2015/09/27 - 2015/09/29
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Galsysさん
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シルバーウィークの前後に夏休みをくっつけ、社会人人生最長の休暇期間を取得し、初めてのロシアと2度目のポーランドを周遊。
最終日はペトロパヴロフスク要塞と市内の観光地を訪問。12日間続いた旅行もいよいよ終了...。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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明日は帰国日。今日はサンクトペテルブルグで行っておきたかった幾つかの観光地を散策予定。
まずは、ペトロパヴロフスク要塞。地下鉄2号線「ゴーリコフスカヤ(Gorkovskaya)」駅を下車した後、公園の中を通って10分弱歩くと、この風景が見えてくる。
要塞の名の通り、18世紀の大北方戦争において、スウェーデン軍からの防御を目的として築かれた。ペトロパヴロフスク要塞 建造物
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橋を渡ってすぐのチケットオフィスでチケット購入後、要塞の内部へ。
まずはペトロパヴロフスキー大聖堂。青空に黄色い大聖堂が映える。ペトロパヴロフスク聖堂 寺院・教会
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大聖堂内部へ。これまで訪問したロシアの教会とは異なりモザイク画は控えめだが、その分装飾品の美しさが際立つ感じ。
ペトロパヴロフスク聖堂 寺院・教会
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こちらがサンクトペテルブルグを作った初代ロシア皇帝、ピョートル1世のお墓。
この他にも数多くの歴代ロシア皇帝がここには埋葬されている。ペトロパヴロフスク聖堂 寺院・教会
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お墓参りの後は大聖堂向かいにある司令官の館(歴史博物館)へ。
ここでは18世紀初頭にサンクトペテルブルグが作られる頃から、ロシア革命の頃までを様々な展示物を用いて紹介されている。
まずは要塞が出来た頃のジオラマ。司令官の館 建造物
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この博物館では一部キャプションは英語での記載もあったが、多くはロシア語のみ。
ただ、色々な展示物を眺めるだけでも結構飽きない。
写真は19世紀末から20世紀初頭のタバコや薬のパッケージ。司令官の館 建造物
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こちらはロシア革命のジオラマらしい。
革命で犠牲になったニコライ2世一家の写真で展示も終了...。司令官の館 建造物
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色々廻ってそろそろお昼だなぁ、と要塞内部をうろついていたら広場に人が集まり始めている。
そう言えば、正午に大砲を撃つとか言う話があったので、自分も待っていると、何やら怪しげなBGMの後に大砲を一発発射。
ムービーを廻していたので良い具合に発射の瞬間を激写。ペトロパヴロフスク要塞 建造物
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要塞を出て、地下鉄駅に戻る途中に大量のマラソンランナーと遭遇。
この日は日曜日だったので、何やら市民マラソン大会的なものが開催されていた模様。ペトロパヴロフスク要塞 建造物
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ブリヌイとお茶でランチ代わりの休憩後、ネフスキー大通りに行き、「エリセーエフスキー」へ。
帝政ロシア時代から営業している老舗の食料品店。モスクワ店にも行ったが、今度はサンクトペテルブルグの方にも。
写真真ん中の外からは食料品店とは一見では分からない重厚な外観の建物がそれ。エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店
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中はあまり広くない店内に、紅茶やジャムやチョコレートなどが所狭しと並んでいる。
壁面のショーケースには肉類やチーズ、キャビアなども。
ここもあくまで高級食料品店なので輸入物も多く、商品のバーコードの数字が「46」で始まるのがロシア産だと気を付けながらお買い物。エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店
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ホテルに戻り、買い物した品々を置いてしばし休憩した後、やってきたのはホテル近くの「レニングラード包囲と防衛博物館」。
サンクトペテルブルグ(当時はレニングラード)は第2次世界大戦中、ドイツ軍に包囲されており、その戦いの模様が展示されている。レニングラード包囲と防衛博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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館内は当時の資料など様々な品々が盛りだくさん。一部展示には英語のキャプションも有り。
こちらはドイツがフィンランドという犬をけしかけてソ連を攻撃していたりと、フィンランドを揶揄している絵。
まぁ、そもそも冬戦争においてソ連がフィンランドに攻め込んで領土を奪い取っているのだが...。レニングラード包囲と防衛博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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レニングラードは1941年から1944年の間ドイツ軍に包囲され続けたが、多大なる犠牲を払ったものの、ドイツに占領される事なく持ちこたえた。
その他、様々な写真や資料が沢山あり、なかなか見ごたえがあった。レニングラード包囲と防衛博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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防衛博物館を出て中心部に再度移動中、地下鉄を乗り換える際に「ゴスチーヌイ・ドヴォール(Gostiny dvor)」駅が鉄板のホームドア構造というなかなか面白い構造だった。
後で調べたら、ホライズンタル・リフト設計というものでサンクトペテルブルグ地下鉄の数駅でしか見られない物らしい。 -
そして中心部にあるイサーク大聖堂へ。
夕飯前にこの寺院の上に登って大聖堂上の展望台から市内を眺める事で、サンクトペテルブルグ観光の〆にしようという考え。
チケットオフィスはこの写真の右側の奥にある。聖イサアク大聖堂 寺院・教会
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寺院脇のらせん階段を登り切った、と思ったら展望台に繋がる階段をさらに登って、展望台に到達。
写真は地上から展望台に繋がる階段を撮影したもの。
らせん階段の方は塔の中をぐるぐる登るだけなので怖さは無いが、この写真の通り、展望台に繋がる階段の方は吹きさらしの外で、さらに床は格子状で下が見えるので、なかなかの怖さだった...。聖イサアク大聖堂 寺院・教会
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そんな怖い思いをしながらも、展望台からの街並みはなかなか素晴らしい。
展望台から街並みと、この街を作ったピョートル1世像を眺めながらしばし休憩...。聖イサアク大聖堂 寺院・教会
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今晩は帰国用の荷造りもあるので晩御飯は早めに、イサーク寺院近くにある「コレソー(Колесо)」にて。
前菜はイクラが乗ったサラダ。ロシア語でもイクラは「イクラ(икра)」と言うのはよく聞いた話。コレソー 地元の料理
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前日はステーキだったので、この日のメインはサーモンのソテー。
流石海沿いの街だけあって、魚も良い塩梅で料理されている。
冷えた白ワインと一緒に美味しく頂いた。コレソー 地元の料理
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ホテルに帰って、サンクトペテルブルグで一段と増えた土産物をスーツケースに壊れないように配置し、大体のパッキングが済んだ後、近所のSPARで買ったロシアのビールとチップスで晩酌。
ドイツなどの海外資本がロシアのビール産業に参入しているそうで、ロシア産ビールは以前よりとても美味しくなった、とは昨日のガイドさんの弁。Radisson Sonya Hotel St. Petersburg ホテル
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翌朝はこの旅一番の雨模様。
空港までの移動は当初地下鉄・バスを考えていたが、この雨では地下鉄駅まで歩いたりバスへの乗り換えは鬱陶しいなぁ、と考えてホテルでタクシーを呼んで貰う事に。
ホテルからかっ飛ばして30分もかからずにプルコヴォ空港に到着。運賃は1100rub。プルコヴォ国際空港 (LED) 空港
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帰国便もJALだが、サンクトペテルブルグ−モスクワ間はS7航空の運航によるもの。
プルコヴォ国際空港 (LED) 空港
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そしてモスクワからは往路と同じくJALのB787に搭乗。
帰国便はなけなしのマイルを使ってビジネスクラスにアップグレード。
炊き立てご飯とお味噌汁にほっとする。 -
上手い具合に風に乗れたのか、予定時間より30分以上早く朝8時前には成田に到着。写真は自分土産の一部。
さくっと自宅に帰ってシャワーを浴びたついでに体重計に乗ったら3kgも増量していた事が判明。あれだけ食べれば当然か...。
でも、個人的にはハードル高かったロシアや、ヴォルフスシャンツェなど歴史的な地を巡る事が出来たので満足。
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