スター・アライアンス・周回の旅　ケチカンは大きな街　150924　六十九日目

2015/09/06 - 2015/10/12

　2013年に続いて二度目のスター･アライアンス・周回の旅　今年のテーマは「Glacier」でございます。
後半はヨセミテ・ナショナル・パークからアラスカへ転じ、生まれて初めてのクルーズ、そこから一気に南半球へ飛んでニュー・ジーランド南島のバス・ツアーへ参加します。

　かつてのゴールドラッシュの街、ケチカンはちょっと気になる街だった。

　朝7時に入港して、出港が午後1時なので、早く船から下りて、街へ繰り出します。ここでも私たちは敢えてなにもオプションを買っていません。

エリア ケチカン(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　船をでて、ミッション・ストリートをまっすぐ。道標に従ってBauden St.を左折します。とてもちゃんと飾ってあるおたくです。

　途中からPark Ave.に入っていくとKetchikan Riverにかかる橋にやってきます。いやぁ、これは良い川だ！絶対にピンク・サーモンがあがっているに間違いない！

　やっぱりアラスカらしい家が並んでおりますが、左の家の窓が・・・。

　近寄ってみたら、なんと、缶ビールの空き缶ですか！？

　これだけカモメ諸君が貪欲にも鮭諸君が産み落とす卵を狙ってんですから、サーモノイドも子孫繁栄が難しい。やっぱ少子化になっちゃうのか！？

　もうほとんど廃屋みたいに見えるんですが、横に置いてある舟も、こりゃダメじゃないですかねぇ。

　凄いところに建っていますが、どうしてなんですかねぇ。だって、他にいくらも土地はあるような気がするんですが。

　一応ライセンスプレートはついてますよ。

　これ、笑います！この井戸の中にコインを転がし入れると、あなたはハッピーになりますよ！と書いてあります。

　良い川ですよねぇ〜！

　鮭族の発展を阻止せんと狙う悪者鳥族！本当に貪欲なんだから。

　何かあるのか、このあたりは軒並み廃屋だったりします。

　面白い作りの家ですねぇ。ひょっとすると自作？

　津波が来たらこっちへ逃げろぉぉ！

　これも、生きているのかどうかわからないですが、とにかくライセンスプレートはついています。

　トーテム・ヘリテージ・センターにやってきました。

トーテム・ヘリテージ・センター 博物館・美術館・ギャラリー

　この古い、古いトーテム・ポールなんですが、もう輪郭もはっきりしないし、色がついていませんから、なんだか恐竜みたいに見えちゃったりしてね。

　古いトーテムはこんな具合に室内に立っています。

　もう今回の旅行ではシアトルから、クルーズの寄港各地から、様々なものを見ることができて、とても嬉しいっちゃありゃしません。

　うわっ！こりゃおもしろい！

　くりぬいた舟が凄いや！1990年に作られたものだそうです。

　素材はred ciderだと書いてありますが凄く触りたいっ！

　この曲線が堪りません。

　1904年の写真だそうです。色を見たいなぁ！

　これがとっても綺麗！これを今でも継承している人はいないものですかねぇ。

　アンティークで出ないものですかねぇ。

　やっぱこの手の四駆は北の国にあっては支持率高いですよねぇ。

　鮭がうようよしている川を犬は平然と。

　この橋が格子状の板でできているのはやっぱり雪対策かなぁ。

　水の色が少々、茶色っぽく見えるのは例によって、タンニンが溶けているということです。それだけ自然に近いってことです。

　季節はどんどん秋へ。

　これがケチカンの特有の景色。川に沿って、建物が建っていて、それがお店になっている。

　全然ピンぼけで、この野郎なんですが、なんで、ニチレイの筋子の箱が？

　鮭の種類は一応これだけあるんだそうでございますよ。

　スコットランド、ノルウェー、アイスランドから日本にやってくる鮭はここになくて、アトランティック・サーモンという、どちらかというとニジマスに近いものです。あ、豪州で養殖されているのはスコットランドから持ってきたもので同じくアトランティック・サーモンです。

　こんな具合に広がっているんですね。

　雨が降ったり、病んだりで結構やっかいな天候です。船もそろそろ終わりですから、お店の方も必死です。それにしても、中国人の店員さんだけでやっているなんていう店も、あったりするんですねぇ。

　なんだかディズニーランドっぽい雰囲気になってきちゃうなぁ。

　船まで帰ってきたら、ほうら、またまた、虹でぇぇぇす！

　お陽様出てきちゃったし！

　あ、そういえばこんな「The Rock」と書かれた銘板がこの彫刻の横に貼ってあったけれど、見てないなぁ。なんだろう、あれ？ゴールドラッシュがらみ？

　船に帰ってくると、Lido deckには本日のお昼ご飯のためのサーモンBBQの準備がどんどん進んでいます。しかし、屋根を閉じてあるのはわかるんだけれど、全部閉めないで煙逃がしにしているけれど、雨降ってきたらどうするんだろう。

　まず、ムール貝を戴いちゃいます。インゲン豆とね。

　でもって、肝心のサーモンBBQは必死こいて食べちゃったので、写真撮るの忘れちゃったです。すぐさまデザートなり！

　サヨナラねぇ、ケチカンの街！

　ここでもNoordamに、お先にねぇ〜！

　船が予定の午後1時になっても舫いを解きません。出ようとしていない。タラップも外さない。おかしいなぁ、これまでこんなことなかったのに。

　と思っているところにバンが一台、すーっと船側へ。彼らが帰ってこなかったので待っていたわけだ。本船手配のエクスカーションですね。そうでなかったら出ちゃうもの。本人たちは嬉しそうに手を振っちゃってるけれど、2,000人くらいを待たしたってことです。

　雨が降ったら後部甲板に人は来ませんよねぇ。

　多分　地元用の造船所でしょうねぇ。

National Oceanic and Atmospheric Administration（アメリカ海洋大気庁）というアメリカ合衆国商務省の機関。「Reuben Lasker (R 228)」2013年竣工。

　これって、ブイですよねぇ。

　アラスカっていったら水上飛行機ですよねぇ。

　また虹だぞぉぉぉ！

　あの鳥山は一体何だ！鯨よ、現れよぉぉ！

　この船、前方からやってきて、艫をグルッと回って左舷側に来て、瞬間的に平行して、あっという間に離れていきました。いったい、なんだったんだろう！？

今日はサル？なまけもの？

　最後だから（正確にいうと明日の夜が最後だけれど）、クルーが何人もダイニングに入ってきて、みんなでナプキンをぐるぐる回して彼らを讃えます。

　今夜もまたこうして誕生日祝いをして貰っている人がいます！