アジア最後のフロンティア ミャンマーへ！⑤ ～5・6日目 強行日帰りゴールデンロック、そして日本帰国～

2015/08/08 - 2015/08/13

何気なくいろんな国の航空券を眺めてたら、夏休み期間のミャンマー便が安い！
しかもANAの直行便は通常時から値上がりしてない！！

以前から、民主化してからのミャンマーはすごい勢いで近代化していくから今見ておくのがいいよと聞いていたのと、
「アジア最後のフロンティア」というキャッチフレーズに惹かれてミャンマー行き決定！
試しに母と姉を誘ってみたら乗り気だったので女3人旅です。
意外とハードスケジュールでくったくたになったので、あまりスケジュール組は参考にしない方がいいかも。

●日程
8/8 成田→ヤンゴン、ヤンゴン観光
8/9 ヤンゴン観光
8/10 ヤンゴン→バガン、バガン観光
8/11 バガン観光、バガン→ヤンゴン
8/12 ゴールデンロック日帰り、ヤンゴン→成田
8/13 成田着

●航空機
ANAから購入
　NH0813 11:00 成田 → 15:50 ヤンゴン
　NH0814 21:45ヤンゴン → 6:50 成田
Sara travelから購入
　K7-222 6:30 ヤンゴン → 7:50 ニャウンウー（バガン）
　K7-224 17:23 ニャウンウー（バガン） → 18:45 ヤンゴン

●ホテル(Bookin.comで予約）
ヤンゴン Hotel Mila Noa
バガン　Innwa Motel

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この旅の計画をしたときから、ゴールデンロックに行くか行かないかは議論になってました。
行くとしても日程的に日帰りしか出来ない。
そしてネットで情報を探しても雨期で日帰りするにはタクシーをチャーターして行けるかどうか、というところ。

前日のバガンからの帰りにゴールデンロックに行くかの最終議論をしていました。
結論としては、ホテルのカウンターでタクシーをチャーターできるか聞いてOKだったら行く。
ということで、チェックイン時にカウンターのお兄さんにタクシーをお願いしました。
今日の21:45の便で帰国だから、20時までにヤンゴン空港着でという条件で。

1社目に電話してもらったところ、日帰りで20万チャットとのこと。
いや、それは高すぎるでしょ～、相場は高くて10万チャットだって知ってるよ。
ということで、お断り価格を提示されてると判断しました。

ということで、お兄さんに少し無理を行って2社目にも掛け合ってもらうことに。
そしたら8万チャットという回答が！
やった！と即決です。

当初提示されたスケジュールは下記の通りです。
飛行機に乗り遅れられないということと、雨期だからキンプンからのトラックを1時間以上待つと考えて、
タクシーの運転手もだいぶ余裕を見てスケジュールを組んでくれてます。
実際は本当に幸運続きで、トラックの待ち時間がほぼ無くて時間はだいぶ余りました。
雨期にゴールデンロック日帰りを考えてる人の参考になれば。

●当初の予定（括弧内は実際の時間）
4:00 ホテル発→8:00 (7:45) キンプン
10:00(8:15) キンプン→11:00(9:15) ゴールデンロック
15:00(11:00)ゴールデンロック→16:00(12:00)キンプン
16:00(13:00)キンプン→20:00(16:30)ヤンゴン国際空港

エリア チャイティヨ(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝の4時にホテルを出発して、連日の疲れで爆睡。
タクシーの運転手はなぜか定期的にゲップをする人でした。

グーグー寝てたら運転手に起こされる。
何だ？と思ったらキンプンに着いてました。

トラックはもうほぼ満員。
雨期は観光客も少なくて1時間以上待つことがザラと言われてるのに、これはすごくラッキー！
係の人にトイレだけ行かせて！と行ってトイレに寄ってから乗り込みます。

本当に手すりと板のイスが渡してるだけのトラックの荷台に人がギュウギュウに押し込まれます。
ほぼ地元の人ばかりの中、トラックは出発です。

そして噂通りのジェットコースター！
トラックの揺れに体を預ける方がいいかも。
そして慣れてくると風が気持ちいいと感じるようになるから不思議。
お尻は痛いけどね。

途中、2カ所くらいバス停？で停まります。
その途中で一人2500チャットを払います。

写真は逆方向へすれ違うトラック。
通学用としても使われてるみたいで、小学生も乗っていました。

さて、ゴールデンロックに着きました。
想像以上に寂れた雰囲気。
朝早いからでしょうか？

とりあえずみんなが進む方向に行けばいいよね？とついて行きます。

5分ほど歩くと入山料を払う小屋が現れます。
パスポートを見せて入山料を払って、入場券をもらいます。
首から下げるタイプ。

さてやってきました、ゴールデンロック。
それでも寂れてる感が否めない。

ここで靴を脱いで入ろうとしたら入り口にいたおばちゃんに止められる。
どうやらスカートが短いからここから先は入っちゃダメと言ってる模様。
これまで膝丈でも何も言われなかったから気にしてなかったけど、ここは田舎だから厳しいのかな？
仕方ない、腰に巻いてたシャツをどうにか足に巻くか…
それでもダメって言われたら近くでロンジーででも買うか、と思ってたら
母がリュックからストールを出してきて、それをおばちゃんがきれいに巻いてくれました。
万事休すです。
でもおばちゃん、ぎゅーぎゅーに巻きすぎて苦しいよ…。

門をくぐてからも5分くらい歩きます。
雨が降りそうな天気。

途中、ふざけながら歩いてる子供たちの一人が友達にぶつかられた勢いでお弁当箱をひっくり返しちゃって大泣きしてました。
どの国でも子供は似た感じなんだなー、と微笑ましく見てました。
いや、子供にとってお昼ご飯が食べれないのは大事件だけどね。

写真は手前にあるレプリカのゴールデンロック。
え、こんなに小っちゃいの⁉?と一瞬びっくりします。笑

意外とあっさりとゴールデンロックが現れる！

男性はゴールデンロックに触れます。
羨ましい。

ゴールデン ロック (チャイティーヨー パゴダ) 寺院・教会

女性はここまでしか入れません。
手前でお祈りをしました。

いいなー、触れて。
押すとぐらぐらするとか、しないとか。

テラスからの景色。
だいぶ上まで登ってきたのが分かります。
そして雲は晴れなさそう。

下まで降りてみます。

下から見上げる。
ちゃんと隅々まで金箔が貼られてます。

神々しい！

緑もきれい。

と思ったらまたすぐに曇りました。
山の天気は変わりやすい。

周囲にはテーマパーク的なものも。

奥まで進むと村があります。
これまで見てきたヤンゴンやバガンと比べると、ミャンマーの貧富の差を垣間見た気がします。

さて、だいたい見たので帰ります。

休憩所？

山の中のお家。

銅像。
豚は生け贄でしょうか？

門まで帰ってきました。
滞在時間は約1時間半。
本当にゴールデンロック以外は特に見る物はなかったです。

トラック乗り場までの道にいた仏像。

帰りはあまり時間とか気にしないでトラック乗り場に行ったんだけど、
ちょうど満員で出発する間際でした。
時間にもかなり余裕があったから1台くらい見逃してもいいかもねと思ったけど、
係員の人が無理矢理スペースを作ってくれました。

帰りは同じトラックで登ってきた日帰りの人も乗ってたけど、
ちょうど前日ゴールデンロック近辺に泊まってた観光客の団体がいたから乗客が多かったみたいです。
帰りも帰りでラッキー。

さて、帰りは下り坂ということでスリルは1.5倍増し。笑
でもだいぶ乗り馴れてきたので、乗りながら写真を撮る余裕も。笑
ビデオを撮ってる人もいました。

山を下ってるうちにだんだん天気が悪くなる。
小雨が降り出して、そろそろキンプンにつく頃には土砂降りに。

ギリギリセーフなところでバス停に到着！
急いで降りて屋根があるところでしばし雨宿り。
この時点で12時。
予想以上にスムーズに往復できました。
雨もギリギリセーフで交わせて、何てラッキーなんでしょう！

そういえば朝から何も食べてない、ということで雨がやむのを待って、
トラック乗り場の奥のレストランでお昼ご飯。

このチャーハンもおいしかった！
というか、ミャンマーはどこで何を食べても合格点以上の味で、非常に満足です。
そしてトイレも想像よりもきれいなところが多かった！
レストランのトイレでここは入れない…というトイレはありませんでした。

そして、そういえばお昼を食べ終わるまでの約1時間半の間、
後続のトラックは現れませんでした。
それを考えると無理矢理乗せてくれた頂上の係員の人ありがとうですね。

トラック乗り場でタクシー運転手と再開して、空港へ。
だいぶ時間が余りそうだから、途中で追加料金を払ってパゴーに寄ってもらえるかなとも思ったけど、
さすがに連日の早起きで疲労困憊だったのでそのまま空港へ。

行きもそうだったけど、途中でちょくちょく高速道路？の料金を払います。
20チャットから500チャットくらいまで値段も様々。
しかもこんな短距離でまた払うの？ってところもあったりして。
これ公的な料金所じゃないんじゃない？と思うようなところもあるけど、まぁ文句言っても仕方ないので大人しく払います。

そして帰ってくるお金がものすごく汚い！！
よく見ないと金額が分からないくらい汚れててボロボロな紙幣ばっかり。
ドルは奇麗な物じゃないと受け取らないのに、チャットの扱いはひどすぎる…。
ちゃんとボロボロのチャットも空港で換金してもらえたからよかったけど。

3時間半くらい、ウトウトしながらタクシーに乗って市街地に戻ってきました。

そして16時半にはヤンゴン国際空港へ。
運が良かったというのが一番大きいけど、雨期でも問題なく日帰りをして日本に帰国できました！

さて、タクシーの運転手にはちょっと多めにチップを渡してお別れです。

ヤンゴン国際空港 (RGN) 空港

ここでも天女のお出迎え！

まだANAのカウンターも開いてないのでレストランでおやつをつまみながら待ちます。
写真はミャンマーで看板も多く見た100PLUSという炭酸飲料。
味はポカリを微炭酸にした感じ。
疲れた体に沁み入ります。

離陸してすぐに袋に入った夜食パックが配られました。
夜便なので寝てる人が多かったです。

そして朝食。洋食と和食で選べます。
GWのときは洋食で胃がもたれたので今回は和食に。
鶏皮のおじや。生姜が利いてておいしかったです。

そして謎のイチゴジュース。甘かった…。
飛行機もほぼ時刻通り、6:50に成田着です。

ミャンマー、予想以上に楽しかった！
ご飯も人もすごくよくて、また絶対に来たい！！
ただ、連日のハードスケジュールで残りの夏休み4日間、全く起き上がれなかったことだけは反省点とします。