レニングラード包囲戦に関する様々な資料を見れる
- 4.0
- 旅行時期:2015/09(約9年前)
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by Galsysさん(男性)
サンクトペテルブルク クチコミ:6件
立地的にはあまり宜しくなく、最寄の地下鉄駅は1号線の「チルヌシェフスカヤ(Chernyshevskaia)」駅となるが、そこから10分以上は歩く事になる。
第2次世界大戦の中でも独ソ戦の激戦地というと、スターリングラード(現ヴォルゴグラード)を思い浮かべるが、ここサンクトペテルブルグ(当時はレニングラード)についても、かなりの激戦地だった。
第2次世界大戦勃発直後、まだドイツとソ連が同盟を結んでいた頃に、ソ連はフィンランドを侵攻して一部領土を奪っている。
で、ドイツが同盟を破棄してソ連に侵攻した際には、フィンランドはドイツと手を結んで奪われた土地の奪還を図っている。
こういう歴史的前提を踏まえないと、ここで展示されている資料についても理解が進まないかもしれない。
資料一つ一つのキャプションはロシア語のみだが、展示物はカテゴリ別に小部屋にまとめられており、その部分のキャプションには英語の記載があった。
兵器に関する展示は少なく、包囲戦のさなか軍や一般市民はどのようにこの困難を乗り越えたのかという観点で、様々な写真や当時の品々などを見る事が出来る。
なお、殆ど無いもののグロい写真もちょっとあったので、そういうのが苦手な人は注意。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/10/30
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