2015/10/06 - 2015/10/15
222位(同エリア968件中)
ねずみんさん
夫はこの3月に定年退職。長きにわたりお疲れさまでした。
このたび、夫の定年退職時に会社の福利厚生からいただいた旅行券で「ルックJTB☆ゆったりめぐる中欧4カ国10日間」楽しんでまいりました。
ツアー6日目の今日の予定は、オーストリアの首都・ウイーンを離れ、お隣の国チェコのチェスキークルムロフへ行くよ。
中欧ツアーを調べると、このチェスキークルムロフを数時間観光するツアーは沢山あるが、宿泊するものはとっても少ない。小さい街なので2〜3時間の観光で十分ということなのだろうか・・・、でも私は是非この街に泊まってみたかったのだ。それがこのツアーを選んだ理由のひとつでもある。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ウイーンを離れ、すぐに牧歌的な景色が続きます。ウイーンで降っていた雨はだんだん止んできました。
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この整然と並ぶ黄色はなんでしょう?
走るバスからよーくみると、かわいいカボチャでした。日本だとハロウインで飾ったりする種類のカボチャです。 -
ウイーンのホテルを8:30に出発し、途中休憩をはさみながら・・・
写真は魚のモニュメント。海のないチェコはお魚は大変貴重でクリスマスのご馳走だそうです。このあたりはその貴重なお魚、それは川魚だそうですが、お魚により街が潤ったシンボルらしい。 -
12:00少し過ぎた時間にチェコにあります世界遺産の街、チェスキー・クルムロフに到着しました(^O^)/
雲が多いけど晴れて来た。 -
ツアーバスはホテルの前に停車してくれた。
「ホテル・ゴールド」かわいらしいプチホテルです。国旗のはためくアーチをくぐってお邪魔しまーす。
バス車内に持っていた荷物をホテルロビーに預けて(って言うかホテルロビーのソファにまとめて置いただけ)すぐに街のレストランへ案内されました。 -
ランチをいただくレストランは旧市街の中心にある広場に面しているとのこで、添乗員さんを先頭にずんずん歩いていきます。
ホテルからまず橋を渡って旧市街に入ります。
とうとうと流れるとてもきれいな川。川の名は・・・なんと!この川もヴルタヴァ川なのでした。旧市街はヴルタヴァ川にぐるっと囲まれています。なぜかこの川はビックリするくらい蛇行しているんですよ。 -
橋の反対側。山の中の街なのに、川幅はひろくゆったり流れています。可愛い建物窓辺のお花が綺麗です。
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街中はかなりにぎわっています。
NHKの探検ロマン世界遺産の旅、世界ふれあい街歩きやうるるん滞在記などで日本にも紹介されたチェスキークルムロフ。 ここは、500年前の街の姿がそのままの形で残されている世界遺産の街。ここに来られたことが夢のよう。 -
旧市街の広場にきました。ホテルから歩いて途中で急な坂道を登りますが5,6分で到着。広場の名前は「スヴォルノスティ広場」うーんチェコ語ってむずかしい、覚えられません。
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ランチをいただくレストランは、ここ。晴れていますが風がひんやりしています。オープンテラスにお客さんはおりませんでした。レストランの名前は・・・チェコ語、読めません。
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店内はこんな感じ。。
「こんにちは」はチェコ語で「ドブリーデン」。「ありがとう」は「デクイー」。これだけ添乗員さんがおしえてくれてました。 -
まずは、パスタスープ。運ばれてきて早速「デクイー」
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ビールは、チェスキークルムロフにビール醸造所があるエッゲンベルクをいただきます。ビールが来て「デクイー」。デクイー連呼する日本人のおばさんにレストランの人も苦笑い。
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「朝食はマス料理をご用意いたします」
とツアー日程表にかいてあった、これがご用意されたマス料理。
同席されたツアーの方はこういうそのままの姿のお魚は苦手と言っていましたが、臭みもなく美味しいと食べていました。身もほぐれやすく食べやすかったです。付け合わせのジャガイモが多過ぎで残しました。 -
ランチを終えてレストランから出ると,気持ちよく晴れていました。曇ってるだとか寒いだとかお天気の悪口を言ってはいけないけど、やっぱり晴れているとテンション上がりますねー。
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この町をガイドしてくれるのは、チェコの方。名前は難しすぎて覚えてません。ごめんなさい。この方は日本に留学経験があり日本が大好きで何回も日本に遊びに来ているそうです。ガイドさんが持っているのはご自分で日本で買ったという鯉のぼり。鯉を養殖しているこの町にぴったりだと言っていました。
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まずはあの塔のあるクルムロフ城を目指します。車は進入禁止なのか?時々走っているのを見かけたけど、たぶん旧市街に入るのは制限されてると思われます。なので、観光客でいっぱいですがみんなのんびりした感じです。
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脇の小路も絵になります。足の長いご家族ですねえ、絶対日本人じゃないな。
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ぐっと近づいてきましたね。橋を渡ります。木でできた素朴な橋です。
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さっき橋を渡って旧市街に入ったのに、また橋を渡るんです。蛇行したヴルタヴァ川の中州のようなところに旧市街があるわけです。
チェスキークルムロフのチェスキーは、チェコ語で「ボヘミア」という意味。 クルムロフは「川の湾曲部の湿地帯」を意味しているそうです。「クルムロフ」という町がほかにもあるそうです。いくら名前が長く言いにくくてもクルムロフと短く言ってはいけません。ちゃんとチェスキーと付けないとこの街の名前にはならないそうです。 -
マスの養殖場もあるらしい。
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鯉のぼりをもったガイドさん、ずんずん進みます。かなりの坂道です、待ってえ〜。
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お城までの道はお土産屋さんやレストランが並ぶにぎやかな通り。ここがチェスキークルムロフのメイン通り。
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このだまし絵的な建物を曲がるとお城に入口です。
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いよいよお城に到着!
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イチオシ
黄葉の中の塔、素敵な写真が撮れました。お城に入る前にクマがいることで有名ですが、そのクマを見ることはできませんでした。寒くて冬眠しちゃったかな?
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お城の敷地は地形を利用して建っており、かなり長細い感じです。
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ここにもだまし絵の建物。昔の大砲や荷車といった実物が展示されています。
「本物の砲丸はこんなに大きくないよ、これもだまし砲丸だよ」とガイドさん。 -
中庭はぐるりと全部だまし絵。なんかテーマパークに来たみたい。
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だまし絵は、壁のレンガだけじゃなく、窓も、柱も、彫刻だって書いちゃってます。
ここからガイドさんの案内でお城の中を見学です。料金を払えばだれでも見学できるというわけではないようで、入口のドア、中に入って、それぞれのドアのかぎを開ける人が付いてきて、いちいち鍵を開けたり閉めたり・・・それそれのカギを持った若者がかなりのイケメンで、カッコ良かった。たぶん高校生で今日はバイトの日なんじゃないあかな?これは私の妄想です。
ガイドツアーは、聖イジー礼拝堂、ルネッサンスホール、エッゲンベルクホール、ダイニングルーム、サロン、ベッドルーム、舞踏会の間などを見学。ガイドツアーは1時間くらい。ウイーンの宮殿のようなき絢爛豪華さはなく古い貴族の館という感じ。歴史ある建物につきものの幽霊のうわさもあるそうで、いかにも出てきそうなお部屋でした。 -
イチオシ
お城の庭はかなりの坂道、どんどん上がっていくと、このような、テレビや4トラの皆さんの写真でおなじみのチェスキークルムロフの街が一望できます。私のデジカメでもこんな綺麗に撮れるくらい、街が美しい。
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目指した塔はあんなところに。大きく旋回?蛇行しているヴルタヴァ川が見えます。
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イチオシ
おとぎ話に出てくる街のよう。
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おなじような写真、ついいっぱい撮っちゃった。
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ガイドさんの案内でお城の裏側の遊歩道を下りていきます。
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イチオシ
こんな水道橋のようなところに出ました。一番上はお城の中の長い長い回廊だったところ。お城の見学のときはわからなかったが、お城は二つの岩山にまたがるように建っているってことなんだね。
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これまた日本風な感じの橋を渡って旧市街へ歩いていきます。
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イチオシ
ヴルタヴァ川ギリギリに建っているお城、お城の始まりは13世紀に貴族に建築されたということで、21世紀の今もここにこうしてあるってことが本当に信じられない。
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ヴルタヴァ川はここに住む人たちの生活の一部のよう。
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橋のたもとに水車のあるお店がありました。
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水車のそばには・・・ガイドさん曰く「カッパ」のオブジェ。うーん、日本のカッパとはちょっと違うぞ。でもこの橋をカッパ橋と呼ぶことにしました。
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シナモンの甘い香り、焼きたてのお菓子、トルデルニク。トルデニクはチェコのお菓子、美味しそう、食べてみたいな〜。
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可愛い雑貨のお店もいっぱいあります。ツアーの皆さまと歩いているので覗くことができず残念。山の中のこの町、寒さのしのぐマフラーや手袋なども売っています。
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カフェもかわいい。
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街並みもかわいい。ホントにおとぎの国に舞い込んだみたい。
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ガイドさんの案内で、お城や町が一望できる公園に来ました。
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イチオシ
こちらの景色も素敵ですね。
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教会の脇の近道を通り、ホテルへ戻ります。
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石畳は、かなりゴツゴツしていてちょっと歩きにくかったです。ベビーカーを見かけましたががっちりした分厚いタイヤでした。華奢なベビーカーではすぐに壊れてしまうでしょう。
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聖ヴィート教会
お城の次に高い建物である聖ヴィート教会。この教会が見えたらホテルはもうすぐそこ。 -
鯉のぼりガイドさんとはこちらでお別れ。これからホテルにチェックインです。
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2階の廊下から中庭を見る。
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お部屋はこんな感じ。カーテンがかわいいでしょ?1泊しかできないのが残念。
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古いホテルのようですが、シャワーやトイレはとてもきれい。暖房も効いていて暖かったです。
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まだまだ明るい夕方4時です。お部屋にスーツケースを入れたら早速お散歩です。お城の赤い門を過ぎて街の反対側の門まで行ってみました。「あーここ、ここから街歩きしてたよ〜」世界ふれあい街歩きを復習しながら歩く熟年夫婦。さっきガイドさんと歩いた時にはにぎやかだった街も夕方になると観光客がいなくなり、それがまた静かでいい感じ。(ほとんどの観光客が日帰りで帰ってしまうからでしょうか)彷徨い歩きつつ何気なく行った小道が行き止まりだったり、それでも迷子にならないくらいの小さな街を満喫しました。この時は夫が自分のカメラで撮影していたのが夫は何を思ったのか全部削除してしまって・・・あーあ、私もカメラ持って行くんだったと深く反省。
で、このお散歩で買ったもの。
寒いヨーロッパではタペストリーで壁を覆って寒さをしのいだ。で、厚く織られているゴブラン織りも発達したそう。で、ゴブラン織りのミニバッグ60コルナ、3Dポストカード39コルナ、そしてお約束のマグネット69コルナ。かなりお安く買えました。 -
夕食は19:00からホテルのレストランでいただきます。
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今夜は黒ビールをいただきます。ビールとは思えない甘さ。
帰国後調べてみました。なんでこんなに甘かったのかと。
ヤギのマークが目印のコゼルビール
ヴェルケー・ポポヴィツェという小さな町で始まったコゼルビール、その伝統は130年以上。中でもダークビール(チェコ語で“トマヴェー”と言います)は、苦くなくカラメル風味がほどよく甘く、女性にも人気。小さい瓶(300ml)なら1杯100円もしないのも嬉しい♪(エイビーロード現地ガイドのページより) -
食べかけの写真で失礼します。
「チキンの炭火焼ライス添え」
なじみある味で美味しくいただきました。
このとき同席したツアーのご夫婦はアメリカに駐在経験のある海外に慣れている方。ルーマニアのご旅行のお話しがとっても印象的でした。 -
食事を終えて、ライトアップされているお城を見に出かけます。とっても寒いんです、風はないけど、足元からじんじん冷えてくる感じ。でも行くよ!
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土産物屋は全店閉店、しーんと静まりかえった街、レストランの灯りがいっそう輝いてみえる。
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イチオシ
まずは、ガイドさんに教えてもらった通称一望公園からの眺望。
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幻想的で素晴らしい。
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お城の塔のいちばん近くの橋から。
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ライトアップされているお城全体。
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こんどは、カッパ橋のたもとから眺める。
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カッパ橋を渡って、お城の廊下のライトアップ。昼間とは全然違って見える。
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イチオシ
ホントに美しい。実際はこの写真以上にもっともっと綺麗でした。ここに宿泊するからこそ見える景色を堪能しました。
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そして、翌日です。とってもいいお天気です。朝のお散歩に行きますよ〜。
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ホテルから旧市街方面には行かず、街はずれの階段を上がって来ました。
世界ふれあい街歩きでも上がって行った階段です。階段の向こうには朝陽に輝くチェスキークルムロフが見えています。 -
登りきったところは、住宅街のよう。外壁工事中。朝早くから御苦労様です。
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そして街の方を見ると・・・朝陽に光り輝く可愛い街が!
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街はまだ眼覚めていない感じ。おはようございますっ!
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こんな景色を毎日見られるこのあたりにお住まいの人、羨ましいです。さっきの工事の人も気持ち良くお仕事できるんじゃないかしら。
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緑のくさむらは凍ってる?霜柱もありました。寒いってことだよね。でも寒さを忘れるくらいの感動的な景色です。
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お城の塔をズームしてみました。登ってみたかったね。
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階段を下りて、川沿いの小道を行ってみよう♪
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旧市街への橋もまだ誰も歩いてないね。
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石畳の小道がお散歩の気分を盛り上げてくれます。
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チェスキークルムロフのマンホール。丁寧に石畳で囲まれていてかわいいね♪
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風情ある遊歩道、川沿いの道は自然がいっぱい。向こうのお城まで行ってみようか。
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歩いていたら、どこからともなく足元にこのリンゴが落ちてきて・・・見上げるとそこにリンゴの木。
とっても小さいリンゴ、かじってみたらちょっぴり酸っぱかった。 -
川沿いをぐるりと歩いてきました。だいぶ陽が高くなってきましたね。
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川沿いのこの家、壁の色が微妙に違うのがわかるでしょうか?ヴルタヴァ川が氾濫した時浸水したラインが残っているのです。静かな静かなこの川も大暴れするんですね、この蛇行する街では氾濫したらひとたまりもないでしょう。自然の脅威と隣合わせで暮らしていることを知りました。
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スヴォルノスティ広場もまだ眠っている。
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観光地の朝はすこしゆっくり。だってもう8:30ですよ。
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今日はホテルを9:00出発です。スーツケースは部屋の外に置いたしチェックアウトも済ませたからホテル前に泊まっているバスの乗るだけ。さ、ホテルまでの道も楽しんで歩こう。
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ツアーの皆さん、出発時間には全員集合。さすがですね。
バスに乗ったら添乗員さんが今朝の気温を教えてくれました。なんとマイナス3度だったとか!
マイナスの気温の中、お散歩したんだね、普段の日常では考えられないこと。さわやかな空気の中貴重なお散歩だったと思う。いい経験、いい思い出が出来た。チェスキークルムロフに泊まれて本当に良かった。 -
チェスキークルムロフの街、離れていくバスの車窓から撮った。是非来たいと思っていた街、期待以上だった。後ろ髪を引かれる想いでバスからのチェスキークルムロフの街をずっと見ていた。またいつか訪れたいと思う。
次は、ツアー最後の街プラハを目指します。その様子は次の旅行記で。
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この旅行記へのコメント (1)
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- カメちゃんさん 2016/02/03 15:29:10
- 素晴らしい定年記念旅行
- ねずみんさん こんにちは
旦那様の定年記念で、お二人で中欧の旅をなさったのですね。
全編をゆっくり拝見しました。
中欧の街は西欧と雰囲気が違っていますから、西欧の旅とはべつに楽しまれたことと思います。
私たちも、中欧・東欧に行ってみたかったのですが、結局は行けないままになってしまいました。
ねずみんさんのお話とお写真で、中欧の様子を楽しませて頂きました。
私たちは会社の「永年勤続者旅行制度」を利用して、ヨーロッパへ行ったのが最初の海外旅行でした。
それから9年後の定年の時には、自費での「定年記念旅行」をしたものでした。
永年勤続とか定年とかの機会を活かして、ご夫妻で中身の充実した中欧旅行にお出掛けになられたこと、とてもステキなご夫妻だと思います。
ねずみんさんご夫妻には、これからも楽しい旅をお楽しみになってくださいね。そして、ご夫妻のご多幸をお祈りしております。
ありがとうございました。
カメちゃん
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