【8】紺碧のアドリア海と中世の街並みを巡るクロアチア・スロベニア10日間のツアー（コトル編）

2015/09/16 - 2015/09/25

6日目の午後、ドゥブロヴニクからモンテネグロのコトルを訪れます。

ドゥブロヴニクでの自由時間かコトル観光が選択出来ますが、1組を除いて22名がコトル観光に参加しました。

モンテネグロに入り休憩でお店に寄ると、クロアチアに比べ物価の安さにちょっとビックリ。

途中フェリーにも乗り2時間余りでコトルに到着。

1時間強コトルの街を散策しましたが、滞在時間も少なったかったこともあるでしょうが、残念ながら期待したほど魅力的な街ではありませんでした。

エリア コトル(モンテネグロ)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ドゥブロヴニクを午後1時20分ぐらいに出発しコトルに向かいます。

40分程で国境を通過します。

クロアチア出国・モンテネグロ入国もパスポートはノーチェックでした。

今回の旅行では国境を越える時、けっこうＥＵ加盟国ではないのにノーチェックで済む事が多かったです。

針葉樹で覆われた山が黒く見えることから、ヴェネチア語でモンテネグロと呼ばれるようになったそうです。

モンテネグロに入ってトイレ休憩。

モンテネグロは2006年6/3にセルビア・モンテネグロから独立。

以前、自国の通貨が信用出来ないということで独マルクを使用していましたが、その流れを受継ぎＥＵ加盟国ではないですが、ユーロが流通しています。

クーナに馴染んでいたのでユーロ表示で、しかも小数点以下の値段が新鮮です。

値段はクロアチアの半分ぐらいです。

モンテネグロの平均月収が300ユーロ程度だそうで、生活水準に合わせて当然価格が設定されているんでしょうが、これほど差があるとは。

ワインもこのお値段。

海が見えてきました。

途中でバスはフェリーに乗り込みます。

かなり遠回りをすれば対岸に着けますが、時間短縮のためここでフェリーを使う車が殆どのようです。

車が一杯になると出発するので10分程待って出発し、対岸までは10分もかからずに到着しました。

航行の間はバスに乗っていてもいいですし、バスから降りることも出来ますがフェリーには座席はありません。

ドゥブロヴニクから2時間20分ほどかけコトルの街に入ってきました。

ここはクルージングの客船も停泊する街で、港には何艘かの客船が停泊していました。

コトルはコトル湾の奥深い入り江に位置し、1979年に世界遺産に登録されました。

何でここにジョーズ？という場違いな感じ。

ここでサメは興ざめ。

城壁は4km以上にも及び、上の方まで登っていってる人達もいます。

1518年に建てられた聖母教会も見えます。

旧市街に入るのは3ヶ所の入口があり西門から入場します。

門を入るとオルジャ広場があります。

オルジャ広場には、けっこう人がオルジャないですか〜。

1602年に建てられた町の時計塔は、自由時間後の集合場所になるので覚えておかないと。

現地ガイドさんは、かなり背が高い人で、時計塔の高さとそれほど変わらないかも？

それでは、踊る大捜査線ならぬコトル大捜査線を開始しましょう。

旧市街には宮殿もいくつか残っていて、こちらはベスクチャ宮殿。

17世紀のプリマ宮殿。

2つの非対称の鐘楼をもつ聖トリフォン大聖堂。

向かって左の鐘楼には礼拝所が作られた809年が記され、右の鐘楼には1200年後の記念式典で改修されたので2009が記されています。

ミュージアム。

15世紀以降ヴェネチアの支配の下、軍事都市として発展した様子も伺えます。

井戸も残されています。

建物にかけられたカウンターは、前にあるカフェがお客さんが利用できるように立て掛けたようです。

1195年に建設された聖ルカ教会。

教会の内部。

1909年に建てられた聖ニコラ教会。

上部には横に三本がある八端十字架が立っています。

ここも中に入ってみます。

ここからは30分ほど自由時間になり、少し街を散策してみます。

ハンドルもペダルもないけど、これって使えるんでしょうか？

それともただ置かれているだけ？

ペットボトルが3本もあるけど長時間頑張って描いてるのかな？

「もう1時間も前にアイツにＬＩＮＥで送ったのに既読になってないじゃん」

「私は文通相手からの手紙が10年以上もきてないんだけど」

入り組んだ街の細い路地を歩いていきます。

街中を歩いてると不思議な空間に出くわします。

こんな自転車が置いてあったり。

こんな自転車に乗った少年がいたり。

これはもう使えなくなちゃったのかなあ？

サッカーボールがポツンと路にあるけど誰のかな？

猫も椅子でお昼寝。

ポストは黄色ですね。

集合時間に遅れるいけないし、あまり覗いてみたくなるお店もないのでそろそろ戻ります。

トイレは0.5ユーロだと言われてましたが、入口に係の人がいないので、このボックスにお金を入れて入りました。

ところが用をたして外に出ようとしたら、オバさんがいて「お金を払え」と言い出し（何を言ってるのか分かりませんがたぶんそう言ってるんでしょう）、「その箱に入れた」と英語で言っても通じず、オバさんが喚き散らして煩いので、また0.5ユーロを払いました。

コトルには1時間10分程の滞在で、見るところも特になかったし、最後にトイレで嫌な思いもしたし、これならドゥブロヴニクで買い物をしてれば良かったかなとも思いました。

訪れた国の数が1ヶ国増えたのは良かったですが。

夕方5時にコトルを出発。

さかなクンもギョギョギョッと驚くような看板に遭遇しました。

海沿いを走って。

再びフェリーに乗ります。

陽も傾いてきました。

道沿いをずっと周ったら相当時間かかるんでしょうね。

飛行機雲がいっぱいです。

夕陽になって。

ちょうど海が見渡せる地点を通過し、夕陽が綺麗に見えるのでバスの中は歓声が沸きます。

バスの運転手マリオが少しスピードを落として走ってくれたので、陽が沈む瞬間まで見ることが出来ました。

コトルから帰りも2時間程走り、ドゥブロヴニクが見えてきました。

ここでドゥブロヴニクで自由時間を取られていた1組をピックアップ。

夜のドゥブロヴニクも散策してみたかったけどホテルが遠いので残念。

宿泊しているホテルからだとタクシーで片道6000円ぐらいかかるそうです。

夕食はホテルのレストランでビュッフェです。

肉も何種類か焼いていましたが牛肉は固かったです。

羊肉が一番良かったかな。

朝、お腹を壊したのもすっかり忘れデザートも食べて、お腹いっぱいに。

今日も少しビーチを散策。

今日は天気も良く星がけっこう見えました。

家内と娘は流れ星も見えたと喜んでましたが、私は見逃してしまいガックリ。

昨日うるさかった演奏も今日は聞こえず良かったです。

ご訪問ありがとうございました。

モスタル編に続く。