神戸旅行記(ブログ) 一覧に戻る
北野を歩いたり、ロープウエイに乗ったりしている間に、いつの間にか夕方になってきた。西の方、摩耶山の方角に陽は沈み、先刻来空は赤色に染まって来た。神戸の夕焼けは後ろに山を背負っていて、太陽は直ぐに山の端に沈んでいき、真っ赤に燃える太陽が海原に沈んでいく光景と比べると、単調で余韻も少ない。が、市内にいては見ることの出来ない日没の光景を見る為か、或はその後から始まる光のページェントを見る為か、人々は続々とロープウエイでやってくる。休憩所兼簡易レストランを兼ねた中央広場はいつの間にか、ほぼ満員の人。各テーブルは観光客によって占拠っされている。<br /><br />西日が山間に沈む様を見る為にハーブ園の裏側に回ってみた。丁度今太陽が摩耶山に架かる処である。日は雲を赤く染めてはいるが、生憎の曇天、雲も厚く、思った以上の華麗さは見られない。この摩耶山は東西約30キロ続く六甲連山のほぼ真ん中にあり、この山塊の名前ともなっている六甲山に次ぐ高さの山であり、東京の高尾山よりも更に100m程も高い山である。以前鳥取に住む山の知人から六甲縦走を持ちかけられたが、実現もしない間に、自分の足が萎えて来た。<br /><br />そんな風にして摩耶山に沈む夕日を眺めていると、近くで聞き慣れた外国語が聞こえてくる。更に耳を澄ませて良く聞くと、紛れもないタイ語だ! えー、こんな所にもタイ人が来ている。観光客と言ったら中国人と韓国人位しか思い浮かべないが、タイ人だってそこそこの観光客がやってきているのだ。その内の一部が、こうした山の上までやって来るのも不思議ではない。<br /><br />覚束ないタイ語で挨拶すると、逆に向こうの方が驚き、日本へ来て、日本人からタイ語で話しかけられるとは! と、驚きと共に興味津々。途端に打ち解けて、バンコクの事、日本の観光の事、等を話す。タイは高座部仏教(小乗)の国。国民の9割以上が敬虔な仏教徒だ。先刻見ていた山、摩耶山は、お釈迦さんの母親、摩耶夫人の名前から採られているもので、彼等にその説明をしてやろうかとも思ったが、当方の幼稚なタイ語では、そうした高度な話はできない。単にどこに住んで、どこへ行ったか程度の挨拶言葉。それでも楽しい一時だった。。<br /><br />5−6人の家族旅行で、5日間の日程で大阪にやってきて、既に大阪、京都の観光は終え、今日が最後の神戸の観光。明日は大阪から帰国するとの事だった。名刺交換等もせずに、お互い写真を撮り合ってその場を分れたが、これで更にもう一つ、彼等に日本の好印象を与えることが出来たなら、幸いだ。<br /><br />             <br />              < タイ人と 伴に眺むる 夕日かな ><br /><br /><br />

「サウダーテ」モラエスが住んだ町(41)摩耶山の夕焼けとタイ人ツアー客。

3いいね!

2015/07/31 - 2015/08/03

4358位(同エリア5629件中)

0

13

ちゃお

ちゃおさん

北野を歩いたり、ロープウエイに乗ったりしている間に、いつの間にか夕方になってきた。西の方、摩耶山の方角に陽は沈み、先刻来空は赤色に染まって来た。神戸の夕焼けは後ろに山を背負っていて、太陽は直ぐに山の端に沈んでいき、真っ赤に燃える太陽が海原に沈んでいく光景と比べると、単調で余韻も少ない。が、市内にいては見ることの出来ない日没の光景を見る為か、或はその後から始まる光のページェントを見る為か、人々は続々とロープウエイでやってくる。休憩所兼簡易レストランを兼ねた中央広場はいつの間にか、ほぼ満員の人。各テーブルは観光客によって占拠っされている。

西日が山間に沈む様を見る為にハーブ園の裏側に回ってみた。丁度今太陽が摩耶山に架かる処である。日は雲を赤く染めてはいるが、生憎の曇天、雲も厚く、思った以上の華麗さは見られない。この摩耶山は東西約30キロ続く六甲連山のほぼ真ん中にあり、この山塊の名前ともなっている六甲山に次ぐ高さの山であり、東京の高尾山よりも更に100m程も高い山である。以前鳥取に住む山の知人から六甲縦走を持ちかけられたが、実現もしない間に、自分の足が萎えて来た。

そんな風にして摩耶山に沈む夕日を眺めていると、近くで聞き慣れた外国語が聞こえてくる。更に耳を澄ませて良く聞くと、紛れもないタイ語だ! えー、こんな所にもタイ人が来ている。観光客と言ったら中国人と韓国人位しか思い浮かべないが、タイ人だってそこそこの観光客がやってきているのだ。その内の一部が、こうした山の上までやって来るのも不思議ではない。

覚束ないタイ語で挨拶すると、逆に向こうの方が驚き、日本へ来て、日本人からタイ語で話しかけられるとは! と、驚きと共に興味津々。途端に打ち解けて、バンコクの事、日本の観光の事、等を話す。タイは高座部仏教(小乗)の国。国民の9割以上が敬虔な仏教徒だ。先刻見ていた山、摩耶山は、お釈迦さんの母親、摩耶夫人の名前から採られているもので、彼等にその説明をしてやろうかとも思ったが、当方の幼稚なタイ語では、そうした高度な話はできない。単にどこに住んで、どこへ行ったか程度の挨拶言葉。それでも楽しい一時だった。。

5−6人の家族旅行で、5日間の日程で大阪にやってきて、既に大阪、京都の観光は終え、今日が最後の神戸の観光。明日は大阪から帰国するとの事だった。名刺交換等もせずに、お互い写真を撮り合ってその場を分れたが、これで更にもう一つ、彼等に日本の好印象を与えることが出来たなら、幸いだ。

             
              < タイ人と 伴に眺むる 夕日かな >


旅行の満足度
4.5
  • 夕方にかけて客はどんどん増えて来る。

    夕方にかけて客はどんどん増えて来る。

  • ハーブ園での夕日とイルミネーション、夜景を見に来ているのだ。

    ハーブ園での夕日とイルミネーション、夜景を見に来ているのだ。

  • ハーブ園の裏の方へ回ってみよう。

    ハーブ園の裏の方へ回ってみよう。

  • 色々な種類のハーブが咲いている。

    色々な種類のハーブが咲いている。

  • 裏庭は人も少なく静かで良い。

    裏庭は人も少なく静かで良い。

  • この六甲のほぼ中央に位置する摩耶山の方角が見える。

    この六甲のほぼ中央に位置する摩耶山の方角が見える。

  • ああ、これから太陽が西の空に沈んでいく。

    ああ、これから太陽が西の空に沈んでいく。

  • 山の端に沈む太陽。茫洋としてこれも又良いかも知れない。

    山の端に沈む太陽。茫洋としてこれも又良いかも知れない。

  • 快晴の空でないのが少し残念だたが・・。

    快晴の空でないのが少し残念だたが・・。

  • 近くからタイ語が聞こえて来て、聞くとタイからの観光客だった。

    近くからタイ語が聞こえて来て、聞くとタイからの観光客だった。

  • タイ人家族とたわいない会話を楽しみ、お互い記念の写真を撮った。

    タイ人家族とたわいない会話を楽しみ、お互い記念の写真を撮った。

  • 今まさに太陽が摩耶山の向こう側に沈んでいく。

    今まさに太陽が摩耶山の向こう側に沈んでいく。

  • タイで見る日没の方が、ここ神戸よりも綺麗かも知れないが・・。

    タイで見る日没の方が、ここ神戸よりも綺麗かも知れないが・・。

この旅行記のタグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP