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秋のフルマラソンシーズンに先駆けて、一度はハーフマラソンの大会に出ておかねばと思いエントリーした、「第6回サンスポ軽井沢リゾートマラソン」。仕事が立て込んでいる上に(夫婦とも)体調が悪くて、金曜日の段階で一度は旅行をキャンセルしようかと思ったものの、妻の体調が良くなったと言うことなのでとりあえず見切り発車的に出かけることにした。<br /><br />09:58 藤沢−横浜 2830Y<br />藤沢駅のホームに降りていくと、ちょうど上野東京ラインの列車が出て行ったところ。ただ、手元のスマホで調べてみたら、後続の湘南新宿ラインの列車に乗れば横浜駅で追いつくみたいなので、3分後にやってきた列車に乗車。VIEWカードのポイント交換でもらった、手書き式の自由席グリーン券を利用する。<br /><br />10:22 横浜−上野 1576E<br />横浜駅では横浜線ホームから東海道線ホームへ移動しないといけなかったりしてちょっとめんどくさい。おとなしく次の列車を待っていればよかったかな、と思ったら、京浜東北線と山手線が人立ち入りで運転見合わせ。やば! と思ったが、当該区間が田端−上中里間なので奇跡的に東北本線には影響なし。そのまま無事に上野に到着。上野駅ナカの「ハミングカフェ」でホットコーヒーを注文しつつ、新幹線の時間待ち。<br /><br />11:30 上野−軽井沢 609E (あさま609号)<br />上野からの新幹線は新型車両のE7系。列車が動き出してからちょっと早めの昼食にする(コストを抑えるべく、藤沢駅北口のスーパーで購入したお弁当で済ませた)。わりと細かく停車するものの、1時間ちょっとで軽井沢に到着してしまう。通路挟んで隣に座っている女性の二人組も同じ大会の参加者らしい。軽井沢駅南口、アウトレット側にある人工スキー場(プリンスホテルスキー場)の駐車場が受付会場らしい。駅からわりと距離があるなあ、と思いつつゼッケン受け取り。<br /><br />13:48 軽井沢−平原 767M<br />ゼッケン受け取って軽井沢の駅に戻ってくる。なんか身体がだるいなあ。。。直接宿泊予定の上田に向かっても、まだチェックインには間があるので、以前にテレビで凄腕のバリスタがいることが紹介されていた「丸山珈琲・小諸店」に寄り道していくことにした。小諸の一つ手前の平原駅で下車、って周りに何もない駅だなあ。駅からお店までは歩いて15分ほどということだったが、駅を出てすぐにものすごい急な坂を登って丘の上に出た後、また反対斜面に下っていくので、予想以上に時間がかかる。大きな交叉点を右折(交叉点には歩道がないので地下トンネルをくぐる形だが)して直進すると、国道沿いということを差し引いても、そこだけすごい勢いで駐車されている建物が。はい、丸山珈琲に到着です。<br /><br />意外とすんなり席に通してもらえた(下手したら順番待ちということもありえそう)。座席はかなりゆったりと作られていて、テーブルの間も広いのでのんびりくつろぐにはもってこいだ。季節限定の「秋桜ブレンド」を珈琲ケーキと一緒に注文してみる。妻は、浅煎りの丸山珈琲を小布施栗のロールケーキと一緒に頂くそうな。しばしくつろいでる間にコーヒーが運ばれてくるが、こちらのお店ではティーサーバー的なもの(フレンチプレスというんだそうな)にコーヒー豆を入れて出してくれるようだ。ペーパーフィルターを通さないためか、酸味が結構強めに感じられる。コスモスっていうかチェリーっぽい風味がしてこれはなかなか良い香りだわい。<br /><br />16:02 平原−小諸 771M<br />丸山珈琲でしばらく過ごしていたら、身体がすっかり重くなってしまい、平原駅までの道のりがさらに遠く感じられる。平原駅では盗難防止などの観点からか、自動券売機なども設置されておらず、乗車駅証明書を発券して列車に乗り込むことになる。数分で小諸駅に到着。丸山珈琲のお店も、小諸駅近くに建ててくれれば良かったのに、と思う。<br /><br />16:26 小諸−上田 663M<br />上田に向かう列車の中ではけっこう体調が悪くて、最悪明日は計測チップ返却して棄権かな、とボンヤリ考えてたりする。日にちが良かったのか、結婚式から帰ってくる人がちらほらいた。軽井沢でリゾートウェディングというのもオシャレですわな。<br /><br />定刻通り上田駅に到着。そろそろ日暮れ時でヒンヤリしている。たしか昨年の長野マラソンに参加したときに上田に宿泊したはずだったが、その当時と比べて改札付近のインテリアが水戸岡デザインを全面に押し出してきてるのが印象的だった。<br /><br />上田駅お城口から徒歩2分ほどで、本日宿泊する東横イン上田駅前に到着。割り振られた部屋がわりと低層階だったので眺望を楽しむこともできず、ちょっと残念。荷物を置いてすぐ夕食に出かける。ちょうどホテルの裏手にある、馬肉うどんで有名な「中村屋」。今回は胃腸の調子がよろしくないので、鍋焼きうどんにする。うどんのコシはそれほど強くないので鍋の中でちょっと柔らかくなって、ほどよく食べ頃。あつあつうまうま。<br /><br />温かいものを食べて、身体が暖まってるうちにお風呂に入ってさっさと寝ようとしたのだが、結局、フィギュアスケートの番組を見てしまった。。。<br /><br /><br />で、翌日。6時に起床する。昨夜は風邪薬飲んで寝たのでちょっとは体調が良くなったような気もするが、正直なところ不安はぬぐえないな。ホテルの朝食は7時からなので、上田駅前のコンビニでおにぎりを購入して上田駅改札横の待合室で頂くことにする。待合室が以前からあったかどうかは今となっては記憶にないのだが、なんとなく煌びやかなステンドグラス調の装飾が施されていて、来年の大河ドラマを見越して今から準備が整ってるって感じだった。<br /><br />07:01 上田−小諸 616M<br />長野駅始発の列車に乗車。思ったよりも人が乗ってない(上田到着時点でギュウギュウ詰め、ってのを想定してた)。ゆっくり座れてラッキー、とはいうものの、公共交通機関を利用した方が良いのではないかと思い、ちょっと複雑な気分だ(ひょっとしたら新幹線を利用している人が多いのかも知れませんが)。<br /><br />07:29 小諸−軽井沢 754M<br />軽井沢方面へ向かう列車がやってくる間、小諸駅ホームで待機しているが、上田駅ホームよりも寒い。軽井沢方面から2両編成の列車がやってきて、折り返し。信濃追分駅あたりからランナー姿の人がたくさん乗り込んできて、軽井沢到着時にはほぼ満席(満員ではない)。<br /><br />軽井沢駅から歩いて会場に到着、会場周辺の駐車場に入ろうとする車が結構混雑していた。急いでテントで着替え。有料のロッカーが利用できるはずだったのだが、キャリーバッグがあと少しのところで入りきらず、妻の荷物に貴重品だけ入れてもらい、テントの片隅に荷物を置いていくことにする。<br /><br />トイレに並んで8時45分頃にスタート位置に移動。ゲストはタレントのダンカンさんと谷口浩美さん。9時5分にスタート。スタート直前まで選手がスタート地点に移動してなかったりと、結構バタバタしてた割には、綺麗なスタート。<br /><br />コースは旧軽井沢〜新軽井沢を最初の5kmで通過した後、南が丘の跨線橋を渡って南軽井沢を走り、中軽井沢駅南側を折り返したあと、湯川ふるさと公園を経由して戻ってくるコース。5月に走ったことのある「軽井沢ハーフマラソン」とだいたい同じ所を走るみたいだ(微妙なコースレイアウトは違うみたいですが)。<br /><br />で、今回は妻にストップウォッチを貸してる関係上、1kmごとの細かいスプリットタイムは測定せず、感覚だけで走ってみることにした(実際のタイムについてはsuuntoのfootpodで後から確認)。旧軽井沢から新軽井沢にかけては流れに任せる感じで(4分8〜10秒くらいだった)。<br /><br />跨線橋をわたる直前の細い路地を走ってるときに、舗装の穴ぼこに足を取られてしまい足首が変な方向に曲がる。一瞬止めようか、と思ったのだが意外と痛くなかったのでそのまま走る。<br /><br />南軽井沢は木々が生い茂っているので日差しがなくて一層ヒンヤリしている。前のランナーに必死でついて行く。コースは新幹線の線路脇の道路に。ゆるやかな下り坂でスピードは出るが、腹筋が弱っていて着地の衝撃に身体が付いてこない。このあたりでトップランナーとすれ違う。トップはすでに独走状態だ。<br /><br />中軽井沢駅南側で折り返し、元来た道を戻る。途中、湯川ふるさと公園中をぐるっと回ることになるが、意外と公園の入口からどんどん下っていくので勢いが付いて結構怖い。というか、このあたりは交叉点毎に細かくカーブしていくので、わりと気を遣う。<br /><br />コースは再び南軽井沢。軽井沢ゴルフ倶楽部の横の道路はやや下り坂。下り坂でスピードが出ると脚が後ろに流される感じになってフォームがいよいよ定まらなくなってくる。この辺でもなんとか平均して4分20秒くらいのペースだが、確実に遅れてきてる感じがする(意識的にラスト5kmでペースを上げてるランナーが多いのだと思うのですが)。<br /><br />新幹線跨線橋を再び渡って、新軽井沢へ戻ってくる。別荘地の路地をクネクネと曲がっていく感じ。そして18km直前で力尽きる。合計3回くらい歩く羽目になる。跨線橋渡る直前の給水場でちゃんと水を飲んでおけば良かったかなあとボンヤリ思ったり。<br /><br />なんとかスタート地点まで戻ってくるが、スタートの横断幕の真下がゴールでないらしいことに気づいて、気力が尽きる(そういえば、会場の中心にゴールの柱的なものがあったような・・・)。気分的にかなり打ちのめされてゴール。またもや1時間30分を切れず。ペースをちょっと落としてでも、歩かなければ1時間30分は切れていた可能性があるからちょっと残念だな。<br /><br />ゴール直後に5kmの部を完走した妻と合流。急いで着替えてくる(ちなみに今回の大会総合優勝したのは、次郎丸(じろまる)さんという方で、時事ネタっぽく扱われてました)。11時近くになって、そろそろお昼時になったので、雲場池にある「雲場亭」に向かうことにする。最後の約2kmが実質クールダウンになったので、着替えてる間はそんなに疲労感がなかったのだが、ちょっと身体が冷えてくると、身体が重くて普通に歩道を歩くのもままならない感じ。六本辻のロータリーに続く道の隅でしばし座り込んで休憩せねばならないほどだ(そして、その前をほぼ最後尾のランナーが、力なく通り過ぎていく。みんな歩いてるから「ナイスラン!」とも声を掛けづらい雰囲気だ)。<br /><br />ちょっと休憩したのでなんとか無事に「雲場亭」に到着。さすがに紅葉の季節だけありしばらく待たないと席が空かない状態だ。とりあえず建物の中で待たせてもらってたら、冷えた身体が少しは温まって体調の悪さがちょっとはマシになる。<br /><br />だいたい30分くらいは待ったかもしれないが、一番端っこの眺望の良いテーブルに通される。ランチメニューから、妻は若鶏もも肉のソテーセットを、私は骨付き豚ロースのソテーセットを注文する。折しも関東一円では木枯らしが吹き、ほぼ夏の格好(薄いジャケット)でノコノコやってきた私たちは雲場池までの道すがら寒くて結構震えていたのだが、美味しい料理を頂いて身体が一気に温まった。しばらくは寒い中でもなんとかなるかも、と思った次第だ。<br /><br />デザートも頂いて満腹になったあと、紅葉の一番綺麗な時期の雲場池を見ていくことにする。急に寒くなったこともあってか、鮮やかに色づいた紅葉が何ともみごと。しばらく眺めていたいのはやまやまなれど、また寒くなるといけないので早めに切り上げることにする。<br /><br />軽井沢の駅の方に戻ってくる道すがら、駅前すぐのところにある「ラ・テイエ」というカフェが気になって(というか、雲場池に向かうときに気になっていた)、時間つぶしも兼ねて入ってみることにする。ランチタイムが終わったところなのか、他に客もおらず静かな雰囲気。できるだけ長く居座るべく、奥の方のテーブルに坐らせてもらう。<br /><br />昨日訪れた丸山珈琲の豆を使ったコーヒーもなかなか魅力的ではあったが、体調のことも考えてホットレモネードを注文。妻も身体が冷えているというのでジンジャーティにした。なかなかオシャレ、というか可愛らしい系の器に入ったレモネードはレモンとハチミツがたっぷり溶け込んでおり、ちょっとした風邪なら治ってしまいそう。もったいないのでぬるくなるまでチビチビ飲んでました。<br /><br />15:28 軽井沢−上野 9652E (あさま652号)<br />駅のホームで待ってても寒いから、改札入ったところにある待合でボトル缶の温かいミルクコーヒーを飲んでたら、いつの間にか列車が到着してたみたいだ。乗り込む列車は残念ながら旧式のE2系。E7系に比べてシートピッチがなんとなく狭く感じられるのは気のせいでは無いと思う(ウィキペディアで調べてみたら、980mmと1040mm。たった6cmの違いでも全然印象が違うもんだとちょっと感心してしまった)。<br /><br />16:50 上野−藤沢 1575E<br />上野駅から乗り込もうとした列車は10両の短い編成。うわあ。新橋でなんとか二人並んで坐ることができた。乗客の比較的多い区間だけでも付属編成をつけてくれんものかのう。。。<br /><br />藤沢駅の有人改札では予想外の混雑でちょっと焦ったものの、ビックカメラの地下一階で湿布薬を買って帰り、バスで帰宅。やっぱり南関東は温かいなあと思った。<br /><br /><br />ということで、体調の悪さは差し引いても、ちょっと不満の残る大会結果になってしまいました(軽井沢の紅葉を見ることができたという点では行ってよかったのですが)。大会自体はそんなに悪い印象ではなかったので、来年も参加してもいいかも、と思ったのでした。

夫婦で「第6回サンスポ軽井沢リゾートマラソン」に参加してきました。

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2015/10/24 - 2015/10/25

1984位(同エリア3324件中)

0

60

まいこさん

秋のフルマラソンシーズンに先駆けて、一度はハーフマラソンの大会に出ておかねばと思いエントリーした、「第6回サンスポ軽井沢リゾートマラソン」。仕事が立て込んでいる上に(夫婦とも)体調が悪くて、金曜日の段階で一度は旅行をキャンセルしようかと思ったものの、妻の体調が良くなったと言うことなのでとりあえず見切り発車的に出かけることにした。

09:58 藤沢−横浜 2830Y
藤沢駅のホームに降りていくと、ちょうど上野東京ラインの列車が出て行ったところ。ただ、手元のスマホで調べてみたら、後続の湘南新宿ラインの列車に乗れば横浜駅で追いつくみたいなので、3分後にやってきた列車に乗車。VIEWカードのポイント交換でもらった、手書き式の自由席グリーン券を利用する。

10:22 横浜−上野 1576E
横浜駅では横浜線ホームから東海道線ホームへ移動しないといけなかったりしてちょっとめんどくさい。おとなしく次の列車を待っていればよかったかな、と思ったら、京浜東北線と山手線が人立ち入りで運転見合わせ。やば! と思ったが、当該区間が田端−上中里間なので奇跡的に東北本線には影響なし。そのまま無事に上野に到着。上野駅ナカの「ハミングカフェ」でホットコーヒーを注文しつつ、新幹線の時間待ち。

11:30 上野−軽井沢 609E (あさま609号)
上野からの新幹線は新型車両のE7系。列車が動き出してからちょっと早めの昼食にする(コストを抑えるべく、藤沢駅北口のスーパーで購入したお弁当で済ませた)。わりと細かく停車するものの、1時間ちょっとで軽井沢に到着してしまう。通路挟んで隣に座っている女性の二人組も同じ大会の参加者らしい。軽井沢駅南口、アウトレット側にある人工スキー場(プリンスホテルスキー場)の駐車場が受付会場らしい。駅からわりと距離があるなあ、と思いつつゼッケン受け取り。

13:48 軽井沢−平原 767M
ゼッケン受け取って軽井沢の駅に戻ってくる。なんか身体がだるいなあ。。。直接宿泊予定の上田に向かっても、まだチェックインには間があるので、以前にテレビで凄腕のバリスタがいることが紹介されていた「丸山珈琲・小諸店」に寄り道していくことにした。小諸の一つ手前の平原駅で下車、って周りに何もない駅だなあ。駅からお店までは歩いて15分ほどということだったが、駅を出てすぐにものすごい急な坂を登って丘の上に出た後、また反対斜面に下っていくので、予想以上に時間がかかる。大きな交叉点を右折(交叉点には歩道がないので地下トンネルをくぐる形だが)して直進すると、国道沿いということを差し引いても、そこだけすごい勢いで駐車されている建物が。はい、丸山珈琲に到着です。

意外とすんなり席に通してもらえた(下手したら順番待ちということもありえそう)。座席はかなりゆったりと作られていて、テーブルの間も広いのでのんびりくつろぐにはもってこいだ。季節限定の「秋桜ブレンド」を珈琲ケーキと一緒に注文してみる。妻は、浅煎りの丸山珈琲を小布施栗のロールケーキと一緒に頂くそうな。しばしくつろいでる間にコーヒーが運ばれてくるが、こちらのお店ではティーサーバー的なもの(フレンチプレスというんだそうな)にコーヒー豆を入れて出してくれるようだ。ペーパーフィルターを通さないためか、酸味が結構強めに感じられる。コスモスっていうかチェリーっぽい風味がしてこれはなかなか良い香りだわい。

16:02 平原−小諸 771M
丸山珈琲でしばらく過ごしていたら、身体がすっかり重くなってしまい、平原駅までの道のりがさらに遠く感じられる。平原駅では盗難防止などの観点からか、自動券売機なども設置されておらず、乗車駅証明書を発券して列車に乗り込むことになる。数分で小諸駅に到着。丸山珈琲のお店も、小諸駅近くに建ててくれれば良かったのに、と思う。

16:26 小諸−上田 663M
上田に向かう列車の中ではけっこう体調が悪くて、最悪明日は計測チップ返却して棄権かな、とボンヤリ考えてたりする。日にちが良かったのか、結婚式から帰ってくる人がちらほらいた。軽井沢でリゾートウェディングというのもオシャレですわな。

定刻通り上田駅に到着。そろそろ日暮れ時でヒンヤリしている。たしか昨年の長野マラソンに参加したときに上田に宿泊したはずだったが、その当時と比べて改札付近のインテリアが水戸岡デザインを全面に押し出してきてるのが印象的だった。

上田駅お城口から徒歩2分ほどで、本日宿泊する東横イン上田駅前に到着。割り振られた部屋がわりと低層階だったので眺望を楽しむこともできず、ちょっと残念。荷物を置いてすぐ夕食に出かける。ちょうどホテルの裏手にある、馬肉うどんで有名な「中村屋」。今回は胃腸の調子がよろしくないので、鍋焼きうどんにする。うどんのコシはそれほど強くないので鍋の中でちょっと柔らかくなって、ほどよく食べ頃。あつあつうまうま。

温かいものを食べて、身体が暖まってるうちにお風呂に入ってさっさと寝ようとしたのだが、結局、フィギュアスケートの番組を見てしまった。。。


で、翌日。6時に起床する。昨夜は風邪薬飲んで寝たのでちょっとは体調が良くなったような気もするが、正直なところ不安はぬぐえないな。ホテルの朝食は7時からなので、上田駅前のコンビニでおにぎりを購入して上田駅改札横の待合室で頂くことにする。待合室が以前からあったかどうかは今となっては記憶にないのだが、なんとなく煌びやかなステンドグラス調の装飾が施されていて、来年の大河ドラマを見越して今から準備が整ってるって感じだった。

07:01 上田−小諸 616M
長野駅始発の列車に乗車。思ったよりも人が乗ってない(上田到着時点でギュウギュウ詰め、ってのを想定してた)。ゆっくり座れてラッキー、とはいうものの、公共交通機関を利用した方が良いのではないかと思い、ちょっと複雑な気分だ(ひょっとしたら新幹線を利用している人が多いのかも知れませんが)。

07:29 小諸−軽井沢 754M
軽井沢方面へ向かう列車がやってくる間、小諸駅ホームで待機しているが、上田駅ホームよりも寒い。軽井沢方面から2両編成の列車がやってきて、折り返し。信濃追分駅あたりからランナー姿の人がたくさん乗り込んできて、軽井沢到着時にはほぼ満席(満員ではない)。

軽井沢駅から歩いて会場に到着、会場周辺の駐車場に入ろうとする車が結構混雑していた。急いでテントで着替え。有料のロッカーが利用できるはずだったのだが、キャリーバッグがあと少しのところで入りきらず、妻の荷物に貴重品だけ入れてもらい、テントの片隅に荷物を置いていくことにする。

トイレに並んで8時45分頃にスタート位置に移動。ゲストはタレントのダンカンさんと谷口浩美さん。9時5分にスタート。スタート直前まで選手がスタート地点に移動してなかったりと、結構バタバタしてた割には、綺麗なスタート。

コースは旧軽井沢〜新軽井沢を最初の5kmで通過した後、南が丘の跨線橋を渡って南軽井沢を走り、中軽井沢駅南側を折り返したあと、湯川ふるさと公園を経由して戻ってくるコース。5月に走ったことのある「軽井沢ハーフマラソン」とだいたい同じ所を走るみたいだ(微妙なコースレイアウトは違うみたいですが)。

で、今回は妻にストップウォッチを貸してる関係上、1kmごとの細かいスプリットタイムは測定せず、感覚だけで走ってみることにした(実際のタイムについてはsuuntoのfootpodで後から確認)。旧軽井沢から新軽井沢にかけては流れに任せる感じで(4分8〜10秒くらいだった)。

跨線橋をわたる直前の細い路地を走ってるときに、舗装の穴ぼこに足を取られてしまい足首が変な方向に曲がる。一瞬止めようか、と思ったのだが意外と痛くなかったのでそのまま走る。

南軽井沢は木々が生い茂っているので日差しがなくて一層ヒンヤリしている。前のランナーに必死でついて行く。コースは新幹線の線路脇の道路に。ゆるやかな下り坂でスピードは出るが、腹筋が弱っていて着地の衝撃に身体が付いてこない。このあたりでトップランナーとすれ違う。トップはすでに独走状態だ。

中軽井沢駅南側で折り返し、元来た道を戻る。途中、湯川ふるさと公園中をぐるっと回ることになるが、意外と公園の入口からどんどん下っていくので勢いが付いて結構怖い。というか、このあたりは交叉点毎に細かくカーブしていくので、わりと気を遣う。

コースは再び南軽井沢。軽井沢ゴルフ倶楽部の横の道路はやや下り坂。下り坂でスピードが出ると脚が後ろに流される感じになってフォームがいよいよ定まらなくなってくる。この辺でもなんとか平均して4分20秒くらいのペースだが、確実に遅れてきてる感じがする(意識的にラスト5kmでペースを上げてるランナーが多いのだと思うのですが)。

新幹線跨線橋を再び渡って、新軽井沢へ戻ってくる。別荘地の路地をクネクネと曲がっていく感じ。そして18km直前で力尽きる。合計3回くらい歩く羽目になる。跨線橋渡る直前の給水場でちゃんと水を飲んでおけば良かったかなあとボンヤリ思ったり。

なんとかスタート地点まで戻ってくるが、スタートの横断幕の真下がゴールでないらしいことに気づいて、気力が尽きる(そういえば、会場の中心にゴールの柱的なものがあったような・・・)。気分的にかなり打ちのめされてゴール。またもや1時間30分を切れず。ペースをちょっと落としてでも、歩かなければ1時間30分は切れていた可能性があるからちょっと残念だな。

ゴール直後に5kmの部を完走した妻と合流。急いで着替えてくる(ちなみに今回の大会総合優勝したのは、次郎丸(じろまる)さんという方で、時事ネタっぽく扱われてました)。11時近くになって、そろそろお昼時になったので、雲場池にある「雲場亭」に向かうことにする。最後の約2kmが実質クールダウンになったので、着替えてる間はそんなに疲労感がなかったのだが、ちょっと身体が冷えてくると、身体が重くて普通に歩道を歩くのもままならない感じ。六本辻のロータリーに続く道の隅でしばし座り込んで休憩せねばならないほどだ(そして、その前をほぼ最後尾のランナーが、力なく通り過ぎていく。みんな歩いてるから「ナイスラン!」とも声を掛けづらい雰囲気だ)。

ちょっと休憩したのでなんとか無事に「雲場亭」に到着。さすがに紅葉の季節だけありしばらく待たないと席が空かない状態だ。とりあえず建物の中で待たせてもらってたら、冷えた身体が少しは温まって体調の悪さがちょっとはマシになる。

だいたい30分くらいは待ったかもしれないが、一番端っこの眺望の良いテーブルに通される。ランチメニューから、妻は若鶏もも肉のソテーセットを、私は骨付き豚ロースのソテーセットを注文する。折しも関東一円では木枯らしが吹き、ほぼ夏の格好(薄いジャケット)でノコノコやってきた私たちは雲場池までの道すがら寒くて結構震えていたのだが、美味しい料理を頂いて身体が一気に温まった。しばらくは寒い中でもなんとかなるかも、と思った次第だ。

デザートも頂いて満腹になったあと、紅葉の一番綺麗な時期の雲場池を見ていくことにする。急に寒くなったこともあってか、鮮やかに色づいた紅葉が何ともみごと。しばらく眺めていたいのはやまやまなれど、また寒くなるといけないので早めに切り上げることにする。

軽井沢の駅の方に戻ってくる道すがら、駅前すぐのところにある「ラ・テイエ」というカフェが気になって(というか、雲場池に向かうときに気になっていた)、時間つぶしも兼ねて入ってみることにする。ランチタイムが終わったところなのか、他に客もおらず静かな雰囲気。できるだけ長く居座るべく、奥の方のテーブルに坐らせてもらう。

昨日訪れた丸山珈琲の豆を使ったコーヒーもなかなか魅力的ではあったが、体調のことも考えてホットレモネードを注文。妻も身体が冷えているというのでジンジャーティにした。なかなかオシャレ、というか可愛らしい系の器に入ったレモネードはレモンとハチミツがたっぷり溶け込んでおり、ちょっとした風邪なら治ってしまいそう。もったいないのでぬるくなるまでチビチビ飲んでました。

15:28 軽井沢−上野 9652E (あさま652号)
駅のホームで待ってても寒いから、改札入ったところにある待合でボトル缶の温かいミルクコーヒーを飲んでたら、いつの間にか列車が到着してたみたいだ。乗り込む列車は残念ながら旧式のE2系。E7系に比べてシートピッチがなんとなく狭く感じられるのは気のせいでは無いと思う(ウィキペディアで調べてみたら、980mmと1040mm。たった6cmの違いでも全然印象が違うもんだとちょっと感心してしまった)。

16:50 上野−藤沢 1575E
上野駅から乗り込もうとした列車は10両の短い編成。うわあ。新橋でなんとか二人並んで坐ることができた。乗客の比較的多い区間だけでも付属編成をつけてくれんものかのう。。。

藤沢駅の有人改札では予想外の混雑でちょっと焦ったものの、ビックカメラの地下一階で湿布薬を買って帰り、バスで帰宅。やっぱり南関東は温かいなあと思った。


ということで、体調の悪さは差し引いても、ちょっと不満の残る大会結果になってしまいました(軽井沢の紅葉を見ることができたという点では行ってよかったのですが)。大会自体はそんなに悪い印象ではなかったので、来年も参加してもいいかも、と思ったのでした。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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