スペイン〜タラゴナで古代ローマに浸る〜

2014/10/31 - 2014/11/05

タラゴナは古代ローマ時代に属州の州都があった街。
円形闘技場や水道橋。
そんな古代ロマンを求めてバルセロナから日帰り旅行。
地中海沿いを走る電車での往復も、世界の車窓から気分を盛り上げてくれます。

エリア タラゴナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: エールフランス JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

8時33分発の急行でサンツ駅からタラゴナへ。
予約なし。
自由席のチケットを窓口で購入。

車内はガラガラでした。

地中海沿いを走りますが、この日はあいにくの曇り空&逆光。

9時36分タラゴナ到着。
約1時間の電車の旅。
こいつに乗ってきました。

早速カエサルのお出迎え。
さすが古代ローマの街。

タラゴナ駅。
駅を出て右、まずは円形闘技場を目指します。

タラゴナ駅遠景。

地中海沿いをひたすら歩いていくと正面に円形闘技場が見えてきます。
駅から15分くらい。

ここから中に入ります。

円形闘技場全景。
1世紀頃の建造。

ちょうど陽がでてきました。

ここからアリーナに入ります。

アリーナ中央の奈落。
ここには下りられません。

続いてプレトリ(長官公邸)跡地へ。
紀元前1世紀の建築とあるので、アウグストゥスの頃でしょうか。

入口にはこれが。
ローマを築いたロムルスとレムスに乳をあげるメス狼の銅像。
ローマ最初の王は狼に育てられたという伝承が残っています。

テラスからの眺め。
正面にカテドラルが見えます。
晴れてきました。

街を囲む城壁沿いは散策路になっています。

ここにはこの人がいました。
ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスです。

そして中世のカテドラルへ。
しばし古代ローマとはお別れ。
でもロマネスク。

今日は日曜日。
カテドラル前では蚤の市が開かれてました。

絵を売るおじさんはカメラ目線で、う〜んマンダム。

カテドラル前の道。
中世の雰囲気が残ります。
日曜日なので観光客と地元の人でにぎやか。

そして、水道橋へ行くバスに乗るために、ランブラ・ノバ通りをバスターミナルまで歩きます。

途中、人間の塔の銅像がありました。
カタルーニャ地方の伝統行事。

インペリアル・タラコ広場から5番の路線バスに乗って水道橋に向かいます。

バスが来るまで時間があったので目の前のケバブ屋で腹ごしらえ。

バスに乗ること約15分、高速道路の途中に降りるバス停があります。
運転手に着いたら教えてと伝えていましたが、ここで降りるのは観光客くらいなので周りの人が教えてくれます。

ラス・ファレラス水道橋。
水道橋はローマ建築の最高傑作です。

太陽を浴びて黄金に染まる水道橋。

いつの間にか快晴になってました！
テンションが一気に上がります。

歩いて渡れるようになってますが、上の方はきれいに修復しすぎ？

帰りも同じバス停から乗車。
巡回バスなので帰りは遠回り。
ローカルな住宅地の間を巡ります。
約30分。

帰りに円形闘技場に再訪。
ブルーな地中海を背景に写真撮影。

地中海のバルコニーから。
旅する皇帝ハドリアヌスもこの海を船に乗ってやってきました。

電車待ち。
駅のカフェでひと休み。

そして、5時過ぎの急行でバルセロナへ。
帰りはマドリード発の急行だったので満席でした。