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予てから行きたいと思っていた三重県関宿へ出かけてみた。ここは江戸時代に繁栄を極めた東海道53次の47番目( 江戸から数えて )の宿場町で、昔ながらの街道の姿をとどめていて、東海道の宿場町の中で、この様な姿をとどめているのはここだけではないだろうか。<br /><br />関宿は国の「重要伝統的建造物保存地区」(昭和59年選定)として、また「日本の道百選」(昭和61年)としてそれぞれ選ばれおり、今なお200年以上も前の姿を見ることが出来る。

東海道53次47番目の宿場関宿を訪ねて

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2015/10/12 - 2015/10/13

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Weiwojing

Weiwojingさん

予てから行きたいと思っていた三重県関宿へ出かけてみた。ここは江戸時代に繁栄を極めた東海道53次の47番目( 江戸から数えて )の宿場町で、昔ながらの街道の姿をとどめていて、東海道の宿場町の中で、この様な姿をとどめているのはここだけではないだろうか。

関宿は国の「重要伝統的建造物保存地区」(昭和59年選定)として、また「日本の道百選」(昭和61年)としてそれぞれ選ばれおり、今なお200年以上も前の姿を見ることが出来る。

旅行の満足度
4.5

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  • 名古屋からIR 関西本線を利用して、「関駅」へ到着した。2時間ほどの乗車時間であったが、車中から見る田園風景を見ていると、あっという間に着いてしまった。<br /><br />関駅は小さな駅で、停車する電車も1時間に1本程度、しかも利用者は少なく、電車が来ない時間は全く人の姿は見えなかった。統計によると、一日の平均乗車人員は2013年は313人で、少しずつ減少しているそうだ。

    名古屋からIR 関西本線を利用して、「関駅」へ到着した。2時間ほどの乗車時間であったが、車中から見る田園風景を見ていると、あっという間に着いてしまった。

    関駅は小さな駅で、停車する電車も1時間に1本程度、しかも利用者は少なく、電車が来ない時間は全く人の姿は見えなかった。統計によると、一日の平均乗車人員は2013年は313人で、少しずつ減少しているそうだ。

  • 駅舎は関宿の町家に似せて造った建物で、コンクリート2階建てである。関駅は11890年(明治23)12月25日開業した。

    駅舎は関宿の町家に似せて造った建物で、コンクリート2階建てである。関駅は11890年(明治23)12月25日開業した。

  • ホームで電車が来るのを見ていた。しばらくして2両連結の列車がやって来た。

    ホームで電車が来るのを見ていた。しばらくして2両連結の列車がやって来た。

  • 駅から歩いて6〜7分も掛からずに旧東海道の宿場町であった関宿に到着した。まずは泊まるところを見つけるべく、旅人宿「石垣屋」に来た。

    駅から歩いて6〜7分も掛からずに旧東海道の宿場町であった関宿に到着した。まずは泊まるところを見つけるべく、旅人宿「石垣屋」に来た。

  • 「石垣屋」は昔のままの町家をゲストハウスにしたもので、この部屋は宿泊者が初めての方でもここに集まり、談笑できるようになっている。

    「石垣屋」は昔のままの町家をゲストハウスにしたもので、この部屋は宿泊者が初めての方でもここに集まり、談笑できるようになっている。

  • 民家の玄関先には見慣れない花が置かれている。

    民家の玄関先には見慣れない花が置かれている。

  • 昼食に「関宿弁当」なるものを食べてみた。注文してしばらくすると、このような布にくるまれた弁当が運ばれてきた。

    昼食に「関宿弁当」なるものを食べてみた。注文してしばらくすると、このような布にくるまれた弁当が運ばれてきた。

  • 布をほどき、中を開けると2段重ねの弁当が出てきた。

    布をほどき、中を開けると2段重ねの弁当が出てきた。

  • 明治15年創業の「桶重」という桶屋があり、何代にも亘面々と続いてきた歴史の重みを感じる。

    明治15年創業の「桶重」という桶屋があり、何代にも亘面々と続いてきた歴史の重みを感じる。

  • 店先を見させていただくと、昔ながらの桶が並べられていて、今なお伝統が受け継がれているのには感心した。

    店先を見させていただくと、昔ながらの桶が並べられていて、今なお伝統が受け継がれているのには感心した。

  • 街並みに合わせて造られた百五銀行の建物がすっかり周囲と溶け合い、新しい建物でありながら違和感がない。

    街並みに合わせて造られた百五銀行の建物がすっかり周囲と溶け合い、新しい建物でありながら違和感がない。

  • 骨董店の看板がひっそりと掛けられていた。

    骨董店の看板がひっそりと掛けられていた。

  • とある民家の玄関先にコスモスの花が置かれていた。住む人の何気ない心遣いが嬉しい。

    とある民家の玄関先にコスモスの花が置かれていた。住む人の何気ない心遣いが嬉しい。

  • 訪れた時は月曜日で、この日は閉まっている店が多かったが、それでも何件か開いている店もあり、ここだけは人の出入りも多かった。

    訪れた時は月曜日で、この日は閉まっている店が多かったが、それでも何件か開いている店もあり、ここだけは人の出入りも多かった。

  • 食料品店の店先ではいろいろな果物が並べられていて、ここだけが明るく照らされていた。

    食料品店の店先ではいろいろな果物が並べられていて、ここだけが明るく照らされていた。

  • Earl Grey( アールグレイ )という紅茶専門店があり、普通の町家をそのまま利用しているようであった。

    Earl Grey( アールグレイ )という紅茶専門店があり、普通の町家をそのまま利用しているようであった。

  • 店内は世界中から集められた紅茶の香りが漂い、珍しい種類の紅茶も置かれていた。地元で生産されている亀山紅茶というものがあった。

    店内は世界中から集められた紅茶の香りが漂い、珍しい種類の紅茶も置かれていた。地元で生産されている亀山紅茶というものがあった。

  • 店内に入ると、この席に案内された。テーブルの上に置かれた明かりが柔らかな光を発し、今関宿にいることを忘れさせるほどの場所であった。

    店内に入ると、この席に案内された。テーブルの上に置かれた明かりが柔らかな光を発し、今関宿にいることを忘れさせるほどの場所であった。

  • オーダーしたのはサンドイッチと地元産の亀山紅茶で、この紅茶は初めて味わうものである。

    オーダーしたのはサンドイッチと地元産の亀山紅茶で、この紅茶は初めて味わうものである。

  • 地元で採れる亀山紅茶については、これまで三重県亀山で紅茶の栽培をしていることは全く知らなかったので、興味を覚えた。一体どんな味か楽しみだ。<br /><br />飲んでみると、インドやスリランカの紅茶と比較しても、味とい、香リといい、また水色も遜色がなかった。これならば少し購入してもよさそうだった。

    地元で採れる亀山紅茶については、これまで三重県亀山で紅茶の栽培をしていることは全く知らなかったので、興味を覚えた。一体どんな味か楽しみだ。

    飲んでみると、インドやスリランカの紅茶と比較しても、味とい、香リといい、また水色も遜色がなかった。これならば少し購入してもよさそうだった。

  • 食後、さらに「枇杷茶」と「チーズケーキ」をサービスしていただき、つい長居をしてしまった。

    食後、さらに「枇杷茶」と「チーズケーキ」をサービスしていただき、つい長居をしてしまった。

  • 食事を終えて外に出ると、夜7時半を過ぎていたが、もう人は歩いておらず、街燈がいくつか灯されているだけで、ひっそりとしていた。薄墨色の暗闇が広がり、静寂さに包まれていた。

    食事を終えて外に出ると、夜7時半を過ぎていたが、もう人は歩いておらず、街燈がいくつか灯されているだけで、ひっそりとしていた。薄墨色の暗闇が広がり、静寂さに包まれていた。

  • 翌朝、街道筋を少々歩いてみた。ちょうどこのような昔ながらの街道があり、関宿の街並みの入口にあたるところである。

    翌朝、街道筋を少々歩いてみた。ちょうどこのような昔ながらの街道があり、関宿の街並みの入口にあたるところである。

  • 街はずれの小高い丘の上に来てみた。関の街並みが見渡すことが出来る。

    街はずれの小高い丘の上に来てみた。関の街並みが見渡すことが出来る。

  • 農家の庭先にちょうど熟した柿の実がたくさん生っていた。

    農家の庭先にちょうど熟した柿の実がたくさん生っていた。

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