2015/10/31 - 2015/11/02
318位(同エリア1433件中)
YAZさん
ミャンマーを旅しようと思う人がどれだけいるだろう。
自分もミャンマーを旅するとは思っていなかった。2011年の民主化以降ミャンマーがたびたびニュースで取り上げられるようになって少し興味を持つようになった。その程度だった。
それでも、「変わる前にこの国をみておきたい」との思いが沸き起こりヤンゴンに2泊3日で旅することにした。思いつきでも最近はインターネットで簡単に旅ができる。ひとり旅だ。航空券と宿は自分で手配した。自分なりには良い選択ができたと思う。
もちろん行くことを決めてからはミャンマーの観光地や歴史を調べた。イギリスからの独立を日本が支援したことや太平洋戦争で19万人もの日本人が帰ることなくこの地で散ったことを知った。日本人との繋がりが深い国だ。
■日程
10月31日 羽田→セントレア→バンコク [JAL便]、バンコク→ヤンゴン[バンコク エアウェイズ便]
11月1日 観光
11月2日 ヤンゴン→バンコク [バンコク エアウェイズ便]
ホテルはダウンタウンにあるGRAND UNITED 21st DOWNTOWNに宿泊した。
■■
ヤンゴンにしか滞在しなかったが、旅を終えた今、不思議にも「また、行きたい」と思う。そう思わせる魅力がミャンマーにはあった。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- JAL バンコクエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ミャンマーへはバンコク経由で行った。当日いいことが2つあった。ひとつは別々に予約していたJALとバンコクエアウェイズをスルーチェックインにしてもらったこと。これでタイに入国して荷物をピックアップする必要がなくなり、荷物を直接ヤンゴンまで運んでもらえた。2つ目は満席だとかでビジネスクラスに変更してもらったことだ。
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バンコクでバンコクエアーウェイズに乗り換えてヤンゴンに向かった。沖止めであったのでバスで近くまで行きタラップから飛行機に乗り込んだ。
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1時間少々でヤンゴン空港に到着した。いよいよミャンマー初上陸だ。少し薄暗い空港だったがかえってミャンマーらしくて気分が高まった。
ミャンマーに入国するにはビザが必要なので事前にインターネットで入手した。空港にはアライバル・ビザのカウンターがあるものの旅行者には関係ないようでそのまま入国審査の列に並び無事入国した。ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港
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ヤンゴン空港で両替をした。ミャンマーでは日本円からの両替はほとんどできない。ドルも新札でないと受け取ってもらえないことがあるので新札を用意した。
空港で180ドルを両替したら1000チャット札(約100円)を200枚以上渡されて驚いた。用意した財布に入りきらずセカンドバッグにお札を突っ込んだ。
5000チャット札は流通が少ないのかと思ったらそうでもない。それにしても1000チャット札だけで渡さなくていいのにと思う。 -
ホテルはトリップアドバイザーを参考に決めた。ホテルはこの路地にあるグランド・ユナイテッド・21st ダウンタウンだ。近隣の古い建物に溶け込んでいるが2014年に建てられた比較的新しいホテルだ。
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ヤンゴンのホテルは少ないので高騰気味。ひとり旅なので部屋数が40室の小規模な中級ホテルに泊まった。市内の真ん中にあって100円か200円でタクシーで何処へも行けて便利だ。ホテルの部屋は清潔だしスタッフの対応も良かった。いいホテルだ。
ホテル グランド ユナイテッド トゥウェンティファースト ダウンタウン ホテル
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ヤンゴン市内が一望できるホテルの9階で朝食を食べた。オープンエアーの席での食事は最高だ。
ホテル グランド ユナイテッド トゥウェンティファースト ダウンタウン ホテル
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朝食はビュッフェ形式。卵やポテトなどついつい食べ慣れている料理をチョイスしてしまう。もちろん美味しい。
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ホテルの屋上からシュエダゴンパゴダを遠くに臨む。夜はライトアップされているので暗い市街に黄金のパゴダが浮き上がって見えてきれいだ。
ホテル グランド ユナイテッド トゥウェンティファースト ダウンタウン ホテル
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ヤンゴンの市街を一望できただけでもこのホテルに泊まったかいがある。今は高い建物が少ないが、いずれは高層ビルが建ち始め様相が違ってくることだろう。
ホテル グランド ユナイテッド トゥウェンティファースト ダウンタウン ホテル
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ヤンゴンには思いの外観光スポットが少ない。最大の観光スポットがシュエダゴン・パゴダだ。外国人には8000チャットの入場料が科せられる。仏塔の大きさや仏像の多さ、そして敬虔な現地の人を見るだけでも価値はある。
シュエダゴン パゴダ 寺院・教会
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たくさんの仏像があっていたる所で人々が座って祈りを捧げていた。
シュエダゴン パゴダ 寺院・教会
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自分の生まれた曜日を日本人はどれだけの人が知っているだろうか。ミャンマー人にとっては生まれた曜日は名前や結婚と結びつくとても重要なことらしい。パゴダの周りには曜日ごとの仏像があり人々は自分の曜日の仏像に祈りを捧げていた。
生まれた曜日がわかる早見表を使って調べたら自分は金曜日生まれだった。そこで金曜の仏像に行き水を掛けた。 -
ヤンゴンのダウンタウンの中心にも金色に輝くパゴダがある。スーレー・パゴダだ。
スーレー パゴダ 寺院・教会
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スーレー・パゴダ近辺にはイギリスの植民地時代の建物がある。イギリスの植民地だった割には車は右側通行しているのは何故だろうか。独立の時イギリスに反発したからなのだろうか。
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市内にあるアウンサン・マーケットに行ってみた。
ボーヂョーアウンサン マーケット 市場
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マーケットではたくさんの店が軒を連ねている。ミャンマーでは良質なルビーやヒスイが取れるので宝石屋もたくさんある。勧められたが石の価値がわからないのでお土産には買わなかった。
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ミャンマーは国民の80%以上が仏教徒だそうだ。日本では見ないが、ミャンマーではピンク色の袈裟を羽織った少女の尼がいる。マーケットの中を唱えながら行進していた。
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日本の中古バスが活躍していた。前方の自動ドアは取り外されている。右側通行なので車両の反対側に乗り降り用の入口がある。それにもドアはついていない。
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街には禁止されているのでバイクや自転車が走っていない。自動車はほとんどが日本の中古車だ。故障しないのを評価されていた。
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突然王子運送のトラックが出てきた。笑っちゃう。
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■ミャンマーの人々
男の人はズボンの替わりに布を腰に巻き、女の人や子供たちはタナカという木の粉を顔に塗る独自の文化が今も息づいている。最初みたときは奇妙に思えた。でもミャンマー人の多くがそういった恰好でいるのをみていると、もしかしたら自分達の方がおかしいのかもしれないと思えてきたから不思議だ。 -
■ヤンゴンの印象
今のヤンゴンはホテルの料金が異常に高い。多くの外国人が押し寄せてホテルが足りなくなっているからだ。また、道路や鉄道などのインフレが脆弱で街灯も少なく夜は暗い。路地に立ち並ぶビルは古そうなものが多い。地震があったら大変なことになるだろう。さらには夜にはネズミが走りまわるなど衛生的にも問題がある。そのうえヤンゴンは観光スポットは少ないし渋滞がひどい。とこんな具合だ。 -
■旅を終えた今
それでも「また、ミャンマーに行きたい」と思う。
そう思わせる魅力がミャンマーにはあった。ミャンマーの人に接したひとり旅だからそう思うのかもしれない。懐かしい素朴さや未来がある。 -
これからヤンゴンはどんどん変わっていくだろう。空港施設を増設しているしいくつものホテルやショッピングセンターが建設中であった。ヤンゴンを走る環状鉄道も日本政府がテコ入れを始めた。いつかはクアラルンプールの様になるのだろうか。
ただ、ロンジーを脱いでズボンになっても、タナカの替わりに顔にスキンケアローションを塗るようになってもミャンマー人の優しさは変わって欲しくないと願う。
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