【3】紺碧のアドリア海と中世の街並みを巡るクロアチア・スロベニア10日間のツアー（プーラ編）

2015/09/16 - 2015/09/25

ツアー2日目、スロベニアからクロアチアに入国です。

入国後に両替をして本日の宿泊地オパティアへ。

夕食はホテル近くのレストランでとり、夜8時前にホテル アガヴァに到着。

3日目の朝はテラス席で朝食を食べた後、イストラ半島の観光へ。

まず最初に向かったのがプーラ。

円形劇場などのローマ時代の遺跡が残る街並みを1時間半ほど散策しました。

エリア プーラ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

スロバニアを出国しクロアチアに入国。

クロアチアはＥＵに加盟しているものの、シェンゲン協定国ではないのですが、特に出入国の検査はありませんでした。

クロアチアがＥＵに加盟したのは2013年7月で、まだ通貨はユーロではなく自国通貨のクーナが主に使われているため、入国後に両替所で取り敢えず1万円を両替しました。

1万円で520クーナぐらいに両替出来たので、1クーナが19円ぐらいの換算になります。

ポストイナ鍾乳洞から1時間40分程で、オパティアの街に夕方の6時半頃予定通り到着しました。

こちらが夕食のレストラン。なかなかお洒落な雰囲気です。

家内は白ワイン。飲めない私と娘はガス入りの水で。

ユーロも使えるのでユーロを使用。

白ワインが2ユーロ、水330mlが1ユーロとツアーのレストランにしては、かなり安い設定です。

ツアーの食事って、あまりサラダが出ないのですが、こうして出てくると嬉しいものです。

白いのは山羊のチーズだそうで、ちょっと塩辛かったです。

メインは白身魚のソテー。

スズキの仲間のようですが、ホッケのような味で可もなく不可もなくといったところです。

デザートはアイス。

夜8時前、今日から2連泊するホテル アガヴァに着きました。

四つ星（阪急交通社のランクではスーペリアクラス）のホテルです。

ロビーにはウェルカムドリンクとお菓子が置いてありました。

ツアーのホテルでは初の体験です。

こちらのホテルは斜面に建っているので、フロント階がＲＣで上は3階・下は-2階があります。

部屋に入ると廊下があって、途中にクローゼットと机があり、少し左に曲がり先に進むと部屋になります。

部屋はけっこう広いのですが、この廊下のスペースは使用することがないので勿体ない気がします。

我が家は3人なのでキングサイズのベッドにエキストラベッド。

スーツケースを広げられるスペースもたっぷりあります。

トイレは入口の近くで、例の廊下を通っていかないといけないので、ちょっと遠くて不便でした。

バスタブはあるのでゆったりできそうです。

ミニバーもあり飲み物がいっぱい入ってましたが、持参したペットボトルを強引に入れて冷やします。

昨夜は遅かったので今日は眠くなり10時に就寝しました。

3日目、朝6時起床。

窓には電動のシャッターが付いてます。

雨戸としてではなく日除けとして使用するためだそうです。

7時から朝食です。

可愛らしい感じに食べ物が並べられています。

クロワッサンがあったりスイーツもあったりで女性は喜びそうな品揃えです。

良いホテルだとレタスなどのサラダ類があるのがいいですね。

テラス席で食べるとお洒落感が一層増します。

自由に席は選べるのですが、ツアーの皆さんやはりテラス席が良いようで、周りは全て同じツアーの方々です。

普段は朝はあまり食べられないのですが、旅行に来るとたっぷり食べちゃいます。

食後に少し散歩します。

ホテルは道路側が入口で正面になっていますが、裏手に回って見た方が豪華に見えます。

ちょっと歩くと海が見え、小舟が停泊しています。

おじさんは漁師さんかな？

8時にホテルを出発して3日目の観光がスタートしました。

今日はイストラ半島のプーラ・ポレチュ・ロヴィニという3つの小さな街を周ります。

「イストラ」半島に来てる間に「リストラ」されないようにしないと。

1時間半ほどで最初の訪問地プーラに到着しました。

「お客さんが来たようだから仕事しないと」

紀元1世紀に建てられたという円形劇場。

イストラ半島はローマ帝国の支配下にあったため、このような遺跡が残っています。

大きくて写真には収まりきりません。

中にも入れるようですが、今日は時間がないので残念ながら入れず。

現在はオペラやコンサートが開催されるそうです。

旧市街を現地ガイドさんと添乗員のＥ澤さんの案内で見て周ります。

双子門。

ヘラクレス門。

ゼロ通路。

地下通路になっていて10数ヶ所出入口があるようです。

植木市が開催中。

サボテンを売ってる人がいない？サボッテンのかな？

セルギ門。

プーラの有力者セルギ家によって紀元前1世紀に建てられた石門です。

「綺麗な女性と一緒なので、緊張して固まっちゃいました」

「こんなコーディネートはどうかな？」

ヨーロッパって、こういう街並みを歩くのがいいんですよね。

なんでお店の中に入っていくのかな？と思ったら。

店の裏手にモザイク画が描かれた遺跡がありました。

お店に入ったのは近道だったからのようです。

元の道に戻る時も店の中をゾロゾロと歩いて行くのですが、特にお店の人は慣れっ子なのか気にする様子はありませんでした。

イタリアでもよく見かけた糸杉。

細いのが雄杉で、ちょっと丸い形をしたのが雌杉だそうです。

「オスギはいるのにピーコはいないの？」

またこんな所を通っていくと。

暴君として知られるネロの母親の住居跡。

遺跡の前には生活感のある風景。

「こんな座り方出来る〜？」

プーラをもう少しプ〜ラプ〜ラします。

左がアウグストゥス神殿、右が市庁舎。

こんな路地も大好きです。

大聖堂。

ニャンコは何を狙ってるのかな？

レンガ工場の煙突。

港が見えた。

地下駐車場を作ろうと思ったら遺跡が出てきてしまい、駐車場の建設がストップしてしまったようです。

お店のテーブルもプーラ仕様。

円形劇場が見える場所まで戻ってきてプーラ観光は終了です。

ここからだと全景が入りますが、今日は手前で催しが行われていてノボリがちょっと邪魔でした。

本や絵葉書を売ってるおじさんがいてツアーの方たちに勧めてくるのですが、値段が高いので購入する方はいません。

クロアチアはネクタイ発祥の国ですが、以前ネクタイの長さ世界一とギネスに登録された時の写真が載った絵葉書もありました。

1時間半程のプーラ滞在で時刻は11時。

次はポレチュに向かいます。

ご訪問ありがとうございました。


ポレチュ・ロヴィニ編に続く。