イスラエルへの再訪の旅・前回の旅では出来なかった体験をするシニアの旅

2015/10/10 - 2015/10/25

【イスラエル国会議事堂・クネセット正面】


今まで色々旅をしても旅行記等は投稿したことはありません。昔はPCもデジカメもスマホもない時代に多々旅をしていましたので、投稿に関しては全く無知の人でした。今回の旅でこちらのサイトでお世話になり、恥ずかしながら旅行記初デビューとなりました。

今回はイスラエルINイスラエルOUTで、ヨルダンを含めた、再訪二か国の旅でした。私たちはバックパックと少々の手荷物で、いつも旅をしています。今回もいつものスタイルで出かけました。

年齢的にも体力的にもこのようなフリースタイルの旅は、そろそろ卒業しなくてはと思いつつも気楽なスタイルの旅はなかなかやめられませんね。

エリア その他の観光地(イスラエル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

【クネセット内議会場】

20年前は国会と向き合っている、大きなメノーラーの前で写真を撮り、クネセットの外観だけの写真を撮っただけでしたが、今回は思い切って警備の人に尋ねたら、親切にも中の警備の人にさらに聞いてくれ、さらに入る為の手続を教えてくれ国会に入ることが出来ました。

門の左側にある何人もいる警備室の入り口で、2,3の質問とパスポートを預け、手荷物の赤外線チェックと自身のチェックを受けパスポート情報から作られた入館許可証を首から下げ、晴れて国会に入ることを許されました。手荷物は預けなければいけません。

上段の見学席と眼下の議会会場は、ぐるっと防弾ガラスで仕切られています。
この席には、カメラのみ携帯できます。我々は個人でしたが、現地の学生さんが、先生の引率で見学に来ていましたので、曜日とか、時間帯によっては団体、個人問わず見学できる日があるようです。

【国会入館許可証】

首相が外遊中のせいか、出席議員も少なくのんびりとした議論をしていましたが,
何を議論していたのかはもちろん判りませんでしたけど...(@_@

やはり20年前は無かった、電子カード（ラウ”・カウ”）、バス・トラム等公共の乗り物に使えます。（アラブバス・シェルートには使用できません）

エルサレムのセントラルバスステーション内、チケット売り場右奥の小さな事務所で取得できます。パスポート提出、顔写真を持っていなかったので撮ってもらい書類にサインしてカードを受け取ります。費用は掛かりませんでした。チャージはエゲットバスの運転手に10回分（55.20シェケル）をしてもらいました。トラムの停留所でも出来そうです。カードは日本の物と違って、残額ではなく乗車回数が減っていく残りの回数の確認がトラム内の乗車時にタッチする機械で確認できます。

小さな事務所内で、係りのユダヤ人のおば様にあっと言うまに撮れてしまった写真付きカードの裏面です。
渡航前の情報ではバス内で５シェケルで購入可とありましたが、現在でもその方法で手に入れられるかはわかりません。エルサレム滞在中の都合９日間、このカードとても使い勝手が良かったですよ。記念にもなりました。

トラム内のカードをかざす機械。かざすたびに、9,8,7というように残りの使用出来る回数が確認できます。

セントラルバスステーションの乗り場ターミナル一番奥（NO444エイラット行きの乗り場の先）

このターミナルの右奥が電子カードを管理している（？）小さな事務所あり。

私達が乗車したエゲットバス（7：00発）のエイラット行きの表示版

エイラットまでのバスチケット

エイラットに向かう途中の休憩で

イスラエルのリゾート地エイラットのイツハク・ラビンボーダーから徒歩でヨルダンのアカバの国境へ向かう。

出国の質問は2,3の簡単な質問だけ、出国のスタンプを押されただけであっけない出国の模様でした。

出国税は主人と一緒の2人分で、245シェケルでした。事前の情報より安かった？？？

ヨルダン側の入国審査の窓口に向かうには、左前方にある小さなDUTY FREEの店内を何故か潜り抜けなければならない（？）

日本人はノービザでOKですが、顔写真は今回ばっちり撮られましたよ

ヨルダン入国、アカバへ

初めて徒歩での国境越え！！

2000年にも宿泊した懐かしのアル・シュラホテルのバルコニーからの大好きな風景。
アカバ湾の向こうににイスラエルのエイラットを望む。この景色を見るだけのアカバ滞在を、連れ合いが是非にと今回の旅程に入れました。何度見ていても飽きない景色を堪能しました。

前回の旅でヨルダンをほぼ歩きつくしましたので、今回は大好きなアカバとアンマンだけの街歩きに徹底しました。

アカバ最大のモスク。男女問わず朝な夕なに人々が出入りしていました。
(ホテルのバルコニーから)

30℃の暑さでも女性はあのスタイルで、足元しか海に入れません。

アカバの海岸にて。

うーん、しっかりした顔立ちにびっくり！！

アンマン行のアカバ・バス停で。

アカバからアンマンまでデザートハイウエーをひたすら4時間走り続けます。この写真は途中のたばこタイムで、夫はたばこを我慢していたので、大喜びでした。

アンマンまで　7.85ヨルダンディナールで、エルサレムからエイラット間の82シェケルと比べるとかなり安い！！　物価の違いを今回も改めて実感する。

このジェットバスには制服を着た女性の車掌さんが乗車していました。昔乗った死海側を通る路線にはいませんでしたが、少々時代の流れに驚きが...。

アカバからアンマンまでのジェットバスのチケット

【アンマン・ローマ劇場】

今も昔もアンマンの人々の憩いの場になっています。

すみません、過去の写真を載せました。

15年前、私は上まで登り、小さく万歳をしています。今回の旅では最上には夫に登ってもらいました。上まで登るのには、少々足がついていきませんでした。(T_T)

昔はヨルダン王国の3世代の肖像写真はありませんでした。

キング・フセインブリッジの出国審査所

ここもすんなり通過！！

前方のキング・フセインブリッジ（アレンビー橋）を渡り、再度イスラエルに入国
イスラエル再入国も何の質問もなく、あっさり再入国！！

残り7日間をエルサレムに滞在。

20年前の空港でのイスラエル出国は、質問や荷物を全部出して厳しい検査を受けましたが、今回は質問もなく、バックパックや手荷物も一切開けられることなく、驚くほどのあっけなさで出国でき帰路につきました。

この旅行記へのコメント （4）

• さびびさん 2017/07/05 16:57:29

  素晴らしいお手本です！

  投票頂いたので、拝見させて頂きました。
  
  私も、以前は旅行記等をアップした事もなかったのですが、家族で行った旅行を”形”として残す為に投稿しました。
  
  他の方に見せる書き方ではなく、自分の記録としてアップしたので、（会社等）知り合いにも知らせていません。
  
  子供２人が、まだ学生でお金も時間も余裕なく、未だに前回の旅行記が未完成です。
  
  時間があれば、自分の記録として、過去の旅行をまとめたかったのですが、栞様の過去の写真をデジタル加工して投稿されているのを拝見させて頂き、参考というか、感激するくらいの素晴らしい内容です。
  
  本当に素敵な人生ですね！
  
  時間を作って、すべての旅行記拝見させていただきます。
  
  ありがとうございました！

  栞さん からの返信 2017/07/06 10:44:51

  RE: 素晴らしいお手本です！

  さびび様、こんにちは
  
  とても過大評価なメッセージ有難うございます。当方もさびび様と同じく記録としての投稿で、夫婦二人以外は見ることはありません。それにしても拙い内容に評価を頂くのはお恥ずかしい限りです。
  
  かなり前から増え続けている、旅のアルバムやフィルムに悩んでいました。最近は写真を現像しないですぐにPCに取り込んでいるのでOKなのですが、20年以上前は全てアルバムにしておりました。しかしそれらのアルバムはほとんど段ボールの中へ、閉じ込められあまり見ることはなくなりました。近年は便利になって、PCやスマホで簡単に旅の思い出を見ることが出来ます。しかし昔の画像を全てデジタル化するには膨大な費用が掛かってしまいますので、20年以上前の旅（1960年代のアメリカや、中国、東南アジア）は我々の頭の中に記憶として残す事にして全てアルバム・フィルムを処分致しました。残った者の負担を考え、断捨離を真剣に考えなければいけない年齢になっているので...。昔の旅の思い出は写真を見なくても、思い出しながら話すことが我が家のボケ防止になっているようです(笑)
  
  今年の晩秋には又イスラエルに向かいます。バックパックを背負っての旅は、もうそろそろ卒業にしたいと思っています。
  
  さびび様のこれからの投稿楽しみにしております。　　栞

• クマさん 2017/04/22 09:04:07

  ほんとに「いいね」して良かったのか？

  現在のシリアの状況を見ると、日本人の私では想像がつかない日常だと思います。大国のエゴに翻弄される小国の大変さをニュースでよく耳にします。
  でも一番の被害者は一般の市民だと思いますが、この大変な環境のなかで住み続ける人々の適応する力にも驚かされます。
  平和な日本でのんびり過ごしている私には、早く和平が実現し国外へ退去した人々が安心して安全に帰れる状況が来ることを願うしかありません。

• karasukkoさん 2016/06/03 19:35:00

  投票ありがとうございました。

  お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。
  
  ヨルダンへとイスラエル、せっかくの隣国ですが、前回の旅で私は行くことを選びませんでした。パスポートにスタンプを押されると入国を拒否される国があったりして、困る、と騒いでる同宿の人たちの様子を見てたりもして・・・。
  
  物価が高い、というのもネックでしたね。
  
  でも、いつかは行ってみたいかな。
  
  バックパッカーとしての旅、いいじゃないですか。大賛成ですけど・・・。勿論、体力が続く限り（笑）
  
  最後になりましたが、旅行記、これからどんどん出してください！
  
  karasukko