貨店内でしばし休憩。30分後の便も座席は塞がった。長丁場なので油断して眠ってしまったら、目覚めたときにはもう枚方市駅が間近だった。
撮影場所:くずは -
第48ランナー 京阪バス 枚方市駅(15:39発)→ 茨木市駅(16:10着)
いよいよホームグランドが近づいてきた。普段は高槻行きにしか乗らないので、茨木行きは新鮮だ。枚方大橋を渡って高槻市に入り竹ノ内町で乗務員が交代。普段車でしか通らない道をバスで通るのもおもしろいものだ。
撮影場所:枚方市駅 -
第49ランナー 近鉄バス 茨木市駅(16:25発)→疣水神社前(16:37着)
普通なら京阪バスはJRまで乗り通して、下の阪急バスに乗り継げばよいのだが、現在は飛び地のような営業区域になっている茨木地区の近鉄バスにもぜひ乗っておきたいのでルートを変えた。8月からスルッと関西カードが使えるようになったので早速使ってみる。乗り継ぎなので同じ名前のバス停にこだわったが、実際は1つ先の東太田1丁目バス停の方が、阪急バスのバス停に若干近かった。
撮影場所:茨木市駅 -
第50ランナー 阪急バス 疣水神社前(17:16+2発)→ JR富田(17:25着)
バス停に移動して時刻表を見てびっくり。結構本数が少ないのである。だいたい1時間20分おきぐらいのようだ。ありがたいことに30分程度待てばやって来るのでその間、少し先にある電気店のパソコンコーナーを冷やかして時間をつぶし、バス停に戻ってくると、なんと待ち客がいるではないか。 しかも時間が近づくと更に客が現れ、総勢4名でバスを待つ。道路は夕方の ラッシュ時にかかり、道路は混み始めているので、何時に来るかと思っていたが、たった2分の遅れでやって来てびっくり。お客もそこそこ乗っていてほっとした。本数も少なく、道路も混むので条件的には不利だが、いつまでも続けてもらいたい路線だ。
撮影場所:疣水神社前 -
第51ランナー 高槻市交通部 JR富田駅(8:43+3発)→ 富田団地東(9:00着)
この路線は朝夕にしかなく、極端に本数の少ない路線なのでどうしても乗ってみたく、コースに入れた。しかし、そのバスがなかなかやって来ない。おそらく阪急の踏切でつかえているのだろう。発車時刻を2分ほど過ぎてからようやくやって来た。
JR富田駅は緑が丘営業所の担当の路線エリアでこの路線だけが芝生営業所の担当になり、この2つの営業所のバスが顔を合わせるのはここしかないのである。よっぽど顔を合わせたくないのか、と思いたくなるようなダイヤと営業形態だ。もう少し折り返し時間に余裕を持たせてもよいのでは?お客を乗せ替えてすぐ出発。こちらは踏切1回2本待ちだけで通過できた。
撮影場所:JR富田駅 -
第52ランナー 高槻市交通部 富田団地東(8:43+3発)→ 阪急高槻駅 (9:25着)
富田団地〜富田団地東間は先ほどのバスと運行重複区間なので富田団地で乗り継ぐ方が座れるが、滅多に乗れないバスに全区間乗る方を優先した。案の定座れなかった。
こちらの路線は本数も多い便利な路線だ。車庫前からは柱本系統のバスがすぐ前を走ってお客をどんどん拾っていってくれるのでこちらは乗降なしで通過。しかし沢山待っているバス停では数人がこちらのバスを待つ。待っても座れませんけど…。
撮影場所:富田団地東 -
第53ランナー 高槻市交通部 阪急高槻駅(9:30発)→磐手校前(9:37着)
次のバスはすぐやって来て前だけ開けてお客を降ろしているのでおかしいと思っていたら後ろ扉が開くと同時に運転手も降りてきた。何が始まるのかと思って見ていたら車椅子の人を降ろす準備だった。初めて見たが実に手際よく、一瞬で作業完了。
撮影場所:磐手校前 -
番外 徒歩連絡 磐手校前(9:37)→サンハイツ北口(9:43)
この旅最後の大がかり徒歩連絡。
バス停を降りたらすぐ脇の坂道を上って行くが、車道と歩道の行く先が違うので歩道の方を歩く。
撮影場所:磐手校前 -
民家の裏の細い道を抜け学校の前を左に曲がってサンハイツの中に入るとちょうどバスが来たところだった。
撮影場所:奥坂小学校前 -
第54ランナー 東豊観光 サンハイツ北口(9:50発)→JR高槻駅(9:55着)
バスは前乗り先払い方式で運賃は160円と安い。しかも結構な頻度がある。ところが7月の日付で車内に張り出している掲示には回数券をカラーコピ−して不正に使っている人がいるという…。そんな人はごく少数だと思うが。お客はこのあと南口でも乗ってきてほぼ満席になった。途中で1台すれ違い、南口近くにもう1台回送待機している車があり、つごう3台もこの地区に来ているのだ。高槻市内唯一のなにわナンバー営業車頑張ってます。信号のタイミングが良く、弁天駐車場前の阪急通りでお客を降ろしてロータリーをぐるっと回っても5分しかかからなかった。
撮影場所:サンハイツ北口 -
第55ランナー 高槻市交通部 JR高槻駅北(10:05+1発)→緑が丘(10:13着)
JR北口から出るバスは全て緑が丘を経由する。10時の上の口行きが出たあと4分に寺谷町行きが、5分に緑が丘行きと塚脇循環が出る。
本来なら迷わず緑が丘行きに乗るのだが、このバスだけが嫌いなワンステップバスでさっきからこればっかりなので外すことにした。
そして寺谷町行きは方向幕がまだ変わってなくて写真に撮れなかったので見送る。
寺谷町行きが遅れた影響で同じ乗り場の塚脇行きも遅れて出発。ほぼ3台連なって緑が丘着。
撮影場所:JR高槻駅北 -
番外 徒歩連絡 緑が丘(10:13)→名神高槻(10:15)
徒歩連絡といえるかどうか…。市バスを降りたらもう名神の乗り場が見えている。
撮影場所:緑が丘 -
第56ランナー 名阪近鉄バス 名神高槻(10:19発)→千里ニュータウン(10:35着)
このバスは名古屋から来る路線なので途中の道路の渋滞などでいつ来るか判らない、最も予定の組みにくいバスだが、驚くべき事に、定刻よりも前に姿を現した。車体には懐かしい名古屋←→神戸の文字が。乗客は4名程度。
このあとも道路はスムーズに流れ、千里ニュータウン着。
整理券番号が違っていたが、駅数を逆算して余分に払うことなく運賃箱に放り込む。
撮影場所:名神高槻 -
第57ランナー 阪急バス 桃山台駅前(10:45発)→千里中央(10:57着)
ハイウェイバスの所に桃山台駅前のバス停があるので、こちらは徒歩連絡にならず。ここと千里中央を結ぶ系統はいくらでもあるが、豊中を経由する便も多いのでこれらはルールにひっかかるので乗ってはいけない。慎重にルートを見て大丈夫そうなバスを見つけて飛び乗る。
新御堂の西側の団地を通って最短経路に近い形で千里中央着。
撮影場所:千里中央 -
第58ランナー 阪急バス 千里中央(11:50発)→ 余野(13:11着)
このまま順調に乗り継いでも余野からのバスは少ないのでここで早めの昼食を摂ることにする。 このバスも本数が少ない。おかしいと思ったら、7番乗り場から出るバスは1時間に1本ある。こちらが正当な直線ルートのバスのようだ。しかしまだ20分以上あるし、こっちの5番乗り場のほうがおもしろそうな路線なのでこちらに乗ることにする。
出発直前に雨が降り出す。勝尾寺辺りから土砂降りになる。この辺りまでで大半が降車する。
広大な北摂霊園の中をぐるりと回って残ったお客も全員降りてしまう頃、時間が気になりだした。 いつ着くかとやきもきしながら時計とにらめっこ。
やっと余野のアナウンスが聞こえて、対面に余野の方向幕を上げた京都交通バスを見つけてほっとする。交差点を東に入った空き地がバスターミナル代わりだ。ここに京都交通のバスも入ってきたので念のためここから乗れるか聞いてみたところ、やはりだめだったので大雨の中役場前まで走る。
撮影場所:千里中央 -
第59ランナー 京都交通 余野(13:20+7発)→亀岡駅前(13:57+4着)
あまり早く来られてもカメラの用意が出来ていないので困るなと思いながら忍頂寺行きの阪急バスを見送ったが京都交通は時間になってもやって来ない。結局7分遅れでやって来た。最初で最後の傘をさしながらの撮影。
客は誰もいない。3分後に大阪府最後のバス停、牧を過ぎるとすぐ京都府の文字が飛び込んできて乗り継ぎの旅は終了。
しばらくは貸し切り状態で進む。南条からようやくお客が乗りだして計8名ほどで14:01亀岡駅に着いて本当に長かった旅が終わった。
京都へ向かうJRの普通列車に揺られながら旅を終えた充実感を満喫していた。
撮影場所:余野
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この旅行記へのコメント (3)
-
- BTSさん 2015/12/01 09:35:55
- 始めまして〜
- おはるさまへ
おはようございます。
BTSと申します。
路線バス乗り継ぎ旅の旅行記を待っていました〜
興味深く拝見させていただきました。
小生もテレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が好きで観ています。
バスで県境を越えるのは正直難しいですよね〜
いつかは路線バスの乗り継ぎ旅をしてみたいと思っています。
小生は乗り鉄メインですが路線バスも所々で乗ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
BTS
- BTSさん からの返信 2015/12/01 10:19:34
- お詫び(訂正)
- おはるさまへ
タイトルに誤りがありましたのでお詫び申し上げます。
【誤】始めまして〜
【正】初めまして〜
BTS
- おはるさん からの返信 2015/12/13 10:12:08
- お返事遅くなり申し訳ございません
- BTSさま
おはようございます。
このサイトにメッセージをいただくのが、全くの初めてで、
変なレイアウトのせいで目立たなかったので全く気付かず今日に至ってしまい、誠に申し訳ございませんでした。
私も旅は乗り鉄から始まって、目標を達成してしまったため、今はあらゆる旅をしています。
路線バスの旅は今から15年も前にやった旅で、今では存在しない路線やバス会社もあって懐かしいです。今ではゴールの亀岡には行くことができず、府境でストップしてしまいます。
当時も、ルートはきっちり決めましたが、本数の少ない一部の路線を除いてはほぼ行き当たりばったりの行程で楽しみました。
また、ちょっとマニアックな旅に出たいなあ、と思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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