2007/12/22 - 2007/12/22
83位(同エリア133件中)
ぬいぬいさん
古代三関のひとつ「伊勢鈴鹿の関」の置かれた関は、江戸時代には、東海道53次の47番目の宿場町として、参勤交代や伊勢参りの人々で賑わいを見せました。旧態を留めていない東海道にあって、唯一歴史的な町並みの残る関宿を、今回の旅で最初に訪れた場所としました。早朝の宿場町は、まだ観光客の姿もなく、往時の姿の残る、古い街並みをのんびり散歩しました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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東海道関宿は、東西の追分の間になだらかに蛇行する1.8キロに及ぶ道のりに江戸から明治にかけて建てられた古い民家が200軒余り建ち並んでいます。
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これらの町屋は、古いもので18世紀中ごろの建物で、大半が明治中期のものになります。平入の2階建てが一般的ですが、2階を土壁で塗った塗籠のものもあります。
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街並みの景観に合わせて、銀行もこんな感じ。
決して古い建物ではありません。 -
美容院の看板もレトロですね。
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朝8時過ぎの関宿の街並み 朝早いとは言え人っ子一人歩いてません。
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これは御馳走場といって、関宿に出入りする大名行列の一行を、宿役人が出迎えたり見送ったりする場所。
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静まり返った宿場町、それにしても誰もいません。
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普通の民家なんですが、2箇所ある入り口の上に、男・女の表示?
煙突がないけど、ここは銭湯でしょうか? -
木崎の街並み 東の追分に向かってだらだらと下がっていきます。
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こちらの浅原家は、江戸時代は江戸屋と言う称号で、米や材木を扱っていた商家。左下に半分消えてしまっていますが、ばったりと言って店の前に上げ下げできる棚をつけて、商品を並べたり、人が座ったりしました。
折りたたみのテーブルと椅子みたいなもんですね。 -
ブルーの瀬戸物のような瓦がコーナーに乗っています。
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二重手摺の意匠や格子の組み方には様々な工夫が見られます。
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この八百屋さんと左隣の建物、その昔関宿を代表する芸妓置屋だったところ。八百屋さんは松鶴楼と呼ばれる芸妓置屋だったお店ですが、看板をはずせばそれなりに見えるのでしょうか?
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開雲楼は、表の竪格子弁柄塗りの鴨居や柱、凝った意匠の2階の手摺や格子窓にその頃の面影を残しています。
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百五銀行 すっかり街並みに溶け込んでいます。
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桶重という桶屋さん 明治15年の創業ですが、建物は江戸時代のもの、もともと職人さんの家として造られた町屋
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岩田商店 ここは弁当屋さんです。
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鶴屋
玉屋、会津屋とともに関宿を代表する旅籠。江戸時代の終わりには脇本陣もつとめた。 -
岩木屋
明治から大正にかけて醸造業を営んだ商家で、明治17年の建築。連子格子や表座敷は典型的な明治の商家。 -
百六里庭 ここの2階からは、このように関宿の街並みが一望できます。
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橋爪家
ここは江戸時代より両外商を営み、江戸にも出店を持つ豪商でした。街道に面して三角屋根を乗せたこの建物は、関宿でも珍しいものです。 -
辰巳屋と呼ばれた肥料商 明治時代の中期の建物です。
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関宿を代表する大旅籠の玉屋 江戸時代の建築で歴史資料館になっています。
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江戸時代の旅籠を再現しています。
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この歴史資料館 玉屋も9時開館 開館まで30分くらいあるため、ちょっと覗くだけで我慢。
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庵看板
瓦屋根の付いた看板 江戸側がひらがな、京都側が漢字になっていて、旅人が向かう方向を間違えないように工夫していたそうです。 -
高札場の跡地には現在郵便局があります。
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福蔵時 小万の墓
関の小万は孝女の仇討ちで知られ、鈴鹿馬子唄にもうたわれています。 -
行った事がありませんが、中仙道には馬籠宿 妻籠宿などの昔ながらの宿場町が残されていますが、東海道はここ関宿だけ。
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ナガオ薬局は、築195年の薬局だった建物を改装してカフェを営業しています。でもお店の名前は「ナガオ薬局」のまま。
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白玉屋と言う和菓子屋さん。ここの名物は白玉の皮でアンを包んだ和菓子。早朝のためまだ開店していないのでどんなお菓子か見れません。
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地蔵院
天平13年(741年)の開基で、東海道を旅する人々に信仰を集めています。 -
地蔵院前には、旅籠の会津屋、2階に洋館風の窓の付いた洋館屋、川音、鍛冶屋など特色ある町屋が軒を連ねています。
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この洋館屋は、明治時代に生糸の問屋として栄えた家で、二階の洋風の窓に明治時代の雰囲気が残っています。
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会津屋
「会津屋」は、関宿を代表する旅籠の一つです。もとは「山田屋」といい、小万が育ったことで知られています。 -
はるか彼方に見えるのが鈴鹿山系の山並み
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大正初期に建てられた、田中屋 醤油醸造業を営んでいた商家です。
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お店が開いているとまた雰囲気が違うのでしょうが・・・
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天保14年(1843)の記録には関宿には、屋敷632軒、本陣2軒と脇本陣2軒、旅籠42軒酒食店99軒があったと記されています。
東海道47番目の宿場町としてずいぶん賑わったようです。 -
中町は関宿の中央部分。通りから西を見ると、正面に地蔵院本堂の大屋根が見えます。
関宿の中で東海道に直接面する寺院は他になく、このお寺が東海道と強い関係にあったことを物語っています。 -
漆喰彫刻の虎 これらの彫刻は子孫繁栄、家運長久などをねがぅて職人が技を凝らしたものです。
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漆喰彫刻 龍
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漆喰彫刻 鯉の滝昇り
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もうすぐ9時になりますが、この宿場町の街並みで出会った人はわずか4,5人。お店が開店前の時間とは言えずいぶん静かな街でした。
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この旅行記へのコメント (6)
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- スーポンドイツさん 2008/08/02 21:55:36
- はじめまして
- ぬいぬいさん
普段の関宿は静かなんですね。
人々が普通に生活しておられるのが不思議なかんじの街でした。
いい写真をとっておられるなぁと、以前足跡を残し投票しておりました。私は肝心の建物を写していなかったので(^^ゞ
近代建築もお詳しいのですね。まゆままさんが訪問されていたのを発見!
神戸の建物も、いつもそこにあるという感覚程度でしたので、改めて美しさに感心しました。
スーポン
- ぬいぬいさん からの返信 2008/08/02 23:28:56
- RE: はじめまして
- スーポンドイツさん こんばんは はじめまして
関宿は昨年、勤務先の創業者である相談役が、日本橋から何ヶ月かかけて歩いて制覇したのですが、その際一番印象に残った宿場町が関宿だったことを聞き、どうしても見てみたくなり京都へ行く途中寄り道して早朝の町を散策しました。
朝早かったこともあり、誰もいない宿場町をほとんど独り占め状態でのんびり散策できました。
古い街並みと古い建物が大好きで、全国を一人で彷徨っています。
ここ最近は長い休みになると関西方面に出かけることが多かったのですが、
来週からの夏休みは、北海道です。
函館・小樽・札幌の古い建物をのんびりと見て回ってきます。
またお暇なときに遊びに来てください。
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- 風に吹かれて旅人さん 2008/01/01 09:32:51
- はじめまして
- 関宿は,過去3度行きました。
西から入ったり.東から入ったりて
数少ない..私の宿場町です。
甲賀.伊賀.土山宿へ行く途中.立ち寄りますので
アルバムで
http://photo.thi.jp/v/isazi/isazi_001/sekigiku/
私の町は.岐阜県関市ですが
よく三重の関ですかと言われるですか
人口10万近くで.日本の人口の重心地ですが
刃物の町ですか..
ぬいぬいさん..これからも,宜しくお願いします。
- ぬいぬいさん からの返信 2008/01/03 07:01:58
- RE: はじめまして
- 風に吹かれて旅人さん おはようございます
書き込みありがとうございます。
私の家のそばに、東海道の一番目の宿場町品川宿があって、東海道はすごくなじみのある街道です。
一昨年静岡の由比宿に行く機会があり、東海道を歩いてみるのもいいなと思っていました。
昨年9月1度、関宿に行く予定でいましたが、電車の指定券を会社に忘れてしまうトラブルがあり、中止となり、今回ようやく実現しました。
お店が開く前の、早朝の町の散策となったため、人通りのない、昔の面影の残り宿場町をのんびり散策できました。
今度は、木曽路の馬籠宿や妻籠宿へも行って見たいと思っています。
古い街並みいいですよね。
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- まゆままさん 2007/12/31 15:06:49
- 建築カレンダー
- ぬいぬいさん、こんにちは!
今日、建築カレンダーが届きました!
見せていただきましたが銅版画のような繊細な線がとてもいい感じで気に入ってしまいました〜
早速部屋にかけさせていただきます。
どうもありがとうございました〜。
年末のご旅行の旅行記がもうアップされていたのでびっくりです〜
関宿、いいところですね。
百五銀行、看板も建物も渋すぎます〜
普通の民家なのに「男」「女」の表示??
やはり元銭湯なんでしょうか〜
トイレだったらイヤですが・・
中がどうなってるか気になりますね・・
来年もまたぬいぬいさんの「青春18きっぷで行く?!近代建築の旅」
期待しております〜
来年もどうぞよろしくお願いします!
よいお年をお迎え下さい。。
- ぬいぬいさん からの返信 2007/12/31 15:40:27
- RE: 建築カレンダー
- まゆままさん こんにちは
カレンダー年内に届いてよかった。
気にいっていただけたようで安心しました。
年末年始の休暇に入ってようやく時間に余裕ができて、溜まった写真を整理し始めました。
昨日は、雪の東北、福島の会津若松へ行ってきました。
会津も古い街並みが残っていて、近代建築も少しだけあってなかなかいい街でした。
今回の目的は、雪の街並み散策と江戸の頃より続く、造り酒屋の酒蔵見学と利き酒。雪は帰る頃降り始めたので、雪景色は見ることができませんでしたが
2つの酒蔵を見学してきました。
後ほどアップしますのでまた見に来てください。
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