再訪！日本の滝百選『米子大瀑布』◆2015ＧＷ・群馬県＆長野県の滝めぐり≪その１４≫

2015/05/03 - 2015/05/03

旅行４日目は、長野県須坂市にある日本の滝百選『米子大瀑布（よなこだいばくふ）』を再訪することにしました。
本当は『米子大瀑布』と入口を同じくする「奇妙滝」という滝に行くつもりだったのですが、残念ながら遊歩道が通行止めとなっていたため、『米子大瀑布』のみの訪問となってしまいました。
でも、５年ぶりに訪れた『米子大瀑布』はやっぱり素晴らしかったです！！

前回は2010年5月に訪れています→http://4travel.jp/travelogue/10463533

エリア 須坂(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩

前夜に泊まった北軽井沢地区から国道144号線・406号線を経由して長野県須坂市に入りました。
サークルＫがあったので少し休憩をしましょう。

サークルＫ前の国道から北西側を見ると、雪を冠した美しい山々が見えていました。おそらく、戸隠の山々でしょう。

長野県の風景ですね〜♪

コンビニの隣りの敷地にはリンゴの花が咲いているようです。

これも長野県の風景ですね〜！！

リンゴの花って、やっぱり桜に似ていますよね。
まあ、同じバラ科だから当然かもしれませんが...

Photo by wife

秋にはきっと美味しいリンゴが生るのでしょうね。

須坂市街地から南東方向に滝入口に向かって車を走らせ、あと少しのところに遠望で『米子大瀑布』が見える場所がありました！

『米子大瀑布』の入口に着いたのは11:30頃でした。
駐車場内にある山小屋のところに“土砂崩れ・落石のため奇妙滝には行けません”との表示がありました。
今日は「奇妙滝」がメインの目的だったのですが...
仕方ありませんね。

せっかく来たらやはり『米子大瀑布』はもう一度見たいので、山歩きの身支度を整えたら『米子大瀑布』に向かって歩き始めましょう！
入口には“熊出没注意”の看板があります。私たちはリュックの中にいつも熊鈴が入っているのでそれももちろん装備しま〜す！

白い小さな花が一面に咲いているところがありました。
この花は何だろう？

Photo by wife

橋を渡ります。

橋上から見た上流側の風景。
このようなミニ滝が連続しています。

橋を渡ったところに案内看板がありました。

遊歩道の両側には、まだまだ雪が残っています。

さっきよりも長い橋を渡ります。

橋上から見た渓流の風景。
こういう風景を見ながら歩けるのがイイっすね〜♪

ヤマザクラも咲いていますね〜♪

この遊歩道は途中から勾配が急になります。
全行程のちょうど半分のところに“第二休憩所”がああります。

急勾配の坂道を登るwife。
写真ではわかり辛いかもしれませんが、かなりの急坂なのですよ〜！

“第二休憩所”を過ぎたら小さな橋があります。
この下を流れる川は、『米子大瀑布』の向かって右の「不動滝」の下流です。
「不動滝」まで間もなくです。

Photo by wife

その下流の風景。

上方を見上げると...
「不動滝」がその姿を現しました！

逆光なのが残念ですが、久しぶりに見るその雄姿がやっぱり素晴らしい！...

米子大瀑布 自然・景勝地

落下点部分はここからだと隠れてしまうので、後ほどまた近付いてからゆっくりと撮影しましょう。

入口から約25分で「米子不動尊・奥の院」に到着しました。

ここから右手に進むと「不動滝」、左手に進むと「権現滝」の直下に行くことができます。

『米子大瀑布』と米子不動尊の説明書き。

先ずは右手の「不動滝」の方へ行ってみましょう。

階段状になった遊歩道を数分行くと、「不動滝」のすぐ近くまで行くことができます。

「不動滝」は落差85mの直瀑です。
間近で見ると迫力満点です！

崖下の岩に水塊が落ち、さらに小さな分岐瀑となって下流へと流れて行きます。

「不動滝」の滝口。
断崖がオーバーハングしているので、水塊が飛び出すように落ちて行きます。

流身下部では、水煙状になり...

落下点では霧状になっています。
落下点が硬い岩のせいか、滝壷はありません。

その右手の断崖にも別の滝がかかっています。
…というより、水量がほとんど無いため、岩が黒くなっているだけのように見えます。

ズームするとわずかに水が流れているのがわかります。
この滝は「黒滝」と呼ばれています。それなりの水量で水が流れることがめったに無いため“幻の滝”とも呼ばれています。

「不動滝」と「黒滝」はこういう位置関係にあります。

スヌ君たちもこの雄大な風景をじっと見ています♪

「不動滝」から少しアップダウンのある遊歩道を通って行くと...

数分歩くと「権現滝」が見えるところに出ます。

「権現滝」は落差75mの直瀑で、「不動滝」よりも一直線に落ちている感じがします。
滝の落下点付近が危険なため、これ以上近付くことはできません。

スヌ君の記念写真！♪
この子は手足を動かすことができるので、ここではバンザイのポーズ！☆

上の写真はこのようにして撮っています。

Photo by wife

「権現滝」の滝口。

流身下部が水煙状になっているのは「不動滝」と同じです。

落下点付近には大きな雪の塊りがあります。

急階段を下りて、元の位置（米子不動尊・奥の院）のところに戻ります。

その途中、「権現滝」の全景が見える場所があります。

落差が75mもあったら、やっぱり迫力がありますよね〜！

米子不動尊・奥の院のところまで一旦戻ってきました。
ここから“ベストビューポイント”まで歩きます。

あの橋を渡るんですね。
でも雪がいっぱい残っている！
大丈夫かな？

その橋上に立つと、「権現滝」から流れ落ちてきた沢が見えます。
幾つかのミニ滝を形成していますね。

その上部をズームしてみると、“跳ね滝”になっているのがわかります。

橋上から見た下流の風景。

橋上から見た下流の風景。

Photo by wife

遊歩道にまで残雪がせり出していますが、何とか歩くことができます。

渡ってきた橋を振り返って...

見上げると「権現滝」が見えていました！

この姿、好きだなぁ…

7〜8分歩くと、広い芝生状のところに出ます。
ちょうど『米子大瀑布』の二つの滝の対岸に当たる場所です。

そして、二つの滝が左右に１ショットで見ることができる“ベストビューポイント”です！

私たちは二度目ですが、やっぱり素晴らしい風景だなぁ〜！！

この雄大な風景に見惚れるJOECOOL。

Photo by wife

パノラマ写真で撮ってみました。

向かって左の「権現滝」。

向かって右の「不動滝」と幻の「黒滝」。

おやっ！？
その右手にはもう一つ滝らしきものがありますね。
これには名前は付いていないようです。

さらに右手に視線を向けると、遥か向こうに雪を冠した山々が見えました！

ズームしてみると...
先ほどコンビニ前の道路からも見えていた戸隠の山々のようです。
綺麗だなぁ…

「日本の滝百選の地　米子大瀑布」と書かれた碑のところで、スヌ君たちの記念写真！♪

対岸一帯のこの場所は、1973年までここにあった米子硫黄鉱山の跡地なのだそうです。
社宅や分校まであって、その跡地なのでかなり広い場所となっています。

色んな場所から様々なアングルで『米子大瀑布』を見ることができます。

色んな場所から様々なアングルで『米子大瀑布』を見ることができます。

Photo by wife

色んな場所から様々なアングルで『米子大瀑布』を見ることができます。

色んな場所から様々なアングルで『米子大瀑布』を見ることができます。

滝の向こうに見える山は「四阿山（あずまやさん）」です。

色んな場所から様々なアングルで『米子大瀑布』を見ることができます。

Photo by wife

奥の方にも「日本の滝百選の地　米子大瀑布」の碑がありました。

「もしかしたら行けるかも...」という淡い期待を持って、「奇妙滝」への分岐のところまで行ってみましたが、やはり通行止めになっていました（涙）。

休憩用の東屋があります。
周りのシラカバの木々が美しいですね〜♪

Photo by wife

その東屋からも二つの滝の雄姿を望むことができます。

「不動滝」とその下流部分までの全景が見晴らせました！

上の写真と同じ場所ですが、若干暗めに撮った方がバックの「四阿山」がくっきりと見えますね〜。

その東屋辺りから登山口へ直接下りられるルートがあります。

往路のルートよりも急坂でしたが、こちらの方が早く下りられそうです。

13:10頃に無事下山しました。

「奇妙滝」に行けなかったのは残念でしたが、再び『米子大瀑布』の雄姿を見られて良かったです！
やっぱり何度見ても素晴らしいと思います。

"to be continued"